雲間の朝日に想うこと


< つつくのでしょうか >


嗜好は、
個々人に独立して添えられる物で。

自身に与えられた環境に準じて、
創られるのだけれど。



嗜好の、
其の素因は。


飽く迄。

二つの、
自身を構成する嗜好に、
依存するのだ。








其れ故に。





未だ、
自身に与えられる年月の、
乏しい存在に。

宿る嗜好は。



鏡像の如く。

其の源流を、
映すに違いない。

















 「同級生だったから。」
 「良く棒でつついたんだよね・・・。」

 「蒲鉾屋の社長?」

 「お淑やかにしてれば。」
 「今ごろ玉の輿だったのに・・・。」





嘗て。

俺に漏らした、
姫の、
幼少時代の姿を。



ふと。

娘に、
重ねて了う。















祖母から贈られた、
飯事遊びの品の中から。

迷わずに、
包丁を取り出し。



娘は。

其の切っ先を、
俺に向けた。






満面の笑みと共に。






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2007年05月27日(日)


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2006年05月27日(土) 川面の底なら番鳥でしょうか
2005年05月27日(金) 駄目の理由が伝わりませんか
2004年05月27日(木) 二人の子供の心算でしょうか
2003年05月27日(火) 少しで良いから成長出来ますか
2002年05月27日(月) 今更わざわざ言う事ですか





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