雲間の朝日に想うこと


< 狭間に喰われて了いませんか >


刻と、
刻との、
其の僅かな狭間に。

ふと、
差し挟む想いは。



恐らくは。

自身の希う、
優先度の高い想いと、
程近いから。







其処に捻じ込まれた言の葉の、
其の背後に。


時に、
虚像が浮かんでは。

仮初の重みを、
意識させるのだろうか。



















刹那は。

多分、
軽さとは背向いの刻で。



刹那は。

きっと、
真の想いを喰らって了う。



























朝陽の紅が、
漸く消え始めた頃。


 「おはようございます。」

 「随分早いね。」
 「もしかして出て来いって?」

 「はい。」
 「早朝デートのお誘いなんですけれど。」


隧道の向こうから、
文が届いた。
























そうね。

此の時間の方が、
逢い易いのかも知れないけれど。



多分。

此の時間は、
御茶を飲むには適さないよね?





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References
 Dec.09 2009, 「何時か意図が見えるでしょうか」
 Sep.12 2009, 「触れても良い距離なのでしょうか」







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2010年08月22日(日)


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History
2007年08月22日(水) 神秘の重さを伝承出来ますか
2004年08月22日(日) 心配をし過ぎでしょうか
2003年08月22日(金) 毎日毎晩触れられますか
2001年08月22日(水) 本当に心配していただけだろうか





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