雲間の朝日に想うこと


< 寄せる気が在りますか >


糸を縒り、
紐を縒り、
縄を縒り、
其の太さを増す為には。

他の一端を固定し、
或いは、
両端から縒らねば為らない。




密に、
密に、
想いを凝集させ行くのなら。

添えた想いを練り込む手の、
其の他方に、
受け手の器が無ければ為らない。








飽く迄。

想いの距離を、
双方から寄せ逢う事で。



其れは、
築き創られるのだ。

























 「薄っぺらい関係は嫌なの。」


姫は、
そう吐き捨てるけれど。
















其の薄さを創って居るのは。

歩み寄る気の無い、
寄り添う気の無い、
姫自身だと。



何時か、
気付くのかな。






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2010年08月31日(火)


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2004年08月31日(火) 跳べない鳥だと言うのでしょうか





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