雲間の朝日に想うこと


< 心配をし過ぎでしょうか >


ほんの僅かな、
想いの擦れ違いに。

お互いが、
意地を張る。



其の程度の事など、
日常茶飯事で。


其処には。

如何なる動揺も、
存在すら出来ぬ筈なのに。





何故に。

此処迄、
想いが揺れねばならないのだ。













 「煙草・・・か?」


其処に、
姿は無く。


 「トイレ・・・か?」


其処に、
姿は無い。






俺の、
逃走経路の推測は。

確実に、
的を外して居る事が。



余計な焦りと、
自信の消失を、
次々に、
呼び覚まし。





電話に出ぬ、
姫に。

嫌な記憶が蘇った。





















 「煙草吸ってたの。」
 「今どこ?」



折返しの、
姫の電話に安堵しながら。












少し、
姫と逸れた位で。

其の寸前に、
少し喧嘩をした位で。





何故に、
此処迄動揺するのか。


想いを巡らせた。












馬鹿か?

俺は。





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References
 Jul.04 2004, 「既に他人だと言う事ですか」


2004年08月22日(日)


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History
2003年08月22日(金) 毎日毎晩触れられますか
2001年08月22日(水) 本当に心配していただけだろうか





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小坊主
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