雲間の朝日に想うこと


< 何時の間に移り行くのでしょうか >


自身が深く眠り在る刻に、
幾度も、
幾度も、
刻み込まれて。

自身の奥底に、
記憶は、
根付いて行くから。



未だ、
覚醒に至らぬ内は。


飽く迄。

夢想に旅立つ寸前の位置情報で、
構成されて居るのだ。








けれども。




僅か、
一夜の眠りですら。


折角、
自身に根付いた情報など。

遙か過去の、
使えぬ位置へ追いやって終う。


















昨夜迄在った筈の、
想いは。

こうして、
消失して行くのかも知れない。






















明け方の、
娘の泣き声に。

俺は、
姫の臀部をぽんぽんと叩き。






明け方。

俺の其の先を、
物珍しそうに触る娘の姿に。


俺は、
姫の姿を重ねて終う。






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2007年08月15日(水)


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2006年08月15日(火) 針が進んだ証拠でしょうか
2004年08月15日(日) 繰り返す事は進歩でしょうか
2002年08月15日(木) 安堵しても良いのですか





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小坊主
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