雲間の朝日に想うこと


< 針が進んだ証拠でしょうか >


自身の、
想いや拠り所を。

何かの形へ託す事が、
在るけれど。



其の形を、
自身が、
不要に想う時とは。

如何なる時なのだろう。









一歩、
一歩、
幹が育まれる事で。

託し委ねた、
分身を、
切り離す時なのか。






度重なる揺れに、
耐え兼ね。

徐々に、
徐々に、
壊れて終う時なのか。







其れとも。



別の適役に。

新たに、
想いを委ねた時なのだろうか。
















其の、
飄々とした黒猫に。

然程、
喜色を表さぬ、
姫の姿に。



一つ。

時計の針が進んだ事を、
感知する。



















其の飼い猫を。

強く、
欲しがらないのは。




姫と、
俺との間に。

新たな鎹が、
在るからかも知れない。





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References
 May.13 2006, 「共通項には値しないのでしょうか」
 May.13 2005, 「俺より想いが深い日なのですか」
 May.27 2004, 「二人の子供の心算でしょうか」







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2006年08月15日(火)


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History
2004年08月15日(日) 繰り返す事は進歩でしょうか
2002年08月15日(木) 安堵しても良いのですか





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小坊主
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