雲間の朝日に想うこと


< 繰り返す事は進歩でしょうか >


進んでは無いと、
感じたのだ。

其れでは、
何の進歩も無いと、
想ったのだ。


繰り返し、
繰り返し。

其処には、
何の意義も無いと想って居た。








其れ故に。





自身か、
相手か、
其の双方が。

想いを、
柔軟に対応させるか。

或いは、
其の前提となる決め事に、
変更を加えるか。


事の解決を図る術は、
其の何れかだと想って来た。





護れぬ決め事で、
何度も、
何度も、
言い合いをするならば。


其の決め事を。

二人に合った形へ、
変えるしか無いだろう?















沈黙は、
拒絶の沈黙では無い。


新たに飛び込んだ感情を、
天秤に掛け。


飽く迄、
其の重みを推し量って居たからに、
他ならないんだ。




 「またぶつかれば良いじゃない。」

 「また?」














俺が、
決め事を護れぬ度に。

姫が、
暴発する度に。


同じ事を、
繰り返し確認し合えば、
其れが進歩だと。

強く言い切った姫の、
其の言葉に。






強い何かが、
隠されて居る気がして。


必死に、
其の正体を探ったけれど。















未だ、
判別出来ない。


2004年08月15日(日)


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2002年08月15日(木) 安堵しても良いのですか





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