雲間の朝日に想うこと


< 邪気が無いから無邪気でしょうか >


邪気が在ったかと、
問えば。

皆無だと、
言い切れるのだ。


眼前の、
幸福を噛み締めながら。

祝宴に、
舌鼓を打って居た筈のだ。






けれども。





陰が在ってこその、
陽なのだと。


純白は、
黒にこそ映えるのだと。


御嬢は。

俺を相手に、
遊んで居るのかも知れない。






僅か数時間前に得た、
伴侶の横で。
















 「また逢いましょうね。」


何時もの、
人当たりの良さを発揮し。

挨拶に回る御嬢が。












 「また逢いましょうね。」

 「そんな瞳で。」
 「見ちゃいけないんじゃないの?」

 「ふふ。」


俺の前では。

意味深な、
笑みを置いて去る。














確かに。



立場は。

再び、
対等に成ったけれど。





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References
 Oct.13 2006, 「想いの派生が育みましたか」







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2006年12月24日(日)


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History
2004年12月24日(金) 負荷が強過ぎたのでしょうか
2003年12月24日(水) 本当に間に合うのでしょうか
2002年12月24日(火) 劇薬でしたか
2001年12月24日(月) 素敵なドキドキを忘れていませんか





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小坊主
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