雲間の朝日に想うこと


< 整理の為の聖夜でしょうか >


互いが、
互いに、
互いへ向き。


相手を想い。

相手の想いを、
想う。



当たり前の様に希って来た、
其の状態は。

本当は、
不完全な物なのかも知れない。









唯、
向き合った所で。







其の焦点が、
的確に、
定まらなければ。



向き合わぬ事と。

何ら、
変わりない。















向き合って無い姫と、
焦点の定まらぬ俺。


いや。

向き合って居ない俺と、
焦点を逸らす姫。






互いが、
互いに、
向き合おうとしながら。

決して、
噛み逢う事の無い、
想いを。



確認して。
















 「小坊主が言う向き合うと。」
 「私が想う向き合うと。」
 「意味が違ってるよね。」


一言だけ残し。

姫は、
家を出た。






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2006年12月25日(月)


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2005年12月25日(日) 満ちれば余計に沈むでしょうか
2004年12月25日(土) 魅せぬ秘密は何処に在りますか
2003年12月25日(木) 雰囲気すら味わえぬ聖夜ですか
2002年12月25日(水) 不思議な御縁と言えるでしょうか
2001年12月25日(火) 俺の匂いは残っていますか





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