雲間の朝日に想うこと


< 何時迄保つ言葉でしょうか >


何度も、
何度も。

其の壁を、
突き破る試みを続けて来たから。



此の耳に、
初めて、
其の言葉を手に入れた時。

小躍りしたのだけれど。






何度も、
何度も。

其の壁は、
消えた振りをして来たから。




其の言葉を、
耳にしたとしても。

然程、
浮かれた気持ちには、
成れぬのだ。














何が、
閾値を超える切り口なのか。







未だに。

未だに。


不明瞭なのだ。



















 「最近やっとね。」
 「毎日が幸せに感じるようになって来たよ。」









ほんの数週前の言葉など、
無かったかの様に。

姫は、
そう口にした。















きっと。

再び、
後ろ向きの言葉を吐くのだけれど。





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References
 Jul.23 2006, 「始めの針路が誤りでしたか」







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2006年08月12日(土)


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History
2005年08月12日(金) 胎児が言わせる言葉でしょうか
2004年08月12日(木) 其の口付けは他の雄の為ですか
2003年08月12日(火) 言葉に踊らぬ術が身に付きますか





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小坊主
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