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2005年05月30日(月) いわゆる“日記”とweb日記

先日、小学生の頃から日記をつけているという女性からメールをいただいた。
その方は初めてネット上で公開されている日記を読んだとき、衝撃を受けたのだそうだ。そこにある文章は、自分が思っていた「日記とはこういうもの」とはまるで違っていたからだ。
「個人サイトが普及したことによって、“日記”というものが従来とは違ったものになってきつつあるなあ、と思うのは私だけでしょうか」



たとえば、「今日はだんなは飲んで帰ってくるから、私ひとりなのよね」というときの夕飯と、家族と一緒に食べるときのそれとでは、内容にずいぶん差が出るのではないだろうか。
自分ひとりならありあわせの材料で適当に作る。少々型崩れしたってもちろん気にしない。だって味に変わりはないもんね。冷蔵庫になにもなければ一食くらい抜いたっていいや、とさえ思う。
しかし、夫や子どもに食べさせるとなるとそうはいかない。あらかじめ献立を決め、スーパーに買い物に行き、おいしそうに見えるよう盛りつけにも気を遣う。
私はこれが、ノートにつける日記とweb日記のもっともわかりやすい違いだ、と思っている。
「材料を買いに行ってまで作るか」は「ネタを探してまで書くか」に、「料理の見映えにこだわるか」は「きちんとした文章を書こうとするか」に置き換えることができる。

が、両者にはもうひとつ大きな違いがある。
少し前に、「人はいろいろなものを抱えながら、しかし何食わぬ顔をして生きていくものなのだろう」という話を書いた(十一日付「何食わぬ顔をして」)。その中にこういう箇所がある。

先日、仲良しの日記書きさんにごはんでも食べに行こうよと声をかけたら、「実はちょっと心配事があって、それが落ち着いてからでもいいかなあ」と返ってきた。ちらっと話を聞いたら、それはさぞかし気がかりだろう、遊ぶ気分になんてならないよね、と思うような内容だったのだけれど、日記は滞ることなく、またいつもと変わらぬ明るい調子で書かれていた。
そう、人は体調が悪かろうと落ち込んでいようと、“元気に見える”日記はいくらでも書くことができる。不機嫌だったり、食欲をなくしたり、ため息をついたりしている人だけが「なにかあった」わけではないのだ。


ノートにつける日記にはないが、web日記にはあるもの。それは「抑制」だ。

作家のエッセイでは陰気な話にはお目にかからない。日々の暮らしの中で、私たちと同じ確率で夫婦ゲンカや失恋、肉親との死別といったことに遭遇しているであろうに、彼らは不満を露骨に表したり悲しみを切々と訴えたりするような文章は書かない。「自分のために書くのではない」がベースにあるからだろう。
そのとき置かれている状況や感情に左右されず、どんなときもふだんと変わらぬ文章を生み出す。さすがプロだなあ・・・と思う部分であるが、しかし私はweb日記の書き手にもそれに似たものを感じることがある。

あなたもひとりやふたり、「この人の毎日には楽しいことしか起こらないんだろうか」という錯覚を起こしそうになるくらい、毎回テンションが高く元気なテキストを提供してくれる書き手を思い浮かべることができるのではないだろうか(超大手と言われるサイトに多い気がする)。
そこまで陽性ではないけれど、私がブックマークしている日記も一定のテンションを保って書かれているものが多い。こんな嫌なことがあった、あんな不愉快な目に遭ったといった愚痴めいた口ぶりのテキストはほとんど読んだことがない。
しかし、それは彼らがトラブルもストレスもない生活を送るハッピーな人たちだからというわけではなく、取り上げる話題を選んだり、テキストに持ち込む感情をセーブしたりしているからである。

* * * * *

インターネットにまるで興味のない友人は、「見ず知らずの人の日記読んでなにが面白いん」と首を傾げる。
もしサイトにある文章がノートにつける日記の内容そのままだったら、誰も十秒と留まらないだろう。「あなたのストレス解消に付き合ってらんないわよ」と舌打ちしながらバックボタンを押すに違いない。繰り返し訪問したくなるのはそこに「読ませる」ための創意工夫が存在するからであり、そのひとつが「抑制」や「第三者的な視点」といったものではないだろうか、と思う。

「日記なんだから好きなように書けばいいのよ」とおっしゃる向きもあろう。うん、たしかにそうなのだ。
しかし、気分の浮き沈みの少ない日記は読み手に優しい。こちらを消耗させないから心安らかに読むことができる。私はそういうタイプが好みである。


2005年05月29日(日) web日記ってなに?

「なあなあ。web日記ってなに?」
友人の言葉にわが耳を疑う。突然なにを言い出すんだ。
パソコンを持たず、ネットにはまったく興味がない彼女は、イラクで日本人男性が殺害されたとき、その映像が2ちゃんで流れたらしいと誰かが言うのを聞いて、「えーっ!NHKで!?」と叫んだ(関西でNHKは2チャンネルなのだ)。そのくらいそちら方面に疎い。

そんな彼女がいきなり「web日記」という言葉を発したのだから、そりゃあ驚く。マニアックな世界だとばかり思っていたが、その裾野はいつのまにかこんなところまで広がっていたのか・・・。
と感慨にふけろうとしたところ、彼女が「ほら、あれ」と壁のポスターを指差した。目に飛び込んできたのは「ブロガーって知ってる?」の文字。なんだこれはと思ったら、ある女子大学の広告だった。
教授と在学生がキャンパスライフをブログに赤裸々に綴っているので見にきてください、という内容のことが書いてあり、「ブログとはなんぞや」を解説する文章の中に「web日記」という言葉があった。なんのことはない、その正体がわからなかったため、彼女は私に尋ねたのだ。



読んでもらうためにネット上に公開してある日記のことだと答えると、彼女がまじめな顔で、公開してどうするのかと言う。

「人に読んでもらうねん」
「人って誰?」
「不特定多数の全国の人」
「知らん人に読ませてどうするん」
「どうするってこともないけど・・・。でも、読まれたらうれしいやん?人のを読むのも楽しいし」
「えー?見ず知らずの人の日記読んでなにが面白いん」

日記っていってもノートにつける日記とは違うんよ、と言おうとして、やめた。なにがどう違うなんて口で説明したところでわかるまい。
中村うさぎさんのエッセイにもあった。友人にmixiに誘われたとき、中村さんは心の中で毒づいた。
「ネットで友達を作らなきゃならないほど私は孤独に苛まれてないし、日記を書くつもりもないね。なにが悲しくて一銭にもならん文章を書かなくちゃいけないのよ。だいたい日記なんていうプライベートなものを不特定多数に公開するとはどういうことだよ、露出狂なのかい」

しかし、入会したとたんがらりと変わる。
「ネット内の小世間で認められたいというちっぽけな願望に突き動かされて、本業そっちのけで必死で日記を書いている私はバカじゃないのか、本当に」
そう自分にツッコミを入れながら奮然とキーボードを叩いたり、「日記にコメントがつかない。私の文章にはそれほど魅力がないのか・・・」とぼやいたりするようになるのである。

* * * * *

世の中には自分がその立場になってみなければわからないことがたくさんあるが、ネットに関する諸々はとりわけ理解しにくい、またされにくい項目のひとつではないだろうか。
私が友人、知人にweb日記の読み書きが趣味だといった話をしないのは、サイトバレしたら困るという理由以外に面倒だからということも大きい。

以前、ある人にオンラインゲームについて熱心に語られたことがあるけれど、私にはその面白みがまるでイメージできなかった。
「休日の昼間からゲーム?うへえー」
私が誰かにweb日記の醍醐味を話したところで、それと同じことになるに違いない。
「日記を公開するなんて悪趣味」とか「オフ会って危険じゃない?」とか「ネット恋愛?ありえない」とか。そういった先入観や偏見は経験して初めて払拭できるものなのだろう。
が、それでいいのだと思う。もしその機会が訪れないまま終わるとするなら、それがその人とその事柄との適切な距離なのだ。人の一生は関わる物事をチョイスせずにすむほども長くはない。

長くなったので、続きは次回


2005年05月28日(土) 和式トイレアンケート回答一覧


和式トイレの洗浄レバー
手で押すか、足で押すか回答一覧
(No.151〜227)

実施日:二〇〇五年五月二十三日
(アンケートはこちらのテキストの末尾にあります)



(No.151) 女性  足で押す

他の人が足で押してるかもしれないものを手で触りたくないから。



(No.152) 女性  手で押す

基本的に手で押しちゃいけない気がしますが気持ち悪いので、ティッシュを当ててから押してます……



(No.153) 女性  足で押す

手で押す人がいるのは知っていた。でも妹がしているのを見て、おったまげた。誰かが足でしたあと、次の人は手で押す。そのあと入る人のドアの鍵は、、、汚いと思う。だから鍵が触れない。っていうか、ちゃんと手を洗おう。誰か、足で踏みなさいって張り紙してほしい



(No.154) 女性  足で押す

だって、みんな足で押してるだろうから、汚い気がして。。。



(No.155) 女性  足で押す

「ほんまは手で押すんかなあと思うけど、気持ち悪いから足で押してる」



(No.156) 女性  手で押す

「レバーは手で押してください」という張り紙を見たことがあるため。ただ、んだかあまりに汚れているレバーの場合は、足で押す。その時は、ちょっと良心が痛む。



(No.157) 女性  手で押す

あれは手で押すように作られているのです。「なんとなく、汚いから」足で踏む人が多くて公衆トイレのレバーがすぐに壊れて困ると言う記事をずっと昔に何かで読見ました。その記事は誰もが手で押す高さに洗浄ボタンを設置したと続いていました。ちなみに、公衆トイレでは、トイレットペーパーでカバーしながら手で押し、流れてきた水にすばやく件のペーパーを落とします。



(No.158) 女性  足で押す

理由は小町さんと一緒なんですが、たまに手で押す時(しゃがんだ状態で流す必要がある時)は紙をあてて押します。



(No.159) 女性  足で押す

やっぱり位置的なものと出来ればオテテでは触りたくないという…(苦笑)話しは変わりますが、以前バリ島の空港でトイレのレバーがどこだかわからなくて(デザイン的にちょっと解りづらかったが仕掛けは日本と同一だった)職員に聞いたらここ、と教えてもらい、なんと上から下ではなく下から持ち上げるようにやり方を教わりました。(それは座椅子のすぐ後ろにレバーがある洋式のものだったのですが)国によっても違うんですね。レバーは押すんじゃなくて引くって言う感じでした。



(No.160) 男性  手で押す

低い、硬いを考慮してもなお、あれは手でつかむ形。ペダル形じゃない。



(No.161) 男性  手で押す

水を流してからズボンをあげる手順でつかっているから。確かにしぶきがかかってやだなとは思っていた。



(No.162) 女性  足で押す

他の人が足で踏んでいると思われるので、自分も手で触れたくないから。



(No.163) 男性  足で押す

誰かが足で押したかもしれないところを手で押したくない。



(No.164) 男性  その他

高校のトイレには、足で押すと配管が曲がって漏水する、と張り紙してありました。それ以来トイレットペーパーで防備して手で押しています。



(No.165) 女性  その他

こんばんは小町さん。毎回楽しみにし拝見させていただいています。上記の理由ですが、ほぼ足なのです。ですが、キレイにされているトイレでは、足で押すのが申し訳なく思い、ティッシュを使用して手で押すこともあります。素手では無理です。。。(苦笑)これからどんどん暑くなってきますが、くれぐれもお体には気をつけてくださいね。



(No.166) 女性  手で押す

しゃがんだまま押すから(ちょうど良い位置)……私が手で押してたレバーを足で踏んでた人がいたんですよね、きっと……ショック!



(No.167) 女性  その他

汚いから手では触りたくない……だけど足で押すのも自分が汚すようで気が引ける。よって私はトイレットペーパーをちょっと手に取り、それでもってレバーを下げ、瞬時にトイレットペーパーを便器の中に投げ込んで流すという早業を身に着けました。



(No.168) 女性  その他

足でレバーを上に持ち上げます。



(No.169) 男性  その他

レバーの位置によります。和式はたいてい低い位置にあるので足で押します。



(No.170) 男性  手で押す

足は行儀が悪い気がして……。但しあまりにも汚い場合は足。



(No.171) 男性  足で押す

その設置位置、と、どうも清潔そうに思えない。(誰も手で操作しているとは思えない)



(No.172) 女性  足で押す

手で触るのが嫌だから



(No.173) 女性  手で押す

うーん。そういう風に教えてもらったかも



(No.174) 女性  足で押す

さわりたくないから



(No.175) 女性  足で押す

低学年のときは手で押してたけど、だんだん汚いと思うようになりました



(No.176) 女性  足で押す

小町さんは説得力ありますよね〜私は絶対汚いと思うから足で押してました。そんだけの理由を私は後付けでも語れません。



(No.177) 男性  足で押す

高さが足向けですので。それ以外考えられませんでした。



(No.178) 女性  足で押す

手で押すものかもしれないけど汚いから



(No.179) 男性  足で押す

他の人が「足で押してる」のを知って以来、「清潔じゃ無い」と感じるから。



(No.180) 女性  足で押す

手で押すのかなと思いながらも、足で押している人がいそうなので、不潔に思えてしょうがないから、罪悪感を持ちながら足で押しています。



(No.181) 女性  足で押す

小町さんと同じく位置が下なのと固いから。たまに腰くらいの位置のものは手ですが、あれも力いりますよね。



(No.182) 女性  足で押す

汚いだろうから迷わず足で。ちなみに手用っぽい高さのレバーはトイレットペーパー越しに。



(No.183) 女性  足で押す

他の人たちが足で押してるのを見たから。



(No.184) 女性  その他

張り紙などで「手で押してください」と書いているところはレバーの隅っこを押します。張り紙を守っている人を思うと、足では押せません。。でも、守らない人もいるでしょうから足はかからないであろう場所を手で押すようにしています。張り紙などが無いところでは足で押してます。



(No.185) 女性  足で押す

レバーが汚いことが多く、手で押すのは嫌だから



(No.186) 女性  足で押す

他人が公衆トイレを歩いた足で押したかもしれないところを手では押せないから



(No.187) 女性  足で押す

手だと押しにくいし、汚れるのが嫌だからです



(No.188) 女性  足で押す

足で押すのに丁度いい位置にあるから、他の人もそうしてるんだと思ってました……



(No.189) 女性  足で押す

私(現在25歳)が小学生の頃、トイレの壁には手で押すように、と紙で指示がありました。しかも、わざわざレバーの所には布でかわいくカバーまでかけてあった記憶があります。しかし、私は足で押す派です。なぜかというと、わざわざ指示するからには足で押す人もいるということで、その足は今いるトイレを歩いてきたわけで…私にはトイレの床と同等の存在に思えるからです。



(No.190) 女性  足で押す

私も基本的に低い位置のレバーは、足で踏むものだと思っています。でも使用中の消音の為に、ペーパーで直接触らない様にして手で軽く押し、水を流しています。



(No.191) 女性  足で押す

汚いもん!



(No.192) 女性  その他

「指で下から」押し上げます。上からは足で押した人の汚れが気になるので。ちなみにうちの旦那は和式で大ができません。三十代なんですがね……



(No.193) 女性  足で押す

手だと押し難いから。



(No.194) 女性  足で押す

小町さんと全く一緒です!!学生時代、トイレットペーパーが流れきらずに残っているのを発見した友人も足でレバーを踏んで流していましたし、それが普通だと思っていました。手でレバーを押す人がいるなんて知ったのは、2、3年前です。それを知ってもどうも不潔な気がして、私は足が上がる高さの限界までは手は使いません(笑)手を使う時もトイレットペーパーを使って絶対に素手では触れません。(神経質すぎでしょうか?)アンケート結果楽しみにしています。



(No.195) 女性  足で押す

誰が触ったか分からないから



(No.196) 男性  足で押す

きたないから。



(No.197) 女性  足で押す



小町さんも書かれてましたが、立ち上がって衣服を身に着けてからえいっと足で押してました、何の疑いもなく。公衆トイレ=汚いっていうイメージがどうも拭えなくてー……



(No.198) 女性  手で押す

…手で押すものだからでしょう?用を足して直ぐ流しますし…。ただ、公共施設(商業施設を含む)等、土足で用を足す場所では「手で押す」のは躊躇います。矢張り「足で押す」人もいるでしょうから。



(No.199) 男性  手で押す

足で押したら、手で押している人に悪い



(No.200) 男性  手で押す

公共の場の場合、どこを歩いたかわからない足でボタンを押しているという事に少しショックを受けた。そもそも足で押すモノならば、床にボタンが設置されるなどもっと足で押しやすくしてあるんじゃないだろうか。



(No.201) 女性  足で押す

昔母親からはあれは手で押すものだと教えられてました。足を使って流すのは行儀悪いなと思ってはいるものの、どーみてもみんなに踏まれ込んだレバーを見ると手で触る紀にはなれず以前はトイレットペーパーをグルグル巻いてから手で押してました(水が流れた瞬間すかさずペーパーも捨てる)。ですが最近ではそんな良心の呵責もなくなり足で踏んでます。



(No.202) 女性  足で押す

手だなんて ただただビックリ!!



(No.203) 女性  足で押す

あんまり触りたくない。。



(No.204) 女性  手で押す

手で押すのがマナーだそうです。でも足で踏む人もいますから、レバーをティッシュで巻いてから押してます。



(No.205) 女性  足で押す

昔は手だと思ってましたが、足派の人がいると知ってから汚くて手で触れなくなりました。どうしてもの時はティッシュ越しで手押し。



(No.206) 女性  その他

なるべく手で押していますが、あまりにも汚い場合は・・・



(No.207) 女性  手で押す

「みんなが使います、レバーは手で押しましょう」的な張り紙を見たことがあります。



(No.208) 女性  手で押す

確かに、レバーは硬いので足で押したくなる気持ちは分かる。けど足で押すと力が入りすぎてレバーを壊してしまうので、手で押すように!と教わった(どこでだったか……)覚えがあります。それと、あとで手を洗うんだから、足で押したひとの後だったりしても汚れ等は気にしないことにしてます。。



(No.209) 男性  手で押す

手だと思っていましたよー♪足でやりたいのですが、後の人の事を考えると悪くて……



(No.210) 女性  足で押す

でも小学校では手で押すように先生に教わった覚えがあります。ナゼ?



(No.211) 女性  足で押す

手で押すと、体勢的にきついから



(No.212) 男性  足で押す

小町さんとまったく同じです。しかも最近ではペーパーの横にボタンがあるトイレもあって、そっちは確実に手用だと思われるのも大きいです



(No.213) 女性  その他

用をたしている時の音消しで手で。立ち上がったら足でします。どうせ手は洗うんだしね



(No.214) 男性  足で押す

他の人が足で押したかもと思うと汚い感じがします。



(No.215) 男性  足で押す

きたなそう



(No.216) 女性  手で押す

私も手で押す人がいると知ってトイレットペーパーでレバーを包んで押してます。



(No.217) 男性  その他

レバーの位置、汚れ具合によって変えます。高めで綺麗だったら手!



(No.218) 女性  足で押す

正直触りたくない……



(No.219) 女性  手で押す

学校でトイレ掃除の時、長靴履いた足で踏んでたら、きたなくなるって言われたので。



(No.220) 女性  足で押す

位置にもよりますが……私は 身支度を ととのえてから 最後に押すため 立った状態でしょう(^^)わざわざ もういちど かがめないですよ!



(No.221) 女性  手で押す

あまり深く考えたことはな いけれど、トイレットペーパーで押さえることもあります。誰もが足で踏まなかったとしても、「これからシッカリ洗うのが当然」である状態の手で誰しもが触るのだから、キレイなものであるはずはないんですよね。でもだからといって、足で踏んでしまえというのは違うでしょうしね。ちなみにここで載せられた写真のトイレのレバーは、使用する人からみて縦向きについているように見えるのですが、もしそうなら、足で踏むのはちょっと踏みづらいですよね。横向きについているとしても、やっぱり用を足したそのままの場所に立って踏むのは無理があると思います。足の長い人はわかりませんが、やや小柄でも標準的な体格の私でも苦しいです。今回の日記はいつにも増して反響があるようですね。批判的(?)なものが多いようですが、そのおかげで、今まで足で踏んでいた人の何人かが「手派」に移行するならば、小町さんが取り上げられたことには大きな意味があると思います。



(No.222) 女性  手で押す

昔学校でそう習いましたが……



(No.223) 女性  手で押す

テレビで手で押すように作られていると聞いてから それまで足で踏んでいたのだけど トイレットペーパーで手を汚さないようにして手で押すようにしている。



(No.224) 女性  足で押す

お尻に水がかからないようにするためです。



(No.225) 男性  足で押す

ものごごろついた時から足でした。



(No.226) 女性  足で押す

位置が下の方にあるので足で押す物とばかり思っていました。



(No.227) 男性  足で押す

汚そうだから


2005年05月27日(金) 和式トイレアンケート回答一覧


和式トイレの洗浄レバー
手で押すか、足で押すか回答一覧
(No.71〜150)

実施日:二〇〇五年五月二十三日
(アンケートはこちらのテキストの末尾にあります)



(No.71) 男性  手で押す

なんとなく足でレバーを操作するのは気が引けるからです。どうせその後しっかり手を洗うし。



(No.72) 女性  足で押す

まちがいなく汚い物だと思うからです。



(No.73) 男性  手で押す

以前は足で押していた派ですが、トイレの洗浄レバーは手で押すように設計されていると聞いてからは手で押すことが多いです。ただし、駅の公衆トイレのようにあまりの洗浄レバーがあまりにも汚れている場合は足で押してしまいますね。



(No.74) 女性  足で押す

音が気になる時はしゃがみながら手で押しますが、最終的に流すときは足です。でもやっぱり手が汚れる気がして嫌ですね。公衆トイレを使う際は、新しくお洒落な建物へ行きます。そういう所は、トイレも綺麗ですからね。はい、洋式派です。音姫もついてますしね。



(No.75) 男性  足で押す

小町さんと同じ理由です 別にあのレバーを汚いとは思いませんが



(No.76) 男性  足で押す

低いからあしやろ



(No.77) 女性  手で押す

初めて使ったときから手で押すものだと信じて疑いませんでした。なんでかなぁ……。



(No.78) 女性  足で押す

手か足か両方を使う可能性がある場合は汚れたくないので足を使います。洋式トイレの洗浄ボタンは手を使用するのがほとんどだと思うので汚れの心配はせずに手で押します。



(No.79) 女性  足で押す

汚いから



(No.80) 女性  手で押す

幼い頃より手で押すものと思っていた



(No.81) 女性  足で押す

汚い気がして手では押せない。



(No.82) 女性  手で押す

音消しの為、流しながら用を足すので。



(No.83) 女性  足で押す
この位置なら。レバーは足で踏む、紐は手で引っ張る(足では引っ張れないけど)、と母親に教わった記憶が。その後、レバーの位置が高いトイレができてきて悩んだけど、いつの間にか「ある部分に手をかざす」ような方式が増えてきましたね。ちなみに東京在住です、ずっと。



(No.84) 女性  手で押す

確か学校で手で押すように指導された覚えが……



(No.85) 男性  足で押す

小学校では「手で押せ」と教えられました。それでも足で踏んでました。めんどくさかったので^^;



(No.86) 女性  手で押す

母や祖母が手で押しているので足で押すのは悪いと思い、10cm程の切りとったペーパーを折り畳んで重ねた上から手でレバーを押してます。



(No.87) 女性  足で押す

この写真のように離れていれば、レバーの設置場所から、足で踏むのは当たり前だと思います。便器の頭のところ(?)や壁にレバーやボタンがくっついている場合は、手のこともありますが、絶対に直接触ったりはしません。足で扱ってる人が居るに違いないと思うからです。



(No.88) 女性  足で押す

汚そうだし、他の人も足で押してると思ってた



(No.89) 女性  手で押す

排泄音を消すため。排泄しているときはしゃがんでいるから。



(No.90) 女性  足で押す

場所的に手では押しづらいので



(No.91) 女性  手で押す

服を着なおす前に流すので



(No.92) 女性  足で押す

直接触るには汚いと思うから



(No.93) 女性  足で押す

たしかに「レバーの硬さ」+「レバー設置位置」です。



(No.94) 女性  その他

この話題は中学の時に家庭科の教師が取り上げたことがあります。あれは「ハンドル」なので手で握る物なのだと。用を足す前に音を消し、ふたたび流すものですと。その理知的な解釈に感動はしたものの、クラスの全女子が足で踏んでいました。わかっていても、なお足で踏んでますし^^;



(No.95) 女性  足で押す

レバーが壁に設置されて膝より高かったら、手で押す



(No.96) 女性  足で押す

手で触るにはためらわれるので。(衛生面で)



(No.97) 女性  手で押す

こんにちは〜!ワタシは手です。ただし、紙などを手に巻いてから。足で押した人の後だったらイヤだけど、もしワタシが足で押してすぐ後に手で押す人がいたらとっても申し訳ないからです。考えすぎ?



(No.98) 女性  その他

基本的には手で押すものと認識(教えられたと思います)していますが、あまり衛生的でないと感じるところでは抵抗があるので、足で踏んでいます。



(No.99) 男性  その他

用を足す時目線より上なら手、下なら(足が届く高さなら)足です。因みに娘に和式の「やり方」を教えるのはなかなか大変だったとレポートしておきます。最初は前にまわって支えてあげたりとかね。



(No.100) 男性  足で押す

足で押す人を知っているので。それを手で押す気にはなれないです。



(No.101) 男性  足で押す

汚そうだから



(No.102) 女性  足で押す

他の人が足で押していたら、手で押すのは汚いと思うから。(手で押している人ごめんなさい)



(No.103) 男性  手で押す

いたしている途中で臭い消しのために流す時がありますね。ペーパーを巻きつける余裕があればそうしますけど。



(No.104) 女性  手で押す

立ち上がるついでに。私にとっては立ってから片足を出す方が「わざわざ」です(ただし掲載されている写真のようなケースでは足ですね)。



(No.105) 女性  足で押す

理由はまったく今日の日記にある通りです。手で押すには大変そう……



(No.106) 女性  足で押す

保育園でそう教わった気がする。手で押さえるには位置が低すぎるし。申し訳ないけれど腰の高さにあるボタンも足を高く上げて押さえてます。



(No.107) 女性  足で押す

小町さんとまったく同じ理由、且つ絶対誰かが足で踏んでいるし汚いから。高い位置にあるボタン式がありますが、それも手で触るのはためらいます。



(No.108) 男性  手で押す

あれは足で操作するだけの強度で設計してないんだそうなので、無体なことすると壊れますえ



(No.109) 女性  手で押す

音を消すため排泄と同時にレバーを押すからです。今は「音姫」とか音を擬音でごまかすものがありますけどね。節水の観点からするといけないことですけど習慣になっててついやっちゃうのです。



(No.110) 男性  その他

うんこしながら、手前に引く。ゴ〜



(No.111) 女性  足で押す

やっぱり汚いからです。



(No.112) 女性  その他

音消しのため、用を足すときはトイレットペーパーを利用し直接触れないように手で押しますが、終わった後は足で踏みます。



(No.113) 女性  足で押す

私も設置されている位置で判断していました。あとは、トイレの汚れ方とかですかね。



(No.114) 男性  足で押す

誰かが足で押したであろう物を手で押すのは抵抗がある。



(No.115) 女性  その他

音が聞こえないように、最初は手で押して流す時に足で押します。でも、最初に手で押すときはやっぱり、抵抗がある。汚いんじゃないかなーと思って。



(No.116) 女性  手で押す

ペーパーで巻いて、押してました



(No.117) 女性  手で押す

気分で



(No.118) 女性  手で押す

素朴な質問。足で押す派の人は、排泄の音が聞こえないように流す時も、足で流すんですか?!



(No.119) 女性  その他

気分によって使い分けます。最近は手をかざすと流れるタイプのものを見かけますが、目の不自由な方とかには厳しいのではないかと思いました。



(No.120) 女性  手で押す

「足」と考え付かなかっただけ……(笑)



(No.121) 女性  足で押す

昔はかがんだまま手で押していてそれが普通だと思っていたけど、大人になりさすがに汚いと思うようになってからは足で踏んでいる。でも、手で押すものだという認識があります。



(No.122) 女性  足で押す

他の人が足で踏んでそうで、手で押すには抵抗があるんですー。



(No.123) 女性  足で押す

本当は手で押すのではないかと思っているのですが、他の人が足で踏んでいたらイヤだからです。



(No.124) 女性  足で押す

なんとなくばっちいような気がして……w



(No.125) 女性  足で押す

手で押すものだと分かっていますが、絶対誰かが足で押していると思うと足で押してしまいます。



(No.126) 男性  足で押す

理由は小町さんの仰る通り、レバーの位置と重さですね。配管の都合でアノ位置になり、誤操作防止のためにあーなったとしても。いや、腰の高さにあっても足で踏むでしょう。「踵落とし!」(笑)だって、ナニしたあとの手ですよ。自分ひとりならともかく、大勢が利用するトイレでは「私の手が汚れる」か「私の手で汚す」のか……。すぐに手を洗うのは分かっていても、気持ち的な問題ですねぇ。あっ、押しボタン式の場合でも爪先で蹴ったりします。



(No.127) 女性  手で押す

あれは手で押すように作られています。関連の仕事をしているので間違いありません。足でなんて非常識!後で使う人のこと考えれば?



(No.128) 女性  足で押す

手で押すのは汚い。



(No.129) 女性  その他

前の人が足で踏んでいたために、手で操作した時自分の手が汚れたことにとてもショックだったから。でも何度も足で踏むほどの加重に耐えられるように設計されているわけではないとどこかで読んでからは、ペーパーを巻きつけて上に引っ張り上げて流します。ティッシュしかない場合は足、かな……。



(No.130) 女性  足で押す

洗浄レバーは本当は手で押すものです。子供の頃に習いました。でも、私が足で押す理由は「他の人が足で押しているだろう」からです。他の人の靴の裏が触ったものを手で触る気にはあまりなれません。



(No.131) 女性  足で押す

汚いじゃないですか!(笑)でもたまに手で押す場合もあります。そういう時はトイレットペーパーを出して、直接手に触れないようにしたりします。



(No.132) 女性  足で押す

手だと不衛生な気がして…手のときはペーパー当てます。



(No.133) 男性  手で押す

用をたして「よっこらしょ」っとレバーを押すんじゃなくって、用をたしながらレバーを押すんです、きっと。……はじめまして。いつも興味深く読ませていただいています。



(No.134) 女性  足で押す

やはり手で押すには位置が下すぎるような気がしている。



(No.135) 女性  足で押す

手で押すには汚いから。



(No.136) 女性  その他

手、足、どちらも有り得るので、自己防衛(手が汚れるのを防ぐため)と、「手で……」派の人への配慮のため、トイレットペーパーでレバーをくるんで、手で押します。



(No.137) 女性  足で押す

足で押すひとがいるのを知っているから汚い気がして……。でも本当は手で押すものだとおもってます。小学校で習いました。



(No.138) 男性  足で押す

足で押す派がいる限りバッチイので



(No.139) 女性  足で押す

手が汚れそうだから



(No.140) 男性  その他

手で押すのは汚いような気がするし、足で押すのは次の人が手で触ったらかわいそうなので、間を取ってヒザで押してます。



(No.141) 女性  足で押す

あまり綺麗だと思えないこと、低い位置にあって手では押しにくいこと、足じゃないとしっかり踏み込めないこと(小町さんとほぼ同じですね)



(No.142) 女性  手で押す

そう教えられた気がします。因にトイレットペーパーを間に挟んで押して、流します。



(No.143) 女性  手で押す

手で押すと躾られました。40代です。



(No.144) 女性  足で押す

足で押しますが、学校では手で押しなさい、と言われました(同居人3名とも同意見でした)



(No.145) 男性  足で押す

あのレバーは不潔な感じがします。手で押してる人がいたとしても「用を足してトイレットペーパーを使った後の」手ですよね?衛生的ではないと思います。



(No.146) 女性  手で押す

小学校で「足でレバーを踏むと力が入りすぎてすぐにレバーが壊れるので手でする事!」と割ときつく言われてました。実際レバーの故障は多かったんですけど「手で押す」ってのが学校で定着した頃故障が殆どなくなってたのを目の当たりにしてるので手でやってます。



(No.147) 女性  足で押す

レバーが下の方にあるので、汚い気がする(いろんな?物が付着しているような気がする)ので、足で押します



(No.148) 女性  手で押す

足で押す…というのは考えたことがなかったです。しゃがんで前面にあるので手で押すものだと思ってました。



(No.149) 男性  その他

いつもは手だけど、たまに足で押す時がある。汚いトイレは足



(No.150) 男性  その他

和式・洋式に限らず、公衆便所の場合は、トイレットペーパーを少しちぎって、その紙越しに手で押します。その他じゃないジャン!手だった!


2005年05月26日(木) 和式トイレアンケート回答一覧


和式トイレの洗浄レバー
手で押すか、足で押すか回答一覧
(No.1〜70)

実施日:二〇〇五年五月二十三日
(アンケートはこちらのテキストの末尾にあります)



(No.1) 男性  手で押す

小学校でそう教わったので手で押しています。ちなみに奥さんが足で押そうとして子供と一緒に「いーけないんだ!」っと言ったら「これは手で押すものなの?」と不思議そうな顔をしていたのが印象的でした。40代です。



(No.2) 男性  足で押す

壊れるので『手で押せ』と書いているところがおおいけど、絶対足。



(No.3) 女性  足で押す

こんにちは!大のときは早く流したいので、手に紙をまいて流してます。んで、締めは必ず足で★



(No.4) 女性  手で押す

排尿の音をごまかしたいので、しながら手で押します。でも足で押す場合もあるし、足で押す人もいるとわかっているので素手で押すのはどうしてもためらわれ、結果、トイレットペーパーで包んで手で押してます。



(No.5) 女性  足で押す

足で押すと教えられてきたから。でも、手で押す人がいるとしって驚きましたが、ついでにもう一つ。うちの息子(4歳)は、デパートなどの公衆トイレで手を洗うとき、蛇口をひねりません。なぜなら、手を下にいれれば自動的に水も石鹸も出てくると信じて疑わないからです。そのうち、手で押す・足で押すどころか、手をかざしたのに流れないという人がきっと出てきますよ(笑)



(No.6) 女性  足で押す

時々レバーが上の方にあったりします。足が上がる位置(腰くらいの位置)までにレバーがあれば、ええっと足を上げて足で押します(^^;;



(No.7) 女性  手で押す

足で押したいところだが、手で押す人もいるだろうと思って手で押す。この時トイレットペーパーをレバーに被せる。水が流れる前にペーパーを流すタイミングが難しいが……



(No.8) 男性  足で押す

外出先ではホテルでウォシュレット付を探してしまいます。まぁ無い時は諦めて和式も使えますが……。



(No.9) 女性  足で押す

夫の実家も和式ですごい嫌〜(笑)



(No.10) 男性  手で押す

日本のもので足で操作するのはほとんどないですから、作った人は手で操作するつもりで作ったと思います。



(No.11) 女性  足で押す

手で押すものだとは思いますが、何となく汚いので足で押しています。



(No.12) 女性  足で押す

写真を見て、久しぶりにこの形の洗浄レバーを見たな、と気づきました。最近は、外の和式トイレでも洗浄レバーのところは稀で、ほとんどが壁につけられたボタンのように思います。この形のレバーがついたところは古い建物ではないでしょうか。最近、お目にかかってなかったので、手と足、どっちで押すか忘れてました。



(No.13) 女性  その他

お久しぶりです〜私はその時々、場所などによって押し分けます(笑)手で押したり(でもペーパーを使って押します)、足で押したり。でも最近は和式、減りましたね……。そうそう、新幹線のトイレもキレイになりましたよ。特急のトイレなんてホテル並みの時も。



(No.14) 女性  足で押す

最近の子供は筋力が落ちていて和式トイレで踏ん張れないという記事を先日読みました。知り合いのかたの息子さんも、それでひっくり返ってしまうのかもしれないですね……。



(No.15) 女性  足で押す

職場のトイレには「手で押すように」と書いてあります



(No.16) 女性  足で押す

もしくはトイレットペーパーを巻いて手で押してました。今は在豪ですが、どこの国の人なのか洋式の便座の上足をのせてまたがり用を足す人もいるようです…。便座が割れて困るし衛生的でないということでトイレの中に正しい洋式トイレの使い方が書いてあったりします。それぞれですね……。



(No.17) 女性  足で押す

子供の頃は手で押していました。


(No.18) 男性  足で押す

概ね小町さんと一緒(位置、固さ)ですが、他に「他に足で踏んでいる人がいるかもしれないモノを手で触るのはヤだな」という理由もあります。



(No.19) 女性  足で押す

手で押すように教えられたような気がする。なので、少々後ろめたい気持ちで足で押してます。だって、汚いって思っちゃうんだもの……。



(No.20) 女性  足で押す

低い位置の場合は足で押します。高い位置は「手で押してください」と注意書きがある場合も……。その際は手で。海外で暮らしていた経験があるせいか、未だに和式は馴染めないのが本音です。



(No.21) 男性  足で押す

よく「手で押して下さい」みたいな張り紙があるが、押しにくいので足で押します。



(No.22) 男性  足で押す

私はトイレとかの取り付け施工の仕事をしているんですが^^まぁでも大体足ですね、職業柄、足でするものじゃぁ無いとわかっていても公共トイレなど衛生面等保たれて無いとかだと、胸を張って足ですね^^;でも最近は本当に足専用とか、腰の高さなどにボタンがついている器具もありますよ、企業努力ですね。いつも、さらりとしたテキスト、楽しみにしています、これからも、より小町さんらしいテキスト期待していますね^^



(No.23) 男性  足で押す

おしりにしぶきがかかるのを避けるため



(No.24) 男性  足で押す

和式はほとんど使用しません、洋式が楽です。当方30歳ですが。いつも楽しみに見てますよ。



(No.25) 女性  足で押す

手用であっても足をあげて足で押す。



(No.26) 男性  足で押す

概ね小町さんと一緒です。足でカバーできる範囲は足でやります。明らかに足で踏めないところは手ですが、その場合はトイレットペーパーを何枚か重ねた物を手とレバーの間に入れます。絶対に直接は触りません。



(No.27) 女性  手で押す

以前仲間と口論になり、TOTOのカタログで見た気がする。



(No.28) 女性  足で押す

私のひざより下のレバーまたはボタンはすべて足。(身長173センチの女)



(No.29) 女性  手で押す

本当は足で押したいのですが、「汚いし、(後の人に)悪いかなー」と思って手で押してます。みんな手で押してるものだと思ってました。これからは遠慮なく足で……(・・;



(No.30) 女性  その他

位置が低ければ足。高ければ手。最近はレバーではなくボタンタイプが多いのでは?



(No.31) 男性  足で押す

こんにちは!書き込みスペースが狭いですね(苦笑)



(No.32) 女性  足で押す

何がなんでも足!だって前の人が足でやってたら嫌ですもん。



(No.33) 女性  足で押す

本来は手で押すものだと思っています。が、公衆トイレだと泥がついていたりして「誰かが足で踏み済みです」といった状態なんですよね、あのレバー。だからいけないことと思いつつも、私も足で踏み込みます。



(No.34) 男性  足で押す

行儀が悪いかなと思いつつも、汚い感じがして触りたくないので足を使います。



(No.35) 女性  足で押す

間違いなく足でしょ



(No.36) 女性  手で押す

消しが手ですから、利用後も手で押してます。



(No.37) 女性  その他

正直キタナイと思うので足で押したいのですが、「手で押す人もいるんだろうなぁ」と思うと汚しているのは自分ということになり、それは申し訳ないのでトイレットペーパーを使って手で押します。



(No.38) 女性  足で押す

足で押す物だと思ってました。『レバーは手で押してください』と張り紙のあるトイレに入り「手で押すものなんだ!」と知りましたが、やっぱり私は足で押す事の方が多いです。



(No.39) 男性  手で押す

足で踏みたいけど、後の人が手で押したら悪いしね……^^;



(No.40) 男性  手で押す

排泄と、流すのは同時でしょう。洋式と違って、物が空気に触れるので臭くありません?



(No.41) 女性  手で押す

と、学校で教えられたので、今でも癖の様に「手」です。しゃがんだまま用を足して、水を流して立つという流れにムダがないと思います。レバーを踏むために足を上げる必要がない。



(No.42) 女性  足で押す

公衆トイレなどでは、あきらかに靴の跡とかついてますし。あ、そうそううちの息子は4年生ですが、やはり和式はダメなようです。学校は和式なのですが



(No.43) 女性  足で押す

絶対に足ですよね。私は今まで公衆和式トイレのレバーを手で押したことがありませーん。おしっこがかかってる可能性が大きいですから。



(No.44) 女性  その他

手で押すけど、ホントは足が良い。しかし、手でする人がいるので、なるべくトイレットペーパーを重ねてから手で押す。抵抗感が薄れるから……



(No.45) 女性  手で押す

幼い時に、公共施設などで「足で押さないで」「手で押して」と書いてあり、それ以来手でやってます。でも足でやる人もいるのだろうから汚いな、と思い、押すというより、バーの下に手を当てて押し上げて流しています。



(No.46) 男性  手で押す

手で押しながら立ち上がります。



(No.47) 女性  その他

用をたす時の音消し時には手で押して、流す時には立ち上がってるんで足で押しますねー 最終的に手を洗うから、どっちでもいいと思うんですけどね(笑



(No.48) 女性  足で押す

小町さんと全く同じ理由です



(No.49) 男性  手で押す

なんも考えずにいつも手で押してました



(No.50) 女性  足で押す

設置位置と、手で触れるかどうかの感覚的な問題



(No.51) 男性  足で押す

一人でも足で押す人がいる以上手では汚くて。。。。



(No.52) 女性  手で押す

ティッシュ巻いてから押してます。



(No.53) 女性  足で押す

足で押したあとがあることが多いから。。。(濡れてたり。。。)



(No.54) 男性  足で押す

低い位置にあるから



(No.55) 女性  手で押す

足で押すと汚れるので、あとから使う人に失礼かなと思って手で押しています。



(No.56) 女性  足で押す

やっぱり、その位置ですね。



(No.57) 男性  足で押す

でも、小学校(25年前の山口県)の時、洗浄レバーは手で押すようにと学校で先生に言われました。で、足で踏むようになりました。



(No.58) 女性  足で押す

汚いから。でも、最近は、手で押すように促しているようですけど。小町さんがご指摘の通り、あの位置で手で押せってのは無理だっつーの。例え押せても、飛沫という二次被害が。



(No.59) 女性  手で押す

高校生の時、トイレに「手で押すこと!」という主旨の張り紙があったので、それが正解なんだと思うようになりました。



(No.60) 女性  足で押す

押しやすいから!私も洗浄レバーの位置からして、足の方が押しやすいと思います。



(No.61) 女性  足で押す

やっぱり色々しぶきとかが飛んでて汚いし、押すのに力がけっこう必要だからです。



(No.62) 女性  手で押す

手で押すヒトへの配慮。足で踏むヒトもいると思うので、直接触らずトイレットペーパーを手にもってレバーを押します。



(No.63) 男性  足で押す

公衆トイレなんかだと誰がどう押したかわからないので、足で押します。



(No.64) 女性  足で押す

手で触りたくない。



(No.65) 女性  足で押す

本来は手で押すものだと思うが、トイレの汚い床を歩いた足で踏まれているかと思うと、とても触る気になれない。



(No.66) 女性  足で押す

トイレを出るときに水を流すから



(No.67) 女性  足で押す

他の人も足を使っていそうだから



(No.68) 女性  その他

大抵は手で押してますが、気分によっては足です。ただ、張り紙で足で押さないでとなっているところを見たことがあります。



(No.69) 女性  手で押す

子供の頃は足でしたが、排泄の音消しに最中にも流すので、手で押すようになりました。トイレットペーパーを使用しながら押します。



(No.70) 女性  足で押す

足で押すものだと信じて疑わなかった……


2005年05月25日(水) 和式トイレの疑問(アンケート結果発表)

「和式トイレの疑問」からどうぞ。

誰かの日記を読んでいると、「以下ネタバレあります」とか「食事中の方はご注意ください」といった断り書きを見かけることがあるけれど、うちも今回は一文入れておいたほうがいいかもしれない。
「え、和式トイレの洗浄レバー?手で押すに決まってるじゃない」という方、引き返すならいまのうちです……。

* * * * *

「和式トイレの洗浄レバー、手で押しますか?それとも足で押しますか?」アンケートに、三百四十九名の方が回答してくださいました。本当にありがとうございました。
それでは結果発表です。

一番左の棒が回答者全体、真ん中が女性、右が男性の結果。
男女ともに「足で押す」が圧倒的に多い。
全体で見ると「手で押す」と答えたのは四分の一で、六割を超える人が足で押していることがわかった。
ちなみに、足派の比率は男性より女性のほうが8%も高い。この差は何なのだろう?


女性  手で押す
私が手で押してたレバーを足で踏んでた人がいたんですよね、きっと……ショック!


ご、ご、ごめんよ〜〜。「きっと」どころか、こんなむごい結果が出てしまいました。

さて、前回の日記に「あのレバーは手と足、どちらで押すのが正しいの?」と書いたところ、

男性  足で押す
でも、小学校(25年前の山口県)の時、洗浄レバーは手で押すようにと学校で先生に言われました。

女性  手で押す
高校生の時、トイレに「手で押すこと!」という主旨の貼り紙があったので、それが正解なんだと思うようになりました。

女性  足で押す
職場のトイレには「手で押すように」と書いてあります。


といったコメントが続々。中には、三十三年間「あれは足で押すものだ」と信じて疑わずに生きてきた私と同じような人もいて、

女性  足で押す
学生時代、トイレットペーパーが流れきらず残っているのを発見した友人も足でレバーを踏んで流していましたし、それが普通だと思っていました。手でレバーを押す人がいるなんて知ったのは、二、三年前です。

男性  足で押す
高さが足向けですので。それ以外考えられませんでした。


といったものもあったけれど、足派の多くも「本当は手」という認識は持っているようである。
ではなぜ、そうと知りながら足を使うのか。

女性  足で押す
手で触るにはためらわれるので。(衛生面で)

男性  足で押す
公衆トイレなんかだと誰がどう押したかわからないので、足で押します。


しかし、「汚そうだから」以外にももうひとつ大きな理由がある。

女性  足で押す
手で押すと、体勢的にきついから。

女性  足で押す
足で押すのに丁度いい位置にあるから、他の人もそうしてるんだと思ってました……。


そう、レバーの位置だ。「下すぎて押しにくい」「低いところにあるので、いろいろなものが飛んでいそうで気持ち悪い」という意見が非常に多かったのだが、私もその位置に疑問を感じている者である。
レバーが腰の高さのところにあれば、手か?足か?と迷うことはないし、押しにくさの問題も発生しない。それなのになぜわざわざ、勘違いされやすい上に使い勝手も悪いあのような位置に取り付けるのか。
それとも、床に近いところに設置せざるをえない、配管かなにかの都合でもあるのだろうか。

というわけでその謎を解くべく、私は電話をかけた。どこにって?
TOTOのお客様相談室に。

「あのー、つかぬことをお伺いしますが、和式トイレの洗浄レバーは足ではなく手で押すものだと聞いたんですけど……」
「さようでございます。足で踏むと加重に耐えられず、レバーハンドルが壊れてしまうことがあります」

なるほど、“ハンドル”なのねー、と頷きつつ続ける。

「だったら、どうしてもっと高い場所に設置しないんですか?下のほうについているから足で押す人がいるのではないでしょうか」
「操作性を考えた上で、現在の位置がもっとも適切であるという判断をさせていただいております」

な、なぬう。どこが適切なのさー?
すかさず心の中でツッコミを入れる。わざわざかがまなくてはならないのは面倒だとか押しにくいとかいう意見が山ほどあったぞ。

「いえ、レバーハンドルは座ったまま押すことを前提に設計されておりますので、座った状態で目線より下くらいの位置に取り付けることが多いんです」

これを聞いて、再び私の目から鱗が落ちた。
私は前回のテキストの中で水を流すタイミングについて、「おしりにしぶきがかかるのを避けるため、多くの人は立ち上がってからレバーを押しているのではないか」と書いた。そして二百を超えるコメントを読み、その推測が外れていないことを確信した。つまり、

女性  手で押す
しゃがんだまま用を足して、水を流して立つという流れにムダがないと思います。レバーを踏むために足を上げる必要がない。


という人よりも、

女性  足で押す
立ち上がって衣服を身に着けてからえいっと足で押してました、何の疑いもなく。


という人のほうがずっと多かったのである。
しかしながら、メーカーは「水を流してから立ち上がる」と考えていた。なるほど、だからいつも下のほうにレバーがついていたのである。



いただいた回答のうち、二百二十七がコメントあり。入力欄が小さかったにもかかわらず、びっちり書いてくださっている方も多くて感激しました。

女性  その他
この話題は中学の時に家庭科の教師が取り上げたことがあります。あれは「ハンドル」なので手で握るものなのだと。用を足す前に音を消し、ふたたび流すものですと。その理知的な解釈に感動はしたものの、クラスの全女子が足で踏んでいました。わかっていても、なお足で踏んでますし^^;

男性  その他
手で押すのは汚いような気がするし、足で押すのは次の人が手で触ったらかわいそうなので、間を取ってヒザで押してます。

男性  足で押す
私はトイレとかの取り付け施工している仕事をしているんですが^^まぁでも大体足ですね、職業柄、足でするものじゃあ無いとわかっていても公共トイレなど衛生面等保たれて無いとかだと、胸を張って足ですね^^;でも最近は本当に足専用とか腰の高さなどにボタンがついている器具もありますよ、企業努力ですね。


面白いなあ、なるほどねえと頷いた意見はまだまだあるので、全コメントを別ページに掲載させていただきました(こちら)。
届いた順に上から並べてあります。お時間、ご興味のある方はぜひご覧ください!

女性  手で押す
本当は足で押したいのですが、「汚いし、(後の人に)悪いかなー」と思って手で押してます。みんな手で押してるものだと思ってました。これからは遠慮なく足で……(・・;


ひゃ〜。
というわけで、ここをお読みの足派のみなさん、今日からはトイレットペーパーで完全防備して手で押すことにいたしませんか。
(しかしどう考えても、このテキストを読んで「そうか、あれは手で押すものなのか」と足派から手派に改宗する人より、「足で押してた人がいるの!?」と驚いて手派から足派に変更する人のほうが多そうだ……)


2005年05月23日(月) 和式トイレの疑問

先日、面白い話を聞いた。いま小学校で一年生に一番最初に教えることは、和式トイレの使い方なのだそうだ。
そうか、いまの子はそんなに和式トイレになじみがないのかあ……。
時代を感じて感慨に包まれていたところ、和式の便器を見て怖がったり、しゃがませると後ろにひっくり返ったりする子どもがいるというからびっくり。使ったことがある、ない以前の問題ではないか!

「私なんか外でトイレを使うなら、断然和式がいいけどなあ。汚い公衆トイレだと洋式が先に空いても見送るくらいだもん」
と職場で話したところ、同僚が「そうや、いまの子はうちらとはちゃうんやで」と頷いた。彼女はゴールデンウィークに田舎に帰省したとき、中学一年生の息子が大をもよおすたびに近所に住む親戚のマンションまで彼を乗せて車を走らせなくてはならなかったという。

「えっ、実家にトイレないん?」
「あるよ!でもな、和式やねん」
「だからなんなん」
「つまりな、息子は生まれたときから洋式トイレやろ。しゃがんではできへんらしいんよ」

ええええー!と声をあげる私。
実家のトイレが洋式に変わったのは、私が幼稚園のときである。つまり世の中に洋式トイレが普及しはじめてから三十年近く経つということだから、いま二十代以下の人が家のトイレが和式だった時代を知らなくても不思議はない。だから、慣れないからしづらいとか嫌いとかいう話ならわかる。
が、「できない」には驚いた。言っちゃなんだけど、中学生にもなって軟弱すぎるんでないの……。

と、ここで思い出したのが数日前に読んだ新聞の記事。
いま全国の学校でトイレにベンチやテーブル、掲示板を設置するなどして「3A(明るい・安心する・愛される)のトイレ」を目指そうという動きが広がっているという内容だったのであるが、そのトイレ改革はそこがあまり心地よい空間でないために排便を我慢してしまう子どもが多いのをなんとかしようと考えたところからはじまったものだとあった。
列車のトイレほどくさくて汚くて狭かったら、家まで辛抱しようと思うのも無理はないが、毎日掃除する学校のトイレがそこまでひどいはずはない。そんなデリケートじゃ生きていけんよ、とつい言いたくなってしまった。


ところで和式トイレといえば、実は少し前からものすごく気になっていることがあるのだ。洗浄レバーの押し方についてである。
友人五人で話しているときにうちのひとりが手で押していると言い、
「えっ、手で!?」
「なんで?手じゃないん?」
「あれは足で踏むもんやろ」
「手やで!」
「ほんまは手なんかなあと思うけど、気持ち悪くていつも足」
「うそおー!」
と騒然となったのだ。
手で押す派二人、足で押す派三人。私がどちらに属するかというと、「手で押している人がいると知って目から鱗が落ちる思い」だったのである。

あれは手で押すものなのか、それとも足で押すものなのか。正解はわからない。
が、なぜ私が後者だと信じて疑わなかったかというと、最大の理由は洗浄レバーの位置だ。
水を流すタイミングであるが、おしりにしぶきがかかるのを避けるため、多くの人は立ち上がってからレバーを押すのではないかと推測する。とすると、床から二、三十センチのところにあるそれを手で押すためにはうんとかがまなくてはならない。
写真を見ていただきたい。この位置、「足でどうぞ」と言わんばかりではないか。手で押すべきものなら、なんのためにわざわざこんな押しにくく、勘違いされやすい位置に設置するのか。
たまに腰くらいの高さにレバーがついていることがあるが、そういうときは私も「これは手用だな」と認識する。

そして、もうひとつはレバーの硬さだ。足でもわりとしっかり踏み込まなくてはならないことがあるのに、手で押すとなるとけっこうな力が必要になる。子どもやお年寄りにはむずかしい場合もあるのではないだろうか。

そんなわけで、私はこれまで公衆トイレでは迷うことなく足で押してきた。
いい機会なのでみなさんに訊いてみよう。よろしければアンケートにご協力を。コメントは後日紹介させていただく可能性があることをご了承くださいね。


  あなたは 
   男性   女性
 
  洗浄レバーは
   手で押す 
   足で押す
   その他

  その理由など
  
   
  
  
ありがとうございました!結果は後日。


2005年05月19日(木) 有名人はつらいよ

村上春樹さんのエッセイで、「ペンネームをつけておくんだった」と後悔することがときどきある、という話を読んだ。「村上春樹」は本名なのだそうだ。
あるとき顔にブツブツができたため皮膚科の病院に行ったら、そこは性病科と一緒になっているところだった。両方の患者がひとつの待合室で自分の番が来るのを待つわけだが、誰がどちらの科を受診するのかは見た目ではわからない。
開け放された診察室の奥からは「奥さん、これトリコモナスだよ。旦那がどっかでもらってきたんだよ。うち帰ってひとつ旦那をぶんなぐってやるといいよ」なんていう医者の声が聞こえてくる。そんな場所で異常に声の大きいナースに、
「ムラカミさあーん、ムラカミ・ハルキさああん!いないんですかー?ムラカミ・ハルキさああああああん!」
と呼ばれたときは本当に恥ずかしかったそうだ。

作家のエッセイには、世間に本名を知られていることの不具合に関する話がしばしば出てくる。
林真理子さんは結婚して苗字が変わったとき、これは非常に都合がよいことであると気がついたと書いている。店にクレームをつけたり通信販売でダイエット器具を買ったりしたいと思っても、これまでは名乗らねばならないことを考えてあきらめることが多かったが、「トウゴウマリコ」になってからは遠慮なく電話がかけられるようになったという。

そうだろうなあ。「ハヤシマリコ」の名で「オタクの社員教育はいったいどうなってるんですかッ」なんてやった日には、受話器を置いた瞬間から「ねーねー、ハヤシマリコってやっぱ性格悪いよー」と言い触らされるに違いない。
・・・いや、人のことは言えないか。私だってその病院の待合室に居合わせたなら、村上さんが診察室に消えるやいなや、「わー、こりゃひどいや。だめだよ、裸のオネエサンに近づくときはちゃんとコンドームしなくっちゃ!」なんて展開を期待して全身を耳にするに違いないし、その夜友人に電話でしゃべるときには村上さんは「性病科」に用があったことになっているだろう。


しかしながら、本名を知られていること以上に難儀なのではないかと思うのは、「面が割れていること」だ。
先日バスに乗っていたら偶然『エンジン』のロケ現場を通りがかったのであるが、沿道は若い女性であふれ返っていた。ちょうど収録が終わったところだったらしく、信号待ちで停車している間にキムタクがバンに乗り込み帰って行ったのであるが、その場の異様な興奮は窓越しにも伝わってきた。
香港のザ・ペニンシュラで浜崎あゆみさんを見たときもファンのテンションの高さに驚いた。リムジンに乗り込んだ浜崎さんに近づこうと道路に飛び出したファンのひとりが車にはねられた。が、彼女はむくっと起き上がると足をひきずりながらタクシーをつかまえ、後を追ったのである。

周囲の反応がこうでは、彼らが平凡な日常生活など送れるはずがない。『ダウンタウンDX』の「視聴者は見た!」に寄せられる芸能人の目撃情報にはいつも笑ってしまうが、目撃される側にしたらぎょっとさせられることも多いに違いない。
それでもまだ芸能人はファンにごはんを食べさせてもらっているという気持ちがあるから、しかたがないとあきらめられるかもしれない。私が心底同情するのはスポーツ選手だ。
少し前にフィギュアスケートの安藤美姫さんが「どこに行っても人に囲まれ、携帯電話を向けられる。街を普通に歩きたい、もう電車にも乗れない」と会見で話していたが、こういうのは本当に気の毒だなあと思う。


「自分が名や顔を知っている人の数」と「自分の名や顔を知っている人の数」が著しく違うという状況は、本来不自然なことである。
自分のことを一方的に知っている人間が多ければ多いほど、知られている側のストレスは大きなものになるのではないだろうか。

内館牧子さんが近所のスーパーで買い物をしていたら、見知らぬ女の子に「いつもドラマ見てます」と声を掛けられた。自分が毛玉のついたセーターを着ていることに気づいた内館さんは悩む。
「脚本を書いているのがこんなヨレヨレの格好をしたオバサンだと知って、彼女はがっかりしたんじゃないかしら・・・」

こういう話を読むと、どこで誰に見られているかわからないとか、いつ何時もイメージというものを気に掛けなくてはならないなんてどんなに窮屈でプレッシャーのかかることであろうと思う。
知り合いに「昨日ドコソコを歩いてたでしょ」と言われるのでさえドキッとし、「そのときに声掛けてよ!」と気色ばんでしまう私には到底耐えられないだろう。
ま、そんな心配は無用だけれど。


2005年05月17日(火) 無理なことは無理だから

就職活動ならぬ、“結婚活動”に精を出している友人と会った。
彼女は結婚相談所に入会している。当初は月費やイベント参加費がばかにならないといって「なんとしても一年以内に」と意気込んでいたのであるが、思うように成果が上がらず、今月の終わりに二年目に突入する。その間には「お付き合いしている」と言えるくらい逢瀬を重ねるに至った男性もいたのだけれど、話はまとまらなかった。

こう言ってはなんだが、「こんなはずじゃなかったのに〜!」と地団駄を踏む彼女の話はとても面白い。
彼女が登録しているのはその業種では大手のところである。しかし、よさそうな人いる?と興味津々で訊く私に彼女は悲しげに首を振る。カップリングパーティーに参加するたび、女性を見て「どうしてこんなかわいい人がこんなところに来ているの!?」と驚くのに、男性に視線をやるとものすごく納得してしまうことが多いのだそうだ。
カウンセラーに「うちは結婚できない方が入るシステムではなく、きちんとした方がさらに良いお相手を見つけるためのシステムなんです」と口説かれ、いくつかの候補の中からその相談所を選んだ彼女は「『看板に偽りあり』やわ、ジャロにちくらな」とぷりぷりしている。
が、いまさら入会金を払い直して別のところに鞍替えすることもできない。彼女はあらたな目標を「年内」に設定した。


さて、彼女の話を聞いていると「こんな人がいい」ではなく、「こういう人はパス、ああいう人もちょっと」という具合に消去法になっていることに気づく。
「贅沢は言っていられない」と言いつつも、本音は「高いお金払って、条件の悪い結婚なんてできない」というところにある。「これこれこういう人」と決め打ちするより、「これこれこうでない人」の中から絞り込んでいくという攻め方をしたほうが賢い、ということなのだろう。
もっともだと思う。条件というと傲慢に聞こえるかもしれないが、彼女は相手の容姿や出身大学に注文をつけているわけではない。たとえば、離婚経験はあってもいいけれど子どもがいたらノーとか、自分は長女だから同居を希望したり転勤が多かったりする相手は不可といったような、あらかじめ自分には無理だとわかっている事柄の表明である。
そういう人を好きになっておいてあれは嫌、これは嫌と言っているわけではないから、それはわがままでもなんでもない。そういう苦労はしたくない、自分には耐えられそうにないと思うことがあるのなら、最初からはっきりさせておいたほうがよいのだ。

そして、そういった「この部分は譲りたくない」というものを最後まで譲らずにすむのが、結婚相手を“まだ見ぬ人”から探す人の強みだと思う。
恋愛から結婚に発展するケース、つまり好きな人ありきの場合、一緒になりたい一心で無理を呑んだり自信もないのに見切り発車してしまったりということが起こりがちであるが、出会ってもいない人のために譲歩をしようなんてことは誰も考えない。相談所からの紹介や見合いで相手を探す場合は、条件が一致しない人とは出会い自体がない。
自分には無理そうだと思ったことは、やってみたところで「結局やっぱり無理だった」になることが多いような気がする。もう好きになっちゃったというのならともかく、いろいろなことを譲らなくては結ばれない人をわざわざこれから好きになることはない。


最近、私はよく考える。誰かの妻である、夫であるというのは、その心持ちにおいて「会社勤めをしている状態」とそっくりではないか、と。そのストレスや哀愁はサラリーマンが抱えるそれに通じるものがある気がしてならない。
これだけではなんのことやらさっぱりわからないと思うけれど、どうしてもうまく表現できないので(本当はこれについて書きたかったのだけれど、一日かけても文章にできなかった)、機会があったらあらためて書かせてもらいます。


2005年05月13日(金) ケジメましょう

職場の朝礼でプリントが配られた。タイトルに「ドレスコード規定〜ビジネスの場にふさわしい、知性を感じる服装を〜」とある。
たとえばノースリーブやジーンズ、サンダル、ブーツがNGという会社は少なくないと思うが、学校じゃあるまいし、たいていは個人の自覚に委ねられているのではないだろうか。しかし、私の会社では「これは可、あれは不可」が明文化されており、衣替えの時期になるとそれが配布される。

ノーメイク → ×
香水 → ×
ストッキング → 肌色のみ○
素足 → ×
サブリナパンツ → ×
マニキュア → 透明か薄ピンク色のみ○


といった具合にずらずらと箇条書きになっているのだ。

細かいのは服装についてだけではない。
フロア内は飲食物持込禁止のため、机の上にペットボトルを置くことも土産のお菓子を配ることもできない。派遣社員は業務終了後にタイムシートにサインをもらうのが一般的であるが、この会社では「始業時刻までに席に着いていました」の証明として出勤時にももらわなくてはならない。「仕事中に足を組んではいけない」という決まりまであるのだから、厳しいというより神経質といったほうがよさそうだ。

しかしながら、ではそのあたりの規制がゆるければ気楽かというと、そうでもない。
私は数ヶ月前まで仕事を掛け持ちしていたのだが、女性が多いその職場にはルーズな雰囲気があった。夏はタンクトップにミュールをカンカンいわせながらオフィスを闊歩し、休憩に行くとちっとも帰ってこず、上司にはタメ口。
もっとも驚いたのは、ものを食べながら仕事をする人がいたことだ。外回りの人が差し入れてくれたシュークリームや土産で配られた饅頭を席でいただくのは幸福な瞬間であるが、朝食を食べ損ねたと言って始業のチャイムが鳴った後もサンドイッチやヨーグルトを食べている、スナック菓子の袋を机の上に堂々と置いている、という風景はほかの会社では見たことがない。
私は特別まじめな人間というわけではないけれど、適度なけじめがないとやはりストレスがたまってしまう。

ドラマを見ていて不思議でしかたがないのは、仕事中に友人や家族から電話がかかってくるシーンが当たり前のように出てくることだ。
もし同じように会社に電話がかかってきたら私はぎょっとするし、内容によっては怒るかもしれない。しかし、登場人物は同僚の目を気にするでもなく、「わかった、じゃあ七時にいつもの場所で」なんて会話をするのである。
たしかに、私の周囲にも「職場での私用電話はタブー」という感覚がない人はときどきいる。あるとき、先輩社員宛てに母親からかかってきた電話を取った。取り次ぐとき、私は「お母さまからです」と小さめの声で言ったのであるが、ほどなく彼女の「んー、寄り道して帰るからごはんいらない」という声が聞こえてきて、無用の気遣いであったと知った。

また過去に何度か、誰かに席を借りて、つまり他の人のパソコンを使って仕事をする機会があったのだけれど、遊びの要素が多いことに驚いた。
信じられないほど使いづらいのは、キーボードのタッチが違うとか、タスクバーが「自動的に隠す」になっていたりウィンドウまわりの色がカスタマイズされていたりすることだけが理由ではない。
マウスポインタがキャラクターものに設定されており、思ったところにすんなりカーソルを持って行くことができない。いらいらしていると突然ミカンせいじんが現れ、のんきに釣りをはじめたではないか。飽きたら縄跳びをし、昼寝をする。しまいには子どもを生み、画面をミカンだらけにした。
「コノー、人をバカにしてんのかあ」
と叫んだら、今度はペタろうが貼りついた。と思ったら、メッセンジャーにメッセージが届く……。
もう気が散ってしかたがない。

正しくあろうとばかりすると息が詰まる。お堅いことばかり言っていたのでは会社生活は楽しくない。上手に手を抜き、遊べばいいのだ。
とはいえ、公と私のラインを曖昧にしていることについて悪びれるところがなくてはやはり可愛げがないような気がする。机の上に子どもの写真を飾ったり、会社から支給されている携帯の呼び出し音を着メロにするといったことを私が好きになれないのは、あまりにもおおっぴらだからだ。
仕事中にお菓子を食べるとか、私用電話をするとか、ネットサーフィンをするとか。それらは「ちょっと気分転換ネ」なんて心の中で言い訳しつつ上司や同僚の目を盗んでやる、そういうものではないかなあ。


2005年05月11日(水) 何食わぬ顔をして

先日、友人に会ったときのこと。彼女がぷりぷりしながら、同僚に「○○さんって悩みないでしょ」と言われた、と言った。
このところストレスがひどく、週に何度か仕事の後ひとりでカラオケボックスに寄って帰る日が続いているという。歌いながら感情が高ぶって泣いてしまうこともあるらしく、「自分でも病んでると思う」と言う。そのくらい精神的にきつい思いをしているのに、事情を知りもしないで勝手なことを……と悔しかったのだそうだ。

カチンとくるのはわかる。そう親しくもない人に対して「あなたは能天気な人ですね」と言わんばかりの口ぶりは失礼だ。
……だけどね。
あなたが職場では努めて明るく振る舞っているというのなら、彼がそう思うのもしかたがないかもよ。人は誰かについて、目に見える現象を寄せ集めて判断することしかできないんだもの。
ドラマや少女漫画の世界には、女の子がほんの一瞬浮かべた憂いの表情を見逃さず、「何かあった?」と優しく尋ねてくれる男性が登場するが、現実にはそんなことは起こらない。“わかってもらうためのサイン”を意図的に出さない限り、誰かの異変を周囲の人が察知することなどほとんど不可能なのだ。
私も「相変わらず元気だねえ」と言われたり、「ストレスなさそう」とうらやましがられたりすることがあり、そんなことないのに……とそのたび思う。しかし考えてみれば、自分自身が「疲れてます」「気分がふさいでます」を表に出すまい、悟られまいとしているわけだから、そう見られるのは当然のことなのだ。

とはいっても、感情をカムフラージュするというのは大人であれば日常的に行っていることであるから、いつもニコニコ、元気いっぱいに見えるからといってその通りの人であると思い込むのは早計だな、とは思う。
先日、仲良しの日記書きさんにごはんでも食べない?と言ったら、「実はちょっと心配事があって、それがある程度落ち着いてからでもいいかなあ」と返ってきた。ちらっと話を聞いたら、それはさぞかし気がかりだろう、遊ぶ気分になんてならないよね、と思うような内容だったのだけれど、日記は滞ることなく、またそれはいつも通り明るい調子で書かれていた。
思えば私もそうだ。体調が悪かろうと落ち込んでいようと、元気に見える日記はいくらでも書くことができる。不機嫌だったり、食欲をなくしたり、ため息をついたりしている人だけが「何かあった」わけではないのだ。

* * * * *

「子どもは好きじゃないからいらない」と公言している友人が不妊治療中だったり、マンションを買って間もない知人夫婦が離婚したり、元気印の後輩がセックスレスで三年も悩んでいたり。そういう話に遭遇するたび、人の心や本当の事情というのはうわべからは推測できないものだな、とつくづく思う。
人はいろいろなものを……口にできないあれやこれやを抱えながら、しかし何食わぬ顔をして生きていくものなのだろう。

だから私は、どんなに長く付き合っていようと日記を読み続けていようと、それで誰かをわかった気になることはないように、という戒めのようなものはいつも持っている。時々勘違いしそうになるけれど、私が知っているのはあくまで彼、彼女が私に知っておいてもらってもかまわないとした面だけなのだということを忘れまいと思う。
だって、私は自分に“許可”された部分がその人のうちのどのくらいを占めるものなのか、知ることができないのだから。


2005年05月09日(月) 大恥かいた

偶然立ち寄った日記の書き手に、「この人、どんな人なんだろう?」と興味を持つことがある。
そのとき、私が彼、彼女について知りたいと思う項目は三つ。「年齢」「在住地」「未婚か既婚か」だ。
プロフィールのページがあればもちろん飛ぶ。が、それを置いていないサイトは意外と多い。そんな場合でもたいていはひと月も読み続ければ、あるいは過去ログを溯れば見当はつけられるのだが、中には文章年齢と実年齢が合致しない人や意図的に住んでいる場所、恋人や配偶者の有無を明かさない人もいるので、ああん!となることもある。
もっとも、私自身がプロフィールを置いていないくらいだから、そのもどかしさはきらいではないのだけれど。
お気に入りの日記書きさんのなにが知りたいか。皆さんならどうだろう。たとえば「顔」を追加する人も少なくないかもしれない。
最近、ある日記書きさんからこんな話を聞いた。ある日の日記に「実はもうひとつ日記を書いており、そちらでは顔出しをしている」と書いたところ、URLを教えて!というメールがどっと届いた。が、その多くが「顔が見てみたいから」というものだったため、文章で勝負しているという自負のある彼は少々複雑だったそうだ。
うん、たしかに書き手がどんな見た目をしているのかには興味がある。顔はなによりも雄弁にその人を語るから。
ただ私の場合は、すでにかなり細かくつくりあげている彼、彼女のイメージをいたずらに壊したくない(過去の経験から、私は自分のイメージがまるであてにならないことを知っている)という気持ちが働くため、書き手に対する憧れが強ければ強いほど「顔は知らなくていいや」となるのだけれど。会えるとなれば話は別であるが。

ところで、書き手のルックスうんぬんといえば。
沖縄に滞在中、ホテルの部屋でメールを取り込んだ私はうちの一通を読み、イスから転げ落ちそうになった。例のビキニ写真(なにそれ?という方はまずこちらを)をご覧になった男性から、こんなメッセージが届いていたのだ。

○○です。小町さんってすっごいスタイルいいんですね!びっくりしちゃいました。
画像は多分短期公開だと思うので、さっそく保存させていただきました。では!


どうやらテキストを最後まで読んでおられないらしい。
思うに、小町さんが予想外に素晴らしいプロポーションをしていたために気が動転して、画像を見た時点でページを閉じてしまったか、続きを読むどころでなくなったかではないだろうか(そうか、そんなに予想外だったのか……)。
男性は女性の書き手に対し、きれいな人だったらいいなと期待してしまうものだと聞いたことがある。文章を読むだけだからルックスなんてどうでもいい、とはならないのだそうだ。
まいったなあ。がっかりさせるのが忍びなく、どう釈明しようかと頭を抱えていたら、ふと思った。
「いっそこのまま信じていてもらおうか……」
彼もハッピー、私もハッピー。ここで訂正しなかったからといって、誰になんの不都合があるだろう?

とまあ、しばし葛藤したのであるが、そこは根が正直者の私のこと。ものすごくすまない気分になりながら、「あのう、とっても言いにくいんですけど……」と書き送った。
するとほどなく、件の男性から返事が届いた。私は再びイスから転げ落ちた。

もちろん、あなたの写真でないことは存じております。一瞬「おおっ!」と思ってしまってくやしかったので、メールで反応してみた次第です。


や、やられたあ〜〜。
そういえば「すっごいスタイルいいんですね!びっくりしちゃいました」というのは、私が言われてみたいものだと本文に書いた文面そのままではないか。最初に読んだときになぜ気づかなかったんだろう。
実はほかにも同じ内容のメールが届いており、そちらにも大まじめに返信した私。きっとその方のもジョークだったに違いない。
穴を掘った本人が見事にそれにはまってしまった。ああ、恥ずかしい。

いたずらもほどほどに。
この度はいい勉強をさせていただきました。


2005年05月06日(金) まばたきもせず

沖縄から丸一日かけて船で台湾へ。飛行機でひとっ飛びもいいけれど、船内で遊びながらくつろぎながら移動するのも楽しいものだ。
台湾もまたおいしいものがたくさんあるところで、とくに今回の訪台の最大の楽しみであった「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の小籠包については書きたい気もするのだけれど、ここのところ食べ物の話がつづいているので今日は別の話をすることにしよう。

* * * * *

台北に忠烈祠という、辛亥革命や抗日戦争、中共戦争で命を落とした三十三万人の兵士の霊を祀っている廟がある。台北忠烈祠
これの正門と本殿の前にはそれぞれふたりずつ、向かい会う形で銃を持った衛兵が立っているのだけれど、驚いたのは彼らが文字通り微動だにしないことだ。
表情を変えないどころか、まばたきさえしない。「呼吸しているのか?」と口元に手を持っていきたくなったくらいである。
以前、どうしても本物の人間だと思えず、衛兵の足に爪楊枝を刺して確かめた観光客もいたらしい。と言ったら、その直立不動ぶりがどのくらいすごいかご想像いただけるだろう。

湿度が高いため、五月といえども蒸し風呂のような暑さだ。太陽の下で一時間立ちっぱなしの彼らは制服の上からもわかるくらい汗だくになっていた。
四人とも顔にはまだあどけなさの残る、二十歳そこそこの男の子である。脇には彼らより少し年上に見える男性が張りついており、たとえ体のどこかがかゆくなっても目を盗んで手足を動かすといったことはとてもできそうにない。いや、その隙がある、ないの問題ではないのだろう。
私は日傘を差しかけたい衝動に駆られながら、
「一時間も身じろぎできないなんてどんなに苦痛だろう。こちらの男性は二十歳で徴兵されるというけれど、この職務はどのくらいの期間務めなくてはならないのか。目玉も動かせないほど自由を奪われたこの姿を故郷の母親が見たら、不憫で涙するのではないだろうか・・・」
と痛々しい気持ちで見ていた。

ところが、その憐憫はまったく的外れなものであった。
毎時零分に行われる衛兵の交代式は観光のハイライトになっているようで、そのタイミングに合わせて何台もの観光バスがやってくる。おかげでツアー客に混じってガイドさんの説明を聞くことができたのだけれど、それによると、この衛兵に選ばれる男性は台湾の陸・海・空軍の中でもエリート中のエリートなのだそうだ。頭だけでなくルックスもよくないとだめなので、身長、体重にも制限がある。それを聞いて、思わず大きく頷いた私。
というのも、儀式では十人くらいの衛兵が一糸乱れぬ行進を見せてくれるのだが、どの男の子も背が高くすらりとしており、びっくりするくらいかっこいい。私は「えらい男前ばっかりやなあ!」と感動していたのだ。
もし彼らの母が涙するとしたら、「うちの息子が立派になって・・・なんて名誉な」ということでなのだろう。

交代式は見事だった。先に剣のついた長い銃をくるくる回したり空中に投げたり、とバトントワラーさながらの技を十数分に渡って披露するのであるが(といっても、もちろん笑顔などない。完全に無表情でゼンマイ仕掛けの人形のようである)、動きがぴったり揃っている。
「規律」なんて言葉を思い出したのはいったい何年ぶりだろう。


衛兵が立っている姿を見せることができれば、皆さんにも今日の話をもっとイメージしてもらえたのだろうな。だけど写真は、ない。
実質的に彼らが本殿を守っているわけではない。それは儀礼的なものであり、そこには観光客へのサービスという意味合いも含まれているのだろう。
そうは思えど、滝のように顔を流れる汗もぬぐわず、ただひたむきに立っている彼らの隣りに並んでピースサインをつくる気にはなれなかった。この人たちは繁華街でときどき見かける“銅像”になりきったパフォーマーではない。
何人もの日本人が建物か風景でも撮るかのように遠慮もなにもなく、無防備な彼らの顔の前に携帯を突き出している図は、見ていていい気分はしなかった。

しかしそのあと、心なごむ光景を見た。
交代式が終わってからも私は少し離れた場所からお立ち台の上の衛兵を見つめていたのだけれど、厳しい表情をして彼らの傍らについていた先輩風の男性が、観光バスが去り客がいなくなったのを見計らって、衛兵の汗を拭いたり肩やふくらはぎを揉んだりしていた。
もちろん衛兵はうれしそうな顔もしないし、礼を言ったりもしない。眉ひとつ動かさず正面を見据えたままであるが、なんだか胸が熱くなった。


大型連休もあと三日。さあて、そろそろ家に帰るか。


2005年05月04日(水) 沖縄便りvol.2〜ビキニ初挑戦

ちらっと覗いただけで店の奥から飛んでくる土産物屋の店員に、見ているだけですからと身振りでアピールしながら、「あ、そっか、日本語通じるんだった」と思う。
なんて不思議なところなんだろう。日本にいるという感じがどうしてもしないのだ。ふと気づくと、もう台湾に来ているような錯覚を起こしている。
喫茶店でタコライスを食べながら手に取った新聞の投書欄に、「猛毒ハブにご用心」「ガジュマルを大切に」といったタイトルの文章を見つけ、そうそう、私はいま沖縄にいるんだわ、と思い直す。

* * * * *

サーターアンダギーを買うために出かけた那覇の公設市場で(前回の日記参照)、実に南国らしい光景を見た。
沖縄の魚たちご覧あれ、このカラフルな魚たちを。まるで観賞用の熱帯魚が大きくなったみたいではないか。
「これ、食べられるの!?」
思わず心の中で叫んだくらい、それは食べ物に見えなかった。ためしに水色の魚の煮付けが皿に載っているところを想像してみたけれど……うーん、食欲湧かんなあ。
そんな私のつぶやきが聞こえたのだろうか、店のおじさんが「唐揚げにしても刺身にしてもうまいんだよ」と言ってきた。あわてて、旅行者なのでと断ると、一階の市場で買った魚は二階の食堂で調理してもらえるよ、せっかく沖縄に来たんだから食べて行きなよ、と畳み掛ける。
ふうむ、たしかにこんな蛍光色の魚を食べる機会はないよなあ。よし、じゃあこの一番おいしそうじゃないのを食べてみるか。私は水色のを指差し、これをお刺身にしてくださいと頼んだ。
すると意外にも、身の色も味もまったく普通の淡白な白身。ちょっぴりがっかりする私。どうせなら、「なんじゃこの色は!」「なんじゃこの味は!」てなことになったほうが面白かったんだけど……なんて。

さて、わりとあちこち旅行に行っているにもかかわらず沖縄は今回が初めてというのは、私が極端に暑さと日差しに弱いからである。
太陽の下で泳ぐということをしなくなって十五年になる。高校三年生の夏休みにプールでひどい日焼けをし、懲りてしまったのだ。
とはいえ、なにかの縁でこうして沖縄に来たからには泳ごうと泳ぐまいと海は見ておかなくてはならないだろう。というわけでビーチに行ってみたところ、白い砂浜と青い空のコントラストの美しいことといったら。
眺めているうちに、たしかに日焼けは怖いけれどこの美しい海で泳がないのは、太りたくないといって「歩」のサーターアンダギーを我慢するのと同じくらいもったいないことではないだろうか、と思えてきた。

それでは、来訪者がぐっと減るゴールデンウィーク中にもかかわらず読みに来てくださった方だけにわたくしのマル秘写真を。
海があんまりきれいだったので、調子に乗ってポーズまでとってしまいました(こちら)。



なんてわけがないじゃないかぁ……。
そりゃあ私だってできることならパァーッと披露したいです。皆さま方を悩殺して、「小町さんってすっごいスタイルいいんですね!びっくりしちゃいました」とか言われてみたいです。
だけど聞くところによると、男性は行きつけの日記の書き手が女性の場合、美人であってほしいと願いつつ読んでいるそうではないですか。そんなことを知った日には私のなんて出せますかいな。次の日からアクセス八割減(あとの二割はクリックしなかった人ね)、なんてことになったらどうしたらいいの。
まあ、私に期待している人なんていないとは思うけれど、もし一瞬でも「おおっ!」と思った方がいたらゴメンナサイ。
ちなみにこれ、アリィーのCF(サンスクリーンの「水着の跡、ないでしょ!」というやつ)の山田優さんのおカラダを拝借しました。すばらしいですね。写真の下のコメントを書きながら、本当に照れくさい気分になってしまった私は救いようなく図々しいヤツです。 (後日談あります。こちら

海ぶどうの食べ過ぎでおなかを壊したり、首里城で夫とケンカをして一日別行動を取ったりとハプニングもありますが、楽しんでおります。
(“人間的厚み”のほうも当初の予定通りに……しくしく)


2005年05月02日(月) 沖縄便りvol.1〜幻のサーターアンダギー

やっほー。みなさん、ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか。
え、今日はご機嫌ですねって?
ふっふっ、なにを隠そう、私はいま沖縄にいるのだ。これまでは旅先のホテルの部屋にネット環境があっても閲覧しかできなかったけれど、年明けにサイトをエンピツに引越したので、こうして更新もできるようになった。かなりうれしい。

* * * * *

さて、沖縄は今回が初めての私。マリンスポーツには興味がないので、目当てはもっぱら食べ物だ。
沖縄料理といえば「豚」。牛肉より鶏肉より豚肉好きでレパートリーも広い私とは、相性はばっちりだと思う。実際、ゴーヤーチャンプルーやラフテー、沖縄そばは見よう見真似ながら家でも作るくらいだし、量は飲めないだろうが泡盛にも興味がある。
というふうに思い浮かべる美味はいくつもあるのだけれど、中でも私が一番楽しみにしていたのは「サーターアンダギー」だ。
サーターアンダギー丸いドーナツのような見た目をしたこちらの伝統菓子で、これとちんすこうは百貨店で沖縄物産展のような催しがあると必ず買ってしまう、私の大好物である。以前林真理子さんのエッセイで、那覇の公設市場の中にあるサーターアンダギー屋で食べたそれがとてもおいしかったという話を読み、その店のものを一度食べてみたいなあとずっと思っていたのだ。

ネットで調べたところによると、販売開始から一時間ほどで売り切れてしまうため地元の人でも買うのが難しく、「幻のサーターアンダギー」と呼ばれているらしい。そこで私は開店二十分前に出かけたのであるが、噂は本当で、すでに十五人くらいの人が行列を作っていた。
しかも、みなが十個入りの袋を五も十も注文するのである。おいおい、そんなに買ってどうするんだ!と目を丸くしていると、なんと私の前でストックが尽きた。
「お客様、だいぶお待ちいただかないといけませんがよろしいですか」
「は、はい・・・」(がくっ)
結局一時間待って、私はふた袋を手に入れた。

揚げたてのそれは外はさくさく、中はふんわり、それほど甘くなくて本当においしい。真ん丸ではなく、揚げているうちに一部が破裂してチューリップのように口が開いているのもかわいらしい。こうしてできたての味を知ってしまうと、いままで食べていたあれはなんだったの?という感じだ。

ここの店のものは全卵ではなく卵黄しか使っていないため、一週間やそこいらでは固くならないのだそう。
「わーい、いいお土産ができた。これだけでも沖縄に来た甲斐があったというものだ」
喜び勇んでホテルに戻り、コーヒーを入れる。が、ミカン大のそれをかじりながら、ふと思い出した。
「そういやサーターは砂糖、アンダギーは揚げ物って意味だっけ」
こんな恐ろしい名前がついたお菓子はちょっとほかにないだろう。出発前に友人から「帰ってからダイエット道まっしぐらにならずにすむよう食べ過ぎには注意してね」と言われたけれど、それは無理な相談というものよ。
何日か後には船で台湾に向かう。これまたおいしいものがたくさんあるところだ。帰る頃にはずいぶんと人間的厚みを増した自分の姿が目に浮かぶ。
そんなわけで、近く日記書きの友人と会う予定がふたつほどあるのだけれど、話が来た段階で「六月以降にしてね」と言ってある。ああ、われながらこの手回しのよさが憎い・・・。


さて、市場ではほかにも面白いものを見たのだけれど、つづきはまた。