初日/ご紹介 最新 目次 MAIL


ぱるたの仕事場日記
あなたは 人目のお客様です

pulta
MAIL

2004年03月31日(水)
システム開発の苦労話

受注部門の責任者Eさんとシステム再開発の話をしていると、Tさんが話に加わった。Tさんは、取締役を勤めていた前の会社で、2億円の予算をもって、全社のシステム開発をまかされたという経歴の持ち主。H社と違って、直営店舗を20店ちかく持つ大きな会社。見積もりだけで30社の合い見積もりだったというからすごい。
でも、話せば話すほど、苦労するところは、大きい会社も小さい会社も同じだということがよーく分かる。

そうそう、そうなんですよねーといちいち大きく頷いてしまった。

でも今日のTさんとの話の中で印象にのこったことは、今後何年そのシステムを使いたいのか、ということを明らかにしたほうが良いと言われたことだ。例えば、商品データベースのアイテム数をいくつまで拡大可能にするかという1点をとっても5年使用するシステムの場合と10年使う場合とは全然異なってくる(とはいえ、今の時代、10年もつシステムは無いかも知れないとのこと。長くて7年かな?)。5年使うつもりなら、今後5年間にどれくらい新商品開発をするのか、という経営課題と直結しているわけだ。
社長に確認すべきはそういう点なのだ。

それにしても、30社の見積もりをとったときの話を聞くと、なかなか興味深い。H社の委託先については全くの白紙。でも5社から10社くらいはピックアップしてこなくちゃいけないかなぁというのが今日の話を聞いて思ったこと。さて、どうやって探すか・・・。



2004年03月30日(火)
台湾格安チケット

社長が5月に台湾に出張する。
Sさん以外に、上級特約店の中から二人、台湾に同行することになった。一人は関空から。一人は福岡から。

社長からは、宿泊。航空券の手配はいかがしますか?とそれぞれに聞き、会社でやってほしい、と言われれればやってあげてちょうだい、と指示されていた。
結果、航空券は各自で用意、宿泊手配は会社で、ということになっていたのだが。

しかし、今日になって、お二人とも、できれば、ぱるたさんの方で用意してもらえないか、と言ってきた。うーむ、きっと二人で相談したのだな(笑)

なので、早速、格安航空券で有名な旅行代理店に問い合わせたり、ネットで検索したり。
予想と違って大阪より福岡からの方が高いのね。それでも、4万円かからず往復できるんだ、台北。宿がついて3日間で3万円を切る格安ツアーもあったりして驚きだ。国内旅行の方がよっぽど高い!

社長は今年の社員旅行は台湾にしようか、などと冗談で言っていたが、冗談でなく、その方が安くて良いのかも知れない。



2004年03月29日(月)
お洗濯と名簿整理

今週は社長がまたしても海外(ダイビング)出張(旅行)に出かけてしまって不在。金曜日に引き続きやはり今日も暇。

なので、今日は溜まっていたタオルのお洗濯♪

給湯室に手をふくためのタオルと食器用のふきんを置いている。それを洗濯するのは社長室の仕事。2年ほど前に、洗濯バケツを買ってもらったので少し洗濯は楽になったが、この洗濯バケツ、脱水はできないから、何度か給湯室に足を運んですすぎの終わったものを絞ったり、またすすぎのためにお水をセットしたりしなければならない。

洗濯ものをするたびに、オフィス用に、タオルやふきんといった小さなもの専用の超小型の自動洗濯機を開発したら売れるんじゃないかなぁ、どこか作ってくれないかなぁと思う。(食器洗い機だってあんなに小型化したのだから!)

洗濯が終わったあとは、会員名簿の整理。
H社は基本的には特約店に商品を卸しているのだが、一般の消費者に直販も行っている。様々なルートからH社にたどりつき、近くに特約店がいないなどの理由でH社から直接商品を買ってくださるお客様だ。H社ではそういったお客様を会員と呼んでいる。

しかし、社長の紹介、とか、営業戦略上無償で商品を送っている方など、一般の会員とは扱いが異なる会員もいる。それらの会員は「特別会員」として別管理になっているのだ。ところが、システム上の不備もあって、この管理が非常にずさんになっている。先日、その管理不備が元である特別会員のお客様に大変不愉快な思いをさせてしまった。特別会員の担当は、主に社長、もしくは、部長で、最近はジュニア、というお客様もある。もう一度名簿を見直して、担当者別に名簿を整理するように、言われたのだ。

台湾騒ぎで名簿整理は延び延びになっていた。今日、やっと手をつけたというわけ。しかし、この業務管理システム、ホントに使えない。データを書き出したりする機能が一切無いので、エクセルに転記しながら、整理するという非常に手の掛かる作業になっている。ま、時間があるからいいけど。数百人の会員整理、(暇だから)数日かけてゆっくりやろうっと。



2004年03月26日(金)
暇な金曜日

台湾案件が一段落して、今日はかなり暇。週末の業務報告ノートを書くのに合わせて机の上の資料をかなり整理した。

4月からの商品価格税込み表示の義務化に伴い、H社のサイトも全面的に見直さなければならなくなった。しかも、先日の全国会議以来、サイトで会員価格で売るのはやめよう、ということが急に決まり、そちらも改訂しなくちゃならない。サイトリニューアルしたときあれほど確認したのに!しかもその後にまた問題になったときも、このままでいくと言っていたのに。やっぱり変節したな(-_-メ)>社長

サイトを作ってもらっているS社にさっそく連絡をいれ、見積もりを頼む。しかし先方も忙しい。こんな急に4月1日からの変更を頼むのはやっぱり非常識。4月第2週でよければお受けいたしますとの返事をもらった。

C社の方は、Tさんとジュニアが、数字のたくさん並んだ表を前に、なにやら熱心に話し合っている。聞いてみると、中期3カ年経営計画を立てているとか。今年の年商目標を5000万、来年1億、再来年は2億にする計画なのだそうだ。倍々ゲームですねぇ、と言うと、何とか自立するのがC社の悲願ですからね、とのお答え。でもC社の社員数は少ないからこれが実現したら、H社よりお給料良くなりそうですね、とみんなで笑いあう。希望を持って計画を立てている時が一番楽しいかも・・・。でも、H社のように口コミだけで広がる特約店商売でなく、全国チェーンの大手ドラッグで商品を展開するのだもの。あたれば金額は大きいはず。がんばれ!>C社 がんばれ!>ジュニア



2004年03月25日(木)
広告

C社の戦略商品がある大手薬局で販売され始めて約1カ月。今度その商材がある雑誌に取り上げられることも決まり、ますます勢いが出始めている。今日は店頭にでかでかと(?)張り出すポスター2種が上がってきた。最終校正だ。

女性の後ろ姿2種に、商材のイメージが重ねてある。PとSという商材のセットだから、ポスターもPとSの2種。社長とジュニアが、やっぱりこのコピーは・・・などと話し合って最後一言だけ文言を入れ替えたようだ。

このポスターが店頭に張り出されたとき、お客さんの反応はどんなだろう。果たして歓迎されるのだろうか。
広告の中には、不快感を呼び起こすものもある。作る側はこの媒体で売れるだろう、売りたいと思って作るはずなのに、うまくいかない場合があるのだから不思議だ。C社の場合はどうだろう。うまくいくと良いけれど。



2004年03月24日(水)
請求書

H社の支払サイトは20日〆の翌月末支払である。台湾との貿易においては、20日〆の翌25日支払ということで、社長は契約を結んできた。今月3月だったら、2月21日〜3月20日までに受けた発注分をまとめて1枚の請求書にして3月25日を目処に先方に送る。先方は支払まで約1カ月猶予があるというわけだ。

しかし、こういう支払サイトの考え方は、海外ではまずないと言って良い、と貿易アドバイザーのM先生からは教わった。大抵、B/Lの日付から30日後、とか、AWBの日付から60日後、という具合に、何日後という指定が普通だそうだ。H社のように、1カ月分まとめて請求、まとめて指定日に支払、という習慣をリンさんにも理解してもらわなければいけない。

Invoiceと書くと、荷物と一緒に出したInvoiceと同じでH社サイドの業務部門が混乱するかもしれない、ということで、精算書、Debit Noteという名称で請求書を作る。そして、欄外に、支払サイトの説明を長々と入れ、さらに、Remittance Scheduleと題して、向こう1年間の支払スケジュールをつけるという念の入れよう。M先生は、海外とのビジネスで一番いけないのは、相手に解釈の余地を与えないことだ、とおっしゃる。
つまり、すべて明確に、一点の曇りもなく明確にしておかねばならないのだ。

これで、来月の25日に指定した金額がしっかり入金されれば、一安心。荷物を出してお金を回収するまでのサイクルを一通り完全に経験することになる。

今日の業務報告会で、社長が「台湾案件は今は社長室でハンドリングしています。ぱるたさんがやってくれてだいぶ道筋がはっきりしてきたところです」と発言。ちょっとうれしかったな(^_^)



2004年03月22日(月)
ミスに気づく

社長に毎週末出している業務報告ノートに、台湾関連のファイルを添付することにした。やりとりしたメールとFAXの綴り、インボイス関連、オーダー関連の3冊。受注部門から上がってくる受注リストでもそうなのだが、相当量のデータの中から、社長は、ほとんど直感的に間違いも見つけだす。
良くこの大量のデータの中からミスを見つけるよね、と感心する(っていうか経営者ってそういうものだよね、とも思う)。

今日は、私のミスをしっかり見つけてくれてしまった。。。。∫(TOT)∫

ハンドキャリーで輸出した商品のインボイスが2枚(オーダーシートナンバーが異なるので2枚)、それを合算したパッキングリスト(こちらは同時に輸送するので合算して1枚にしてある)。
何とパッキングリストの合計額が、2枚のインボイスの合計額と違っているのだ・・・・

が〜〜〜〜ん!!そんな初歩的なミスを犯すなんて(*_*)

調べて見ると商品Eの個数が35のはずが45になっている。今回の正式オーダーにこぎ着けるまで、何度かやりとりしているうちに、数字が何通りか出来てしまっていたのが原因だ。それにしても、許されるミスではもちろん、ない。配送部門にはパッキングリストを回して荷造りしてもらっていたので、特約店のSさんは本来の発注より10個多く商品を持たせてしまったことになる。

すぐさま、どうして数字が違ってしまったか社長に報告し、Sさんと連絡を取ってすぐにその10本についてオーダーを出していただくかもしくは、持ち帰っていただくか先方と相談してもらうように頼んでも良いか、指示を仰ぐ。

すると、社長「インボイスは正しいの、つまり、少ない額の方が行ってるのね?」と確認してから、「お金を多く請求してしまうのは問題があるが、多めに商品を持っていく分には構わないでしょう。どうせ必要なものなんだから。何なら来月の発注に回してもらっても良いし。10本くらい、あちらが買い取れば良い話だ。」ちょっとほっとした。

そうは言っても結論を出すのは先方である。Sさんと、何とか連絡が取れたので、どうするか相談するよう依頼する。

午後は貿易アドバイザーM先生が来社。今までの経緯の確認と、また「貿易に関する基礎知識講座」
委託料を払って私が勉強させてもらっているようなものだ。また、英文レターのことでは、M先生に誉められてしまった(#^_^#)「とてもきれいな英文を書かれますね。素晴らしいです」
う〜〜む。Excite辞書を引きまくり、aなのかtheなのか悩みつつ書いていることを、M先生はご存じない(^◇^;)



2004年03月21日(日)
台湾総統選挙

昨日投票があった台湾総統選挙、結果は、僅差で与党民進党が勝利。与党を応援していたパク先生たちもほっとしてることだろうと思っていたら、今日は破れた野党国民党が選挙無効の訴状を提出したというニュースを目にした。

中傷合戦、発砲事件ときて、今度は無効訴訟か。

選挙が終わったら落ち着くだろう、そうすればパク先生も貿易ビジネスの方に少しは時間を振り向けることができるだろう、と社長は楽観していたが、そうも行かないかも知れない。しばらく落ち着かない台湾国情。今日台湾入りした特約店Sさんはどんな報告をしてくるだろう。今週は主にFAXでSさんから逐次報告があがる予定になっているのだが・・・。



2004年03月19日(金)
あわただしい

受注部門の責任者Eさんの作業量があまりにも多いので、パートタイマーを新規で雇った。しかし、そのパートタイマーが昨日に続いて今日も欠勤。締め日(H社は20日締め)前後は休まないように、と釘を刺していたにもかかわらず、休んでいる。

朝、ホワイトボードにあった欠勤の書き込みを見て、Eさんを見ると、案の定厳しい顔をしている。さっそく声をかけると、やはり「昨日は仕方ないと思ったけど、今日は参りました。困ったなぁ」と言っている。理由は体調不良と聞いているから、仕方が無いと言えば仕方が無いのだが、Eさん、かなりおかんむりだ。

採用は難しい。今回のパートタイマーの選考も最終的には二人残った。社長が採用した人は結果として、このていたらくだ。かといって、私が良いと思った人が採用されたとしたら良かったのかどうか。それは本当に本当に分からない。最近は、3カ月でも分からない、と思うようになった。半年一緒に働いてやっと、一緒にこの会社でやっていける人かどうか、少〜し分かってくる、くらいかな。
それほど、この会社が社長色が強い会社なのだとも言えるし、人は難しい、ということでもあるのだが。

朝から夕方まで目一杯研修会議で殆ど席を外していた社長。終業時間を過ぎてやっと時間がとれ、パートタイマーの勤務状況を報告。来週早々に再度募集をかけることについて了解を取った。

さて、今日は、会報誌の発送業務、休憩時間のたびに会議のお世話、会議の特別プログラムでお越しいただいた顧問の先生のお相手、そして台湾からの新規オーダーへの対応などなどで、やっぱりめまぐるしく過ぎてしまった。台湾は今総統選挙で大変だ。現与党派のパク先生も選挙運動で非常に忙しいらしく、本当は発注どこの騒ぎじゃないらしい。(聞くと、発砲事件も起こったりして、選挙戦は過熱しすぎて恐ろしいほどだ。)明日が選挙。結果によっては商売にも影響があるとのこと、社長も選挙の行方に注目している。 そして結果が出ているであろう明後日、特約店のSさんが台湾に入る。一行は5人。手に手にH社商品を持っての入国だ。hand carryでの輸出。ちゃんとインボイスも持たせたぞ。



2004年03月18日(木)
研修会議な会社

午後1時から、全国の主要特約店約20名が参加した会議が開催された。1泊2日の研修を兼ねた会議。

おもてなしが大好きな社長夫妻のこと、今朝会社に来てみたら、すでに社長は来ていて、会議室の点検などしている。新しく蘭の鉢がいくつか運び込まれていて、置く場所などを決めていたようだ。しかし、一番感心したのは、トイレの個室にまで、可愛らしいお花の小鉢が置かれていたことだ。さすが部長!ここまでの目配り!

午後1時スタートの会議だというのに、12時前から早くも到着してしまう人がいたりして、事務局でなくとも、お客様の応対に追われる。私が社長秘書しているからだと思うが、わざわざ私のところに挨拶にいらっしゃる特約店の方もある。ふだんは、こちらから一方的に電話してスケジュールやら諸々の指示をしているばかり(もちろん社長からの指示とは言え)なので、こういうときにお顔を見てご挨拶をする、というのは大事なことなんだろうな。

会議が始まってしまえば、しごく静かなオフィス内。細かい仕事がはかどった。台湾の方も、新たな発注に関するやりとりが生じていて、それらを片付け(英文レターも少し慣れてきた(^◇^;)次は、、、会話だ。。。)、ほっと一息ついた。

明日は朝から夕刻までこの会議が続く。



2004年03月17日(水)
午後だけ

今日は午前中私用で半休。午後から出社して、DHLで荷物を出し、社長の出張の手配をし、更にシステム再開発の資料づくりをしているEさんの話を聞き・・・夕方になって、また台湾からうれしい発注第二弾が届いたり・・・
時間が少ないときに限って盛り沢山のメニューをこなさなくちゃならない巡り合わせ。

システム再開発については、Eさんが精力的にデータをまとめてくれているので本当に助かる。まずは業務に精通した人間が業務分析をするのが一番よいのだから。



2004年03月16日(火)
スローペースでしっかりと

今日は、やっと、やっと、ついに、ついに、台湾に荷物を出した〜〜!!

朝一番で乙仲業者のM倉庫さんに電話すると、担当者のHさんに「ご無沙汰してます!」と挨拶されてしまい苦笑。しかも更に「いや〜〜もうこのお話はなくなってしまうのかと心配していたんですよ〜ホントに良かったですねぇ〜」と喜んでいただいた(笑)しかし、こんなことをさらっと言って、しかも全然イヤミがないとは、Hさんの人徳だなぁと感心しながら、荷物のピックアップを正式に依頼する。

さて、主力商品Xについては台湾の輸入審査も通って正式に輸出できるが、あとの10品目については未だ認可が取れていない状況(らしい)。うち4品目を5点ずつDHLで着払いで送れと台湾からの指示。(社長はもうぶうぶう口を尖らせて怒っている。5点なんて話にならん!向こうにはもう代理店もいるんだぞ!まったく、リンさんっていうのは商品のことを何も分かってないからこんな数を言ってくる!云々(以下省略))

しかし、DHLなんて電話一本ですぐ来てくれるかと思いきや(いや、思っちゃいけなかったんだろうが)登録アカウントというものがないと、まず着払いではものを送ることが出来ない、という。じゃぁネットで登録するのが一番早いですか?と聞くとそうでもないらしい。結局営業の人に連絡をしてもらって直接電話で話をし、口頭で登録手続きをしてもらった。最終的にはアナログな人力が一番早いという例がここにも・・・。

私はせっかち&貧乏性でいつも最速最短で物事進めるにはどうしたらいいか考えているようなところがある。だが、物事はなかなかそんなに最速最短では進まない。むしろ進まない方が良い結果を生むことがある。20年以上働いてきて、最速最短で手際よく進めるべきことと、スローペースでもしっかりと(ときどきイライラするくらい段取り悪く(笑))進めた方が良いものとが、徐々に分かってきた。今回の貿易絡みは、恐らく、間違いなく後者だろう。ゆっくりと、お互いにノウハウをためながら、進めていく。拙速よりも着実に。社長はかなりいらついているけれど、それでも確実に進んでいることだけは確かだから、もう少し我慢していただこう。

ところで、昨日は平日だというのにこの日記を休んでしまった。原因不明のめまいで会社を早退してしまっていたのだ。今朝出社すると(めまいがまだ残っているが、この状態に慣れてきて、仕事はできた)、Tさんが心配そうに「最近英語ばっかりで疲れちゃったんじゃないですか?あんまり根を詰めない方がいいかもしれませんよ〜」なんて、本気とも冗談ともつかぬことを言う。デスクにビジネスレターの参考書など置いていたのをTさん、見てたのね〜!まぁ恥ずかしい( ̄▽ ̄;)



2004年03月14日(日)
参考書

英語の勉強し直しに一冊何か本でも買ったら、とある人にアドバイスされて、本屋で物色。「今すぐ書ける英文レター・Eメール表現集」という、ちょっと買うのが恥ずかしいような(見栄っ張りです)本を1冊。もう一冊は、「『英語屋さん』が現場で学んだ国際業務ABC」(浦出善文著)こちらは、著者が、大学卒業後入社したソニーで、国際物流部門、広告宣伝部門、そして、ソニー創業者の井深大名誉会長のカバン持ち(専属通訳、翻訳担当)を勤めた経験をエッセー風にまとめた一冊。
貿易実務の話も出てくるし、何より、実体験に基づくエッセイだから、面白い。それに巻末には「現場英語索引」なんて気の利いたモノもついていて、参考書としても優れた本になっている。

休日にこんな読書もたまには良いね。



2004年03月12日(金)
ビジネス英語など

英文レターの慣用句を調べているうちに、英語番組@有線放送のテキストをネット上で発見!
しかも、貿易事業者を対象とする内容で、今の私にとってはかゆいところに手が届く!なレッスン内容!
PDFでダウンロードできるので、早速26回分ダウンロードし、プリントアウト(我ながらアナログ)。たちまち、ビジネス英語入門とビジネスライティングの2冊、テキストができあがった〜!
世の中便利になったものだ。

昨日遅くに、台湾からfreight負担の件で異議申し立て(?)と、オーダー方法に関して変更依頼があり、仮インボイスを作り直して送ったり、変更提案を受諾したりなど、終業時間間際(過ぎてしまっていたが)にあわただしく対応したが、今日は台湾の担当者は休暇。動きは無い。
社長も半ば諦めたように、「今日も台湾は何も(荷物送れと)言ってこない?」と聞くので、「はい。でも今日荷物を出したとしても、土日はさむので、月曜に出すのとほとんど変わりはないです」と慰めともつかないことを言ってみる。

特に急ぎの仕事もないので(システム再開発のための資料づくりはサボり(苦笑))ダウンロードしてきたテキストでにわかビジネス英語勉強。
ほぉなるほど、こんなふうに言うのか、と楽しみながら読み進むのだが、頭に残っていないようだ。3歩歩くと忘れる鳥頭、になっている昨今の私。ちゃんと覚えて、しかも実際に使わないと何の役にも立たないのに!ふぇ〜〜ん(:_;)

ところで、明後日の日曜日はホワイトデー。社長が遅い昼食に出た後なかなか戻ってこない。やっと帰ってきたと思ったらアルマーニの袋を両手いっぱいに持っている。季節はずれのサンタのよう。おもむろに女子社員にホワイトデーのプレゼントを配り始めた。勿論、私ももらいましたよ。
夕方になると、今度はジュニアから、チョコキャンディーのプレゼントが!どうもありがとう!
エージェントのMさんには社内でバレンタインチョコをあげたのは私1人だったので、トップスのチョコレートケーキが来た。ふふふ、得しちゃった!週末のおやつにはこれで困らないな(笑)

社長を見てジュニアが、それを見てMさんが、そして更にそれを見て今度はTさんまで「バレンタインはありがとうございました、これどうぞ」とクッキーを持ってきてくれた。ふふふ。これで全員から回収(!?)



2004年03月11日(木)
乗り換えキャンペーン

台湾からなかなか返事がこないので、荷物は相変わらず配送作業ルームのすみに置かれたまま。いつ出荷できるのだか・・・。

私は今日は、少し台湾から離れて、C社のSSL乗り換えについてジュニアに提案。ジュニア経由で社長に報告し、決裁をもらった。

現在C社は、ベリサイン社にお金を払っている。しかし、このほど、ジオトラストという会社が日本の電子認証業界に殴り込み、、、じゃないが、日本での知名度を上げるべく、3年契約したら1年分無料にするキャンペーンと、期間途中でもジオトラストに乗り換えたら、残期間をジオトラスト社が負担する、という2大キャンペーンを展開中なのだった。

C社にもダイレクトメールが届いており、サイト構築を請け負ってくれているS社の担当者にも相談済み。知名度以外は、ベリサインとジオトラストでは、品質的に差がない、という結論が出ていたので、ジュニアにもスムーズに説明できる。(しかし、ジュニア、私の説明を鵜呑みにし過ぎ〜。それって、マイナス要因がないってことですよねぇ、なんて。これだからすぐ口のうまい営業にだまされるんだよー。)

乗り換え自体は絶対にOKだろうと思っていたが、3年契約は無理かな、と予想していた。実は私は、C社のネット通販を社長が今後3年間も続ける気があるのかどうか、ちょっと疑っていたのだったのだ。しかし、社長、今まで支払っていた金額よりも少ない額で3年間保証されるってことでしょ、じゃ、進めて頂戴!と快諾。そ、そう来ましたか。じゃ、向こう3年間、やっぱりC社のサイトは維持するんですね・・・自覚あるのか?>社長



2004年03月10日(水)
今日も台湾案件

今日は現地から送られてきた中国語ラベルに、expire dateとmaker's nameを記入して、印刷、カットして商品に貼り付ける作業。それが終わったら箱詰め。やっとM倉庫さんに正式に輸送を頼めるのだ。最初に出したのが、2月26日だから、2週間ほど経ってしまったのだなぁ。

にしても。Yahoo奇摩だし、台湾って不思議な国。年配の方が日本語ぺらぺらっていうのは、歴史的な事実から理解できる(というか、本当は恐ろしいほどのことだと思うが)のだが、あちらの方は名前を2つ持っている。リンさんにしても、本当は漢字の名前(中国名)があるのに、英語名もあるのだ。横文字ではSophie Linさんという。中国語だと、碧珠さんだ。どう発音するのかはわからないが、とても綺麗な名前だと思う。
男性の白さんと女性の林さんが結婚すると、女性は白林さんと名乗っているのに、男性は白さんのままのようだ。

日本も小学校から英語教育をする、なんて言っているから近い将来、日本語名と英語名の2つを持つようになるのかなぁ。結婚したら、姓を2つ並べるっていうのは日本ではちょっと違和感があるけど。(ま、この国では夫婦別姓法案があんなふうに迷走するくらいなのだから、連名っていうのも多分当分あり得ないだろうけどね。ふっ)

閑話休題。

台湾との動きは要所要所、社長には報告しているのだが、どうも切れ切れなせいか、悠長なせいか、社長自身貿易について分かっていないことが多いせいか、忘れてしまうことがあるようだ。そこで、台湾とやりとりしたすべてのメール、ファックスをコピーして時系列に一冊のファイルにすることにした。結構な量になるので自分でもびっくり。しかしこれをめくってみれば一目瞭然。社長だけでなく私自身にも便利だ。忙しさに取り紛れていたとはいえ、なんでももっと早くこれをしなかったかな(苦笑)

しかし、やっぱり最後は紙なんだなぁ。ペーパーレスへの道は遠い。



2004年03月09日(火)
悠長なペース

昨夜のうちに、台湾のリンさんからメールの返事が来ていたようだ。朝一番で、M先生にご相談メール。先方に出すメールの英作文まで頼んでしまった。小一時間待ち先生から返事をもらい、そのままリンさんへメール送信。そんなことをやって、一つずつ不明点をクリアにしていくここ数日。ずいぶんと時間がかかる。本当に悠長なペースだ。とはいえ、これが実力に見合ったペースではあるが!

Aだったものがaaaになり、でもやっぱりBになる、というようなことを昨日も書いたが、今日はBがbbくらいにまたもや変わってきた。
楽しみながらH社をサポートしているM先生の顔が浮かぶよ(とほほ)

明日には荷物を送れるかね?と社長が尋ねる。希望的観測では明日、でも今のペースでいくと、多分、明後日。




2004年03月08日(月)
コミュニケーションって難しい

今日は台湾からの返事が来る日。午後になってやっとFAXが届いたのだが、それが、またしても行き違いが起きるような内容。

Aでいきましょうと合意できたかと思えば、やはりAじゃなくaaaにしてほしい、と言われ、仕方なくaaaすると今度はBだ、と言われているような、そんな具合のやりとり。
一体何なのだろう。

さすがに今日は途方に暮れてしまい、M先生に相談する。英文メイルの原稿を書いてもらって、もういちどポイント確認を試みる。また返事は明日に持ち越された。

言葉の違う国とのビジネスは難しい。タイムラグもあるし、一つ確認できたと思ったら、またもう一つ確認しなくちゃいけないことが出てくる。ま、そんなものだよ、とビジネス経験者には言われそうだな。



2004年03月05日(金)
小さな会社は面白い

一昨日以来、台湾案件が一歩一歩確実に進んでいることが実感できてうれしい。
発注の方法、ルールがはっきりし、今日は初めて私の作ったオーダーシートで発注をもらった。ファックスとメールと2つのルートで送られてくる。
それを元に、パッキングリストやプロフォーマインボイスを作って先方に送り返す。
というのも、まだ貿易前段階なので、(台湾本国での輸入許可などを取っている段階)10キロ以内、1000米ドル以内で荷物を送ってほしいというのが先方の希望だからだ。

10キロ以内に収まっても値段が1000米ドル(今日のレートでいくと、110,000円ほど)を超えてしまう。1000米ドルで収めると重さが4キロ、とすごく小さな荷物になったりして。
いろいろ組み合わせてなんとか今日の発注を8個のカートンに分けて送る案を作ってみた。
乙仲にたのめば、2万円程度ですむ輸送費が3倍ほどにふくれあがるが、仕方がない。

一昨日M先生がいらしたとき、仰ったのは、先生がコンサルに入る会社は大抵もう貿易の実績があり、貿易を専門とする部門があるところばかり。こんなに何にもないところから貿易ビジネスを始める会社さんにつきあうのは、初めてくらいです。だけど、だから、こんなこと言っては失礼ですが、とっても面白いです。・・・

喜んで良いのか悲しんで良いのかちょっと一瞬迷うが。しかし、地獄に仏、のようなM先生である。

しかし、慣れない英語を使ったビジネスレターも書いていると面白い。貿易を始めるってことがどんなことか、身をもって体験できるってすごく面白い。小さな会社ならではだな、と思う。



2004年03月04日(木)
情けない(T_T)

午前中は特約店のSさんが台湾がらみで来社、さっそく社長と打ち合わせ。私も呼ばれ進捗報告。午後からは社長は、H社が商品提供している某演歌歌手のコンサートに招かれてお出かけ。そのためのご祝儀袋を買いに行く。社長の外出を見送ったあと、台湾向けの資料を完成させる。やっとFAXとメールで台湾に資料を送る。

それにしてもメールもFAXも資料も英語なので倍以上時間がかかって本当に情けなくなる。

M先生に書いていただいた英語を元に私が資料を作っていく。それをネイティブの部長に再度チェックしてもらう。1、2語直すだけなのに、私の書いたものと部長が直してくれたものとを比べると、見違えるほどナチュラルで細部に気を配った文章に変わっている。ほんとに不思議。(そしてマジ情けない)

でも、もって回った言い方をしなくていいから、英語はストレートで、いいな。



2004年03月03日(水)
代理交渉

今日は貿易アドバイザーのM先生の来社日だった。午後1時半から夕方5時までかかって、みっちりご指導いただき、 たくさんの成果があった午後だった。

先生には、この1週間に起きた波瀾万丈(笑)の出来事すべてをもれなくメールで報告していたので、開口一番「いろいろ動きがあったようで、大変でしたね」と言われてしまった。全くもって苦笑いするしかない。

相手方の英文メールやFAXをもう一度読み直し、不明点を洗い出し、先方に確認すべきことを整理し、さらに、こちらサイドがやるべきことも再度チェック。作成していた書類の添削(?)もしてもらった。ある程度、問題点が明らかになり、あとは先方に電話で直接確認しようという段階まできたとき、初めて社長に声をかけ、本日の途中経過を報告。すると、社長から新たな要望も出される。(聞いて良かった。)

社長との話を終え、M先生は台湾と電話で代理交渉。電話口からは、あのまくしたてるようなリンさんの英語がかすかに聞こえる。だがさすが先生、リンさんに負けていない(当たり前だ)。今日の段階で、言いたいこと、伝えたいことはすべて伝えてもらった。

振り出しに戻ったようでもあるが、とにかくすっきりしたことだけは確か。もうこれで社長の思いこみだけで商品を大量に出すこともこれからはないし、支払いに関して気を揉むこともない。それだけでもずいぶんと気が楽になった。

でも、打ち合わせの合間に行われた「貿易に関する基礎知識」講座(命名は私)では、「今日はこの3つを覚えてしまいましょう」なんて先生に言われ、必死に「ハ、ハイ!」と答えたはいいけれど、しばらく話が進んだところで「この場合、ここには何と書いていなければいけないか、わかりますか?」と不意打ちの質問が!!「げ!な、なんだっけ・・・・?!さっき覚えた、はず、な、の、に〜〜〜」

すっかりサビついている私のア・タ・マ・・・(T_T)



2004年03月02日(火)
私にできることは?

私にできることは、多分、錯綜した物事や関係を整理し、並べ直し、見やすく分かりやすく再構成して、提示すること、だろうと思う。

業務システムの再開発について、主に私が業者探しから、仕事の発注から、進行管理まで行っていくのだろうと思うが、肝心の内容については、業務フローの洗い出しをしないことには始まらない。

堤商店(仮名)で「業革推進事務局」なる部署にいたことがあった。行政改革ではなく業務改革だから業革。当時堤商店(仮名)は莫大な金を払って某コンサルタント会社を雇い、全社全部門の社員にヒアリングし「仕事分析」を行い、一つ一つの仕事にどれだけの人と時間が必要かすべて洗い出し、適正人員の再配置、仕事の評価基準などを新たに決定する、一大プロジェクトを行ったのだった。

私はごく短期間ながら、その分析チームの事務局的立場で仕事をしていたのだが、そのときに見聞きしたことが多分今に役立っているのだろうと思う。
業務フローを作るとはまさに仕事分析をするということだ。

たとえば、「受注」という仕事の塊を取り出して、その塊がさらにどんな作業から成り立っているか分けてみる。一つ一つの作業に名前をつけて、いつもやっているとおりの順番に並べ直してみれば、立派な業務フローができあがる。

私がこんなふうに考えてみて、とか、こんな風に物事を見てみて、こんな風に表や図にして、とお手本を示してみる。試みにEさんがやってみました〜と紙を持ってくる。それをまた、私が、見直して更にブレイクダウンするとこんな風になるでしょう、ともう一段掘り下げてみると、Eさんもさらに理解を深めることができる。

忘れがちなのは、何のためにこの作業をしているのか、ということだ。再度目的を確認する。すると、更に自分が今やっている仕事が見えるようになる。すると自然にもっとやる気も出てきて、Eさんは「良くわかりました。もうちょっとやってみます!」と私からの宿題を持ち帰るのだ。

アルバイトに身分変更になったMさんも、分からないことがあると私に聞きに来る。私は、聞かれたことだけに答えるのではなく、今Mさんが疑問に思っている事柄が、全体の中でどういう位置づけにあるのか、から説いてみたりする。すると、今まで点でしか見ていなかった物事が、面の中の点として認識できるようになったりするのだ。

仕事は構造でみるんだ、とは堤商店(仮名)における私の師匠H氏の教え。それを私なりに租借して言うと、「そうやって仕事を上から見たり下から見たり横から見たりすることで、新たにわかることはいっぱいあるのよ、そうすると自分が何をしなくちゃいけないか、ってことがもっと良くわかるようになるのよ」ということになる。

それにしても。
業務システム開発のための元資料、業務フローづくりって、こんな風に作るので本当にいいんだろうか。
実はちょっとだけ不安。。。



2004年03月01日(月)
台湾の意向はどこに?

朝会社に来てみると、リンさん@台湾からFAXが届いていた。

先週金曜日の話では、改めて現場の担当者であるリンさんがXを120個、それ以外の商品10品目については、10〜15個ずつの「正式な発注書」を起こすということで落ち着いたはずだった。そのため、一度成田まで送った商品X120個をわざわざ戻してもらい、中国語のラベルを貼ることに決めたのだった。

しかし、リンさんのFAXによると、相変わらず「荷物は10キロ以内」「金額は1000米ドル以内」を原則とせよ、と書いてある。

その原則って、要するに、輸入とか輸出「ビジネス」のレベルではないということ??

社長も、現場の担当者は税金を払わないことばかり考えて!といたくご機嫌ナナメだ。

トップレベルでの会談内容が現場の担当者のところで変わってしまうって、一体どういうことなのだろうか。パク先生は金曜日の電話で、これからリンさんを説得する、と言っていたけど、リンさんってパク先生の会社の社員のはずなのに、説得するってどういう意味だったのだろう。さっぱり事情がわからないよ・・・。

M先生が海外出張から戻られたので、さっそく明後日来社していただくことにした。レベルが低すぎて情けないが、今回の件をどのように解決していけばいいのか、先生は、何と仰るのだろうか。