-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 バンドは良いなぁ…(しみじみ)

痛恨の財布紛失から一夜明けて
家にずっと引き篭もってます。
この日記を読んだ友達2人から
「大丈夫?」という電話をもらう。
同情より、金をくれ。と半分マジで言う。

何かの形でこの想いを残したいと思い
とりあえず歌を一曲作った。
【While my wallet gently weeps〜俺の財布は泣いている】
ジョージハリソンの【While my guitar gently weeps】の
パクリである(笑)
つまんね〜。

今晩は、ブルースハープのケン吉岡さんのライブがある。
金も無いし、この凹んだ状態じゃぁ行けないな、
と思っていたのだが、
直接、お誘いの電話をもらってしまったので
やっぱり行くことにした。
美女缶レイカを伴って、夜11時に【Healey's】へ。
レイカにビールを奢ってもらい、チビチビと飲む。
情けない。

3バンドのうち、ケンさんのバンドは最後のトリ。
会場は驚くほど観客の年齢層が高い!
しかも、みんな相当盛り上がっている!
熱い!
このオッサン連中、何故にそんなに熱いんだ!?
夫婦でチークダンスを踊ったり
トラボルタ風【サタデーナイト】な奴もいる。
特に目立ったのが、サッカー・イタリア代表のユニフォーム
しかも背番号10、トッティを着た奴!
(↓左端の青い奴ね)












こいつは、最初から最後まで踊りっぱなし。
ケンさんのバンドは、ケルティックな展開の曲が多く、
Corrs好きのオイラはノリノリ♪
途中で【Play that funky music】とか
【朝日のあたる家】とか、渋いカバーが入ったりして
それもまた良し。
あ〜、バンドはいいなぁ。
ほんとにバンドやりたくなってきた。
ケンさん羨ましいよ。


2004年07月31日(土)



 人生初、財布を盗まれる!

最悪とは、このことだ。
今夜の飲み会に備え、銀行で下ろしたばかりの
$200が入った財布を盗まれた。

事件現場はストリート・カーの中。
容疑者は5人。
今思えば、全員が怪しく思える。
終点の駅で降りる際、人ごみに紛れてオイラの
ショルダーバッグのポケットから
お気に入りのPaul Smithの財布(時価$400)
を抜き取った奴がいるのだ!
オイラは気づかずに、駅を出てコンビニへ。
その時に初めて、財布が無いことに気づく。
慌てて駅に戻るも、当然犯人は消えていた。

駅員に事情を説明して、ポリスを呼んでもらう。
カナダで初のポリス・コールだ。

そこで、はたと気づく。
「待てよ、ポリスが来たってどうしようもないじゃん」
もう一度駅員を呼び、ホームと車両を見たいから
中に入れてくれるようにお願いする。
が、
「それは無駄だよ、君ぃ。財布なんてもう無いんだから」
と、同情の欠片もない言葉を浴びせられる。
頭、ひっぱたいてやろうかと思った。

そこでまた、はたと気づく。
「待てよ、とりあえずVisaとMasterカードを止めないと!」
駅員のオッサンに構ってる場合じゃない、
友達に番号を調べてもらって、
すぐにカード会社と銀行へ電話する。
そうしてる間にポリスが到着。
こっちが電話で話してるにも関わらず、
ガンガン事情を聴取してくる。

生まれて初めてのカード解除手続き、
生まれて初めての英語によるポリスの事情聴取を
同時にこなすのは、ちょっとしたパニック状態だ。

しかも、偶然ナナ・ジョークラが通りかかった。
「トモ、どうしたの?」
えぇ〜と、財布掏られて・・・

次に、シタール奏者のヨシくんが通りかかる。
「トモ、どうしたの?」
えぇ〜と、財布掏られて・・・
何でこんなに重なるんだよ!

***今日の紛失物***
免許証
SINカード
銀行のカード
Visaカード
Masterカード
メトロパス
ビデオ屋会員証

そして…現金$200(これが一番痛い!)

相当凹みまくって、
とりあえずノブさんに$5借りて家に帰る。
今夜の飲み会はキャンセルしようかと思ったけど
オイラが言い出しっぺなので、やっぱり行く。

ケンジントンのダイナーで、平井くんのプチ送別会。
慎也さんとKちゃん、そして何故かRafi夫妻(笑)
すまん、オイラが勝手に呼んでしまった。
凹んでも財布は帰ってこないので、
開き直ってガンガン飲む。
ていうか、ビールはRafiが全部おごってくれた。
Thanx!

明日からどうやって生活しよう・・・


2004年07月30日(金)



 夏、終了宣言!

トロントの夏、もう終わったと思います。

ていうか、夏は来たんでしょうか?
街行く人は、半袖と長袖が半々です。
それでも今日は24〜25℃あって、ちょっと暑いくらい。

友人の画家、David Kibbukaと近所のカフェでお茶する。
Davidはアフリカの【バティック】という技法で絵を描いて
たまにワークショップで生徒に教えてます。
その一番弟子である、日本人のマリコちゃんが
ロンドンや各地で快進撃を続けているというニュースを
知らされる。
正直、びっくりした。
バティックという技法は、黒人民族独自もので、
やはりその民族系の画家が描くから価値がある
と思っていたからだ。
たとえば、日本画の枯山水を欧米人が描いても
絶対に売れないと思う。
オーストラリアのアボリジナル・アートを
中国人が描いても売れないと思う。
しかし、
実際にマリコちゃんのバティック画は本国ウガンダ
でもバカ売れしているのだ!
う〜ん、
考えてみると答えは一つ。
誰が描いたとかの問題じゃなく、いい絵はいい!
という事じゃないか。
2時間ほどそんな話をしてDavidと別れた。

デザイナーYukikoと美女缶Reikaと待ち合わせて
マユコちゃんの家へ行く。
ここには8人くらい住んでいて、みんなちょっと普通じゃない。
裏庭の地べたに座って、ワイン、シャンパンを3本空ける。
夜中には、カズも合流。
なんとも気だるい飲み会だった。
過ぎゆく夏!
まさに、そんな匂いがした。



2004年07月29日(木)



 飲み週

今週は、かなり怒涛の【飲み週】になりそう。
でも半分くらいは送別会。

今晩は久々に【Drake Hotel】→【横バー(勝手に命名)】に
はしごしました。
一階ラウンジは満席
二階のパティオは貸し切りパーティーで
The Drakeは大賑わい。
すっかり地元に定着したようだ。
席を確保するまでが大変だった。

美女アーティストM子と、
帰国間近のM、
BitsのカズとスタッフK、
観光協会のTさんという異色の面子。










ところが、結構盛り上がりました。
なにしろ、カズは昨日ヤンキースの松井と飲んで
サインを貰ったので、興奮冷めやらぬといった感じ。
その流れで、「今まで会った、一番の有名人は?」
ネタで盛り上がる。
ちなみにオイラはJon Bon Joviの横で飲んだことがある。
松井「と」飲んだのと、
Bon Joviの「横で」飲んだのは全く違うが(笑)
Drake初体験のTさんのテンションが高く、
なぜかBon Jovi話で熱くなる(笑)


2004年07月28日(水)



 鉄板焼き!!












次号bitsの撮影のため、Beachesにある日本料理店へ。
鉄板焼きを食べるのにエキストラ参加。
かなり役得。
出るわ、出るわ、新鮮な魚介類からステーキ、寿司まで
たらふく食べて料金無料!なのである!

ちなみにメニューを書くと、
シュリンプ
ホタテ
ロブスター
かき
サーモン
チャーハン
サーロイン・ステーキ
野菜炒め
つぶ貝の刺身
CNタワー巻き
ドラゴンロール
締めにアイスクリームまで頂いて、大満足。
やめられん。
次は何料理の特集にしようか…


2004年07月26日(月)



 それでもやっぱり…

Jazz Festival最終日。
ほんとに、やってられない一日だった。
客足が少なすぎ!
誰かが話しかけてきた、と思ったら
他の出展者だったり。
なぜかオイラの作品は出展者人気が高い。
お客さんは来ないが、同業者たちが続々と
テントを訪ねてくるのだ。

隣のテントの人とは、この2日で随分仲良くなった。
中国系の奥さんが趣味で作ってるジュエリーを売っている。
そのカナダ人の旦那が傑作で、
奥さんにコソコソ隠れては、オイラのところへ来て
「トモのお客さん、若くてカワイイ子が多くていいな!」とか
「いまの娘、電話番号聞いたのか!?」とか
ほんと色ボケおやじだった。
しまいには、「ウチの娘をモデルにしないか?」と
持ち掛けてきたのだ!
ところがどっこい、
この娘(10歳)がムチャクチャかわいい。













オイラが話しかけると、恥ずかしそうに逃げ回って
なかなか写真を撮らせてくれない。
「よ〜し、あと10年たったらモデルにしてあげるからね」
と、訳の分かんない説得をして、
お父さんの前でやっと撮影できた。

それでもやっぱり、売り上げ一番は今日もこの子↓









2004年07月25日(日)



 商売上手

早いもので、あれから一週間
再びBeachesのJazz Festivalで展示即売会。
慎也さんと、手馴れた手つきでブースを組み上げる。
今日は天気もいいし、
午後からは歩行者天国になるという情報もある。
道路には確かに【通行止め】の看板があるものの
車もバスも、バンバン通ってる。
主催者に聞いても「分からない」の一点張りで
埒があかない。
結局いつもこうなのだ、カナダって国は。
細かいところで融通が利かないくせに、
肝心な部分はテキトーなのだ。

会場がわからず、迷いながらも友達が沢山きた。
カメラマンのAllenとテツコさん、
チャリンコで来たRafi,
某日系ヴォイスの田中さん、
いつも来てくれて、いつも買わないBevとJohn、
【Butlers】で知り合ったナタリー、
そう、【Butlers】の効果って計り知れない。
毎回、どこかで展示する度に【Butlers】で見た!という
人が必ずいるのだ!
あと、City TVとOMNI TVのインタビューもそう。
今日も何人か、それで来てくれた。

午後にYukikoと美女缶のレイカが来てからは
芝生に座ってダラダラモードに突入。
ご覧のように、慎也さんも羽根を伸ばす(笑)↓












今日、一番ウケたのが
6歳くらいの小さな兄弟がパラソルの下で
売り子をやってたの。
「ア〜イス・ティ〜!ス〜ナック!、キャンディ〜!」って
声を張り上げて、目の前で売ってんの。
あまりの可愛さに負けて、大人がゾロゾロと買っていく。
今日の売り上げ一番は、間違いなくこいつら。
うまい。
子供とペットは使いようだ。









2004年07月24日(土)



 コルシカ島 再び

憶えているだろうか?
今年の初め頃、コルシカ島で展覧会を打診された話を。
何度か交渉をしたものの
条件等が折り合わずに、一度はお断りしたやつだ。
ところがまた、友達の画家David Kibbukaを通じてコンタクトがきた。
Davidも同席するというので
待ち合わせのGallery Hittiteへ行くことにした。
例によって、葉巻をプカプカ吹かせて
Mr. Harvieが登場。

話はこうだ。
オイラが断った時の理由の一つに、
展覧会場であるホテルの美術館が実在するのか
という単純に言えば、疑いみたいなものがあった。
まずは、その写真や、展覧会の様子を見たいと。
それでHarvieは今回、写真やら資料をごっそり見せてくれた。
また、友達のDavidが正式に来年の7月にそこでやると。
「Davidがやったら、君は信じるね?」
ということだった。
↓中央がHarvie,右にDavid、手前の女性がオーナーのSara











うん、非常に堅実なDavidがやるなら信用できる。
ただ、まだ今の段階でスケジュールを組むのは早い。
Davidには悪いが、その様子と結果を見て、
納得できるものだったら、やらせてもらうことにした。
前回以上にオイラが慎重なので
向こうも多少、遠慮してくれたみたいで
この場はそういう形で納めることになった。

その直後に、Rafiと会う約束だったので
早速それを相談してみた。
奴は「絶対やるべきだ!俺も一緒に行く!」と、
お前、絶対リゾート目的だろ!というアドバイスをくれた。

それはそうと、Rafiのプロジェクトも結構大変で
相変わらず色んな相談に乗っている。
だから今日は、オイラの相談にも乗ってもらおうと思い、
例のBitsで連載を始めた【美女缶】について相談。
あのコーナーを展覧会レベルでオイラはやりたい。
そのキュレーションをRafiにやってもらおうと思うのだ。
初めて誌面を見たRafiもビックリ。
「こんなにカワイイ日本人を独り占めにして、ずるい!」
という、アートもへったくれもない理由で
2つ返事で引き受けてくれた。
ある意味、予想どおりだ(笑)

ただし、
オイラの第一希望であるカナダ現代美術館(Mocca)は
NGとのこと。
カナダ市民でないと、優先権がないし
第一、美術館では作品を販売できないのが理由。
会場のサイズで、色々と内容も左右されるので
まずはRafiに会場探しを任せることにした。
パブを借り切って【美女缶】に出てくる女性全員が
接待するバーをやったら儲かるだろうな。って
セクハラ裁判ものの発言してたのが気に掛かるが…。



2004年07月23日(金)



 新しい日系人

3年間トロントの総領事だった肥塚氏が
任期を終えて帰国する。
その【さよならレセプション】に招待された。
会場のOntario Clubは、高級な会員制ラウンジ。
トロント中の日系関係者がそこに集まった。
画家関係だと、飛鳥童さんとサン村田さんが出席。
あんまり目立たないように
隅のほうでジン・トニックを飲み、寿司を食う。











その間、色んな人に声を掛けられ、挨拶を交わすも
ほとんど誰が誰だか覚えられない(笑)
次に会っても、名前が出てこないような人も多い。
日系人だと思われてるのか、最初は英語で
話掛けられることも多いし。

某日系ヴォイスの田中さんと久々に話したら
丁度その事が話題になった。
「君たちは、新しい日系人の形だと思う」という前置きで
数十年カナダに住んでいる移住者と
僕らの違いについて簡単に説明してくれた。
その中で、言葉の優先順位というか、
言語の基本設定が「英語」である移住者に対し、
最近の日本人は、基本設定が「日本語」のまま
暮らしているという指摘を受けた。

例えば、先日の【Bits二周年パーティー】でも
司会者は最初から最後まで日本語で通した。
これは田中さんから言わせれば
「考えられない事態」だそうだ。
つまり、どんなに日本人率が多くても
カナダという国で生活している以上、まずは「英語」が
先に出るというのが、今までの移住者の形らしい。
おぉ〜、なるほど。
そう言われると、最初は英語で話し掛けてくるのも納得。

田中さんは先日、日本の大学に講演で呼ばれた際に
その辺のことを「トモレノン・Bits現象」というテーマで
発表して下さったらしい。
ぜひ聞いてみたかった。

結局、パーティー終了までいて、
その後近くのバーでBitsのカズ、ノブ+サン村田という
メンツで飲む。
とっても濃い。


2004年07月21日(水)



 懸垂

最近のマイブーム
それは【懸垂 けんすい】
カーロスが郊外に引っ越してしまってから
全く体を動かす機会がない。
30歳を超えたこの肉体、それではマズイだろうと
とりあえず器具もいらず、どこでも出来る
懸垂を毎日やっている。

若い頃は平気で20回くらい出来たものだが
最近やってビックリ
10回で息が上がる!
無理をせずに、10回ワンセットで
合間にメールを打ったり、コーヒー飲んだり
電話したり、一日のなかで5セットくらいやります。

気が付けば、外出先でも懸垂やってます。
地下鉄TTCなどの待ち時間にはちょうどいい。
人からは冷たい視線を送られますが・・・。

懸垂の快感は
何といっても「自分で自分の体を持ち上げる」ところ。
屈伸のように、下に下に体を落とすのじゃなく、
腕立て伏せのように、重力に引っ張られるのじゃなく
あくまで自分の力で上へ上へと体を持ち上げる。
それが気持ちいいんです。

宇津井健は、飛行機の中でずっと運動してるらしいが、
俺もやりたい。
飛行機の中で懸垂。
上空3000mで懸垂。
素敵。


2004年07月20日(火)



 自己嫌悪

あるビジネスをしている韓国人の社長と
サシで2時間に渡り、ミーティングをする。
前々から「韓国人とビジネスをするのは難しい」
という話を聞いてはいたが、それは本当だった。
その助言をくれた人は、一人や二人ではない。
しかも、皆一切のビジネスを韓国人とは行わないことにしている。
な〜るほどな、
オイラもそうなっちゃうよ、これじゃ。
というのが結論。

あ〜ぁ、自分もそうなのか…と、自己嫌悪。
オイラが悪いわけじゃないけどね。

映画【Station Agent】を観る。
かなりイイ。
すごくイイ。
単館劇場でやってる時に、非常に気になっていた映画だ。
小人症という差別的な内容を扱って
人によっては嫌悪を示すかもしれないし、
導入部には、確かにあやふやな部分があるが、
(周囲の人がなぜ主人公に惹かれるのか?など)
脇役のJoeに感情移入して観ると、
自分と照らし合わせて、大いに考えさせられる映画だ。
障害を持った人間と接する時の自分。
どうなんだ?
少しも同情心が無いって言い切れるのか?
Joeと同じ行動をとるのか?
それは善か悪か、何なのか?


2004年07月19日(月)



 雨天中止

Beachesのアウトドア・ショー二日目。
朝から、どんよりした雨雲。
慎也さんから「こっち凄い大雨だよ」と電話がある。
ウチの辺りは、まだ降り出してないものの
天気予報では雨マーク。
一応、会場に行くだけ行って
周りの様子をみてキャンセルしようとなった。

会場に着くと、ほんの3〜4組がテントを設営中なだけで
昨日の出展者ほとんどがキャンセルの様子。
オーガナイザーのCharlotteすら、
受付用デスクを設置していない。
慎也さんと顔を見合わせて
「こりゃ、ダメだね」
と、キャンセルすることにした。
家に帰ってすぐ、メーリング・リストで
「雨天中止!」連絡を流す。
誰も来ないといいのだが。

思わぬ休日となったので
これ幸いと、止まっていたウェブサイトの改築作業をする。

2004年07月18日(日)



 夏ですね〜

やられた〜!
というのが第一印象。
とんだお門違いでした。Beaches Jazz Festival
会場であるWoodbine Parkのコンサートがキャンセル!!
公園にはステージすら設置されておらず
俺らアーティストたちのテントだけが
ぽつぽつと公園に散らばってるだけだ。
これはガレージセールですか?
日向ぼっこですか?
と言いたくなるような情景。
誰が来るんだよ、おいっ!

もう皆、主催者にガンガン文句言ってるし。
オイラと慎也さんも呆然。
文句言ったところでコンサートやるわけじゃないし
しょうがねぇや、と思い
とりあえずテントを設営して店開きした。

近所に住んでる人達が
散歩がてらに「何やってんの?」と覗きにくる。
営業トーク一切不要。
それでも、
来てくれるんだなー、わざわざ。
Emailで案内を出した人が来てくれた。
かなり感激。ヒデキ感激です。
それから近くのビーチバレー場からの帰りに
寄って買ってくれたギャル達もいた。

夕方になって、M子とA美のお水コンビが来てからは
皆で芝生に座って日向ぼっこ。
日陰にはいって「涼し〜!」って
何しに来てるんでしょう。
夏です。
わたくし、夏を感じてしまいました。

何だかんだ言って、オイラと慎也さんが一番稼いだと思う。
売り上げゼロって奴がほとんどらしい。(怖っ)
モノが良ければ、どんな所でも売れるのだ!
という変な自信だけがついた。

夜、彼女も合流して3人で絵馬亭へ。
ここの店員、全くなっとらん!
ちょび激怒。


2004年07月17日(土)



 いよいよ

明日からBeachesのJazz Festivalです。
例によって、まだ準備が終わってない。

ここ最近、慎也さんと一緒に出展するようになってから
やたら梱包も早いし、セッティングも早いという
すっかり【アウトドア・ショーの達人】に成長した。
その余裕が、甘えに繋がってるのか?

2004年07月16日(金)



 情熱です

今はまだ、発表できる段階ではないが
トロントでイベントを興そうとしている友達を
サポートしている。
結構大変なことになりそうだが
きっとやり遂げることだろうと思う。
何でもそうだけど
最後は情熱です。

どんなに良いブレーンが集まっても
どんなに経験豊かなスタッフがいても
それを引っ張る人の情熱がなければ機能しません。
逆に言えば、
「うわっ、この人ひとりになっても絶対やり遂げそう…」
という怨念か、執着心かが
周りの人に波及して、はじめて人は
この人のためだったら力を貸してもいいな。と思うのです。

俺はいまでも【Let's have a dream!】という展覧会を
思い出してしまう。
本当に怖かった。
何もかも手探りで、企画だけがどんどんデカくなって。
池に投げ入れた小石が、思ったよりも大きな波紋を広げて
多くの人を巻き込んでしまった感がある。
その責任の重さたるや、今もって背負いきれぬほど。
幸い、良いスタッフとボランティアがいてくれたけど
それでも前の晩、たった一人で震えてた記憶がある。
そう、どんなに多くの人が助けてくれても
独りぼっちって感じがした。
この経験、した事のある人じゃないと絶対わからないと思う。

トロントに限らず、海外で何かを仕掛けようとしてる
若者はたくさんいると思う。
「大変」って言葉じゃ済まされないほど大変だね。
オイラが言えることは、ただ一つ。
情熱です。

「No」と言われてから後の行動で
その人の価値が分かります。
「No」のものを「Yes」に変える、
その力は、情熱以外にないと思うのです。


2004年07月15日(木)



 Drake Hotelで展覧会

以前の日記【すげーかっこいい男の話】に
出てきた【Drake Hotel】から展覧会の話がきた。

面白いことに、オーナーのJeffが推薦してくれたんじゃなくて
ホテルのスタッフからのオファーであることを知る。
恐らく、今の時点ではこの件をJeffは知らないはず。
決まったら、さぞ驚くことだろう。

Drakeがオープンする前から、漠然とここで展覧会するなら
何をやろうかな?…と考えていたものの、
「まぁ、そのうち」と思って後回しにしていた。
そのアイデアの内の一つ、
【The Gohst of Drake Hotel】がパッと思い出された。
それは、もう死んでしまった芸術家や有名人たちが
Drakeの噂を聞きつけて、やって来るという筋書きで
それぞれが雰囲気の合った部屋を選んだり、
バーで飲んだり、パーティーをやったり、制作したりする。
その様子をオイラが作品に描くというもの。
部屋ごとに異なったインテリアや雰囲気をもつ
Drakeだからこそ生きるコンセプトだ。
地下のライブスペースなんかも、いろいろ想像が浮かぶ。









週末のアウトドア・ショーが終わったら
展覧会構想を書面にまとめなければ。
ギャラリー等でショーをやる時は、
どういう展覧会をやりたいのか
文章で書き起こさなければならない。
コンセプトの細部や、コンテクストの所在、展示予想図、必要機材など。
…この作業が一番嫌いなんだけどね。
でも、この書面でディレクターなどに
「面白そうだな」と思わせなきゃいけないから
手は抜けない。

2004年07月14日(水)



 手作りフレーム!

Queen St沿いにあるアンティークショップを
制覇するために東から西へ2往復!
週末に販売するドローイング作品のための、
理想のフレーム(額縁)を求めての旅。

オイラのいつもの作品の場合、
あんまりフレームには拘らないんだよね。
ただの黒いプレーンな額縁とかで済ませてるんだけど
今回は、作品一枚ごとに雰囲気に合ったフレームを
付けたくて、それで「アンティークしかない!」と思ったわけ。

Queenのアンテークショップは、
ゼロの数、間違ってまスよ!という高級店から
これ、ゴミでしょ。明らかに。
というガービッジな店までピンキリです。
40〜50軒くらい廻った頃かなぁ、
やっぱアンティークのまんまじゃ、ちと違うなぁと思ったとき
ふと店先に飾ってあった
額縁のサンプル用木枠が目に入ったんです。
これだ!!
と思いました。
目からウロコのアイデアが浮かんだんです。
さっそくオーナーに歩み寄って
何とかタダで譲ってもらえるよう交渉開始。
粘るオイラに根負けして、
ついにタダで一箱分のフレーム・サンプルをゲット!









夜中から朝にかけて、すんごい勢いで作ってしまいました。
世界に一つしかない、オリジナルのフレームの完成!
驚くほど作品にマッチして、かなりご満悦。
と同時に心配事がひとつ。
作品より、フレームが人気出たらどうしよう…




2004年07月13日(火)



 Bits元編集長Mの送別会

ついにEbayで買ったデジカメが到着!YAY!
早速、今晩のパーティーに持参しました。
Bits元編集長Mの送別会。
この時期、野外で飲むのに最適な【Madison Pub】で
総勢20名?いやもっとかも
盛大に行われました。
日本人パンクバンドのFrog Pilotの面々や、
漫才師のNob Morleyなど
最近トロントでは下の世代が盛り上がってきてる。
いいことだ。
また、
ここぞとばかりにVisaやらメディアの事やら
質問攻めにあったけど、それもまた良し。
オイラが来た頃なんて、そんな先輩だれも居なかったし。
こうやって垣根なく飲める機会があることが重要なのだ。

それにしても、今夜一番びっくりしたのが
M子の飲みっぷりである。
オイラのアートイベントとかを何度も手伝ってくれたりして
一番可愛がってる秘蔵っ子なのだが
まだ21の小娘のくせに、元編M(年上)に
ガンガン酒を奢っていた。
5杯や6杯ではなく、軽く10杯以上だったんじゃない?
そして自分も飲む!かっこいいね。
女にしておくのが勿体無い。
財布の心配もしろよ。

M子自主規制




2004年07月12日(月)



 パーティーをはしご

週末のショーに向けて、いよいよ準備開始。
今回の目玉はドローイングです。
サイトにアップされてるペン画じゃなくて
実際に絵の構想を練ったときのエンピツ描きの現物。
モノによっちゃぁ多少ラフすぎるので
加筆しながら「作品」として鑑賞に堪えうるものにする。

夕方、某M社長の誕生日パーティーに出席。
トロントに来てから5年、毎年出場してます。
スケールは全く違うが
イチローの球宴出場記録を上回ってます。
プレゼントに「猪口」の専門書を用意した。

寿司やらバーベキューを腹八分に食べる。
なぜかと言うと、このあと別のパーティーがあるから。
それは「麺パーティー」と名付けられた
Nさん主催、うどん、そうめん、パスタなどの
その名の通り麺づくしのパーティーだ。
こっちにはBitsの面々が集まる予定。

社長のパーティーに出席していた
Nさんの奥さんとコッソリ抜け出し、
麺パーティーへ。
午後3時から来ていたというカズさんは
オイラが着いたころには満腹撃沈モードで
早々と帰宅。
オイラもガッツリ食べる意気込みだったのだが
あえなくうどん一杯で撃沈。
社長のところの寿司が効いたのか
そうめん、パスタを逃す。

う〜ん、勿体無い。
次回は完食めざします!

2004年07月11日(日)



 真昼間からライブ

ギタリストのトシキさんと、
ブルース・ハープのケン吉岡さんのライブへ行く。
しかも、快晴の土曜日
午後2時、真昼間です。
パティオで爽快にビールをあおりました。
何故かというと
最寄の地下鉄の駅より、遥か手前で降りてしまい
住所を頼りに30分以上も彷徨い続けて
やっと会場に到達したからです。
いや〜、
寝起きで空腹、30分の歩行運動の後の
ビールは格別です。
二度とやりません。死にます。









ともかく、ライブ自体はとても良い感じで
レストランの窓を取っ払ったステージから
パティオまでは、まるで楽園。
直射日光で、ビールが10秒で温ビールでした。
最高っす。
温ビール最高(苦笑)

High Parkという公園の近くだったので
慎也さんに電話して、呼び出す。
30分後に、愛娘ココちゃんをベビーカーに乗せて
慎也さんが登場。
ココちゃんは、ライブの爆音にも平然としてました。
大物の予感…。

たまにはこんな休日もいいもんです。


2004年07月10日(土)



 市庁舎前のアートフェスタ

年に一度開かれる、トロント市庁舎前のアートフェスタ。
一観客として楽しんできました。
毎年、審査が厳しい!と言うわりに
クオリティが低いのは、どうにかならんものか?

毎年おなじみの「屁」でもないアーティストが相変わらず多い。
とりあえず知った顔の人々のブースを廻る。
【Tokyo Doll】に出てくれたSethがいた。
怪しい風貌だが、憎めないやつだ。
それからKirstin Johnson。彼女は好き。
以前、Distilleryで隣のブースだったKayはオタワから参戦。
【Let's〜】に出てもらったSandra Tarantinoは凄い良くなってた。
最後に版画のChirsのブースを発見
そこには何やら見慣れた風貌の怪しい人物が…
そうです、Rafi登場!
「何やってんだよ!」とツッこむ。
「いやぁ、Chirsの手伝いに駆り出されてさ…」
という足元にはホッケーのボードゲーム!
「とりあえず、ホッケーゲームしようぜ!」
何故か、アートショーの最中にホッケーゲームで盛り上がる
元Tokyo Dollオーガナイザーズ(爆)
Rafiにボロ勝ちして$5を巻き上げた。

審査員のブースへ寄ったらCamillaがいた。
そう、【将棋ナイフ】を一緒にやったCamillaだ。
今年は何と、審査委員長に任命されて
ベスト・アーティストを選考する作業中だという。
すげ〜、どうやってその地位手に入れたのさ!
まぁ、色々話し込んで別れる。

帰り際、すっごい良いアーティストを発見!
版画のRyan Priceという奴で
本気で絵を一枚買ってしまいそうになった。
向こうは、オイラの事を知っててくれて
今度、作品をエクスチェンジ(交換)しよう!と申し出てくれて
内心「ラッキー!」を連発。
それくらい凄い良い作品だった。
Webサイトや、アドレスを交換して分かれる。
これ↓がRyanの作品。




2004年07月09日(金)



 撮影現場にお邪魔!

以前の日記に書いた某TVドラマに
オイラの作品が使われることになって
今日はその撮影現場にお邪魔しました。
もう番組名は発表してもいいかな

その名も【Bang!】です。








ダサっ・・・とか言わないように!
ディレクターのAndy曰く
「構想7年、打倒『Friends』いきます!」だそうです。
OMNI-TVも相当気合入ってるらしく
プライムタイムの放送に加え、
一日2回のリピート放送するらしいです。

今日は、BitsのカズとYumi(新編集長!おめ!)の
ツートップが取材にくっついて来て
現場の撮影と、ディレクターとオイラの対談を収録。
次号Bitsに掲載予定です。

セットに案内されてビビる。
すごい!
主人公達が暮らすロフトや
お店や、街並みが見事に再現されてる!
かなり精巧なセットの中に
ありました!オイラの作品たちが。
一番多く使われてたのが【メディテーション・ルーム】
と呼ばれる瞑想部屋だった。7点くらい飾られてた。
路上セットの壁や、レストランなど
至るところに複製されたオイラの絵が貼ってある。










セットの中に座って、Bits用の対談をする。
Andy自身も絵を描くし、アーティスト志望だったことを知って
親近感が沸く。
まだ1/4も撮影が終わってないので想像つかないが
今後の撮影では、14〜15点を使って
ミニ・ショーみたいな事をやってくれるらしい。
すげ〜ぜ!楽しみだ。


2004年07月08日(木)



 海外で頑張る若者

日本の某TV局から
ドキュメンタリー番組の出演を打診されたんだけど
正式に決まるまでは放っておくことにしています。
今まで、何度か似たような話が来ては、消えたので
あまり期待しない、というか
お中元みたいに「今年も、その季節が来ましたね」
という程度。

相変わらず奴等の視点は
【海外で夢を追って頑張る若者】にスポットを!なので
もういい加減うんざり。
別に「日本を背負って、海外へ出てきました」
って訳じゃないしさ。
オイラより下の世代なんて、もっとドライだよね。
海外に対して、そこまでの気負いもないし
単に、日本よりも大きなマーケットでやりたい!って
程度かもしれない。
それなのに、番組を作る側は
いつまで経っても【海外で頑張る〜】ことを
特別視してるような気がする。

しかも、今回の場合は日本での出版の話も
くっついてきて、金の臭いがプンプンする。
逆輸入はウケるからね、日本では。
もう、そういうブランド物を青田買いするような
日本人の気質がイヤ。
それを売りたいが為に、
無理やり【海外で頑張った〜】って言葉を
くっ付けてるだけだもん。

まぁ、そういう話がオイラのところに来るってことは
所詮その程度でしかないということで、
早くそのレベルから脱したいところです。


2004年07月06日(火)



 本を読むべし!

2週間置きの月曜日は【Bits】の入稿日なので
昼くらいからオフィスに顔を出して
一通りの原稿に目を通す。
もうライターとしては原稿を書いてないので
もっぱらアラ探し。
誤字、脱字はもちろん、文章としておかしいものを
発見次第、即つっこみ。
一番嫌なオッサンとして君臨。

だってさぁ、日本人が作る日本人のための雑誌なのに
日本語がおかしかったらダメじゃん!?
それにしても、ちゃんとした日本語書けない人が多い。
オイラも、この日記じゃ目茶目茶な日本語かもしんないけど
ちゃんと書く時は書けるからね。

思うに、若者の文章力低下の一因は
読書不足にあると思う。
【活字離れ】と言われて久しいけど
別に活字を読んでないわけじゃない。
皆、新聞や雑誌、週刊誌、漫画くらいは読んでるはず。
そこに書かれてるような口語じゃなくて
やっぱり文学ですよ。
読むべきなのは。

それは何も、日本人だけじゃなくて
カナダ人と接してても気付いたこと。
英語の文章をちゃんと書けない人も、もの凄く多いんです。
学校等でグラマー(文法)を習得した人は別にして
文章の上手さと、その人の読書量は
比例してると言ってもいい。

もうすぐ【読書の夏】です。
秋じゃないんですよ、読書の季節は。
日本では、角川や徳間文庫の
フェアー・コーナーが特設される頃です。
「夏休み、この一冊」みたいなやつ。
懐かしいなぁ。
ヘルマン・ヘッセの【車輪の下】を
二年連続買ってしまったことがある。
ヘッセが好きというよりも
翻訳の高橋健二さんが好きだったから
【高橋健二・訳】を探してるうちに重複したんだ。
岩淵達治・訳でも読んだけど、ちょっと違った。
いつか原語でも読んでみたいけど、
ドイツ語はちょっと無理っぽい。

文学派を気取りつつも
最近、ハマって読んでいるのは芸人さんの本ばかり。
面白いんだよ、芸人さんの書く文章て。
北野武
爆笑問題
松本人志
みうらじゅん
いかりや長介
糸井重里(芸人じゃないけど)
などなど。

あ、そういえば【三代目なんとか魚〜】っていう
作家いたでしょ?
あの人、まだ書いてるのかな?
名前は覚えられないけど、
あの人の作風って好きだった。

ともかく
もっと読むのだ、本を!


2004年07月05日(月)



 ケンジントンと雨

週末のケンジントンは熱い。
夏を目前に、路上で演奏するバンドが急増し
路上だけでは飽き足らず、屋上(屋根の上?)から
Beatlesのルーフトップ・コンサートばりにやってる奴等もいる。
昼間っから葉っぱを吸い、輪になって路上に座る若者・・・
ちょっと待てよ、若者ばかりじゃない。
いい年したボヘミアン達のが多いかも。
ほんと、この地域ほど70年代のヒッピー文化を
色濃く残してる場所は無いだろう。
この日はサッカーの「EURO 2004」決勝で、
窓を開け放ったBarの軒先にも人だかり。

久々に彼女と買い物に出掛け、ジーンズやT-シャツを購入。
RafiはBaldwinのカフェでサッカーを見てるというので
行ってみたが、あまりの人で見付けられず。
いつものパン屋でマンゴーケーキを買い食いし
ブラブラしていたら突然の雷鳴。
空を見たら、雨雲の絨毯が遠くまで敷きつめられていた。
慌てて機材を片付けるバンドマンたち。
俺らも、ヤバイと思って帰宅する。
家に着く5秒前
3・2・1
ドーーーーン!って感じで
水風船を投げつけるように空から雨が降ってきた。
トロントの夏、こういう雨が何度か降る。
嫌いじゃないな。

2004年07月04日(日)



 抗議

WEBサイトのリニューアル、だいぶ進んできました。
ベースの色を思い切って変更したので
細かいアイコンなどを一気に作り変えてます。
一般公開の目標は・・・
8月1日!
ってオイ!まだ一ヶ月先かよ。

去年からハマってるEBAYというオークションサイトにて
デジカメを競り落としたのだが、
二週間も経つというのに一向に届く気配がない。
「送りました」というメールもない。
怪しい!
と思って、早速抗議のメールを送りつけた。
この5年間のトロント生活で、
英語であろうが、何であろうが
すっかり抗議のスペシャリストとなったオイラは
かなり本格的な抗議文書を作成。
文面だけ見たら、コイツ法律知ってるな!?
と思わせるように仕組む。
特に、声や人格の分からないメールだと
都合がいい。
とてもアジアの糞ガキとは思うまい。

案の定、わずか2時間足らずで返信が届いた。
わははは。
送料がタダになった!
早く届いてくれ、デジカメよ!
カメラマンのYuukoに薦められた
カシオのExslim。一番上のクラスなのだ。
支払いがUSドルって事を除けば
市販の半額くらいで手に入った。
これでバンバン撮りまくる予定。
目指せ、写真家デヴュー!


2004年07月03日(土)



 BeachesのJazzフェス

急に決まったことだけど
再来週から始まるBeaches Jazz Festivalの
アート・ブースに出店することになりました。
去年知り合ったプロモーターから
直々に出店依頼があったので。

そのプロモーターは
去年、【SARS STOCK】と呼ばれた
Rolling Stonesをヘッドライナーに5万人の
観客を集めたコンサートの時に
アートブースを誘致していた人。
結局アレは、警察との問題でキャンセルになって
しまったけど、オイラのことはずっと憶えてて
くれたみたいだ。

せっかくなんで、慎也さんも誘って
二人でひとつのブースを出すことに。
Jazzフェスなんで、そんなに頑張らずに
はっきり言って自分も楽しむつもり。
ギターとか持って行こうかな?

BeachesのJazzフェスは、店やレストランの
軒先で演奏するので、それぞれのバンドの
音が混ざるくらい密集度が高い。
まだ、オイラのブースがどこになるか決まってないので
ちょっと不安だ。
バンドとバンドの間に挟まれたら身動きできない。
あとは天気だね。
だんだん暑くなってきてるけど
まだ長袖で丁度いいし。

髪も短く切ったことだし、
今年の夏は日焼けするか!

2004年07月02日(金)



 カナダ・デーに思うこと

眠いのを通り越して、手足が痺れるくらい徹夜。
そうです。まだ新しいWEBサイトを構築中なんです。
色んなバージョンを作っては壊し、
壊しては作りで、一向に完成図が見えません。
ストレス培養度も急上昇。
朝7時だというのにギターをバイオリンに見立てて
ガンガン演奏して発散。
近所迷惑はカンケーなし。
なぜなら、今日7月1日はカナダ・デー。
カナダの建国記念日ってやつです。
店もレストランも休みのはずです。

夕方、気を失って寝ているところに電話。
昔の友達連中と彼女とディナーに行くことになった。
今日、はじめて外出たけど
結構お店やってるんだね。ウチの近所は。
朝は静まり返ってたんで気付かなかった。
【Alice】のパティオでFish & Chipsとビール。
こういう所で仕事の話をされるとウザイ。
もっとこう、発展的な会話はできないのかね?
一人、蚊帳の外に出る。

何でもないような事だけど
昔の友達と会うたびに、ちょっとずつズレていく。
時間の流れは一緒のはずなのに
歩くスピードが全然合わないのか、単に道が違うのか
わからないけど、俺は違う場所にいるようです。

2004年07月01日(木)
初日 最新 目次 MAIL HOME