-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 バイオリンに目覚める

トロント・ジャズ・フェスティバルの季節。
近所のBarからも連日連夜、Jazzyな音色が聞えてくる。
今夜は、知り合いの画家 SAN MURATAが
趣味でやっている(ほとんどセミプロだが)バンドの
ステージを観に行った。

歩いて3分の【Select】というビストロの奥に
小さなステージがあるラウンジがある。
10時過ぎに行ったら満員。すげー。
席が空くまで、仲間とBarカウンターで飲む。
トロントの禁煙条例が施行されてから初めての飲み。
Barやカフェ、レストラン内は完全禁煙となった。
せつない。
愛煙家よ、今は耐えるのだ。
そして次の総選挙ではオイラに投票してくれ。
世の中の嫌煙活動に拍車をかけた
隣国の某ブルームバーグNY市長との会談で
葉巻をくゆらすオイラの姿が見れるはずだ。

そんな事はさて置き
2回目のステージで席が空いたので
やっとこさ演奏を観ることができた。
SANちゃんはバイオリン。
他にウッドベース、ピアノ、フルートにシンガーという編成。
50歳過ぎてから始めたとは思えない
SANちゃんの弾きっぷりに驚く。
しかも、顔が超笑顔。
若い!
すげー楽しそうだなぁ。
ステージが進むにつれ、オイラの視線は指先に集中!
バイオリンて、どうやって弾くんだろう?
ずっと前から興味だけは持っていたが
こうやって直に観ると、プレイヤーとして弾いてみたくなる。

今年でギター歴18年!になるんだけど
やっぱり同じ弦楽器に惹かれるんだな。
ピアノもドラムも、それなりに演奏できるけど
女に例えたら【浮気】してる感じ。
やっぱり弦楽器を持ったときの【しっくり】感は別格だな。
そう、弦楽器が自分には合うと思ってる。

ステージを終えたSANちゃんに、思い切って
「使い古しのバイオリン、安く譲ってくれませんか?」と直訴!
やるよ〜オイラは。
40歳くらいで初ステージを踏む予定。
人生、かなり円熟した頃。
きっとイイ演奏してるはずです。
後日、SANちゃんが手頃なバイオリンを探してくれる事になった。


2004年06月29日(火)



 飛鳥童さんと飲む

今日こそはパーティー控えようと思ったんだけど
友達のジョバンニの誕生日に、有り得ないことに
画家の飛鳥童さんも来てると電話をもらったので
夜11時くらいにパーティーに顔を出す。

行ったら、本当に飛鳥さんがいた(笑)

俺「え〜っ、何でこんなところに居るんですか!?」

飛鳥「いや、ジョバンニの誕生日だっていうから・・・」

もう意外どころか、本当に有り得ないメンツのパーティー。
飛鳥さんは、トロントで活動してる日本人アーティストの
中では、トップかな?うん、誰もが認める大御所です。
先日亡くなった、高円宮夫人と一緒に
絵本とか出版してるんだよね。
家がご近所なんで、しょっちゅう道端で会ったりするんだけど
飲むのは初めて。
還暦すぎて、なお盛んです。

飲んでるとはいえ、日頃誰にも相談できないような
アート関係の話をいろいろと聞いた。
エゴのない人だから、何でも包み隠さず答えてくれて
嬉しかった。
飛鳥さんからしたら、純粋に飲んで楽しみたかった
のかもしれないけど、俺が来たら無理ですよ、それは。
溜まっていたモヤモヤをすっきりさせてもらい
上機嫌で帰宅。

2004年06月28日(月)



 パーティーにて

最近、ずっとパーティー続きでヤバイなぁと思いつつ
今日も断りきれずに参加。
なんでも、そこの主、Davidって奴が
俺の絵を持っているというので
「え!?一体どの絵を持ってんの?」
というのを確かめに参加するようなもの。

半分カナディアン、半分日本人の比率。
一人、二人は知った顔がいたけど
後は全く初めての人ばかり。
最初は「どうも、トモです。」って挨拶したけど
「あーっ、トモレノンだ!」
って速攻バレて、一番嫌なパターンに。
別に日本人が嫌いな訳じゃないけど
あんまり知らない人に馴れ馴れしくされると引く。

で、絵が気になったんで
どこにオイラの絵があるんだい!?と聞くと
奥の部屋に、それはあった。
おー!これか!
2年前くらい前に、オーダーで描いた作品だ。
でも、彼Davidに売った覚えはないので
その経緯を聞くと、
最初の持ち主と、彼が恋愛関係になり
一緒に住んでた時期に部屋に飾られていたらしい。
ところが、彼女が突然の帰国。
戻ってくるはずが、全然戻ってこずに消滅ってパターン。
よくある話だね。
でも、彼はずっと作品の作者が誰か探していたらしい。
そこで、狭い日系コミュニティのある人が
「これ、トモレノンの絵だよ。」
と気付いて、俺にコンタクトを取ってきたんだよね。
それはともかく、懐かしい娘に再会した気分。
「おまえ、元気にしてたかい?」

その後、テラスでバーベキューを楽しむ。
中国系カナディアンのJackと、その従姉妹で
台湾から遊びにきていたセリーナと仲良くなる。
英語はカタコトで、ほとんど喋れないんだけど
彼女の言いたいことは、だいたい理解できた。
少ないボキャブラで、必死に何かを伝えようとする
彼女を見てると、トロントに来た当時の自分とダブる。
以後、ずっとセリーナと言葉のない会話をする。
そう、人と人とが打ち解けるのに
あんま言葉って必要ないんだね、ってことを
今更ながら発見する。

全然関係ないんだけど、あんまり犬が好きじゃない
んだよね、実は。
でも、パーティーの間中、ずっと犬に纏わりつかれた。
もう俺から離れないの。
なんだよ、お前!とか言いつつ
ずっとヒザの上に犬を乗せてたのです。
証拠写真↓



2004年06月27日(日)



 WEBサイト改装

WEBサイトの全面改装に着手した。
もう、ずっと前から考えてたんだけど
いつまで経っても時間が取れそうもないので
ゆっくり亀亀で、ちょっとずつ作っていくことにする。

WEBテクノロジーの進化は早いので
昨日まで最新だったテクが、今日には古くなってたり
追いつけ、追い越せだと辛いんで
結構、普通の(笑)サイトに落ち着きそう。
まぁ、Flashとかで構成しちゃうとカッコいいんだけど
おじいちゃん、おばあちゃんが見れないんでね。
(意外といるんですよ、見てる人)
だから、アクセスのし易さを重視ってところで。

今日はトップ・ページだけ制作。
かなりイイ雰囲気。
自分で撮った写真をPhotoshopで加工すんだけど
遊んじゃって、ダメね。
一枚の写真に6〜7時間掛けてしまった。
このために撮り溜めた写真が山のようにあって
そこからセレクトするのも時間がかかる。
でも楽しい。
俺って、写真の才能もあるかも??
とか、素人が陥りやすい自己泥酔状態にあります。

2004年06月26日(土)



 楽器を使わないオーケストラ

まだ確定じゃないけど
日加修好75周年の政府イベントに出演の兆し。
しかも、音楽イベントだ。
へへへ。
またバンドやると思ったアナタ、甘いです。
あくまでもアーティストとして、声を掛けてもらったから
とっておきのネタで勝負しようと思います。
ズバリ
【楽器を使わないオーケストラ】!!
これで出陣しようと思います。

実のところ、
いつかパフォーマンスとしての
オーケストラの指揮をしようと
長い間暖めてきた秘策なんですよ!
楽器を使わないオーケストラは。

そもそも音楽とは、楽器によって奏でなければ
いけないなんて決まりはない。
どんなものでも、音さえ出れば音楽を構成する
要素になり得る。
一昔前の、ジョン・ケージとか一柳慧とかの
アヴァン・ガード・アーティスト達が実験を繰り返した
前衛音楽に近い。(前衛って古い言葉だけど)

本をめくる音

ジッパーを下ろす音

バスケットボールがバウンドするリズム

コップの水をストローで飲み干す時のゴボッって音

椅子から立ち上がる時の音

カーテンを閉める音

シャーペンをカチカチする音

セロテープを引っ張る音

Etc...etc....

日常では単なる雑音として放置されている
音、音、音たち。
それらが譜面にそって演奏を始めたら
どんな音楽を奏でるだろう?
そんなところから発想は生まれた。
あとは指揮するオイラがどんな風に
それらの音を操れるかだ。

2004年06月25日(金)



 送別会

3日連続で飲んでます。
今夜は、Bitsの帰国&離脱メンバーの送別会。
窓もない、せっまいオフィスで開催。
これもまたイイもんだ。
一人一人スピーチとかしちゃって
小さな小さな送別会だけに、アットホームな
心温まるパーティーだった。
Takaが、スピーチの終わりに
突然ライターを取り出し
「おっ、火でも噴くのか!?」と思ったら
すぅ〜っと火を口に吸い込んで消してしまった。
大爆笑。
噴くんじゃないのかよっ!吸うんかい!


2004年06月24日(木)



 ファッション・ショー

これからコラボレートしていく予定の
ファッション・デザイナーY子のショーに出席。
服飾学校のホールで行われると聞いてたので
そんなに期待してなかったが、
どっこい、良かったです。
セットも力入ってたし、客席も満杯。
20〜30人くらいのデザイナーが参加。
ほぼ9割が
ほとんど市販されててもおかしくないような
保守的なつまらん洋服。
クオリティは高いのかもしれんけど。
所詮、自分のブランドを持てそうもない
一生下働きするんだろうなぁ、っていう
デザイナーばかり。
悪いけど。
ファッション・ショーって言っても、戦いだ。
まずデビューのチャンス掴まなかったら
その先無いんじゃないの?
ていうか、最初から
「一流ブランドに就職したいんです。
私は腕も確かだし、流行の洋服も
作れます」
みたいな就職予備軍みたいのが多かった。









その中で、Y子のジャパニーズ・テイスト溢れる洋服は
めちゃめちゃ浮いてた!
俺的には、浮けば浮くほど
「いいぞ、いいぞ!」と思ったけどね。
無難なデザインなんて、自分でブランド持ったら
嫌でも作らなきゃいけないんだから、
こういうショーなんて実験・チャレンジ満載で
OKなわけよ。

勝ち負けじゃないかもしれないけど
こういうショーの場合は、それもアリ。
浮く・目立つってことは
それだけ個性が突出してる証拠。
それが好きであれ、嫌いであれ
観客の印象に残ることが大事。
俺の実体験だけど
人の、
【すごい嫌いなもの】を
【すごい好きなもの】に
変えるのは簡単だったりする。
好きと嫌いは紙一重というか
嫌いなものや、違和感が
長い間心に引っ掛かっていると
ある瞬間を境に、「好き」のフォルダに入って
しまうことがある。

嫌いなものの中にも、絶対に好きになれる
要素って少しはあるもので、
嫌いなうちは、そればっかりが表に出てきてしまう。
でも、繰り返し繰り返し心の中に出てくると
嫌いだった部分に馴れてきて
ほんの少しだった「好き」の要素が
ゆっくりと培養されていくんだろう。
人の潜在意識ってすごいものです。

そんなファッション・ショーを後にして
今晩は、Bitsの元編M嬢の誕生日。
自宅のコンドでバーベキューをやった。
旦那さんがコリアンなので
韓国式タレに浸したカルビを豪快に焼く。
しかも豪快に美味くて、かなり食いすぎた。
俺は何故か、コリアンの友達がほとんどいない。
今日は、コリアン・カナディアンのTerryと仲良くなれて
良かった。今度、キムチの漬け方を教えてもらおう。





2004年06月23日(水)



 ボサノバな夜

昨日に続き、【美少女通信】の取材。
いや〜、いい感じです。

夜、シンガーのNana Jokuraさんのライブを観にいく。
場所は【J】という日系居酒屋風のジャズ・バー。
ここの料理は最高!
ノブさんが予約しておいてくれたので
次々と「おまかせ」で料理が出てきた。
トシキさんや、Suzukiの阿部さんも
後からやってきた。









Nanaさんとは先月のBitsパーティー以来。
はじめてゆっくり話すことができた。
ギタリストのケビンの事は、前から気になっていた。
控えめな演奏をしているが、実はかなりのテクニシャン。
最高で11のバンドを掛け持ちしてこともある!らしい。
スパニッシュ・ギターの話で盛り上がる。

今夜はボサノバ風の曲が多くて
一足早い、夏の夜の雰囲気を満喫。
パティオで観れたらもっと最高だったのにな。


2004年06月22日(火)



 あじさいと美女

天ぷら食べに行ったんですよ。
Danforthにある【あじさい】って店。
この5年で4回くらいしか行ったことないんだけど
いつも天ぷらを食べます。
日本にいた頃は、天ぷらなんて
ほ〜んとぜんぜん食べなかったのに
何でしょう
ふと、天ぷらが食べたくなる時があるんです。
(年に一回くらいの割合か…)
そんな時に、あじさいへ行くんです。

オーナー・シェフのエディーさんと
カウンター越しに会話しながら食べる。
実際に天ぷらを揚げてるのは
もう一人のオーナーのケンさんなので
あまり「天ぷら最高っす!」とかは言えない。
逆に、お腹一杯なのに
「じゃあ、ニギリでも一つ・・・」と
エディーさんを立てるために寿司を注文することも。

今日はもう一つのミッションがあって【あじさい】へ来た。
Bits編集部内からのタレ込みで
すっごい美人のウェイトレスがいるとのこと。
Bitsで次号から始まる【美少女通信】というコラムに
写真入りで登場してもらうためだ。
なんと、
美女が2人もいた。
これは困った。
しばらく考えた末、エディーさんと交渉し
木村佳乃に似たA子さんを選ぶことに。

勢いで始まった企画だけど
すでに3人の取材が終わっている。
明日も2人くらい取材するアポがあるし。
Bits編集部内では【美少女通信】に対して賛否両論。
「思った通りだ・・・」(阿部寛)
賛同ばっかりじゃ面白くないからね。
否定の意見も結構!
でもオイラはこれをマニア向け企画で終わらすつもりはない。
しっかりと着地点を考えての企画なのだ!

否定派の人よ
小さい尺度でコンテンツを見るなよ。
この企画は
Bitsの誌面内だけに収まるつもりも
日系社会だけに留まるつもりも毛頭ない!
想像してごらん
もしも、この企画が
カナダ現代美術館(Mocca)で開催されたらどうなるか?
頭の中には、はっきりとそれが描かれている。
俺は“勝ち組”に行くのだ!



2004年06月21日(月)



 Distillery二日目

今日は7時起床。
またも自分で弁当を作る。エライ!
昨日よりも風が無くて、天気も快晴。
でもやっぱり寒い。

早めにブースがセットできたので
慎也さんと二人でアンティーク・マーケットに行く。
ここは隠れた穴場のようで
昨日なんて長蛇の列が出来ていた。
入場料$5も取るのに。
期待していたが、掘り出し物ゼロ。
よっぽどQueenにある汚いアンティーク・ショップのが
値段も安いし、掘り出し物もある。
所詮はヤッピー向けの“エセ”古物ショーだ。

さすがは日曜日。
昨日以上に忙しい。
それに家族連れで来る友達が多かった。
「はじめて来ました」っていう日本人の女の子も大勢きた。
トロントに来て日が浅いのか、
キラキラと目を輝かせて会場を廻ってる。
見るもの全てが新鮮なんだろうなぁ。
ちょっと羨ましい。








原画を買ってくれた人の中には
随分前に放送されたTVドキュメントを見て
というお客さんがいた。
もう一年以上前なのに、やはりTVの影響力は
あなどれないと実感した。

それにも増して
今日は新作のプリントが爆発的に売れた。
たぶん、過去のDistilleryで最高額。
どれも一点ものなので、
「後で戻ってくるわ」と言って、戻ってきたら
もう売れました。ってパターンが2回もあった。
お客さんは、すっごい残念そうなんだけど
買い物の極意って、ソレなんです。
欲しいと思ったら、即、その場で買う!
後悔先に立たず。








引き際までズルズルと人出があったけど
夕方5時に撤収作業に入る。
今頃、スタジオの前は凄いことになっているだろう。
歩いてすぐのところにあるCityTVの
【Much Music Video Award】が今晩あるので
通りを全面閉鎖してレッド・カーペットを敷き詰めてるのだ。
今年のメインゲストがBeastie Boysであるので
ソレ系の若者で一杯のはず。
予想通り、スタジオの目の前まで
バリゲードが張られ、警官が監視している。









一応、事前に入場許可証を発行してもらったので
無事にスタジオの前に駐車できた。
警官に見張られつつも(笑
急いで絵を積み降ろす。
それから彼女とレストランで食事。
どこもガラガラで、【Much Music Video Award】様様だ。

早めに寝ようと思ったが、寝付けず
DVDで買い直したリバー・フェニックス主演の
【旅立ちの時】を観る。
久々に号泣。
あんな泣けるのは、やっぱりリバーの演技力によるもの。
いかにも「泣かそう・泣かそう」とする映画は嫌いだけど
この映画は、本当にスッと涙が出てくる。

2004年06月20日(日)



 Distillery一日目

眠い・・・
朝6時起床。
これだからアウトドア・ショーはキツイ。
おまけに深夜4時に日本の友達から電話があって
それからほとんど眠れなかった。
仕方ないので、自分でせっせと
弁当を作った。
6時45分に慎也さんが迎えにきてDistilleryへ。
今日は風が強い!
もうビュービュー吹いてて
慎也さんのテントが吹き飛ばされそうになる。
今回の俺のブースは
初めてメインストリートに配置されていた。
今までずっと、奥の砂利道だったんだぜ。
それで前回オーガナイザーに文句を言ったのだ。
しかも目の前は大好きな【Balzak Cafe】
これ以上ない立地だ。










せっかくの野外だが
風が冷たいので、ずっとジャケットを着たまま。
じっとしていると凍えそうだ。
トロントの夏はまだ遠い。
Emailで宣伝したお陰で
かなりのリピーターが来てくれる。
こういった形のショーは楽しいけど
体力的には結構疲れる。
とにかく丸半日ずーーーーっと英語を喋るからだ。
隣のブースのアーティストや
顔見知りのアーティスト、それに切れ目無しに
やってくお客さん。
日本語だって、半日喋りっぱなしだったら疲れるのに
英語だと尚更だ。
喉が枯れてきた。
でも、嫌いではないのだよ。
人と話して親交を深めるのは。








絵を買ってくれたお客さんの写真を撮る。
最近の趣味である。


2004年06月19日(土)



 茅ヶ崎を世界に

夕方、慎也さんと待ち合わせて
レンタカーのピックアップ。
明日からのアウトドア・ショー用。
慎也さんの家に寄って荷物を積み込んだ。
はじめて娘のココちゃんに対面。
もう結構、目鼻立ちがはっきりしてきてる。
そこはカナダ人の奥さん似。
でも慎也さんにも似てる。
当たり前か。

IKEAでフレームを仕入れたあと
ウチまで戻って、近所の焼肉食べ放題へ。
奥さんがベジタリアンなんで、普段はあまり肉が
食べられないという慎也さんと
限界ギリギリまで肉を食う。
これで明日からのアートショーの体力は十分。
もう当分、肉はいらない・・・。

【ハッスル】小川直也が
茅ヶ崎に住んでるってのは以前から知ってたけど
今朝のニュースで「密かに狙うのは茅ヶ崎名誉市民の座」
と書かれてて、ちょっと嬉しくて笑った。
「オレは地元茅ケ崎に誇りを持っている。
桑田さんらサザンオールスターズが歌の街として
全国に広めてくれたが、
オレも格闘技のメッカとして認知度を高めたい」というコメント。
高校時代、俺が通っていた【ピストン堀口ジム】で
小川もトレーニングしてるんだよね。
会長も元気そう。
茅ヶ崎海岸をランニングするのも一緒。

サザンやユーミン、加山雄三のイメージはもう古い。
これからはハッスル小川とトモレノンが
茅ヶ崎を世界に発信する。

2004年06月18日(金)



 トロントの少ない友達の中で

約半年ぶりに髪の毛をバッサリ切った。
自分でブリーチしたり、襟足を切ったりしてたので
もうかなりヤバかったのだ。

切るのは行き着けの美容室。
チャコちゃんという日本人の子が専属だ。
かれこれ、もう4、5年の付き合いになる。
だから会話も、自然とプライベートな
他の人には話さないような内容も多い。
チャコちゃんには昔、アーティストの彼がいて
二人で展覧会を見にきてくれたりした。
その彼が旅行先で病死して以来
彼女の笑顔には影が出るようになった。

半年ぶりだったので
どうしてる?って感じで聞くと
遂に、やっと付き合う男性が出来たという。
おぉー。
長かったもんな。
ずーっと一人だったもんな。
その笑顔だよ、君。
なんだか自分の事のように嬉しくなった。
トロントで4,5年の付き合いの友達なんて
本当に少ない。
日本だったら幼なじみとかいるけど
こっちで4,5年といえば、それと同じくらいの
歴史に感じるんだよねぇ。
だから、ホントに良かったねーという気持ち。

週末のアウトドア・ショーに
デートがてら、おいでよ。と誘う。
どんな人だか見てみたいのだ。
ははは。
おせっかい親父の心境。

2004年06月17日(木)



 新コラムに燃える

Bitsのアート・コラムは前回号で引退したけど
今度は個人で連載コラムを持つことになった。
ずっと前からやってみたかった
写真を使ったコラムになる。

街で噂の美少女に会いに行くという企画。
かなりの役得かと思ったけど
会話できるのはたった一分間で
その中での会話を収録するのだ。
よく考えると、かなり刹那的企画じゃないか。
シュールすぎて
全然おいしくないかも。
美少女がどこにいるかは
基本的にタレ込み情報に基いて調査する。

はっきり言って、この企画は
展覧会レベルまで持っていくよ。
まとまった数に達したら
会話も全部英訳して、ギャラリーで展覧会をやる!
ついでに写真集も出版してやろうか!
【トロント美少女図鑑】
Fruitsの青木さん、出してくれ!
俄然、テンション上がってきた。

っていうか、その前にトロントに
そんなにたくさん美少女がいるのか?って話だ。


2004年06月15日(火)



 写真家トモレノン

久々にケンジントンをブラつく。
Rafiの家に寄ってみたけど不在だった。
隣の洋服屋【IKI】のシェリーと
玄関先で一服。
Tokyo Dollの頃は、よくここで一服したもんだ。
ちょっと懐かしい気分になった。
それにしても
平日なのにケンジントンは人が多い。
トロント一の古着街で、買い物の若者も多いけど
昼間っから仕事もせずにブラブラする大人が
やけに多いのだ。
年齢的にいったら、俺もその仲間に入るのか。
でも、確実にもっと年配が多い。
バーやカフェのパティオは
そんな大人達で満員だ。

洋服を見つつ、写真をたくさん撮る。
最近、出掛ける時は必ずカメラを持ち歩いて
気になったものをパッシャっと撮るのだ。

軒先で仰向けにねる猫。

ネックレスの試着で鏡を覗き込む少女。

試着室に入らず、その場でTシャツを脱ぐパンク野郎。

片目が外れたサングラスを掛けてる老人。

カフェで詩を書くインテリ青年。

古着屋で働く友達の店員。

やっぱ人物ばっかりだなぁ。(猫は違うけど)

夕方、Bitsのオフィスに顔を出して
締め切り前の校正を手伝う。
夜11時頃にやっと終わって
皆でコリアンタウンに飯を食いにいった。
夜更けのキムチは胃に悪いかも。

たけしの【菊次郎の夏】を観ながら就寝。

2004年06月14日(月)



 そりゃ、彼女の家だもん

朝からスタジオの掃除。
最近、不精だったんで
相当汚い。
先日電話をくれたHiltonホテルの人が
午後から絵を見にくる予定。

スタジオの隣のビルが取り壊されて
新しいビルを建設中。
朝からかなりうるさい。
裏のパティオに出ると
工事現場が上から見渡せるんだけど
かなり大掛かりだね、これは。
地下をだいぶ深く掘り下げて鉄骨を入れてる。
何の店になるんだろう?
カフェか花屋だったらいいなぁ。
花屋ってのが意外でしょ?
この辺は繁華街で、浮浪者や乞食がウロウロしてるから
レストランやコンビニみたいのはダメ。
花屋だったら夜は営業しないから静かだし
なんとなく癒される感じがするでしょ。

午後2時、約束の時間ぴったりに
Hiltonの人が2人やってきた。
事前にウェブサイトを見てくれたようで
作品タイトルを挙げて
「あれはある?これはある?」と聞かれる。
どうやら人物画が気に入った様子。
が、ここで男性と女性の意見が分かれる。
主導権は女性にあるらしく
「OK,じゃぁ私が良いと思った絵を2枚挙げるから
どちらにするかはアナタが決めていいわよ」
という展開に。

どうやらこの二人、デキてるな。
ホテルのロビーにでも飾るのかと思ったら
彼女の自宅リビングに飾るための絵だった。
そりゃ、主導権は彼女にあり、でしょ。
彼の方は、「壁の色がアイボリーだから・・・」
とか何とかウンチクを垂れてるけど
彼女は聞く耳もたず。
10分くらい考えて、やっと2枚に絞り込んだ。
そして、最終的にやっぱり彼女の意見で
【November】を購入することに決定!

「これ、とても人気高いんだよ〜」と言うと
「ホラ、ごらん!」って感じで彼氏を見下す彼女。
彼氏の方も、買うって最初は言ってたのに
やっぱり買わないらしい。
ご機嫌ナナメのようだ。
そんな事は気にせず、彼女は色々と質問してくる。
すごく俺の作品が好きだと言ってくれて、
自分のことなのに
他人が褒められてる感じ。
ちょっとコソバユイ。
記念に一枚。








最近、絵を買ってくれたお客さんの
写真を撮ることにしている。
近頃、物忘れが激しくて、
顔も名前も覚えられない事が多いので
その予防と、自分のコレクションとして。
密かな楽しみなんだ、これが。



2004年06月13日(日)



 もってけドロボー!

明け方近く、
とりあえず【マンハッタン・ブリッジ】が完成。
この、と・り・あ・え・ずってのが現状を物語ってるけど。
やっぱダメだわ。
あ〜、何だろう?色かな。
構図が悪いんだろうか。
しばらく放っておくことにしよう。

ちょっと仮眠してから
【マンハッタン〜】と同じサイズのキャンバスに
今度は【ブルックリン・ブリッジ】を描き始める。
2つを並べると兄弟かテレコのように
いい感じになる予定なんだけど
【マンハッタン〜】が保留状態なだけに
完成形が見えぬままにペタペタ塗っていく。

その合間に、週末のDistilleryで販売する
新作のジクリープリントを額装する。
この作業、すげーめんどくさい。
プリントにするのは
基本的に売れてしまった絵が中心なんだけど
最近の作品で人気が高いやつを
今回はプリントしてみた。
原画を安売りしたくないのもあるし、
お客さんからプリントでいいから
手頃な価格で欲しいという要望が多いこともある。
そのプリントを購入した人の中から
将来、原画を買ってくれる人が現れたらいいな。
だからプリントは
なるべく価格を抑えてるつもり。
けど、たまにプリントも「高い!」って
言われることもあるんだよなぁ。
安いって!
ほとんど原価割れしてんだから。
巷では、プリントに何千ドルも値段付けてる
アーティストも少なくないのに
わずか$150なんだから。
さらに、週末のDistilleryでは
額付きで$120で販売するんです。
もってけドロボー!って感じですよ。

2004年06月11日(金)



 文学とは!?

この間、JCCCのGalaパーティーで
久々に作家のケリー・サカモトに会った。
日系人だけど全然日本語は喋れない。
SPINのJunoを通して3年くらい前に知り合ったんだけど
未だに彼女の小説を読んだことが無かった。
前に「絶対読むからさ」と約束していた
彼女の処女小説【Electoric Field】をおねだりして
送ってもらったので早速読み始めた。
ものの
やっぱ英語で読むのは疲れる。
知らない単語をガンガン読み飛ばしているうちに
すっかりストーリーも読み飛ばしてしまった。
そのうち
読書休暇を兼ねてリゾート地へ休暇にでも行けば
じっくり読めるだろう。
今は断念。

そもそも、今同時進行で読んでる本が5冊。
三島由紀夫の【荒野より】
Bitsの編集長からもらった【みうらじゅん】の本と
【爆笑問題】の本、
川端康成の【みずうみ】
赤瀬川 原平【老人力】
純文学とサブカルが微妙に良いバランスで
脳髄に刺激を与えてくれてます。

もうちょっと時間が取れたら
読むのに時間がかかる英語の原本も読んでみたい。
気になる本がいくつもあって
そのたび書店で購入しているけど
辞書片手に読書も辛いので
ほとんど本棚に直行させているのだ。
もうちっと英語力が付いたら
片っ端から読破する!予定。

秋元康が
「音楽は想い出の目次である」と言ったけど
それなら
「文学は人生の指針である」だろうか?
それとも
「文学は自己探求への手引書」だろうか。
大学の卒論にでもなりそうな壮大なテーマなんで
ここでそんな難しい話をしてもしょうがないが
少なくとも俺にとっては
未知なる思想との出会いの場。
出会いカフェのような存在である。
アートもそうだけど
文学もまた「難しい」と思われがちな芸術じゃない!?
そんなことはないのに。
どっちも人生を豊かにしてくれる意味では双璧だけど
どっちも自己と真正面に向かい合うことを要求する
芸術だから難しいと感じるのかもしれない。
だからオイラは「出会いカフェ」くらいの
軽いノリで楽しむようにしている。





2004年06月10日(木)



 夏が来る…

来るね、来るね、嫌な季節が。
夏きらいです。
ずっと20℃くらいの気温が続いたと思ったら
いきなり31℃。
速攻クーラーを引っ張り出して
窓に設置しました。
そう
オイラのクーラーは脱着式(て言うか?)なんです。
日本みたいな壁に穴空けて
超薄型のクーラーなんて無くて
こっちはもっぱら窓にハメ込むタイプが主流。
だから毎年夏になると屋根裏から
降ろしてきて、窓に設置するんです。
家賃は電気代込みなんで
ウチはもう、24時間フル稼働。
できたらクーラー持ち歩きたいくらい必需品。
ところが、さっき天気予報みたら
明日からまた20℃前半に逆戻りらしい。
まだまだ夏本番は遠いのだ。
っていうか、来なくていい。

2004年06月09日(水)



 恐ろしや日本人コミュニティ

耳が遠いし、吐き気がする。
ていうか、吐いた。
いつもなら、風邪くらいは気合で治すんだけど
今日一日を棒に振るのはイヤなんで風邪薬を買った。
大人2錠のところ、4錠飲む。
気持ち悪い・・・

すぐ吐けるようにゴミ箱を用意しながら
絵の続きを描く。
う〜ん、初めの構想から遠ざかっていくけど
いい感じの色になってきた。
以前からちょっとずつ描いている
マンハッタン・ブリッジ。
空に浮かぶ雲の処理に迷う。
タバコの煙チックな、渦巻き状にしたいんだけど
けっこう無理がある。
アクリルだと、油絵のような盛り上げ感が乏しい。

悩みつつ、昔の自分の作品ファイルを引っ張り出す。
ふと、目に留まったのが97年頃の作品。
日本にいた頃、富士山の絵を描いたことがあって
その時に追求していた雲のスタイルを
もう一度やってみることにした。
ゴッホが浮世絵を描いた感じ。
後々この雲が
今描いてる、タバコの煙に発展したんだけど。

夕方、ヒルトン・ホテルの人から電話があって
スタジオに絵を見にきたいという。
どこで作品を見たの?と聞くと、
今年初めにやった、某新企会の新年会
空港近くのインターナショナル・ホテルで見たという。
まじで?
もう半年も前じゃん。
その人は、ずっと俺を探してたらしいんだけど
名前も知らなければ
何人かも分からなかったらしい。
ところが
ある日本人を通じて偶然に
俺の名前と電話番号をゲットしたらしい。
その人は誰?って聞いたんだけど
全然知らない人。
何で俺の電話番号が出回ってんだ!?
恐ろしや日本人コミュニティ・・・


2004年06月08日(火)



 北野武のカッコよさ

深夜3時にトロントに到着。
風邪の具合も悪かったんで
寝ながら帰ろうと思ったけど
結局、カズと喋りっぱなしで
ほとんどノン・ストップで車を走らせた。
家に着いてすぐ撃沈。

昼頃起きたら、体中の間接が痛い。
とりあえずシャワー浴びて
パンでも食べようと思ったけど
食欲全然なし。
また横になって
【座頭市】を観る。
今更だけど、たけしカッコいい。
北野武と
ビートたけし
同一人物だけど別人。
94年の大事故で一回死んで
あの人の中で絶対何かが変わったよね。

お笑いの対極にあるのが哀しみだとしたら
やっぱりあの人の漫才やコントの中に
あった「哀しみ」の部分が
映画によって表に出てくるように
なったもんね。
本人は絶対認めないかもしれないけど。
でも、お笑いって
すごい悲しい題材を扱ってたりするじゃん。
第三者が見ると大笑いなんだけど
本人はすごく真剣に悩んでいるような。
例えば、
借金取りのヤクザが、玄関のドアをガンガン蹴ってる。
もう必死で押入れに隠れる。
それじゃ見つかると思って
ベランダから飛び降りようとする。
でも、そんな勇気もなくて
ドアが開いた瞬間
ベランダで観葉植物の真似をする。
傍観者から見たら大笑いなんだけど
本人は本当に殺されると思っているから
真剣だよね。
それを笑っちゃうんだけど
そんな残酷な社会に俺らは生きてるって感じするもんな。

だから笑いと哀しみなんて
紙一重で、振り子みたいに揺れてる
関係だと思う。
監督・北野武だと、その哀しみの部分が
グッと前に出てきちゃうんだろうな。

たけしさんて絵も描くんだよね。
前に何かのインタビューで
「オイラは、ゴッホに憧れてるピカソだ」
って言ってたのを思い出した。
ピカソは天才で
絵の技術も理論も何もかも知りつくした男。
方や、ゴッホは
情熱赴くままに絵を描き続け、
無名のまま死んでいった。
今では、ゴッホもピカソも「天才」だけど
生きている間に天才と呼ばれたピカソと、
そうでないゴッホはやっぱり違う。

たけしさんがゴッホに憧れるのは
自分が何者か分からないが故に生ずる
純粋な制作への欲求だろう。

たけしさんは、自分の作品を待つ
あらゆる観客や観衆や聴衆や支配者から逃げられない。
それがどんなものであろうと
人々は北野武が生み出すものを
見逃すまいと待ち構えている。
「ゴッホに憧れてるピカソだ」と言いつつも
たけしさんは、とっくに覚悟を決めている。
「オイラはピカソだからしょうがない」とでも言うように。
そこが堪らなくカッコいいのだ。



2004年06月06日(日)



 モントリオール二日目、リタイヤ









今日は朝からカズさんと別行動。
宿で出た朝食のパンにカビが生えてたので
ほとんど手をつけなかった。
とりあえずフレンチの香りプンプンのカフェで
エスプレッソとクロワッサンを食う。
もちろんフランス語で注文。
そう、昨日はフランス語が喋れなかった為に
雨の中、彷徨ったので
今日はなるべくフレンチを喋るように頑張るのだ。

やっぱ風邪をひいてしまったらしく
鼻水は出るし、頭も痛い。
薬局で点鼻薬だけ買う。

一番の繁華街Ste Catherineを中心に
カフェ、レストラン、ショップ巡り。
俺の役目は、この通りを制覇すること。
一軒ごとにウンチクをメモに書き留める。
いきなり道端で
「Hey, tomolennon!」
と呼び止められた。
トロントのAcadia Galleryのカルロスだった。
以前、【Hype Tokyo】という展覧会をやった会場。
カルロスは、弟と二人で
美術書の仕入れと、ギャラリーの用事で
滞在してるのとこと。
とりあえず角のパブへ行き、ビールで乾杯。








それからまたカフェ巡りに戻る。
途中、インターネットカフェでメールをチェックしたら
トロントで急用発生!
やばい、明日の朝までに帰らないといけなくなった。
今晩一人で泊まろうと思っていた宿に電話して
キャンセルをした。
かなり残念。
ちょっとくらいの事だったら後回しにして
ここに滞在することを選ぶけど
今回は俺がやらなきゃいけない急用なんで
涙を飲んで帰ります。
あぁ、あと一日ズレてくれたらなぁ・・・

夜、再びカズ、テルちゃんと合流して夕食。
風邪のくせにビールをピッチャーで注文。
これから7時間、トロントへのドライブなのに
大丈夫なのか??

あっという間の、一泊二日モントリオールの旅。
次はフランス語バリバリで戻ってくることを
遠ざかるノートルダム聖堂に誓った。




2004年06月05日(土)



 モントリオール1日目、風邪

モントリオール到着!
トロントを朝6時半に出発して
途中で集中豪雨(視界1m)に見舞われつつも
交代運転でやっと着きました。








カズさんの友達、テルちゃんと合流して
日本食「サクラ」で昼食。
それから二手に別れて、カズさんは営業へ
俺は「サクラ」のママが経営している別館へ移動。
そのママが超おもしろい。
亡くなったカナダの元首相トルドーさんが
サクラの常連で、当時のいろんな秘話が聞けた。
時間を忘れてママと話し込んでいるうちに
さっきの集中豪雨がモントリオールまで追いかけてきて
ドシャ降り。

次のアポがあったので
その豪雨の中を傘もささずに歩く。
そして迷う!
すげー迷う!
通行人に道を尋ねたら、全然違う方向教えられてさ。
ほんと参った。
めんどくさかったのか、何だか知らないけど
英語で話しかけたら
「Do you speak Franch(フランス語できる)?」
とか言いやがって
ただ地下鉄の駅どこですか?って聞いてるだけだから
なんとかステーション?ってだけでも通じるだろ!?普通。
一気にケベコワ嫌いになりました。

夜7時にカズさん達と合流。
俺のモントリオールの弟子・明子ちゃんが予約して
くれた洒落たジャズ・ラウンジで夕食。
フリーライターの紀子さんも加わって
華やかに乾杯。
その後、ドーナツ屋に場所を移して
色々と打ち合わせをする。

夜11時ころ宿に戻ったら
どうも喉の調子が悪い。
悪寒もする。
やば、風邪かも・・・

2004年06月04日(金)



 モントリオール行きます

Bitsのカズと車でモントリオールに
行くことになった。
俺が企画していた「モントリオール特集」が
正式にGoサインとなったため。
現地では、すでに特派員が動いているし
あとは2人で行けばババッと片付くだろう
という見通し。

1泊2日の強行軍だけど
もしかしたら、俺だけもう一日、二日残るかも。
スケッチもしたいし
会いたい友達もいるから。

とりあえず、今は
荷造りの手を止めて書いているんだけど
一体何を持っていけばいいんだ?
一泊用の荷物だったら着替えなんていらないけど
最長三日いるなら、少しは着替えいるしなぁ。
とりあえず三日分持っていこう。

2004年06月03日(木)



 T.M.Revolution

あのT.M.Revolutionにインタビューした。
意外と真面目に受け答えをしてくれて
一個質問すれば、5個くらい返ってくるので
インタビュアー喜ばせ(泣かせの反対)だ。

そんでまた
日本人の国民性についてや
外国でウケている日本のサブ・カルチャーの
洞察など、意外と冷静に自分の立ち位置を
分析していて、知的な感じもした。

さっきから
「意外と」を連発してるけど
インタビュー前の西川さんのイメージだと
誌面には書けない面白ネタが満載という
イメージがあったので
ついつい質問事項もそれ寄りのを考えていた。
だから慌てて軌道修正しました。
結構、いいインタビューになった気がする。

しかし
最後の10分くらいで
いつものギャグ炸裂モードになってきた。
もうちょっと聞きたい!ってところで時間切れ。
30分しか時間がなかったのでしょうがない。
また
いつもの事だけど、誌面の都合で
全文を載せるわけにはいかないんで
かなりカットされると思う。
今度、トロントにコンサートに来た時には
また続きをインタビューする約束をした。

そうそう、
約1年以上続けてきたBitsでのアート・コラムだけど
明日発行の6月2日号で辞めることにしました。
スペシャル・インタビュー系も
去年の少年ナイフやホリー・コール
今回のT.M.Revolutionを最後にしばらくお休みです。
ちょっと自分のアートが忙しくなってきたんで
そっちの比重をグッと高めるんです。
この場を借りて
色々お世話になった方々にお礼申し上げます。


2004年06月01日(火)
初日 最新 目次 MAIL HOME