2006年05月19日(金)  鴻上尚史さんと「恋愛」対談

第三舞台の劇作家・演出家の鴻上尚史さんと「恋愛」について対談。今月30日から再演される『恋愛戯曲』の劇場パンフレット用。という展開になったのは、数年前、2001年の初演版戯曲を元に映画版脚本を作るというお仕事をご一緒したから。「“美人”脚本家が主人公の話、やってみる?」とプロデューサーに声をかけられ、「わたしにぴったりではありませんか」と喜んで引き受けた。SPA!の「ドンキホーテのピアス」連載を毎号愛読していたわたしにとっては、鴻上さんとお仕事できるだけで光栄。脱線だらけの打ち合わせも笑いっぱなしで楽しい仕事だった。

肝心の映画化の話はしばらく停止(停滞)中ではあるけれど、鴻上さんもプロデューサーも「いつかは」と根気強く温めている中での今回の再演。映画版脚本から取り入れたアイデアやセリフもあるとのこと。対談では「作品について、恋愛について、脚本家という職業、書く喜びと苦しみについてざっくばらんに話してください」ということで、稽古を終えたばかりの鴻上さんと近況報告を交えてトーク。恋愛や脚本とは関係のないところで話が盛り上がってしまったけど、お話はあいかわらず面白かった。二時間半のおしゃべりのどこが使われるのか、わたしも楽しみ。観劇される方はパンフをぜひお求めくださいませ。

KOKAMI@network第8弾『恋愛戯曲』
[東京公演]
5月30日(火)〜6月11日(日)
池袋・サンシャイン劇場
[大阪公演]
6月16日(金)〜17日(土)
大阪厚生年金会館芸術ホール
[北海道公演] 
6月21日(水)釧路市生涯学習センター
6月23日(金)幕別町百年記念ホール
6月25日(日)深川市文化交流ホール
6月27日(火)あさひサンライズホール
6月29日(木)30日(金)札幌市教育文化会館

『恋愛戯曲』は「脚本家の書いている脚本の中に、脚本家志望の主婦が登場し、その主婦の書く脚本に脚本家が登場する」という三層構造。映像にすると美術や衣裳やヘアメイクで三つの世界をわかりやすく差別化できる反面、ライティングの切り替えだけでディテールは観客の想像力に委ねる演劇よりもそれぞれの世界観を限定してしまう。でも、三つの世界の作り込みがしっかりできれば、映像ならではの面白いものになるのではと思う(鴻上さん曰く「主婦の世界にはテーブルに醤油がある、なんていうのも、舞台だと場面転換のたびに出し入れできないので難しい」)。『父と暮せば』『サマータイムマシン・ブルース』のように戯曲から映画化されて成功している作品も続いているし、今回の再演で「映像で観たい」という声が大きくなりますように。

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2005年05月19日(木)  鬼界浩己事務所公演『グレートエスケープ』
1979年05月19日(土)  4年2組日記 大きなこぶ


2006年05月11日(木)  さよなら交通博物館

今週末14日で閉館となる神田の交通博物館へ。開館して85年、現在地へ移転して70年目だということで、古くからのファンやわたしのようなミーハー者で大賑わい。平日の午前中でこの人出ということは、今週末はすごいことになりそう。入場券の券売機も行列。チケットはみどりの窓口またはびゅうプラザでも買えて、こちらは大人260円と50円おトク。

一度も行ったことがないのに訪ねる気になったのは、ご近所仲間で鉄道ファンのT氏の影響も大きい。急勾配の山道を電車がスイッチバック方式で走る電車を見て、「スイッチバックとは」とT氏に解説を受けたときのことを思い出す。T氏情報で、四階にあるレストラン「こだま食堂」(店内は新幹線登場前の東海道線を走っていた「つばめ」や「こだま」といった在来線特急列車の食堂車を模してある)にてカレーが食べられると聞いたのも来館動機に。カレーブログのネタになるかもと目論んだものの、開店の11時と同時に長い列がつき、断念。

「交通」博物館と言うからには、バスや飛行機や自転車の歴史も展示されているが、主役はやはり鉄道。19世紀からの「座席の変遷」をたどりながら実際に腰掛け、メモを書いたりするのも楽しい。各地の路線を走り、役目を終えて博物館で休む機関車には「ご苦労様」と声をかけたくなる。子どもの頃に何度か連れられた大阪の交通博物館の頃の記憶がふと蘇ったりもする。

圧巻はパノラマ模型運転場のデモンストレーション。6m×20mのジオラマに朝が訪れ、日が沈み、再び夜が明け、車両区から次々と特急や在来線が旅立ち、帰ってくる。各電車の実況解説つきの20分は、見ごたえたっぷり。夜になると灯る明かり(遊園地の観覧車も光りだす)、ぐんぐん速度を上げてすれ違う新幹線に、見守る老若男女から歓声のようなため息がこぼれる。閉館直前ということで黒山の人だかりから湧き起こる大きな拍手が、けなげに走った電車たちに贈るスタンディングオべーションのようで、涙がこみ上げた。

交通博物館はさいたま市に移転し、2007年10月14日(鉄道の日)、鉄道博物館として開館予定とのこと。

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2005年05月11日(水)  段ボールから発掘 BarNoneみっけ!


2006年05月09日(火)  大人計画本公演『まとまったお金の唄』

本多劇場にて大人計画一年半ぶりの本公演『まとまったお金の唄』を観る。大人計画は今やチケット入手超困難な人気劇団になっていて、オークションではチケット価格が吊り上がり、当日券を求める長い行列ができ、補助席、座布団席が登場。

舞台は1970年、万博閉幕直前の大阪。70年大阪生まれのわたしはその設定にときめき、出てくる70年代ファッションにくぎづけ。阿部サダヲさんと市川実和子さん演じる姉妹が次々着替えるワンピースに、「かわいいわぁ」「あれ着たい」「どこで売ってるんやろ?」となる。大人計画らしく「ウンコ哲学者」やら「乞食」やら「キリスト」やらが入り乱れ、アクションも過激ならリアクションも過激。客席の反応も過激で、笑いの振動で座席が揺れる。暗転がなくて、舞台では常に何か事件が起きていて、何かか誰かが飛んでいて、観客も忙しい。脱線だと思って油断していたらしっかり伏線になっているし、ナンセンスやってるかと思えば、ちゃんとストーリーが展開していて、絶対わたしには描けないし、真似すると迷宮入りしそうな世界。セリフの大阪弁がとても自然で、とくに市川実和子さん、平岩紙さんの大阪弁がかわいかった。皆さん、ネイティブなんだろか。

終演後、楽屋に案内していただき、阿部サダヲさんにご挨拶。『子ぎつねヘレン』ロケでは会えなかったので、「警官役やっていただけてうれしかったです」と伝える。阿部さんのまわりでも、観て、泣いたという人がたくさんいたそう。「下妻物語のときはすごい髪型でしたね」「『七人の恋人』のマタニティビクスが忘れられません」なんて話もしたけど、「紅白見ました」は言わなかった。舞台ではハイテンションだけど、素顔は落ち着いた印象の人。集中力で変身するのでしょう。警官役での優しいお兄さん的雰囲気は地に近いのかも。またお仕事できますように。

まとまったお金の唄 下北沢本多劇場
作・演出:松尾スズキ

【蒼木家】
ヒトエ(母)…荒川良々
ヒカル(長女)…阿部サダヲ
スミレ(次女)…市川実和子
博子…平岩紙

馬場…宮藤官九郎
蝶子…伊勢志摩
新宿…菅原永二

カクマル父…村杉蝉之介
カクマル…近藤公園
神木…内田滋
ダイナマン……松尾スズキ 

2005年11月02日 ウーマンリブVol.9『七人の恋人』

今日は一人観劇なので、アフターシアターは大人しく帰宅。その代わり、開演までの間、シモキタ探索を楽しむ。足をのばした一番街商店街で見つけたmixtureというセンスのいいベーカリーカフェでプレッツェルクロワッサンとナッツたっぷりのずっしりパンを、名物店アンゼリカでミソパン(今日はくるみ入り)を明日の朝食用に購入。さらに、粉ものモードが高まり、広島焼の「ひろき」で腹ごしらえ。お好み焼きは断然大阪!だったわたしを黙らせた三軒茶屋店に一時期通い詰めたけど、ひさしぶりに食べる広島ネギたっぷりの広島焼は、やっぱり格別。会社を辞めて以来、一人でお店に入る抵抗感が日に日に薄まっているわたし、カウンターで一人コテを振るうまでに成長。

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2005年05月09日(月)  段ボールから発掘  悗泙舛砲い辰燭个△佑襪舛磴鵝
2002年05月09日(木)  奇跡の詩人



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