NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
OZ week真っ只中。 頭の中もOZ一色。 こんな時に中居の重大事件なんかなくて良かったわ。 そんなものがあったらワタクシの頭は分裂を起こしているところであった。 ワタシ、器用じゃないのでとことんOZの時はとことんOZなのよ←意味わかんねえ えーと、つまり。 言ってしまえば、帰りの新幹線の車窓から見る夕闇の世界にNYのネオンを見るくらいにはOZの中、であると。 うわーん、誰か助けて。 本日OZ観劇2回目。マチネ。 そういえば、ワタクシ普通にネタバレしてますけど再演だからいいよね。 ネタバレなしで書くなんて無理ですもん。 能書きが長くてすまん。 どうしてOZにだけこんなに惹かれるんだろう、とちょっと怖くなるくらいのめりこんでます、ワタクシ。 なんだろう。魔力?(笑) 初演では気づかなかったけど(言ってたっけ?)ラジオシティのショーの後、 「ヘイ!ハニー!!」と叫んで入ってくるグレッグに飛びつくピーターがめちゃ可愛いのだ。 飛びついてきたピーターを受け止めてぐるんと回すグレッグもオトコマエ。いやん。可愛いわ。お気に入りのシーン。 それからすぐのグレッグのセリフ。毎回アドリブらしく、今回はBi-Coastalでステージに上がったおじさんのことだった。 このおじさん、仕事をさぼってきていたらしく焦っていたけれど、ピーターが差し出した手をしっかり握ったままステージに上がり、 最後は自分からがっちりハグ(笑)写真撮影の時にはちゃっかりピーターの肩を抱いたりして楽しい人でした。 個人的にもこういうおじさんとか男の人だと心が平安だ(笑) マネージャーのディーも大好き。 ほんとにピーターが好きで大切で11年も一緒にやってきたのに、グレッグを亡くしたピーターをどうしても立ち直らせることができなかった人。 この別れのシーンは切ない。売り言葉に買い言葉。どうして「ごめん」の一言が言えないんだろう。 でもそれもまたピーターだ。 ディーはラジオシティの後、マリオンやグレッグと踊るシーンも好きなんだけど、 それよりはピーターのステージ衣装を決める時のグレッグとのやり取りが好きだ。 2人に言われるままシャツを直しているピーターが可愛くて可愛くて(盲目) あと、自分でも妙な趣味だとは思うけどディーのオフィスに来たピーターがちょこんと椅子に座り その後ろのテーブルにまるでピーターを守るようにグレッグが座る所もお気に入り。 コパカバーナでのショーに強気なディーとグレッグに対し、自信なさげなピーターというのも面白い。 一幕のピーターならもっと自信満々じゃなかったかしらん。 このあたりのピーターは保護欲をかきたてる可愛さのオンパレード。グレッグがピーターのことを「女王様」と呼ぶのもツボ。 しかし、実を言うと今日の出来はあんまり良くなかったのではないかと個人的には思う。 席が端っこのせいもあるのかしらん。 マイクがよくなくて、時々セリフが聞こえなかったこともあった。 それと一幕は演者全ての呼吸がほんの少しづつずれていた気がする。 セリフのスピードだったり、そのリズムだったりタイミングだったり。 ほんの少しだけボタンがずれているそんな違和感と居心地の悪さをずっと感じていた。 一度、ジュディの登場で軌道修正できるかなと思ったけれど、やっぱり一幕の全体はダメでピーターの歌もちょっと性急だったような。 でも声は良かったのよねー。 初めは少し掠れていたので、これはどんどん掠れていくか?と危惧していたら逆にどんどん艶やかになっていったのでびっくり。 以前の坂本さんならカサカサした掠れ声になってたような気がするんだけどな。 ラストの「Once Before〜」では堂々とした声量を見せておりました。アッパレ。 しかし二幕になると俄然ステージに一体感が出てきて坂本さんの感情も落ち着き始め丁寧な演技になった気がした。 特にグレッグとライザとのやり取りは何度見ても素晴らしい。 ライザがね、ほんとに良くなってるの。 初演時はやはり宝塚で常にメインになっていた人だからどうしても押しが強くて歌も前に前に出て坂本さんの声を弾いていた時があったんだけど 今回は寄り添うような歌声になっていて綺麗にピーターの声と重なる。 「YOU & ME」は紫吹さんの歌声の中で一番好きだ。 ああそれとグレッグと歌う「Love Don't Need A Reason」でIZAMの声と重なる所も好きだわ。悲しいけれどね。だからこそ美しい。 ここのピーターの思いは本当に切なくて毎回ワタクシだーだーと泣いてます。 で、ライザが見咎めたあのシャツって・・・・・・何? 頭に引っかかってはいたのにあっさりと見逃していた事だけど、あるブログでこれは情事の後ではないのかという意見を読んでなるほど、と。 それでピーターのあの慌てようがよくわかる。なんであんなに「どうしよう」とうろたえていたのか不思議だったから。 グレッグを失った喪失感を埋めようと情事を繰り返しても、虚ろになっていくピーター。 グレッグの声は聞こえても姿を見ることは出来ない。 声を頼りに必死にグレッグを探し続けるピーターの姿が可哀想で、だからこそ一瞬だけグレッグを見つけて嬉しそうな顔をするピーターが悲しくて。 両手を差し出し抱きしめて欲しかっただろうピーターの腕をグレッグがすり抜けていくこのシーン。 胸が詰まる。 でもこういう悲しみも辛さもライザが来た途端、すっかり隠していつもの軽口。 「涙はどこにあるの?」「一番いいところに」 セリフはうろ覚えだ。ごめん。 人の前では泣けないピーター。でも最後にライザにすがりつくようにして抱き合った時、泣けたんだ、と思ってもいい? とりとめもないんだけど、まだ続く。 多分千秋楽後では使い物にならないと思うので今のうちに脳内メモを吐き出しておかねば。 えーと、そだ。これも。 ライザがピーターと抱き合ってた男の子の名前は何?と聞いた時「知らない」と答えるピーターの声の冷たさ、素っ気無さが印象的。 ほんとに興味がないんだ。 そのあとの「知ってるのはおまえだけ」という声には愛情だけが篭っていた。ライザは受け入れなかったけれど。 ただ去年も思ったんだけど、このピーターの相手役の人の歌がちょっとイメージと違うんだよね。困ったことに。 長くなったので続きは明日にしよう(←まだ書くのか・呆) 余談ですが、今日はハロウィーン。 更に余談ながら昔HELLOWEENというドイツのバンドがワタクシ大好きでした。ほんと余談・・・・・・・。 ちなみに好きだったのはカイとマイケル・キスクがいる時まで←更にどうでもいい いや、タイトルに引っ掛けた話題がないと(笑)
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