三楽の仕事日記
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2011年10月31日(月) 横浜国立大学教育人間学部で講義

 1日年次休暇をとる。早朝から原稿書き開始。ここのところ停滞気味だったが、ちょぴり進むようになってきた。10時ごろまでPCに向かう。横浜へ行く準備。

 新幹線の中でも原稿を書いて、14時ちょい過ぎに横浜国立大学教育人間科学部の野中陽一先生の研究室へ。最新情報をお聞きしているうちに講義開始時刻。140名?ほど学生さんが待つ教室へ。

 依頼を受けた講義内容は「校務の情報化」。そこでタイトルを「校務の情報化について知る・考える」として話し始める。まずは池谷祐二さんの「脳のパフォーマンスは出力した方が上がる」という話をして、皆さんのためを思って、今日はいっぱい指名します!宣言。

 「教育の情報化」の3本柱を示して、恐る怒る小学校風に「さあ、声を出して読みましょう」と指示。学生さんはしっかり付き合ってくれて(笑)、一安心。続いて「教育の情報化に関する手引」に挿入された近未来職員室図に、何が想定されているかを書き込む作業。

 人数が多いので全員というわけにはいかないが、〇つけ法で巡回。ある女子学生が「わあ、〇もらえた。やっぱりうれしいね、〇って」というつぶやく。そのつぶやき、こちらの方がうれしい。

 前に出てきてもらい、気づきの発表。いきなりスマートフォンが話題となったので、スマートフォンを使ってどんな仕事ができそうかを想像してもらう。

 次に校務の情報化が進んだ職員室例を映像で見せる。といっても2004年に東京で開催した「ICTを活用した元気な学校づくりフォーラム」のDVDから。模擬職員室でのICT活用をまとまりごとに見せて説明を加える。(7年前にここまで職員室ICT活用をしていたのかと、あらためて自分でも驚きながら(笑))

 特に「いいとこ見つけ」のプレゼンをたっぷりと見てもらう。CBCニュースになった時の映像も加えて、学生さんに感想を聞く。「とてもいいと思います」という意見が続く中で、「いいとこ見つけの数が違って(少なくて)、嫌だなという生徒がいるのではないか」という意見が出てくる。

 このあと「マイナスになる要因はないか」と聞こうとしていたので、この発言にびっくり。保護者から「いいとこ見つけの数を一人3つに揃えてください」と言われたら、あなたならどう答えますか、という教師でも難しい質問を投げかける。隣同士で意見交換。指名すると、予想以上によく考えているな、という発言が続いて、うれしさアップ。気づいたら終了の時間。

 再び研究室で懇談をして帰路へ。帰りの新幹線の中でも原稿書きは順調。こんなに原稿書きが進むのなら、早くに新幹線に乗ればよかった(笑)。

 今年も野中先生のおかげで、貴重な体験をさせていただいた。おかげさまでとても良い1日。大感謝。


2010年10月31日(日) 今日も原稿書き
2009年10月31日(土) 読売教師力セミナー特集
2008年10月31日(金) インターナショナルスクール会議
2007年10月31日(水) 幸福師匠と春日井・高座小へ
2006年10月31日(火) あいち授業塾で講義
2005年10月31日(月) 代休日のため九雀さんに会える
2004年10月31日(日) 光祭(文化部門)2日目&地域ふれあいフェス
2003年10月31日(金) 文化祭2日目