三楽の仕事日記
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2009年01月03日(土) 姪から学ぶ

 親戚が集まった機会に、市内某中学校に通う姪に、小牧市が取り組んでいる「学び合う学び」に関連したことについて聞いてみた。

 「授業はいつも4人で話し合うの?」
 「相談するときはね。普通はコの字型だよ」
 「なるほど。どうしてコの字型にしているの?」
 「う〜ん。よく分からない。コの字型に座っていると、黒板が見にくいときがあって、どうしてわざわざコの字型にするのかと思うときはあるよ。」
 「コの字型にしているのは、授業はね、できるだけ生徒同士がお互いの顔を見ながら意見を発表したり、話し合ったりして進めたいからだよ。4人グループで話し合うことはどう?」
 「いいと思うけれど、時々、雑談になってしまうよ」
 「どういうときに雑談になってしまうの?」
 「すぐに分かってしまったときと、みんなで考えてもダメだなって思うとき」
 「なるほどね。雑談になるときは、はっきり分かっているんだ」
 「それと塾の方が集中できるよ」
 「どうして?」
 「塾はみんな先生に当てられるから。学校は手を挙げている子しか当たらないから」
 
 こんな会話をした。子どもから学ぶことは多い。コの字型にする意味をきちんと知らせ、それが実感できるような授業をすること、雑談になってしまうということは課題設定に問題があるということ、挙手指名方式で進める授業はまずいということだ。新年早々、姪から貴重な学びをさせてもらった。


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