2014年11月17日(月)  【たま語】年月というものはきまぐれなものなのだ

わたしが夜お仕事の日は、じいじばあばの家に預けられる、たま。

そこでは、昭和な時間が流れていて、掘りごたつの机で、カレンダーの裏に落書きしたりして過ごしているようです。

先日カレンダーの裏に書いたのは「年月は、はやい」という作品。


年月ははやい

(年月というものは、すぐさっていくものだ)
(なのに人げんは、そのじかんをだいじにしはしない)と、けい太はいつも思っている。そこで母さんに聞いた。年月というのはどういうことかを。
母さんは、言った。「年月は、ときのながれよ。」
でもぼくは、こう思った。(年月は、時間を、たのしんだり、かなしんだりする。)ものと思う。
(だからぼくは、いやみんなもこの年月をあじわったらいい。)と思った。
そう思いながら一年がたった。
やっぱり年月は、はやい。
よくかんがえてみたら、(ぼくは、10さい これまで10年間の年月をすごした。)
(なのに、なぜだろういいことをかんがえると、わるいことがおき、わるいことをかんがえるといいことがおこる)
(だから年月というものはきまぐれなものなのだ。)
母も父さんも(みんなきまぐれ)だけど一ばんきまぐれなのは年月だ。だってぼくはいのちを大切にしたいから年月を大切にしたいからなんだ。
ぼくはこのままでいいんだ
自分をすきになっていいんだ。
大すきだぞ。いのち、年月
おしまい


( )に囲まれた部分は、頭の中で考えていること、らしい。
「カレンダーから思いついたのかしらね」とダンナ母。

あるときは詩人、あるときは哲学者。でも本人は無自覚。そんなたまの言葉は、ツイッターのたま語に集めています。

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