2009年11月17日(火)  八百屋さんで「ママください」と父のホック

朝食は大阪土産の551蓬莱の豚まん。前回京都駅で行列に屈して買いそびれた雪辱を果たし、堺の実家から持って来たビニール袋に厳重に梱包してにおい封じをして東京に持ち帰った。ほかほか蒸したてではなくチルドにしたのもにおい対策でもあり、新幹線の車内で手を伸ばしたくなる誘惑を断つためでもある。かわりに中華ちまきを新幹線車中での夕食に。海鮮味と、栗としいたけと鶏肉。二つで700円超えとは、けっこういい値段だった。コストパフォーマンス的にも、551といえば、やっぱり豚まん。

わたしが大阪へ発つとき、顔をぐしゃぐしゃにしてぐずった娘のたまは、その後は機嫌良くやっててくれたらしい。昨日は保育園の帰り、パパとなじみの八百屋さんに立ち寄り、「ママください」と言ったとか。それだけ聞くと切ない話でもあるが、明るく弾ける調子だったそうで、しっかり八百屋さんの笑いを取ったというからたくましい。留守番で父と娘の絆も深まるのは、いいことだ。

父と娘といえば、昨日の朝、わたしのワンピースの背中のファスナーが「開いているで」と父イマセンが指摘した。しょっちゅう考え事をしているせいか、ファスナーが途中で止まることがよくある。脚本を学ぶ200人ほどの学生さんを前にパネルディスカッションをやったとき、拍手で迎えられて壇上に来てから気づき、あわてて「ファスナーを閉め忘れるというト書きで登場人物のそそっかしさを描ける」とネタにした。昨日もそのときと同じワンピースだったが、父のおかげで中学生にだらしない大人を印象づける失態を免れた。

帰宅してそのワンピースを脱ぐとき、普段自分では面倒くさがって省略するファスナーのてっぺんのホックが引っかけられているのに気づいた。父にファスナーを上げてもらったのも初めてだった気がするが、がさつなおっちゃんという印象の父がホックをきっちりと留めたことが意外だった。40年近く父娘をやっていても、新鮮な驚きがある。

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