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JIROの独断的日記
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2013年10月20日(日) 【音楽】メンコンは浪花節に限る。

◆メンデルスゾーンの特別の日でも何でもないのですが。

たまたま、東京のオーケストラコンサートカレンダーを見ていたら、

10月のN響が私の大嫌いな、ノン・ヴィヴラートのメジャー・ノリントンだというので、

それだけで不愉快になりました。


かれは、20世紀まで、オーケストラの弦楽器はヴィヴラートをかけないのが普通だったといって、

今でも来る度にオーケストラのみならず、以前、ヴァイオリニストの庄司紗矢香さんには、

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のソロ・パートをノン・ヴィヴラートで弾け、と、指示してました。


ノン・ヴィヴラートに関しての彼の理論的根拠はもっと色々あるのでしょうが、とにかく私は

ある演奏者が嫌いといって、この指揮者の演奏ほど嫌いなものはありません。

以前はビブラートをかけていなかったのに、今は世界中のオーケストラの弦楽器はヴィヴラートをかけるのが

当たり前です。どうしてかけていなかったのに、かけるようになったのか。

ヴィヴラートをかけたほうが美しいからだと思います。


すぐに新しいものに洗脳されるのは日本人の中でも少数派のクラシックファンとて例外ではなく、

熱烈な信者が多いようですが、私は大嫌いです。

彼の演奏会をいちいち調べるのすら不愉快なので確かめていませんが、

もしも、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(通称「メンコン」)でソリストにノン・ヴィヴラートを

指示したら、彼の音楽的感性を疑います。

メンコンは「浪花節」に限ります。


◆私の好きな演奏を中心に。

私は、色々聴きましたが、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲で最も好きなのは、

千住真理子さんの演奏です。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は3つの楽章を続けて演奏するので、一楽章だけだと中途半端に

なりますが、しかたありません。第一楽章だけでも結構長いですが、必ずしも全部聴く必要はありません。

私の日記として書いているだけですから。


◆千住真理子:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第一楽章


Mariko Senju Mendelssohn: Violin Concerto - 1. Allegro Molto Appassionato


耽美的な音の流れに陶酔します。


次に、千住さんと同じように「良い加減に浪花節」なのが、ドイツ人のフランク・ペーター・ツィンマーマンです。


◆フランク・ペーター・ツィンマーマン:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第一楽章



Frank Peter Zimmerman Mendelssohn: Violin Concerto - 1. Allegro Molto Appassionato


非常に変わり者なのが、ジュリアード出身では珍しいほど、クセがあるナージャ・サレルノ=ソネンバーグです。

いわば、超浪花節。


◆ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第一楽章


Nadja Salerno-Sonnenberg; Mendelssohn: Violin Concerto - 1. Allegro Molto Appassionato


これぐらい個性的な人は珍しい。でも面白い。


逆に非常に不思議なのですが、神様ハイフェッツは、がっかりするほどあっさり弾いてしまうのです。


◆ハイフェッツ:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第一楽章


Hiefetz:Mendelssohn: Violin Concerto - 1. Allegro Molto Appassionato


ツィゴイネルワイゼンで、これでもかというほど歌いあげる、ヴァイオリンの神様ハイフェッツと同一人物とは信じられないほどです。


メンコンだけでは、神様のイメージが悪すぎるので、関係ないですが、ハイフェッツのツィゴイネルワイゼンで締めくくります。


◆サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(ハイフェッツ)



Heifetz Zigeunerweisen



これでこそ、ハイフェッツです。

ヴァイオリンの音は、人の心を惑わす妖しさがあります。物凄く表現力の或る楽器ですが、

ソロであれ、オーケストラであれ、ヴィヴラートを止めては、台無しだと思います。


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