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JIROの独断的日記
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2012年02月05日(日) 【速報・映像】「<バレエ>ローザンヌ1位の菅井さん 吉田都さんが絶賛」←菅井さん、おめでとうございます。

◆記事:<バレエ>ローザンヌ1位の菅井さん 吉田都さんが絶賛(毎日新聞 2月5日(日)19時2分配信)

若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールで4日、神奈川県厚木市出身で

和光高校(東京都町田市)2年の菅井円加(すがい・まどか)さん(17)=佐々木三夏バレエアカデミー=が1位となった。

現代舞踊賞も受賞した。初の海外遠征での快挙となった。

コンクールの入賞者(1983年)で、審査員を務めた世界的なバレエダンサーの吉田都さんは

「菅井さんは練習の時から反応が早く、エネルギー、表現、ダイナミックな動き、音楽の使い方、

古典と現代のバランスなど、すべてにおいてレベルが高かった」と絶賛した。

1位は9人の審査員全員の一致した評価だったという。


菅井さんは「まだ踊りの夢の中にいるような気持ち。先生方やお父さん、支えてくれた人たちにありがとうと言いたい。

初めての海外は何もかもが新鮮だった。吉田さんのようなダンサーを目指したい」と喜びを語った。

コンクールでは、DVDによる審査を経て19カ国から79人(日本は最多の19人)の15〜18歳のダンサーたちが

ローザンヌに集まり、4日間の合同レッスンに参加。21人(日本人は男性1人、女性4人)が4日の決勝に臨み、

観客を前に古典バレエと現代舞踊の両方の演技を競った。


◆コメント:吉田都さんが絶賛って、あまりないですよね。

毎年1月末から2月3日か4日までローザンヌ国際バレエコンクールが開催され、

毎年、日本人が入賞するのが「当たり前」のように感じてしまいますが、

これは大変なことですね。


バレエというのは、生で見ると実によく分かりますが、ガイジン(狩猟民族)の踊りです。

日本人は農耕民族で、身体が元々、跳んだりはねたりするのには、向いていない。

「田植え」を想像すれば分かる通り、田んぼや畑での仕事は同じ姿勢でもそもそとした動作。

同じ姿勢に耐えられるようなのが、日本人の身体です。


だから元来、バレエに適したDNAは、全く日本人にはないはずです。

日本の伝統的な「舞」を見ると分かりますが、絶対にジャンプしないですね。

すり足なんです。


これは音楽でも証明されているようなものですが、日本に西洋音楽が輸入されて150年ぐらい

しか時間が経っていないのに、立派に世界に通用していますね。


この日記・ブログで何度書いたか分かりませんけど、世界一のオーケストラ、

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をカラヤンが指揮していた頃、つまり全盛期に、

カラヤンど、ヨーロッパ人の信任を得て、第一コンサートマスターに就任した安永徹さんは

四半世紀に亘り、コンサートマスターを務めましたが、目の眩むほどの偉業です。

日本人はそういうところ「とてつもない」民族だと思います。

バレエも同じです。


審査員の吉田都さんは今更言うまでもなく、天下の英国ロイヤルバレエのプリンシパル(常に主役を演る人)

だった方ですね。旧サドラーズウェルズ・ロイヤル・バレエ団とロイヤルバレエ併せて22年間プリンシパルです。


バレエは、ダンサーは台詞も言わないし、歌も歌いませんね。身体の動きだけで全てを表現する。

純粋に踊りのテクニックを披露するような演目もありますが、ジゼルとかコッペリアとか、多くの作品にはストーリーがあり、

そのストーリーは当然、西洋人だけを念頭に置いて書かれているのですから、本当は舞台でも東洋人が混入する

「必然性」が全くない。むしろ、不自然です。東洋人ダンサーは欧米のバレエ団に入ったら、その時点でハンディを負っています。

にも関わらず、吉田さんや熊川さんがプリンシパルにまで登り詰めたというのはものすごいことで

想像を絶する努力の賜でしょうし、才能もあったのでしょう。


その吉田さんが、「最近の日本人留学生は、すぐに諦める」と以前嘆いていたのを覚えています。

私は「根性」ということば、嫌いなんですが(自分にないもので)、要するに「あまりにも根性がない」

ということを仰有りたかった様子でした。

今年の優勝者、菅井円加(すがい・まどか)さん(17)さんは、留学してないんですね。

日本で勉強しただけで、世界に通用する、ということはそれだけ日本での指導が正しかったということですから、

やはり、日本人は大したものだと思います。。


◆YouTubeにPrix de Lausanneの公式サイトがあります。そこでファイナルも見ることが出来ます。

ローザンヌ国際バレエのYouTubeの公式サイト(チャンネル)があります。

Prix de Lausanne 

とにかく、菅井さんの受賞の瞬間。アップして下さった方、ありがとうざいます。


2012ローザンヌ国際バレエコンクール一位受賞の瞬間から





実際の演技、古典がまだ見つかりません、現代舞踊賞受賞と記事にありますが、コンテンポラリーといいます。

それは、アップされてます。これもアップして下さったかた、有難うございます。


Madoka Sugai Contemporary 2012ローザンヌ国際バレエコンクール







菅井さん、おめでとうございます。どうか、大輪の花を咲かせて下さい。

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2010年02月05日(金) 【音楽】お薦め。ワルター・クリーン氏(ピアニスト)のモーツァルトピアノ協奏曲第27番を含むアルバム。
2009年02月05日(木) 基本的なマナーなんですけどね。「会話において、他人の身体のことをみだりに口に出してはならない。」
2008年02月05日(火) ちょっと早いけど、連休前にお薦めCD(音楽いっぱいあります)
2007年02月05日(月) 「バレエ:ローザンヌ国際コンクール 若手の登竜門、河野舞衣さん2位」←こういう事を大きく報じないから世の中暗くなる。
2006年02月05日(日) 「イラン核、安保理付託 IAEA緊急理、賛成多数で決議」←安保理「付託」っていうとちょっと深刻なんですよ。
2005年02月05日(土) 「トランペット・ヴォランタリー」 (モーリスアンドレ)ぜったいに、「スカッ」とした気分になります。
2004年02月05日(木) 「米兵輸送は戦争加担でない 参院予算委で首相表明」小泉君がどのように、約束を破るかをお見せしましょう
2003年02月05日(水) イラクが核兵器開発を否定。米パウエル長官「証明してみろ」←「無い事の証明は出来ない」のだ。

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