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JIROの独断的日記
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2006年08月24日(木) 「政務調査費をマイカーに流用 兵庫県議を書類送検」←県議一人あたり、月50万円「政務調査費」

◆記事1:政務調査費をマイカーに流用 兵庫県議を書類送検 (2006年08月01日 朝日新聞)

議員の調査研究活動のための政務調査費をマイカーのローン返済に充てていたとして、兵庫県警捜査2課は1日、

虚偽公文書作成などの疑いで、同県芦屋市選出の門信雄県議(57)=自民=を神戸地検に書類送検した。

調べでは、門県議は03、04年度に政務調査費からマイカーのローン返済として約110万円を支出しながら、

県には「車のリース代」と虚偽の報告をした疑い。同県尼崎市の市民団体が住民監査請求をし、県警に告発していた。

門県議は監査請求後、ローン返済分を県に返還している。 [2006年08月01日12時48分]朝日新聞


◆記事2:市民オンブズマン兵庫より

兵庫県は、県政の調査のため、政務調査費(調査費)として、県会議員1人 1ヶ月につき、会派に20万円、個人に30万円、計50万円を支給しています。

2004年度の支給総額は5億4500万円に上りました。

2004年度の調査費の支出実態を見ると、車リース料として議員23人が使い、内4人が年100万円以上支出していた事例。

公明党の供花・電報代などの違法な支出、自民党県議の私的趣味の講演会への支出、公明党議員の看板修繕費支出などがありました。



「市民オンブズマン兵庫・西宮・尼崎」が、それらの支出は、違法・不当であると監査請求を行い、さらに新聞報道等によって次のことが明らかになりました。

芦屋選出の自民党県議は、リース料と偽り車のローン代を支出。金額は2003年度55万3200円、2004年度同額。

県議会の使途基準によると、「個人資産の形成となる経費」は支出禁止項目として記載されており、明らかに違法・不当な支出です。

この支出は公文書偽造や詐欺罪に問われるものです。



姫路市選出の自民党県議は、市内高校の記念講演会などで、1回数万円、計11回22万円を調査費から支出。

しかし、市民オンブズ尼崎が調べると、ほとんどの講演会が無料だったことがわかりました。

しかも、約半数の講演会は、自民党県議の選挙区にある姫路市内の団体が市内において実施したものです。

つまり寄付の大半は、公職選挙法に違反する寄付だったのです。

調査費は当然のことながら、実費支給で、寄付金を支出することはできず、公職選挙法に反する支出はできません。



その他、現在、調査中ですが、事務所修繕費、事務所清掃費、自動車修理費、宣伝カーガソリン代、駐車場賃貸料、携帯電話使用料、

事務所でのCATV・NHK受信料など、不透明な支出が山ほどあります。 

県議会は、こうした現況を猛省し、ただちに支出台帳・領収書等を公開すべきです。

併せて、支出基準の明確化、政務調査費支給額の減額も必要です。
表はリンク先をご参照。



◆コメント:もう、無茶苦茶ですね。

約一ヶ月前に、「岐阜県庁裏金:500万円を焼却『処理に困って…』」←県民が額に汗して働いて納めた税金を「燃やし」たんだな?という一文を書きました。

その時から、、似たようなこと(おカネを燃やすのはあまりにも異常ですが、公金の無駄遣い、私的流用ということです)は、

多分全都道府県の地方議員の「センセー」たちがやっているのだろうな、と思っていました。



誰でも想像がつくことですが。その通りでした。


たまたま兵庫県の「政務調査費」についての記事を見つけました。

記事1は8月1日の朝日新聞ですが、随分小さく取り上げていますね。大問題ですよ、これは。後でもう一度書きますが、犯罪です。

記事1によれば、文書偽造で告発とのことですが、それが本質ではありませんね。

「政務調査」に使うべき(実際どのような「政務調査」が行われているのか、知りたいものです)お金を、

こともあろうに、「兵庫県議会議員が個人のクルマのローンに充てていた」ということですね。



こういうことを、平気で(多分)やるのは罪悪感が無いからです。

何故罪悪感がないのか?

他の兵庫県議会議員のセンセーがたもやっているからでしょう。まず、間違いない。



そう思って、兵庫県のオンブズマンのサイトを見ていたら、やはり載っていましたね。

記事2は公明党の議員です。全政党に関して調べる必要がありますね。

オンブズマンは、スウェーデンで考案された制度です。有斐閣法律学小辞典第4版から抜粋すると、

高い識見によって行政の監視にあたる市民をいう。元来は,スウェーデンを起源として北欧諸国に存在する公的機関の名称。法律学教授や大使経験者が国会によって任命され,職権又は申立てにより事案を調査し,その結果に基づいて勧告を行ったり,公務員の犯罪行為について告発をしたり,また,調査及び処理の結果を国会に報告し,あるいは新聞等に公表するのが原型である。

ということです。

日本では一般市民がオンブズマンを務めていて、全国市民オンブズマン連絡会議という団体が存在しますが、

スウェーデンのように「国会によって任命され」ているわけではないので、センセーがたもナメているのではないでしょうか?


◆これは、犯罪ですね。

兵庫県では県議会議員ひとりひとりに毎月50万円、つまり年間600万円の「政務調査費」が与えられている。

ところが、何に使ったか、領収書などエビデンス(証拠)の保存とか、調査費に使用明細の提出義務が無いのですね。

一応提出することになっているけど、形式的なものです。誰も精査しない。



こりゃ、やりますよ。議員のセンセー達は。

「こりゃ、やりますよ」、と書きましたけど、やって良い訳がないですね。



「政務調査費」の財源は県民の税金ですね?

余ったおカネを「燃やした」岐阜県庁について書いたときと同じ表現を敢えて再び使いますが、上の記事によれば

「県民が額に汗して働いて納めた」税金が議員の「小遣い」として使われているのです。

それが事実であるならば、業務上横領です。或いは詐欺です。犯罪です。



兵庫県民は暴動を起こすぐらい怒っても不思議ではありません

(暴動を起こすことは、違法行為ですから、勿論実行してはいけません。但し、それぐらいけしからんことを議員が行っているという意味です)。

オンブズマンだけではなく一般市民は怒らなくてはいけないし、マスコミもこういう事を積極的にスッパ抜くべきなのです。



それから兵庫県といえば、阪神・淡路大震災の時には、全国から義援金が寄せられましたよね?

大変な金額でした。個人からも企業からも。善意のおカネですよね。

あれは収支報告があるのかな、と思い、調べました。

あることはあるのです。ただ、

受入窓口があまりにも多く(NPO=非営利団体だけでも無数にあります)、バラバラに検証しているので、全体としてはどうなっているのか良く分らない。

何を言いたいかというと、善良な多くの神戸市民の皆さんは信頼するとして、

兵庫県宛に寄せられた義援金を議員のセンセーや役人さんたちが、

「善意で寄せられたカネなのだから、何に使ってもいいんだろ?」

てな調子でクルマを買ったりしていないのでしょうね?ということです。


◆無論、岐阜県と兵庫県だけではありません。

使途の実態が良く分らない「政務調査費」は勿論、他の都道府県にもあるのです。

ちょっと調べると分かりますが、東京都でも、長野県でも、明らかに議員による流用が行われている疑わしい事例がある。

住民税って高いですよね?

国に所得税を払い、更に、都道府県と市町村(東京なら区)に税金を払う。



兵庫県議会議員一人に支払われる「政務調査費」は年間600万円ですから、平均的なサラリーマンの年収です。

必死に働いて収めた税金。

それも、サラリーマンの一家が一年間暮らせる金額が議員の「クルマのローン」や「事務所の看板の交換」に使われていて、黙っていてはいけません。



これは、警察は動かないです。

記事1では、警察が動いていますが、「市民団体の告発」があって、初めて動いた訳です。

警察自らは捜査に着手しません。

何故か。

各県警の予算も議会の承認が要るのです。そして、警察自身裏金騒動もありました(記憶に新しいところでは北海道警、高知県警等々、キリがありません)。

警察が裏金作りをしていたことがバレているのに、県議のセンセーを捕まえられる筈が無い。



民主主義はその本源に鑑み、市民が納めた税金が正しく使われているかを監視することにあるのですから、

不正に対しては、本気で怒らければいけません。そうしないと、いつまでも、やりますよ。


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