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JIROの独断的日記
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2006年08月23日(水) 「シューベルト歌曲名曲集」(エリー・アーメリング)文句のつけようがありません

◆穏やかな、美しい音楽

クラシック音楽と一口に言いますが、実に様々な種類があります。

器楽なら、ピアノ一台、伴奏無しのバイオリンで演奏されるものから、100人のフル・オーケストラで演奏するもの。

声楽(歌のことですね)だと、クラシックの声楽家というともっぱらオペラ歌手を思い浮かべる人が多い。

今年はフィギュアスケートのおかげ(?)でプッチーニのオペラがすっかり名前だけは有名になりましたが、オペラだけが声楽ではない。

歌曲というのがあります。世の中嫌な事件が多いですから、穏やかな、音楽を選びました。

最近ちょっと疲れ気味なので、休みを取りました。暫く、更新を休みます。悪しからず。

その前に、美しい音楽のことを書いておきたかったのです。


◆エリーアーメリング「シューベルト歌曲集」

シューベルトのことは、三年以上も前に一度書いています

ここで薦めているCDと今日のものとは同じです。当時はリンクの貼り方すら知らなかったのです。

シューベルトには、「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」という三大歌曲集がありますが、これはちょっと重いです。

美しき水車小屋の娘が初めは聴きやすいと思いますが。



今日のは、小品集です。

オランダのソプラノ、エリー・アーメリングという、もう引退した方ですが、希代の名歌手だと思います。

この人のシューベルト歌曲名曲集は、本当に綺麗です。

最初に誰でも知っている「野ばら」が録れてあります。

日本語の歌詞(近藤朔風氏による)でいうと「くれないにおう」は、

ドイツ語で「Roslein, Roslein, Roslein rot」(小さなバラ、小さなバラ、小さな赤いバラ、という意味です)と歌いますが、

その最後の音、「rot」がピアニッシモから更に消えてゆくところ。

私は、色々な歌手で聴いたのです。シューベルト(だけではありませんが)の歌曲は、メゾ・ソプラノの人もアルトの歌手も、

テノールもバリトンもバスも歌うのです(勿論調性は変ります)。

しかしねえ・・。

アーメリングのこの透明な声。これほど美しい声は滅多にいないことが分かりました

クラシックのドイツ語の歌なんかつまんねえや、とおっしゃらず、一度お聴きになることをお薦めします。

Amazonに無ければ、タワーレコードにもあります。

こういうのが本当の歌なのです(少なくとも私にとってはね)。


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