良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2006年04月30日(日).......大学見物
金曜日に、鯛(お父さんの元教え子が広島から送ってくれた!)に惹かれて帰ってきたジュンコは、そのまま実家に滞在し、本日、寮に帰るに当たって、家族全員でTXに乗って、ジュンコと一緒に竹馬大学へ物見遊山と相成った。

ジュンコのお部屋と大学を見に行く?行こうよ、行きたいでしょ?ねっねっ!と半ば強制的に子供ら全員を連れてやってきました、竹馬大学。

広い。広すぎる!緑が多い!空気がいい!
そして、前を歩くジュンコが何とも言えず景色になじんでいる〜〜。
ああ、大学生になったんだねぇ。(しみじみ)
しかも、自分に結構合った大学に入ったんだねぇ。(しみじみじみ)

しかし、ジュンコに上回るように、景色になじんでいるお父さんって・・・・(絶句)

それはさておき、まずは、ジュンコの部屋へ。

聞いてはいたけれど、確かに建物が古い!







部屋に入ってみて、ジュンコの部屋の扉を開けてみて、聞いてはいたけれど、やっぱり狭い!
でも、学生一人が暮らすにはちょうど良い広さかもしれない。

いきなり、ノイノイが、「ジュンコの狭い部屋にはどうしてトイレがないの?」と聞くのには笑った。
ユイマは、へ〜〜ジュンコってすごいねー空間の使い方がうまいね!すごいすごい、と感心している。ぷみぷみは、狭い中でジュンコのじゃまになる場所にばかり移動するので、ジュンコに叱られてベソをかいていじけていた(笑)あとで聞いてみたら、どんな部屋だろうとちょっとどきどきしていたそうだけど。

新しくこれを買ったとかあれを買ったとか説明してもらったり、冷蔵庫の中を見たり、窓を開けて外を見たり、狭い中に6人も入って、あちこち探索したあと、ジュンコは、私が入学祝いにかってやったティファールの瞬間電気ポットでお湯を沸かして、ウーロン茶を入れてくれた。結構良いお茶を使っているようだ。(贅沢な奴)

狭い部屋に閉じこもっていても仕方がない。その後は、外に出て、キャンパス探検だ。ユイマは去年、学祭に来ているので初めてではないが、それでも、そのときにはなかった若葉の生い茂る木々や、小さな雑草の花など見ては、楽しんだ。下二人の子供たちは、すっかり公園に遊びに来た気分ではしゃぎ回っている。




公園と違うのは、しょっちゅう通路を自転車の学生さんが通ることだ。ジュンコが言うには、「自転車のマナーを知らない人が多すぎるんだよね。田舎では自転車に乗らないんだって。だから乗り方もよく知らないって友達が言ってたよ。」
東京みたいに町と町の距離がほどよく近いわけじゃないから、みんな自動車になってしまうのね。必修科目に自転車の乗り方を用意しなくちゃダメじゃん!なんて笑いながら話した。

歩いてみると、本当に広い。元は何があったのか知らないが、よくも上手に地形を利用して建物が配置されているものだ、と感心する。




こんな環境を手に入れたわけだから、ある種の特権を手に入れたようなものなのだなぁと改めて感じたりする。もちろん、お金は払うにしても。

5時ごろにバス停まで戻ってジュンコと別れを告げ、子供たちと5人になって家に帰ってきた。駅のそばのデパートでお茶とケーキ、サンドイッチを食べて休憩。東京に戻ってきてからもかなり遅くなってしまったので夕食も外で済ませて帰宅したら、もう9時を過ぎていた。子連れだったので、疲れたけれども、風景になじんだジュンコを見られただけでも、何となくほっとした一日だった。




■…2006年04月24日(月).......ジュンコからのiShotメール
先週土曜日に冷蔵庫やら炊飯器が届き、やっと人間らしい生活(?)に入ったジュンコからの写真付きメール。

まずは、冷蔵庫が来る前、鍋や鍋つかみや香辛料など買いそろえて。




そして、早速パスタ鍋でパスタをゆでて、トマトソースを作って、
「出来たブー!」




初めて炊いたご飯。お味噌も買ってきてみそ汁も作ったとのこと。
お箸は東京の某町で買ったらしい。




かように、なにやら楽しげに暮らしているようである。
とにかく、ちゃんと食べていれば大丈夫。安心だ。



■…2006年04月22日(土).......土曜日もクラブ?
ユイマは、先日、バスケットボールクラブに正式に入部した。それ以来バスケットボールに夢中である。

あのね、体育会系のクラブなんてね、最初はボールになんて触らせてもらえなくて、苦しい体力作りのトレーニングばっかりなんだよ、と冗談半分におどかしていたのだが、そんなのはすっかり“今は昔”らしい。
何と、入部初日から、ランニングシュートを教わった、なんて言っているのだから。
しかも教えてくれたのは3年生で、「同じ中学生とは思えないほど、教え方が上手」だったのだそうだ。すっかり先輩を尊敬してしまったユイマ君であった。

その後も、腹筋60回、背筋60回、腕立て伏せ60回、校庭十周、なんていうトレーニングを毎日のようにしてくるようになったが、いやがる風でもなく。
却って嬉々としてやっているという表現の方がふさわしいほどだ。

中学生くらいの子供は、ただでさえエネルギーをもてあましているのだから、こうやってスポーツで発散するのがちょうどいいんだ、と昔からまことしやかに言われていたのは確かに本当のことだったのだ、と今更ながら気付く母・・・。

それにしても、月曜日だけが部活のない日で、火、水、木、金と毎日6時まで部活。それで、土曜日まで朝から部活だなんて、ちょっとやりすぎでないかい?土曜日は一週間おきに塾があるし、週日も、水曜日には塾があるのだから、水曜日は早退するとか、部活を休むとかできないのか、ぶつぶつぶつ。

でも、水曜日は、「どうやったら休めるのかわからなかった。誰に聞けばいいかわからなかった」と言って休まず部活をやってきたし、本日土曜日は、「何時までかわかんないけど、とにかく9時集合って言われた」と言って、さっさと朝から学校に行ってしまい、2時過ぎに帰ってきたりして。
実は1時半過ぎても帰ってこないので、学校まで覗きにいっちゃったよ、お母さんは!そしたら、もう別のクラブの子が練習してたから、帰ってきたわけだけど、どこかで行き違ったのだろう。もうユイマは帰宅していてガックリきたよ。
相変わらず大甘だと反省した。

でも、帰りの時間くらい、ちゃんと把握しておけ、中学生。



■…2006年04月17日(月).......中学校の授業参観と保護者会
中学校に入学して10日。早速授業参観と保護者会があった。授業参観は3時間目、4時間目。時間にして、10時50分から12時40分。微妙な時間帯なので、会社を休んで出席した。

ユイマは1年B組で、席はなぜか一番前だ。3時間目は国語で、この4月からS中学に赴任されたS先生、男性だ。なんだかのんびりした授業だったなー。ユイマは一番前だから先生のちょっとした冗談にもすぐに反応したりして、楽しげにやっている。やけにリラックスしていたのが印象的だった。

4時間目は理科B。ビン底メガネみたいなめがね掛けて髪の毛がぼさぼさ、白衣を着た中年の理科の先生。まるで漫画から抜け出してきたような“らしさ”に、笑ってしまう(失礼!)
こちらは、板書が中心の講義。

それにしても、6〜8年前のジュンコが通っていた頃のS中と、今日のS中とは、まったく別の学校のようだ。

子供たちの顔がかわいい。幼い?
授業時間中の校内がすごく静か。
授業を受けている生徒達がみなおとなしい。まじめ。
子供たちの服装の乱れが無い。
靴のかかとを踏んでいる子も、いない。

なんだか、気持ち悪いくらい、変わっているのだった。そう、ちょうど、規模が大きくなったM中、という雰囲気!
先生方の子供たちに対する態度は手厚く、いかにも子供たちを大切に扱っている様だ。保護者会の全体会のとき、最初の校長挨拶で何度も念押ししていたのは、学校と家庭の連携。子供は賢いから、学校で見せる顔と、家庭で見せる顔、と上手に使い分ける。教師は学校の顔ならわかるが、家庭の顔がわからない。親は家庭の顔ならわかるが学校で我が子がどんな様子なのかわからない。それを両方わかるようにする唯一の方法は、学校と家庭の連携だと。朝学校に来たとき、あれ、なんかちょっと変だなと担任が感じたら、もしかしたら、ご家庭に電話するかもしれない。逆に、学校から帰ってきて子供の様子がおかしかったら、遠慮なく学校に連絡してほしい、相談して欲しい、と。ともに子供を育てていこう、という姿勢がとても強く感じられる校長のお話であった。

その後、役員決めを行い、更にクラスごとに分かれて懇談会約1時間。
担任はS中が2校目、もうSでは5年め、という、比較的若手の女性社会科教師。なかなか肝が据わっていそう、というか、豪快そうな人物。先が楽しみ。

ところで、授業参観中、noripから携帯にメールが届く。そのたびに廊下に出て返信した。

 n;まだ授業参観かな?

 ぱ:ええそうです。理科です。ユイマは一番前の席。ずいぶんリラックスしてるよ。

 n:>ユイマは一番前の席。ずいぶんリラックスしてるよ。
  どちらも大変いいことですな。理科室ではなくてホームルーム?

 ぱ:はい。今日は顕微鏡の使い方についての講義なので。いいなー中学生!楽しそうで!


いやいや、本当に楽しそうに学校で生きている中学生がうらやましかった。そのあと、給食準備になったので、ユイマの給食当番姿の写真を撮ってメール。


それにしても、ユイマ君、女の子には見向きもしていない様子だ。入学式の日に、私もジュンコも「かわいい女の子、いた?」と聞いたが、「え、見てない!!」というそっけないお答えだったのだが。今日見た限りでは、本当に、女の子なんて全く眼中に無いことがよく分かった。
お父さんは、将来のお嫁さんになる運命の人、しかもクラス中で一番の美少女!(ウソ)と、中学1年の4月に衝撃的出会い(大ウソ!)をしたっていうのに(笑)
ユイマのお嫁さんになる人は、ここにはいないってことなのかなー。ちょっと残念だなー。




■…2006年04月11日(火).......中学生になったユイマの小さな変化
忘れ物をするのは恥ずかしい、と思うらしく、朝、持ち物を何度も確認している!私があげた手帳が、筆箱にすっぽり入るのでまず手帳を忘れるってことが無くなってとても良い。

白いワイシャツなんて今まで着たこと無かったのに、「結構気持ちいいよ。」とのこと。白のポロシャツも可なので、今日はポロシャツを着たら、それも良かったのだそうだ。とにかく白が気に入ったらしい。靴下も白だ。(洗濯が大変・・・)

ビニール袋を火曜日までに5枚持ってくるように、という学校からのお達しに、ビニール袋ってどんなの?と私が質問。答えられないユイマは、まだ火曜日まで一日あるから、月曜日に他の子が持ってきているのを見てみるよ!と、今まででは考えられないような対応。無事に調べてきて(?)袋の目的(要は給食の時に出るゴミ用袋だった)と、スーパーにあるようなレジ袋で良いことがわかり、家でストックしている引き出しから自分で5枚取りだし、リュックにつめていた。親に頼らず自分で用意できるようになったのね。

親が書いて学校に提出するものが新学期は結構ある。私がユイマにチェックされている。PTAからのおしらせ袋なんて、確認もせずにいたら、その中に1枚、やはり親が記入して提出しないといけないものがあり、ユイマに怒られた。「期限に1日遅れちゃったじゃないかー!もー!!」

ごめんなさい〜〜私が悪かった〜〜!

その一方で、部活になにをしようか、迷っている。ねぇ、何やればいいと思う〜?と私に聞かれても困る。バスケットボールに少し惹かれているようだけれど、週に4日も練習日があって、夕方6時半くらいまでかかると知って、二の足を踏んでいる。週に2日通っている塾に遅れたくないからだ。私が、火・水・木・金のうち、塾がある水曜日だけお休みすれば?と言うのだが、そんなことが許されるのか、とすごく心配している。自分の都合をどこまで優先してよいのか、決めごと(この場合、クラブの指定活動日)をどこまで守ればいいのか、まだ判断がつかないようなのだ。決まりに逆らうこと(というほどのことじゃ、本当はないのだが)にものすごく抵抗感を示す。
これも中学1年生の姿なのだろうなぁ。

もう少し、自分で考えてもっと自由に振る舞えるようになると、いいね。

そういうのって、高校生くらいかなぁ。。。




■…2006年04月09日(日).......物いりな一人暮らし
ジュンコが土曜日に帰宅した。何でも、土日は学食が閉まっていて、ご飯を食べるためにはどこか外に行かねばならないのだそうだ。片づけも残っているし、送り損なった荷物もあるし、なにより、家のご飯が食べられるってことで、さっさと帰ってきたようだ。

寮の様子をいろいろ聞くと、さすが地方の子が多い大学らしく、みなしっかりと準備しており部屋が整っているらしい。ジュンコが新しくできたお友達に「アタシの部屋、カーテンもカーペットもないよ」と言ったらすごく驚かれたそうだ。そして、何かとすぐに実家に帰るので、また帰るの??とあきれられてもいるらしい。

ジュンコの部屋は4階。東向きで、カーテンのない窓から朝日が差すので、早起きになってしまったとか。かえってカーテンなんてしない方がいいんじゃないか?(笑)

しかし、土日にご飯を食べる場所がない(あるいは外にでなければならない)というのは、ゆゆしき事態。そこで、ジュンコとnorip、私の3人で、家電製品を何を買うか検討会議を開く。

私はまずは炊飯器でしょ、と主張。noripは、ご飯を食べるのなら、おかずも欲しくなるから、そうなると、どうしても冷蔵庫はいるよね、と意見。冷蔵庫は冷凍庫もついているのを買うんでしょ?と私が聞くと、ま、そうだろうね、冷凍庫ついてないのも売ってるけど日本人には売れないらしいよ。とnorip。海外からの留学生は結構冷凍庫なしの冷蔵庫を買っているらしい。安いってこともあるんだろうか。
じゃ、解凍やあたためのために電子レンジもほしい(小さい声)とジュンコ。
部屋は火気厳禁だから、電磁調理器もあると本当はいいよねぇ、と私。でも、共用炊事場があるんなら、そこで煮炊きすればいいでしょ?と、電磁調理器は却下。
ネットで価格を調べながら、銘柄(?)もだいたい目星をつける。

そして、明けて日曜日、午前中から近所のY電機へ。結局、冷凍冷蔵庫、オーブンレンジ、炊飯器に、サイクロン式のスティック掃除機まで買ってしまった!でも、店頭で一番お買い得なものを選んでいったので、4品で53000円強であった。
配送を頼むと、現地到着は22日。ちょっと先だ。

その後、靴屋で普段用のスニーカーと体育館用の運動靴を買ってジュンコはいったん帰宅。一風呂あびて(風呂も、寮では銭湯方式だから風呂も家で入っていきたい)寮へ戻っていった。しかし荷物は送るヒマが無かったのね。
外で昼食を済ませて私たちが家に戻ると、置き手紙が残されていた。
これを箱に詰めて送れ、あれも箱に詰めて送れ、と、みごとに頼み事ばかりの内容。
昼も食べずに先に帰ったので、箱に詰めるくらい自分でやったのかと思いきや、全然詰めてもいないなんて。しかも下の方に「よろしくピー」なんて書いてある。ピーって何だ、ピーって。頼むならもっとまじめに頼め!!ったくふざけた奴だ。

しかし。母は怒りながらも、全部言うとおりに箱を手配し、ものを詰め、クロネコヤマトを呼んで、無事に荷物を送り出したのであった。

あーあ。甘いなぁ、我ながら!!




■…2006年04月07日(金).......中学校の入学式
朝早くから、近所の美容室に予約を入れて、髪アップと着つけをお願いして身支度。ユイマとお父さんは自宅で制服、スーツをそれぞれ身につけ、9時に家を出発。
受付は9時15分まで。ぎりぎりに到着。




生徒の受付を済ませたところで親子別れて、親は会場の体育館へ。ユイマは教室へ。
1年生のクラスはAからFまでの6クラスに、心障学級1クラスの7クラス編成。男子120名、女子93名の213名だそうだ。女の子の私学進学率が男子より高いのでどうしても女の子の数が少ない。ユイマは1年B組だった。担任は社会科の先生(女性)。同じ小学校のクラスメイトだった男の子と一緒でちょっとほっとした様子。でも、保育園時代のお友達は、それぞれ二人くらいずつ同じクラスになっているのに、ユイマはだれとも一緒になれなかった。これは母がちょっとイタイ。だって、同じクラスになじみのお母さんがいると何かと心強いんだもの。

入学式は、小学校と違って来賓に教育委員会の姿はなく、主賓は近所の小学校長。今回は国歌斉唱のときにはちゃんと着席して無言で抗議した。着物着て気合いがはいっていたからね(苦笑)国歌に続き校歌の斉唱にうつったとき、起立した。
祝辞は、学校長、主賓、PTA会長、そして、1年生保護者代表の方。主賓の先生の祝辞は短いけれども味わい深いお話だった。(見た目や思いこみで人を判断してはいけない。相手を思いやる心が大事、というようなお話)
校長も、PTA会長も、長々しくなくてすっきりとした祝辞。
1年生代表の誓いの言葉もしっかりしていて、とても立派だった。
在校生の歓迎の言葉と歌も立派だったし、なによりも歌が上手だった。
あとでユイマに聞いたら、合唱の声が大きく響いて深みがあるのにびっくりした、とのこと。やはり声変わりした男の子のいる混声合唱と、小学生の合唱とは、質が違うわね。約1時間半の式が終了してクラスごとに記念撮影をして帰宅。

その後、給食のないぷみぷみも合流して母の実家へ。ユイマの制服姿(と私の着物姿!)を見せに行く。
いとこのチカちゃんと伯母さんも来て、合計9人でお寿司を食べてお祝い。
来年はチカちゃんが中学生だから、またみんなで集まろうね、なんて言いながら。
楽しい時間を過ごせて良かった。

さ、本当に中学生になっちゃったねーユイマ君。月曜日からしっかり学校に通ってください。




■…2006年04月06日(木).......入寮翌日
朝、家に戻ったジュンコから電話をもらった。用件は、母が買い置きしているシャンプーとボディシャンプー、化粧水(全部母の勤める会社の製品だ。高いのに(-_-メ))を持っていっても良いか、ということだったのだが。つらつらと、こんなことをしゃべる。


隣の部屋の子と仲良くなった。たまたま同じ油絵でさー。

え?きっと年下だよ。みんな年下だよ。

あとさー、電子レンジとか冷蔵庫とか、結構みんな買ってるんだよね。電子レンジは共用スペースに無いから。

アタシの部屋、なーんもないや。

あ、でも浄水器がね、部屋についてた。前の人が残していってくれたみたい。だからさ、アタシ今、ゴミ拾って暮らしてるんだよ。

新歓コンパはねー、学部のか、寮のか、わかんない。でも一応行くけど。


・・・相変わらずのボケぶりである。

最初から電子レンジだの冷蔵庫だの、買い与えるつもりは親に全くないのだから、部屋になにもなくて当然である。
そんなもの、自分で何が必要か考えて買うのが当然だろー。お金は親が出すとしても。
いや、他の学生さんも、きっと自分で入寮前に考えて買いそろえていらっしゃるのでしょうけれど。ジュンコはそんなこと気づきもしない迂闊な人ですから。
それに、ゴミ拾って生活するなんて、ジュンコらしくて良いじゃないか。美術学生たるもの、最初から新品なんてそろえるんじゃねーよ。

なんちって(^◇^;)

声が何となくウキウキしているようで、やっぱりそれが、親としては嬉しいことではあった。




■…2006年04月05日(水).......入寮日
今日は竹馬大学の入寮日である。ジュンコは準備万端整えて今日の日を迎えた。

・・・・・と母の私は書きたかった!

しかし、書けない!!!!

昨日の夜は、小学校時代からのお友達@W大3年生のオカモっちゃんが来てくれて我が家で夕食までご一緒した。
それは、いい。

今日はちゃん朝起きて遅れないように行きなさいよ、と思っていたら、朝はまず起きてこない。
なので、今日行くのは何時?と起こし方々声をかけるも、寝ぼけていて返事がない。
私が会社に出かける8時半に、もう一度声をかけ、とにかくメールでもいいから、今日何時に出るのか、今日以降の予定をざっとでいいから教えておいてね!と言い置く。

そして、会社に到着後、10時も過ぎたころにジュンコからやっと届いたメールは、こうだ!
頭に来たから著作権なんか無視して載せてやる〜〜〜(▼▼メ)

  12時前くらいに出ようと思ってます(受付は12時40分から
  172320円て払うんだけど、どこから出せばいいのでしょう


???!!!
172320円って、何?
どこから出せばいいのでしょうって、何?
しかも、私はもう会社に来ているし、今頃言ってきて、一体どうするつもり?

すっかり混乱しあわててしまった私は、すぐジュンコに電話。どうにか手持ちのお金でまかなえることがわかってほっとしたのもつかの間。
noripに連絡したら、それは1年分の寮費であって、年度初めに一括で払って欲しいとパンフレットには書いてあったが(それはあなたに朗読して聞かせたはずだから、知ってるはずでしょ)強制ではないのだから、一月ごとに払えば良いのでは、ということで結論したんじゃなかったの?と指摘され、またもやあわてる私。

おぼえてね〜〜よ、そんなこと〜〜〜!!

大急ぎで、ジュンコの携帯に電話を入れるが全然連絡つかず。
やっと連絡がついたときは、もう全額振り込んだ後だった。。。orz

あのね。
入寮のことも、入学式のことも、とにかく全部ジュンコに任せているの。
自分でちゃんとやってちょうだい。
頼むから、私を巻き込まないで。
もう、知らないからね!!(怒)

初めて家を出る娘に
「しっかりやりなさいよ。とにかく自分を大切に過ごすのよ。でも、なにかあったらすぐ連絡しなさい。私たちはいつでもあなたの味方なのだからね。」
などと、心のこもった言葉を贈り、
「お母さん、心配しないでね、大丈夫だよ、しっかりやるから、安心して!」
と娘は答え、
そして、にっこり笑って別れる。

なーんてことを夢見ていた私だったのだが、今までのジュンコの行状を考えれば、そんな夢、見ること自体がオオバカだったよ。
ったく、贈る言葉どころじゃぁねぇよっ!!(・・・泣)

ところで、昼間の怒りからほとぼりが醒めた夜、電話で確認したところによると、
夕刻6時からの入寮説明会は無事終了。今夜はとにかく寮に泊まる。
明日は朝一番でいったん家に戻って、入学式に着る服などもってとんぼ返り。夕方まで部屋を整える。夕方からは、学部の(寮の?)歓迎コンパがあるのでそちらに出席。
そして、明後日、入学式。
なんだそうだ。
ま、がんばってくれぃ。



■…2006年04月03日(月).......別れと出会いの季節
3月31日、保育園のお迎えに花束を持参した。園長のS先生が定年のため退職されるからだ。

S先生とは長いつきあいだった。
ジュンコが3才になる年の4月に入園したY保育園の園長がS先生だった。園長職になって最初の勤務園がY保育園だったそうで、私もジュンコもずいぶんとお世話になった。
5年前の2001年に今の住まいに越したのに合わせて、ぷみぷみが隣町のサクラ保育園から、今のS3保育園に転園したら、なんと園長がS先生!約10年ぶりの再会!

転園というと、親も子も知らないところに変わるわけだから、ちょっぴりナーバスになっていた(おもに母)。が、S先生が園長先生!ということで一気に気持ちが楽になり、それがぷみぷみにも良い影響を与え、S3保育園でもとても良い生活を送ることが出来たのだ。ほどなくノイノイもS3保育園に入園。姉妹揃って卒園までS先生のお世話になれると思っていたら、今年定年ということで、お別れしなくちゃならなくなった。

公立の園だから、基本的に先生にプレゼント等を差し上げてはいけないことになっている。でも最後くらいいいでしょうと、心ばかりの小さな花束に、お手紙を添えて贈ったのであった。
ノイノイは園長先生としっかり握手してお別れした。

そして、週が開けて本日4月3日。新年度のスタートだ。新しい園長先生が朝早くからいらしていて、登園してくる親や子供たちに声をかけていらっしゃる。ノイノイは今日ちゃんとご挨拶できたかな?新園長先生。私はご挨拶したよ。

ノイノイクラス(年中組)の担任は2人体制で、ケイコ先生が持ち上がり、もうお一方は別のクラスから異動してきたK先生。ケイコ先生からは、サクラ保育園の先生がまた一人着任したのよ〜と教えてもらった。実はケイコ先生はサクラ保育園からの異動組で、ユイマの元担任。思わず「あら〜〜また一人、私の後をついてきたのね〜〜」と冗談を飛ばすと、大受けだった。

別れと出会いと再会と、年度末〜年度初めの風景ですね。今週金曜日はユイマの入学式。どんな出会いが待っているのかな。あるいはどんな再会が待っているのかな。親の私も楽しみだ。



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ぱるた