良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2006年02月18日(土).......神仏の力
今年こそ大学生の身分になって欲しい。私はそう願っているんだが本人は一体どう思っているのやら。

親が気をもんでも仕方ないのだが、それでも母親のサガなのか。落ち着かない日々が続いている。

昨夜、忙しい合間を縫って帰宅したnoripが、明日、湯島天神に梅見にでも行くか、と誘ってきた。
noripらしい奥ゆかしさ。合格祈願に行こう、じゃなくて、梅見にでも行こうって。

そして今日、ユイマが塾から帰ってくるのを待ってお昼前に出発。ジュンコは予備校だから、ユイマ、ぷみぷみ、ノイノイを連れて、本郷三丁目から歩いて湯島天神へ。梅祭りも始まっているし、受験時期でもあるし、湯島天神は参拝客でごった返していた。まずは、お参り。ご縁がありますように、と家族全員5円ずつお賽銭を投げ、ジュンコが○○大学に受かりますように、ユイマの中学も希望のところに行けますように、と一緒にお祈りした。子供たちにもジュンコが受ける大学の名前をしっかり教えて、○○大学に受かるようにってお祈りしてね、と頼んで。

本殿の前では祈祷受付をしていて、それを見たnorip、祈祷してもらったら?と私に言う。そこまでするとは思わなかったのでちょっとびっくりしたけど、せっかく来たのだ。しかも今年2浪目で絶対受かって欲しいという気持ちが強かったので、一つ返事でご祈祷をお願いすることにした。
絵馬に申し込み事項を書き、祈祷料を渡し、本殿に上がる。ジュンコ本人がいないので私が代理だ。

祈祷はほかにも申し込んでいた人たちと一緒。二人は合格のお礼参り、二人が大学受験の合格祈願、もう一人が厄年のお祓いという具合だった。ジュンコの合格祈願のところでは、なんだかもう胸がいっぱいになってしまって、本当に受かるようにお守りください、と心の中で一生懸命お願いしていた私であった。

ご祈祷が終わって御札をいただき、神社を後にすると、noripが、これで少しはふっきれた?と聞く。そうか。ご祈祷は、もちろんジュンコのためだけど、気をもんでいる私のことも思ってnoripは勧めてくれたんだね。ありがとう。

神仏の力を借りるというのは、努力して努力して、それでも力及ばない部分を神仏に預け、言ってみれば、邪念を取り払って無心になるお手伝いをしていただく、という感じ。私ももっとジュンコを信じて、待つことにしなくちゃいけないなぁ・・・。

だが、それにしても、アイツ、今朝もちゃんと一人で起きてこなかった。朝はちゃんと早く起きろよ〜〜〜!!試験は朝から始まるんだぞ〜〜〜〜〜!!(怒)



■…2006年02月16日(木).......おおきくなったよの会
今日はノイノイ保育園の「おおきくなったよの会」だった。これは毎年年度末の2月、年少クラス以上が出演する学芸会のようなもの。この1年の子供たちの成長ぶりを、歌や踊り、劇などを通して見せてもらう会。
特に卒園を控えた年長児にとっては、運動会に次ぐ見せ場でもある。

ノイノイは年少クラスなので、今年が初参加だ。最初は都合がつかずに私は欠席の予定だったのだが、それを伝えたときにノイノイにさめざめと泣かれてしまったため、予定を変えて、ノイノイの出番のみ見て退出。
それでもたっぷりノイノイたちのかわいい姿を見られたので私は満足だった。

いつもの時間にお迎えに行くと、ノイノイが、今日は来てくれてノイノイちゃんうれしかった!、と言ってくれた。その様子を見ていた担任の先生からこんなことを言われた。

途中でお母さんが帰っちゃったりすると、泣いたり、怒ったりするお子さんも多いけど、ノイノイは違うのね。とにかく、お母さんが来てくれた、っていうだけで本当に満足しているのよ。お母さん来てくれて嬉しい!ありがとう!って思っているのね。えらいわぁ。ホントにいい子に育ってるわよね!

お誕生会の時も思ったけれど、ふだんそれほど親が時間を割いていない(?)分、ノイノイのためだけに親が何かをすると、それだけでとても感謝してくれたり、満足してくれたり、喜んでくれたりする。やっぱり自分の「分」を知っているノイノイなのだなぁ。

ちなみに、ノイノイたちの出し物は、縦割り年齢別グループの歌と踊り。そのあと、年少組全員(22名)が、さる、ネコ、くま、うさぎ、りすの5種類のグループに分かれ、森の動物になってのお芝居もどき。ついたての奥にそれぞれ思い思いに色を塗った動物のお面をかぶって座っている子供たち。グループごとに、先生の呼びかけで出てきては、先生と掛け合いをしたり、準備していた歌と踊りを披露するのだ。

どのグループにも先生がいろんな質問をして、一人ずつ答えてもらう。
あるグループでは、「保育園で出る食べ物ですきなものは何ですか?」という問い。最初の子が「もも!」と答えると、2番目の子も「もも」3番目も「もも!」
このあたりで観客席の親たちからは笑い声が出る。
4番目の子供も同じ答で「もも〜」
最後の子供はもう雰囲気を察してるのかどうなのか、期待に応えて、やっぱり「もも〜〜!!」
またどっと笑い声。
こんな風なやりとりを見て、とっても和む親たちなのだ。

ノイノイはネコグループ。ネコグループへの質問は「好きなお花はなんですか?」だった。バラ、カーネーション、と答えが出て、ノイノイは、「チューリップ」
独自性をアピールしたか?!

最初はちょっと緊張して固い表情だったノイノイたちも、先生との掛け合い、踊り、歌と、進むうちにどんどんリラックスしていって、ふだんの楽しい保育園生活そのものの姿を見せてくれたような気がする。とても楽しいひとときであった。




■…2006年02月15日(水).......入学説明会〜ミニミニ同窓会
今日は、指定校変更申請中のS中学の入学説明会があった。申請が叶うかどうかまだわからないが、そして会社の方では有給休暇もほとんど無かったのだが、無理をして出席することにした。

説明会の内容はほとんど資料を読めばわかるっていうような内容だった。
しかし収穫は二つ。
一つは、学校がかなり落ち着いてきたことが実感できたこと。
校庭でクラブ活動をする子供の顔を見て。そして何よりも、説明会で次々と壇上に立つ教員たちの顔を見て。
ジュンコの時は、教員の顔色が本当に悪かった。そして、子供はどことなくだらっとしていて、生気が無く、暗かった。(当時の様子はこの日の日記に記述している)
が、今日の光景は、ここは小学校?というくらい元気そうな子供らの顔(あの当時より、全体的に中学生が更に幼くなったのかもしれぬが)、健康そうな教員たち。

二つめは、保育園仲間がほとんど私立進学でなくS中進学だったということだ。
説明会が終わった後、保育園時代に親子ともに仲良くしていた、シュウちゃん、アキオくん、あーちゃん、ちーちゃんのお母さんたちと、マクドナルドでお茶をした。まるでミニミニ同窓会というかんじ。そして強く思った。やっぱり保育園仲間は心強い。また彼女たちと一緒に子供らを見守っていきたい。と。

S中は現3年生は5クラス、1、2年生は6クラスだが、来年度の1年生は1クラス増えるそうだ。抽選になるほどの人気中学であるため、受け入れ人員を増やす方向にあるのなら、もしかしたら、ユイマにもまだ望みが残っているかもしれない。役所では、かなり難しいと言われているので、あまり希望的観測をしてもいけないけれど。
結果がわかる3月初旬までおとなしく待つことにしよう。




■…2006年02月14日(火).......バレンタインチョコ
ちまたでは2月14日はバレンタインデーと呼ばれ、女の子が意中の男の子にチョコをプレゼントすることによって愛を告白する日となっている。(笑)

一方。

我が家では、バレンタインデーは家族でチョコを食べる日である。

なぜなら、我が家の男の子、ユイマ君は、今までのところ全く女の子と縁がないからである。だから、主に私が、お父さんとユイマ君においし〜〜〜〜いチョコを買ってプレゼントする。それを家族みんなで食べるのだ。今年はお父さんのスケジュールの都合で、2日早く、12日の日曜日にこの儀式を終了していた。

ところが。

今日、塾から帰ってきたユイマが、なんと、チョコを持っているではないか!!
「うわ〜〜〜、良かったね〜〜〜!!はじめてじゃん、バレンタインに女の子からチョコもらったの〜〜!!」と喜ぶ母に、ユイマは「え!?違うよ。義理でしょ。」とクールにのたまい、更に「だって、塾の子全員にあげてたもん!」

ぎゃふん。

気を取り直して「ギ、ギリだって、いいじゃないの。もらえて!もしかしたら、ユイマが本命かもしれないし。」と言うも、ユイマは動かされず「ないない。義理だよ。そんなの、意味無いよ。」と至極冷静なのであった。

すでに思春期のとば口に立とうというのに、未だに女の子に興味のない、まるで孫悟空のようなユイマ君。だからこそ、真実の愛ではない「義理チョコ」には冷たいのか。もちろん、おいしいチョコをくれたことには感謝しているが、ただそれだけ。

ユイマに真実の愛がこもったチョコをくれる人はいつあらわれるのか。

そのときが楽しみなような、こわいような。。。。




■…2006年02月08日(水).......暇な子供
昨年12月で学童クラブをやめたぷみぷみ。月曜日と木曜日は公文教室に通い始めたし、木曜日は公文のあとにピアノだから唯一忙しいのだが、その他の平日はやることが、ない。
だから、会社にいる私のところによく電話がかかってくる。

あるときは、

もしもし。ぷみですけど。あの、おかあさん。おやつに、ビスケット食べて良い?

とかけてきて、またあるときは、

もしもし。あの。ぷみです。あのね、校庭開放に行ってもいい?

と聞いてきて、今日は、

もしもし。ぷみです。今日って児童館やってる?

と聞いてきた。なので、

児童館なら平日やっているでしょう、行ってきたら?

と答えて電話を切った。しばらくしてまた電話。

もしもし。ぷみだけど。児童館って学童みたいなのやってるんだけど。中に入ってもいいの?

なんてことを会社にいる私に聞く。

あのーーー。私その場にいないから分からないんだけど、児童館兼学童クラブ兼地区区民館なんだから、事務所に職員がいるでしょ。わからなかったら、どうしてそういう大人の人に聞かないの?

と尋ねると

だって、だれも、いなかったよ。入れなかったの。
じゃぁ校庭開放行ってもいい?

と、また気が変わって別のことを言い出す。

あのね、学校の校庭開放は4時まででしょ。もう3時過ぎているし、そんなに遊ぶ時間無いと思うけど。どうして、そんなにどこかに行きたいの。

とちょっとあきれていると、一言、

だって、暇だから。

わはは。じゃ、もういいから、校庭開放でも何でも行ってらっしゃい、と笑った母であった。




■…2006年02月07日(火).......区役所へ
ユイマの中学指定校変更の申請に区役所に出向いた。
エライ立派な建物でびっくりした。ロビーの広いこと広いこと。いくら大きめな区とはいえ、区役所がこんなにでかいのか。どれだけの人が働いて居るんだろうか、と驚く。

さて、本題は、学務課学事係での再申請だ。

まず、係の人に指定校の通知書を見せ、具体的にN中ではなくS中が希望だと伝え、Sの受入具合がどんな状況か尋ねると。

今年はかなり難しい、とのこと。昨年は補欠でない人も受け入れるくらい余裕があったので、今年はそれを見越してかなり多く補欠を取ったのだそうだ。だから、今の状況で国私立進学の子が抜けるとしても、新たに受け入れるのはかなり難しいらしい。

つぎに、変更の理由は「重い」順に優先順位をつけていくので、申請書に書かれた理由をこちらで読ませてもらって分類し、同じような理由の人は、全員受け入れるか、または全員落とすかのどちらかになるとのこと。だから友人関係、なんて理由だと一緒に落とされる可能性大なのね。

最後に、実は抽選が終わった段階で、もう学校の方では来年度の人の配置、クラス編成など動き出している。その範囲内で受け入れる数が決まるので、それもあって、今年はS中に関しては受入枠以上の受入はごくごくわずかであろう、とのこと。

私が、こんなことなら、第2希望制を検討するということはないのですか?と聞くと、係員、「煩雑になるので、それは難しい。それと、公立中学はすべての子供を受け入れなければいけないものなので、全員の希望通りに数を決めることも学校運営上できない」とのお答え。

よく分からないけど、要するに自分たちが大変になるのはいやだ管理上難しいってことかな。

私の隣のデスクでは、どうも「重い」理由らしい子のお母さんが、いかに我が子が苦労しているか縷々担当者に訴えている。何でも、この間申請に来たけど、言葉が足りないような気がしたので、理由を書き足しに来たということらしい。ひえ〜〜〜。

人それぞれ色々あるんだろうな。でも、最終的に決めるのは役所ってのがなんだかちょっと不愉快だな。

決まったところにそのまま行ってくれれば楽だけれど、やれるだけのことはやってみて、ダメなら受け入れる、とユイマが言うので、申請するだけしてみました。しかし、限りなく、S中でなくN中入学の可能性が濃いのだということを実感した再申請でもあったなぁ。
とはいえ、まだ可能性がゼロではないので、説明会は2校とも参加して欲しい、制服も、両校とも採寸だけしておいて、発注は決まってからしてほしい、と言われて帰ってきた。

さて、これ以上有給休暇は無いんだが、どうするかな。




■…2006年02月03日(金).......節分といえば
昨年はこんな風だったけど、今年は、年長組まで(ノイノイは年少さん)号泣だったのだそうだ。
年によって、クラスの雰囲気が違うというが、今年の年長組は恐がりさんが多かったのかな。

ノイノイは当然号泣。みんな泣いていた、と証言してくれたけど、今年に限ってはウソではないようだ。

聞くと、午後、みんなが外で遊んでいるとき、園庭にある小屋(父母の会のお父さん達が数年前「建設」した小屋で、子供達が遊べる大きさ)の裏から突然、青鬼と赤鬼の二人が出てきて大暴れしたらしい。ノイノイは先生の陰に隠れて後ろから豆を投げたというのだが本当に投げたのか??

夜、寝る時間過ぎても騒いでいてなかなか寝ないので、また青鬼さんと赤鬼さんを呼ぶよ!と怒ると、ぱっと泣きそうな顔になってすぐ布団に入ってたよ、ノイノイ。よっぽど鬼はコワイのね。



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ぱるた