良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2006年01月30日(月).......公立中学再申請
ユイマの希望する中学はこのあたりでは大人気で、40名の受入枠に応募者130名余り。もちろん公開抽選となり、ユイマは残念ながら補欠にすら引っかからなかった。
先週末、学区域の中学名が書かれた入学通知書をもらってきた。
入学通知を受け取ってから再申請を受け付けると聞いていたので、役所に電話してみたところ、再申請の手続は以下の通り。

2月8日までに、区役所の××階にある学務課に行って申請書類をもらう。
その場で書類に記入し申請する。
特別な事由を書く欄は3行ほどある。
持ち物は学区域の中学入学通知書。

「詳しい事情をお聞かせ願いますので、事前にまとめてきてから来てください。」と念押しされた。

非関税障壁がたくさん。。。
まず、平日の8時半から5時15分の間に区役所に出向かなければ行けない
特別な事由が必要
職員との面談もある

特別な事由っていったって、結局、Nはいやだ〜〜Sがいい〜〜〜と言ってるだけなんですけど。

noripにメールすると、こんな返事が戻ってきた。

>1)距離的にS中の方が近い。(本当かどうかは知らない。少なくとも同じくらいではあるな。)
>2)N中への通学路は歩道が十分に整備されておらず、最初から最後まで歩道を通っていけるS中への通学路よりも危険である。交通事故に遭ったら区が責任を取ってくれるのか。
>3)本人がN中を大変嫌っている。

>すみません。よろしくお願いします。

あーあ。よろしくお願いされてもなぁ。交通事故にあったら区が責任を取ってくれるのか、なんてnoripらしい。私そんなこと言えるかしら。確かに通学路はこの間確かめたときには、イヤな道だったなぁ。危ないかんじだった。その点S中学は大通り一本まっすぐだもの。わかりやすいし安全だわ。
でもなぁ。気が重いなぁ。
ところで、先週出席した、保護者会では、今年は公立の中高一貫校の開校などもあって例年より中学受験者数が多く、約半数の子供達が受験するのだそうだ。
半分か〜〜(ため息)



■…2006年01月23日(月).......センター試験を終えて
センター試験が終わった。短期間の準備だったけれど、△割くらいは取れているとのこと、目標の○割には到底手が届かないけれど(目標はとっても高い)それでもあの短い期間に準備した割には、よく頑張った。(とnorip談)
お勉強、やればできる人なのにねぇ。もっとやればいいのに。ぶつぶつ。(と私の独り言)

ま、それは置いておいて。その後の作戦が大変だ。センター試験の点数を客観的に評価して、本試験をどこを受けるのか。まず、ずっと休んでいた予備校に行ってデータを集めろ、そして、今後の対策を立てるアドバイスをもらえ、というnoripの指令を受けて、いやいやながらも予備校に出向いたジュンコ。何のことはない、担任の先生と話をしてきて結構前向きになって帰ってきた。明日からは実技試験の準備のため予備校に通うことにしたようだ。ほっ。

さて、予備校担任からのアドバイスでは、センター試験の結果と本人の今後の希望を聞いて、今まで候補に挙がっていなかった大学△△の名前も挙がってきた。確かに今まで考えていなかったけれど、さすがプロ。なかなか目の付け所が良い。で、そこにも出願するか、という話に急展開。
本人が考えていた今年の本命○○と××については、センター試験の結果及び、本試験の内容を検討した結果、○○の方を受けるか、というところ。それでもまだデータが足りないから、今まで模試を受けたところに行って、データをもらってこいとnoripから第二の指令が飛ぶ。

さて。
今までジュンコも含め私たちは間違っていたのかも知れない、というのが、ここ1〜2カ月の私たちの思いだ。
本人が憧れる大学に入れればそれが一番と思っていたけれど、一足先にその大学に入ったジュンコの親しいお友達が最近抗鬱剤を飲みながら大学に通っているなどという話を聞くと、この大学の持つ独特の雰囲気にジュンコ本人が合っているのかどうか、そこで生き延びていけるのかどうか、自分自身を伸ばしてていけるかどうか、良く考えなければいけなかったのだ。

結局、ジュンコの出した結論は、今まで目指していたものを捨て路線を変更することだった。その結論を出すのも辛い作業だっただろうと思う。
じゃ、2年間も何のために?という思いはこの際封印しよう。2年間かかってその結論を得たことは大きな収穫だったと思おう。

まだ途中経過なのだから、何も言えないけれど、今一番最善と思っている居場所を、何とか手に入れて欲しいと願うばかりである。がんばれよ!ジュンコ。



■…2006年01月21日(土).......大雪
センター試験ってどうしてこう悪天候に見舞われるのだろうか。
朝起きてすぐ、雪降ってるぞ〜〜!という私の一声にジュンコは「げ〜〜マジ〜〜?!」
ユイマやぷみぷみ、ノイノイは「やった〜〜〜!!」
この違いは、何??

私は朝早く起きてジュンコの弁当を作り、ジュンコを送り出してから二度寝。ユイマは9時から塾。そして、ぷみぷみとノイノイは、私が寝ている間になんと近くの河川敷に行ってちゃっかり雪遊びをしてきた!

昼前から夕方まで私はお出かけした。その間、家で子供達は留守番。帰ってきたのが4時半頃だったが、近所の人たちが雪かきをしている。大家さんの雪かき用の大きなスコップをお借りして、我が家の前も雪かきをすることに。

昼間のゴールデンタイム(?)を家の中で過ごして欲求不満気味だった子供達は雪かきすると聞いて大喜び。大きなスコップを奪い合うようにして、雪をかく。というか、散らかす(笑)

そのうち、また河川敷の方に行ってしまって雪だるまづくりだ。

5時過ぎると暗くなってくるというのに、まだ雪だるまを作っていた。

やっぱり子供は雪の日が好きだねぇ。




■…2006年01月19日(木).......井上陽水を聴く
ユイマとぷみぷみの通うS小学校では、朝の集会にいくつか種類がある。今朝は、カラオケ集会だったそうだ。「カラオケ集会」とは初耳である。音楽集会なんていうのはあったけど、カラオケとは!

中身を聞いてみたら、歌いたい人が、歌う集会だそうだ。(別の時に歌いたい人が募集され、練習の時間もあったとか)グループで歌ったり、一人で歌う子もいたそうな。はやりの歌がたくさん歌われる中、ぷみぷみとユイマが気に入ったのは、ぷみぷみのとなりのクラスの女の子二人が歌った「少年時代」
帰宅後、ぷみぷみとユイマが「少年時代」とおぼしき歌を家で歌う。

「なーつがすーぎーかぜあざみー♪」

ところがメロディはうろ覚えなのでどうも調子っぱずれになる。何の歌なのか私もよくわからない。へ〜〜そんな歌があるの〜くらいにしか思わなかった。が、夕食の時間近くになっても音痴な歌が続いているので、見かねた(聞きかねた?)ジュンコが「うちにあるから、聞かせてあげるよ」と言い出した。

そして持ってきたのが、井上陽水の「Golden Best」

え〜〜!?「少年時代」って陽水だったの?!

さっそくCDを聞いてみると、確かにこれは陽水の曲だ!!ぷみぷみとユイマの歌では全然わからなかったよ!!(大笑い)
その後夕食の間中、そして、寝る時間になる9時までずっと陽水のベストを繰り返し聞き続けた。

ジュンコは私やnoripの影響もあって、もちろん、陽水は大好き。私が買ったはずのベストもいつのまにか彼女の部屋にあるくらいだから。

ちょっと意外だったのは、ユイマが熱心に歌詞を読みながら、聴いていることだった。「ボク、好きだな、井上陽水。やばいよ、ホントに」なんて言っている。やばいっていうのは、彼流の表現でとっても素晴らしいときにも使われる表現だ。
なるほど。陽水の紡ぎ出す言葉が心にすっと入ってくるとは、ユイマも良い感性してるなぁ。そして、「「少年時代」も好きだけど、やっぱり「夢の中へ」が一番好きかもしれない」だそうだ。

ノイノイは、「心もよう」の歌詞でどうしてもひっかかるところがあり、その部分になると私に質問する。「季節に埋もれるって、どういうこと??」
1回目は、おお、そんなところに反応するのか、と感心したが、2度目にこの曲がかかったときも同じ質問をする。よほど気になったのだろう。彼女の辞書には「季節に埋もれる」という語彙がなかったわけだな。
しかし、改めて聞かれると難しいなぁ。答えられないなぁ。

ぷみぷみは、調子の良い曲になると、腰を振って踊り出す。(80年代のお立ち台よろしく・・・)コイツにはどうやら詞を味わうってことはないようだ(__;)

私は、自分が中学生くらいのときに初めて買ったLPが陽水だったりしたわけで、なんだかなつかしいような、こっぱずかしいような、そんな気分で陽水を改めて聴いた。
70年代の気分ってこんなだったのかなぁ・・・。

(追補)井上陽水の「Golden Best」は2枚セット。ユイマたちと繰り返し聴いたのは、Vol.1の方。70年代に名曲が多いから、つい、そちらに目(耳)が奪われるが、90年代までの曲が入っている。念のため。



■…2006年01月16日(月).......24センチ
ついこの間、私の足のサイズと同じ23センチになったと思ったら、3学期が始まってすぐに学校の上履きがきついとユイマが言い出した。
え〜〜?!小学校生活もあと3カ月切ったというのに〜〜?!

でも仕方がない。
中学に上がればまた中学の指定する上履きに変わるのを承知で、24センチの上履きを買ってやることにした。

だって、きつい靴を履くと、頭に悪いものね!!

ぷみぷみも19センチがそろそろきつくなってきたと言うので、一緒に20センチのを買った。こちらはまだぶかぶかしているが、きっとすぐに足の方が追いつくだろう。

そういえば、年末にユイマとぷみぷみをつれてお父さんが登山靴を買いに行った。登山靴は普通の靴よりもゆったり大きめを買う。ユイマは確か24.5を買ったと言っていたなぁ。ユイマがはけなくなった登山靴@23.5センチは、私にお下がり(お上がり?)してくれるそうだ。ぷみぷみの19センチももう小さいので、20だか21の結構大きめのを買ったようだ。ぷみぷみの小さくなった登山靴はノイノイへ。さすがに19はまだノイノイには大きいけれど、はけるようになったら兄や姉たちと一緒に登山ができるようになるだろう。

それにしても。ユイマの身長は私よりもまだちょっと低いというのに、足ばかり大きくなって。最近、体全体がひょろひょろし始めているから、きっと身長が私を追い越すのも時間の問題だな。



■…2006年01月12日(木).......ぷみぷみ算数その後
2学期の中頃から、学校ではかけ算九九が始まった。どのご家庭でもそうだと思うが、九九を習い始めた子は、家でも学校でもどこでも、九九をそらで言えるようにずいぶん練習する。ぷみぷみも同じ。
それでも1の段、2の段、5の段など、かなり簡単なはずの段ですでにずいぶんと苦労していた。2の段でいえば、2×6まではすんなりいくのだが、2×7・・・・で、詰まってしまったり。どの段も後半が鬼門で、7や8になると必ず詰まる。やっぱりこの子は数に弱いんだ〜〜と密かに心配しつつ見ていたのだが。しかし。

九九も6の段や7の段、8の段と進み、ほかの段も毎日呪文のように唱えているうちに、あらあら不思議。お正月を迎える頃には、ぷみぷみ、九九が大得意になってしまったのだ。
しかも、今まで不得意だった繰り上がりのある足し算やら繰り下がりのある引き算やら、100まで数えることやら、算数の文章題が、なんだか出来るようになってきたのだ!

このあいだまで簡単な足し算でさえ手を使って計算していた子が、すんなり頭だけで計算できるようになったのにびっくりしている私にnoripが解説してくれた。

九九をやることによって、彼女は数の構造が分かったんでしょ。

え?数の構造??

そうそう。3かける1は3、3かける2は6。たとえば3ずつ増えていくことはどういうことなのか。
九九を呪文みたいに唱えるうちにつかめたんだよ。
手で数えるのは10くらいまでだからどうしたって限界がある。
九九をやることによって、100くらいまでの数を見渡すことができるようになったんだよ。
そうなると、今まで抵抗のあった計算も抵抗が無くできるようになったんじゃないかな。
計算ができないのではなくて、数に対して抵抗があったんだよ。

これですっかり納得してしまった私。そうか、数が苦手、って数に抵抗があっただけなのね、自分の頭の中で100くらいまでの数がどんな感じにちらばっているのか、数同士がどんな関係にあるのか見えるようになると、計算ってできるようになるのね〜〜ほーーーーー!

上二人がこんな風な認識の道筋をたどらなかったので、母はかなりオタオタしたけれど、物事の理解の仕方、進み方には、色々有るんだなぁ。ぷみぷみの数の認識のように、最初の段階で躓いても、次の段階を習うことによって目から鱗が落ちるがごとく、わからなかったこともわかるようになる、というケースもあるのね。

じゃ、公文やる必要ないかしら?と言うわたしに、「いや、それはそれで、先に進んでいけばいいんだから、やらせてもいいんじゃない?」というnorip。
そういうわけで1月から公文教室に通い始めたぷみぷみであった。




■…2006年01月04日(水).......初詣&おみくじ
風邪のため3日間は家でおとなしく過ごした。4日になってやっと近所に初詣。ユイマがD寺で除夜の鐘を打ったので今度は隣のS寺へ。親兄弟夫婦子供らの健康やジュンコの受験のことなどお願いし、子供らはそれぞれ思うことをお祈りし、お参りを済ませ、帰り際に、おみくじを引く。

ジュンコ大吉
冬の枯れ木に春が来て花さき黒雲晴れて月てり輝く如く次第に運開け幸福加わり家業繁盛します しかし 安心して油断するとせっかくの幸いが禍となります用心しなさい

ユイマ大吉
何事も末の見込みがある 改めかえてよい運です 意志強く驕り高ぶる事なく信心すれば 龍の風や雲を得て天に昇るように出世します辛抱が第一です

ぷみぷみ末吉
出来るだけ身をへり下って何事も我から進んでしないがよい 強いてしようとすると思わぬ災にあいます つつしんで事を行え

ノイノイ小吉
心を平和にして 親類縁者に交われば 争い事もなくなってよく一家和合し他所には困る事があっても自分の家は春風が吹く様です 他人の為に尽くしなさい

私中吉
初めは憂き事あれど後 吉深く嘆き悲しまず身を慎んでおれば後は万事思いのままになります あわてさわぎ心乱れると災これより起こる事あり心静かにしなさい

今年も当たるS寺のおみくじ、恐るべし!



■…2006年01月01日(日).......あけましておめでとう2006
あけましておめでとうございます。
2006年。今年はユイマが中学生になります。ジュンコは3回目の受験。またまた今年もいろいろなことが起こりそうです。とにかく日々するべきことをしていくだけ。判断に迷うことも出てくるかもしれないけれど、そのとき最善と思える結論を一つ一つ出していきたいと思っております。

さて、大晦日の夜、ユイマが除夜の鐘を聞きたいというので、初めて夜中まで起きていることになった。無事途中で眠くなることなく(彼は9時過ぎるとすぐ眠くなる子だ)カウントダウン直前まで起きていることが出来た。うちの近所で除夜の鐘を鳴らしているお寺は、S寺、D寺。このお寺は隣同士だから、そこに行けばどちらかで鐘が打てる。

ということで、23時55分にしっかり支度をしてお父さんと一緒に出かけていったユイマ君。無事、除夜の鐘を打つことが出来、初詣もして帰ってきた。
なんだか大変興奮しておりました。
初めて0時過ぎまで起きていたし、初めて除夜の鐘を聞き、自分でも鐘を打ってきたのだから!!
今年は中学生だものね。これでまた少し大人に近づいたかな。

元日は例年通りお雑煮とおせちで朝兼昼のお食事。母がお昼寝している間に子供たちは外遊びをしたらしい。夜は子供たちがみな前から楽しみにしていたテレビ番組でボブ・サップと琴欧州の綱引きを見たり、モンスターボックス(跳び箱)を見たりして楽しんだ。ジュンコはセンター試験の勉強を少しはしていたようだけれど。
明日はぷみぷみのリクエスト通り百人一首とかカルタとかしてあげよう。

備忘録。今年のお年玉。

父から
ジュンコへ、10000円
ユイマへ、  6000円
ぷみぷみへ、 2000円
ノイノイへ、 1000円
母から
ジュンコへ、10000円
ユイマへ、  5000円
ぷみぷみへ、 2000円
ノイノイへ、  666円

姪に    10000円



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