時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2016年03月10日(木) 3月8日の更新&カクヨムさん

えっと、今日は3月8日なのですが、レンタル日記帳の仕様で一日に一個しか記事が書けないので、未来の日付でお送りしてます(^^ゞ

というわけで、本日、3月8日の更新です。
『木苺はわたしと犬のもの』エピローグ(3)UPしました。
2月の、梅の花見のお話です。

これ、本当は2月にUPするつもりだったんです!
実際の季節と連動させるリアルタイム連載がやりたくてサイトに転載してたのに!
前回からあんまり間が開きすぎて、すっかり忘れて、なんとなくもう完結させたような気になってて、覆面作家企画に夢中になってるうちに3月になってしまってました!(^^ゞ

次は5月に短い一話をUPして完結です。
(「小説家になろう」ではすでに完結していますので、早く続きを読みたい方はそちらをどうぞ)
今度こそ、時期を忘れないようにしなければ!(笑)

新しい投稿サイト、カクヨムさんに登録してみました。
とりあえず面白そうだから!

私のアカウントはこちら
といっても、まだ登録してお知り合いを数人フォロー(という仕組みがあるのです)してみただけで、何も投稿していませんが……。
お知り合いにフォローしていただいたら、喜んでフォロー返しに行きます!

そのうち、様子をみて、ぼちぼち読んだり書いたりしてみようかなと思ってます。
コンテストもやっているので、好きな作品が参加してたり、面白そうな作品を見つけたら投票もしてみたいなと思ってます。

あ、書き忘れた。
覆面企画7の参加作品のサイトでの公開は、加筆修正後になります。
後書きにも書きましたが、かなり大幅に加筆したいので、少し時間がかかります。
企画参加版はこちらです。
これはこれで完成しているので、ご興味のある方は読んでくれると嬉しいです!



2016年03月09日(水) 覆面7 後書きテンプレ回答(後編)

後書きテンプレ回答、後半です。
前半はこちら

■推理期間中、褒められた点は?

優しい、柔らかい、丁寧、安定感がある、手堅い、サブタイトルのセンス、ノアが可愛い、世界観が好み……等。
ありがとうございます!
「水が入った壺の中で、もう溺れ死んでいるんじゃないかな?」という一節を気に入って言及してくれた方、子どもたちの幸せを祈ってくれた方、滅び行く世界の雰囲気を気に入ってくれた方が多かったです。
滅びスキーの同志の皆さんに萌を分かち合ってもらえて嬉しかったです!
純粋にファンタジーとして終末感に萌えてもらうのも、現実世界の問題に思いを巡らせてもらうのも、両方嬉しかったです。
jijiさんに『含蓄がある』と言ってもらったのも嬉しかった。

あと、設定をどのタイミングでどういう順番でどこまで出すか、すごく苦労して試行錯誤した部分なので、そのへんを褒めてくれた方が複数いて、すごく有り難かったです。
頑張ったところを褒めてもらえた\(^o^)/

『褒められた点』とは違いますが、この作品、読む人によってかなり解釈が違う作品だったようです。
同じものを読んで、かなり前向きな希望を感じ取る人もいれば、絶望に近いものを読み取る人も。
実は、加筆修正後は、ちょっとラストシーンの印象が変わって、若干感想の方向性が定まりやすくなるかもしれないのですが(予定どおりに書ければ、ですが(笑))、それはそれとして、今のこの作品の解釈は、どれが正しいということもなく、読んでくれた人がそれぞれに受け止めてくれた、それがその人にとってのこの作品です。
それで誰かの心に少しでも残る事ができたら、本当に嬉しいです。

感想を下さった皆様、ありがとうございました!


■推理されてみて、いかがでしたか?

タイトル以外は全く覆面かぶらなかったわりに、今までSFを書いたことがなかったのが(読むのは好きで、折りに触れてSF好きを公言してたけど)自動的に天然フェイクになったようで、そこそこ迷ってもらえて楽しかったです。

あと、わざと覆面かぶった箇所はタイトルだけだけど、私は普段は漢字変換を統一していないので(最近は同一作品内でだけはなるべく統一してるけど、気分優先で例外も多し)、それも天然のフェイクになったようで、『物証が何も出なかった』という声も。ご迷惑おかけしましたm(__)m

あと、最近新しい作品をあまり書いてなくて、古い作品では漢字をかなり閉じ気味(意図してではなく、ただ、入力したら即変換キーを押すのが習慣になってて、深く考えずに出てきた候補を選んでた)ですが、最近、徐々に開き気味になっており、特に今回は子どもの一人称ということで、より開き気味だったので、それも天然フェイクになってたかも。

『通り/とおり』や『ほう/方』が作中で統一されていないことを指摘してくれた方がいましたが、自分で気づいていませんでした(^^ゞ
たぶん、最初は『とおり』『ほう』で統一してたんですが(←最近の私の好み)、字数の調整のために漢字を閉じたり開いたりしているうちに、うっかり揺れたまま残ってしまったんだと思います。
実はこの作品、今、6000文字ぴったりなのです。
『通り』を一箇所『とおり』と開いただけで、文字数がオーバーしてしまうのです!(笑)

あと、――の前に字下げが無いのは、フェイクではなく、素です。
そういうものだと思ってたΣ(゜ロ゜;)

あと、なぜかすごく蟹に言及されてて意外でした。
それ自体にたいした意味はなく、子どもだけで夜の海辺にいる理由づけと、舞台背景が分かるように(椰子の木があるような地方なんだとか、蟹を獲っては食べるような生活をしてるんだとか)出しただけで、私が特に蟹が好きってわけでもないんですが、みんなの食いつきっぷりが……(笑)

……あ、でも、そういえば、私、子供の頃、水槽で蟹を飼ってましたね。
中華レストランで食事をしたら、なぜか、子どものお客様へのおみやげだと、生きたサワガニ(たぶん)をくれて。
今思えば、あれって、もしかして、食材の転用だったんじゃ……?
脱線失礼しました。
中には、私が第3回覆面企画の『腐乱天使』で蟹を出したのを覚えててくれた方もいて……ありがとうございいますm(__)m

推理してくださった皆様、ありがとうございました!


■正解以外に、あなたの名前があがった作品はありましたか?

途中経過だけで最終回答を出していないらしい人もいて、あまりちゃんと補足できていないんですが、06、08、10でしょうか。
途中経過では03も上がってました。
特に08と10が多めだった気が(ツイッター&掲示板では)。
あと、ツイッターや掲示板では把握できなかったのですが、事後の投票では09にも入っててびっくりしました。
一瞬だけなら、もっと他のタイトルもあがっているのを見かけたかもしれませんが、もはやツイッターの海の彼方……。

投票では、06にも2票入ってて、これは最終結果ってことですよね?
自分では時代物は絶対書けないと思っているので(←次回に時代物を出してくるフラグですよ!(笑))、06にしても09にしても、書けると思って貰えて光栄です。

08は、ほんと、あまりにも私の萌えツボに一致しすぎていて、自分でも、あれを自分書いたんだったら良かったのにと思いました!
特に『メインカメラ コワレタダケ』のタイミングが最高でした。(唐突に感想)

10は、参考作品に『木苺〜』をあげたからでしょうか。ラブコメだからということで。
すみません、あれ、参考になるって書いたけど、内容的には全然関係なかったんです……。
ただ、比較的新しめの作品だから最近の変換癖の傾向が出てるし、片や子ども、片や年齢の割に子どもっぽい若い女性の一人称ということで語り口が近そうだし、文体や語彙など何もかも素顔なので、どこをとっても参考になるはずと思ったのですが……。
前回に引き続き、またもや、ヒントを出したつもりでかえって迷わせてしまったのかもしれません。


■あなたの作品の作者だと推理された方はいましたか?

御桜さん。麻生さん。真北さん。カイリさん。
光栄です!
特に、麻生さんと間違われたということは、ちゃんとSFと認識してもらえたということで、たいへん光栄です。

途中経過では、菜宮さん、seedsさんのお名前も、結構上がっていました。
麻生さんや真北さんやカイリさんより、このお二人の名前のほうが、上がった回数は多かったような?
なのに、なぜか最終結果からは姿を消していましたが。
菜宮さんとは前回も、最終的に間違った人はいなかったけど、途中経過ではけっこう混同してもらった気がします。
ぱっと見は似てるけどよく見ると違うってことなのかな?

というわけで、9人中 6人ものお名前があがってました。
逆に、私の作品の作者だと一度も思われなかった人は3人(moesさん、未設定さん、鈴埜さん)。
こちらのほうが少数派。
鈴埜さんは、私が10だと思われるという逆パターンはあったのに。


■推理してみて、いかがでしたか?

うそ! 私の推理力、低すぎ!?(笑)

……なんだろう、目の精度が低いんですね。
前から思ってるんですが、見る目が大雑把で、文章に対する繊細なセンスみたいなのが根本的に足りてない気がします(←曽野さんと比べて)。
だから時間をかけないと推理ができない。

そして、曽野さんすごい。とにかくすごい。
曽野さんの、文章に対する嗅覚は、そら恐ろしいほどです。
曽野さんを畏れよ。

みなさん、前回指摘された癖はどんどん隠してくるので、推理の難易度はどんどん上がっていきます。
みなさんの後書きを読んでいると、推理中、重大な手がかりだと思ってたまさにそのポイントが、実はクリティカルヒットなフェイクだったと分かったり……(T-T)
この先、探偵にとって、もう物証はあまり役に立たなくなるかも。
既に、算用数字とか特殊な記号使い(ダッシュの代わりに長音記号とか)は、見かけても「どうせフェイクでしょ( ´_ゝ`)」でスルーするクセがつきつつあるし(^^;)

なので、推理の根拠を明かしてしまうと、どんどん自分で自分の首を締めていくことになるのですが、でも、根拠を言わないで無言で当てるだけじゃ、お互い、楽しくないですよね!
推理される方はなぜ分かったか知りたいだろうし(少なくとも私は知りたい!)、推理した方も、せっかく一生懸命探した証拠をドヤァと犯人に突きつけたいじゃないですか!
やっぱ、探偵といえば、みんなを集めて「さて」と言わなくっちゃ!

それと、今回あらためて思い知った、ピンポイント推理と全体推理の違い。
今回の蝶々さんなんか、ピンポイント推理だったら絶対外さなかったはずなんですが、全体推理をすると、他との兼ね合いで、第一印象とは違う思いもよらぬ箇所に動かさざるを得なくなることが……(^^;)
だから、ピンポイント推理の人や本人が傍目で見てると、すっとんきょうに見える時もあるだろうなあ、と。
まあ、そうやって間違う場合は、もちろん、その、動かす原因となった『他』が間違ってたからなんですが(^^;)
一人だけ間違うということはできなくて、どうしても二人が入れ替わるわけなので、たまに(というか、しばしば?)こうして、とばっちりで、思いもよらない大間違いが発生します。

その逆に、ピンポイントでは間違ってたり見当がつかなかったりする人が、全体推理をしていると自動的に正しい場所に追い込まれていく場合もあります(間違った場所に追い込まれる時もあるけど(笑))。
今回、あんまり自信なかったけど全問正解だったFブロックはそれがうまくいったパターンで、第一印象とは違う場所に移動した結果が正解だった人が複数。
よくある、「◯◯さんは何でも書けるから消去法で!」が成立するのも、これが上手くいった時。

そんな複雑な諸々も、推理の難しさであると同時に楽しさであり。
全体推理をしてこそ、このパズル的な面白さが味わえる。
というわけで、大変楽しませていただきました!

あ、あと、もう一つ思ったこと。
過去の覆面作品が作者さんのサイトにあると、多くの場合全く違和感なくて(たまに、正解を知ってから読んでもあまりその人らしくない大フェイク作もありますが、そういうのはサイトに載らないこと多し)、時にはそれ以前からあった作品と合わせて連作短編の一作になっていたりもして、あきらかにその人の作品に見えるのに、当時はそれの作者さんを当てるのにすごく苦労したのだと思うと、不思議な気持ちになります。
こんなに普通にその人の作品なのに、私は何を見ていたんだろう……と。
私服の時に知ってる人が学校や職場で制服着てると、顔は同じなのに一瞬気づかなかったりする、あの現象かなあ……。

各ブロックの推理結果についての詳細・雑感は、2/29〜3/8日の日記をごらんください。
(リンクは省略しますが、この日記の『過去』をクリックして遡れば見られます)
ブロックごとに答え合わせと一人反省会をしています。


■あなたの推理はどのくらいの正解率でしたか?

自ブロックを抜かして、46/54で約85%。
自分以外の自ブロック9作を含めたら55/63で約87%。

今回はわりと良かったです。
私の正解率は、ほぼ、かけた時間に比例してる気がする。


■この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?

毎回同じことを言ってますが、(ネットには小説が上手い人がいっぱいいるなあ、みんなすごいなあ、私も見習いたいなあ!)ということ。
それは普段も思うことだけど、特に覆面の時は、推理をすることで、普段はぼんやり読み流している皆さんの文章や話運びのテクニックに目がゆき、とても勉強になるのです。
よく、文章の上達のために好きな作家の作品を手で書き写せと言われますが、推理のために精読することには、それに近い効果があるのかも。
勉強になったからといって、自分が上手く書けるようになるかというと、こと私に限って言えばそれはまた別のような気もしますが(^^;)

あと、これも毎回同じことを言ってますが、作品の好みは千差万別、人それぞれということ。
どの作品を気に入るかが違うだけでなく、同じ作品が好きな人でも、どんな点をどんな理由で気に入るかに人それぞれの個性が出るし、ある作品の同じ部分に対して『○○なところがいい』と『○○じゃなければ良かったのに』という正反対の感想が出てきたり。
それを見てると、(万人に好かれる作品は無くても、どんな作品でも誰かしらは気に入ってくれるのかも)とか(もし否定的な感想を貰うことがあっても、それが全てと思う必要はないんだ)と思えて、何か、勇気が出ます!


■参加作品の中で印象深い作品をあげてください。

A02 国境いの灯台守
 びっくりした!
 古き良きセンス・オブ・ワンダーにSF愛を感じます。

A08 HIKARI
 設定が萌えツボど真ん中。『メインカメラ コワレタダケ』のセンスも好き。

B11 祈跡満つ
 今回、一番何度も読み返した作品ではないかと……(^^;)
 苦しめられたけど、素敵な作品だから何度も読むのもまた楽しかった!

C02 真夜中の乙女はラプラスの夢を見るか
 すごい! 上手い! カッコいい!

C05 狼たちの夜
 すごい! 上手い! カッコいい!

C10 ネズミと王女
 ラストシーンの晴れやかさといったら!
 この枚数で地下からこのシーンへと持っていく流れの巧みさに感服。

D04 人間スープはキスの味がした
 不思議な夢を見たような読後感。
 夢から醒めてもがきはじめようとするラストも好き。

D06 佳人薄明
 深い! 上手い! カッコいい!

D09 夏の虫
 描写がいい。とうがねぶんぶんという言葉が頭から離れません。

D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
 これもすごい。転生ラノベで人生に、人間に迫る!(笑)
 ラストの一文、よくある決まり文句を感動的に使いこなしたセンスが素晴らしい。

E07 暗夜航路 Eclipse route
 面白かった!
 この枚数でこの設定、起伏あるストーリーをまとめる力量に脱帽。

F01 空蝉ばかりが残された
 だいたいみんなそうしたと思うけど、剣舞をオンノベに置き換えて想像すると、しみじみします……。
 特にオンノベ歴の長い人ほど身に覚えがあって、取り残される寂しさが身に迫ったんじゃないかと。

E08 電子レンジ、ひかる!
 なんじゃこりゃ……と、笑わずにはいられない!

F08 ねがはくは花のもとにて...
 こういうセンチメンタルなSF、好き!
 未来や宇宙を舞台にした懐古趣味が萌えツボなので……。
 タイトルもきれい。

あと、別枠で C06 甘やかな墓標
なんで別枠かというと、これは、この作品自体よりも、それを書いた初参加の書き手さんが、「こんな素敵な書き手さんがネットにいたのか!」と印象的だったので。


■参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください

A07 ちいさな魔女とフローライトレンズ、祈り
B06 クビをキレ
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな
D04 人間スープはキスの味がした
D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
E06 娑婆電光クロスロード
F01 空蝉ばかりが残された
F06 イ●カに●った●年

A03は、『ちいさな』がひらがななとこが好み。『フローライト』という言葉も好き。
B06は、思い切り良くキレッキレで、なんか笑っちゃう。
D03と04は、単体でもそれぞれ印象的だけど、この二作のコンボで謎の不穏さが……(笑)
D12は、一瞬、「まさか盲管さんが本当にラノベ書いてきたのか?」と思わせてくれたから(笑)


■参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。

C09 光牙と土竜
スタイリッシュでセンチメンタル。
泣くようなお話なのかどうか分からないのですが、私、ちょっと泣きました。

F09 虹色クジャクと北の森
穏やかなリズムと不思議な情景に癒やされます。
パステル調のイラストのついた絵本にしてもらって、寝る前にのんびり眺めたい。

あと一作が
D04 人間スープはキスの味がした
D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
の、どっちにしようか選べません!

企画に参加した約三ヶ月間、本当に楽しかったです。
7月のお題発表から今までの約9ヶ月間、私のネットライフは覆面一色でした。
ご尽力くださった主催者様、一緒にしてくださった皆様、ありがとうございました!

今回、主催側でルビタグを用意してくださったのが、特にありがたかったです。
これでタグの書き方でバレる心配がなくなる!
開催前や推理中にこれを言うと私がルビのある作品を書いてると推理されそうなので今まで黙っていましたが、主催様、あらためてありがとうございます!

推理では、皆様の大切な作品をネタに好き勝手に遊ばせていただき、数々の失礼にご寛恕を乞うと共に、大いに感謝です。ありがとうございました!
ツイッターでの推理トークも楽しかったです。
相手してくださった探偵仲間の皆様、また一緒に推理できる日が来ますことを……。



2016年03月08日(火) 覆面7・Fブロック答え合わせ

Fブロックの答え合わせです。

F01 空蝉ばかりが残された       碓地海さん ◯
F02 名前のない色            佐倉愛斗さん  ◯
F03 鐘山に迷う            すずさん  ◯
F04 子連れ天使             jijiさん  ◯
F05 異説クリュタイムネーストラー   茅さん ◯
F06 イ●カに●った●年        西禄屋斗さん  ◯
F07 光の真実              財油雷矢さん ◯
F08 ねがはくは花のもとにて...     ネジ子さん ◯
F09 虹色クジャクと北の森       百里芳さん  ◯
F10 聖泉鏡              鈴子さん  ◯
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     三和スイさん ◯

あんまり自信無かったのに、まさかの全問正解!

どこに自信が無かったかというと、三和さんとネジ子さんとたいちさん。

鈴子さんと西禄屋さんは、途中、さんざん悩んだけど、最終的にはそれぞれすっきり納得できてたし、他の人もみんな、かなりはっきりした物証があったのですが、この3人だけは、最後まで不安でした。

中でも、特に自信が無かったのが三和さん。
三和さんは、参考にできる作品が少ないんですよね。
作品の数はあるけど、短かったり断片的だったり内輪ネタだったりで、まとまった分量で完結したストーリーのある作品が、意外となくて、判断がつきにくいです。

ネジ子さんも、『残ってる中で一番読点が少ない』という消去法的な理由で当てはめましたが、これといって有力な裏付けが得られず、いまいち確信が持てていませんでした。
読点の他に特徴的だったのは、キャラの口調と、『半眼で睨む』という言い回しくらい?
でも、半眼で睨む人なんて、それほど珍しくないですよね。

その点、たいちさんは 、すごく01っぽかったので何の問題もないはずなんだけど、なぜか、「本当にこれでいいんだろうか」という不安が最後の最後まで拭えなかったのは、前回の大外しの後遺症でしょうか……(^^;)

これにて、全ブロック答え合わせ終了。
外した人は、自ブロック以外全部合わせて54人中8人(B2人、D4人、E2人)、正答率は85%(自ブロック除いて)でした。
今回は頑張った!



2016年03月07日(月) 覆面7・Eブロック答え合わせ

Eブロック答え合わせと反省会です。

E01 会長の戸隠〜高原学園生徒会記録〜    蝶々さん × →藤原さん
E02 ヒロイック・ガーリッシュ        祭歌さん ◯
E03 明日の行方               神儺さん ◯
E04 殺人調書記録、あるいは初恋の甘い輝き  藤原湾さん × →蝶々さん
E05 身代わり                織人文さん ◯
E06 娑婆電光クロスロード          紺山ゆたかさん ◯
E07 暗夜航路 Eclipse route         塩中吉里さん ◯
E08 電子レンジ、ひかる!          葉山郁さん ◯
E09 光の先へ                紅月赤哉さん ◯
E10 彼は暗い夜雨の中に差し込んだ、一条の月の光のようだった 
                      深海いわしさん ◯

正解率は8/10、80%です。

蝶々さんと藤原さんが逆だったーーーーーー!!!
うわあ、これはショック!
だって、蝶々さんは、第一印象から、ものすごく蝶々さんだったんだもん!
そりゃもう、全裸レベルに……。
私、このブロック最初に一読した時、真っ先に見つけたのが蝶々さんで、これは鉄板だろうと思ったんだったのに……。

私、第一印象で蝶々さん=04だと確信した時、日記でさんざん「ヘンタイと言えば蝶々さん」みたいなことを書いたから、後で推理を変更して04に変えたから、蝶々さんと藤原さんと両方に失礼だったかなあと、ちょっと思ってたんですが、ぜんぜんそんなことなかった!
蝶々さんはやっぱり、ヘンタイを書かせたら天下一品の人だった!(←褒めてます)

どうりで、藤原さん=04に物証が出ないわけでした……。
しかも作風的にも全くイメージ合わなかったのに。

ここで、藤原さんを04に当てはめた時の、私の日記(1/26)。

『でも。
藤原さんが04のようには、どうしても見えない!
(今でも蝶々さんにしか見えない……)
だからといって、06のようにも見えない。
いないと思ってたいわしさんはいたけど、今度は藤原さんがどこにもいない……。
もしかして、Eブロックに、藤原さんはいなくて、蝶々さんが二人いるんじゃないの!?』

じゃあなんで藤原さんを04にしたんだ、その時の私!(笑)
藤原さんの大フェイクに、まんまとやられました!
そして、全裸で頭にぱんつかぶって堂々と手を振っていた蝶々さんが、巻き添えに……(^^;)

台詞から読点を全部取っ払うという、ブロックのメンバーによっては空振りになりかねない大振りフェイクをした藤原さんと、普段から読点が少ない蝶々さんを同ブロックにしたのは、主催さんの企み? それとも偶然?
もし企みだったら、本当に私を負かしたのは主催者さんかも(^^;)

ここも、Bブロックでの藍間さん&曽野さんペア、Dブロックでの耀華さん&アヤキさんペア、彪峰さん&土岐さんペアと同じ、一人のステルスが私に対して功を奏してしまったためにもう一人が巻き込まれるという、とばっちりパターンですよね。
どうしても見つからない人が一人いると、一人だけ間違えるということができなくて誰かしら入れ違う相手が出てくるから、2分の1の確率で間違いが二箇所出ることになる(運が良ければ二箇所とも偶然当たる)。
今回は運が悪いほうの2分の1でした……(T-T)



2016年03月06日(日) 覆面7・Dブロック答え合わせ

Dブロックの答え合わせと一人反省会です。
(一部、タイトル省略失礼します)

D01 セイシした闇の中で       土岐さん× →彪峰いつかさん
D02 ずっと一緒でいてね(※注)   アヤキリュウさん× →耀華さん
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな  天菜真祭さん◯
D04 人間スープはキスの味がした   捺さん◯
D05 嘘つきな唇(※注)       星埜ロッカさん ◯
D06 佳人薄明            盲管さん◯
D07 Over the Rainbow        耀華さん× →アヤキリュウさん
D08 R18-G<1>            篠崎琴子さん◯
D09 夏の虫             彪峰いつかさん× →土岐さん
D10 ひかりのかみ          水城翼さん◯
D11 多眼の種            だもさん ◯
D12 ゲーム世界に転生して      あまねさん ◯


正解率は8/12 約67%。
 
こ〜れ〜は〜悔しい〜〜〜!!!
あちこちが!!

だって、間違ってた四カ所、どこをとっても、一時期は正解に辿り着いてたんですよね……。
特に土岐さんなんて、本当に最後の最後、結果提出直前まで09が本命で、なんとか09である証拠をかき集めようとしてたくらいなのに、間際になって、ヤケになって(?)えいやっと逆にしてしまって……。
どこもかしこも、惜しかった!!

この四カ所、迷いに迷って、ぐるぐるぐるぐる、どんどん配置を変え続けてたから、どの段階で止めても、どこかは合ってるけどどこかは違ってる状態だったとは思うのですが、よりによって、たまたま全部違ってる時にスロットが止まってしまった感(^^;)

この中で、一番『惜しい!』度が低いのは耀華さんでしょうか。
耀華さんも、一時期は、ちらっと02も考えたのですが、当てはめるまでに至らず、すぐに諦めちゃったから。
02かもと思った理由は『色めく』という単語なんですが、すぐに止めたのは、サイトに双子ネタがあったから。
しかも結末も似てたから、いくらなんでもそれはないだろう、と……(^^;)
でも、後書きによると、耀華さん、その短編の存在を忘れてたらしい?(笑)
なんてこった\(^o^)/

今回、小高さんもサイト作と似た設定(似てるどころか実はスピンオフだった)出してたし、でも、「百合だから紺山さん!」と安直に思ったのはぜんぜん違ってたし、その時々ですね(^^;)

で、かなり惜しかったのはアヤキさん。
こちらは、わりと前からギリギリ(推理最終日?)まで、ずっと09にいたんです。
しかも、『来た』という、立派な物証があったんです。
文体的にも違和感なく、共通する特徴的な語彙もあって、今にして思えば、なぜ動かす必要があると思ったのか……。
それを、ギリギリになって、『オーブンがチン』なんていう不確かな要素に飛びついて変えてしまったんですが、オーブンがチンというのはごく普通ですよねえ(^^;)
もっと変わった音が鳴ったならともかく!
ただ、『焼き上がった』等ではなく、わざわざオーブンの音を描写してるのが共通するかと思ったのです。

まあ、そこはきかっけにすぎなくて、動かした主な理由は、02の女の子たちの口調や会話のノリが、アヤキさんのサイトにあった学園モノに通じるような気がしたからです。
耀華さんも学園モノ書いてるけど、ちょっとテイストが違ったから……。
耀華さんの作風フェイクの罠にかかって、アヤキさんはそのとばっちりで間違われたという感じでしょうか。
Dブロックの最終日は、もう、混乱しまくって、いろいろヤケになってたので、最後の最後で魔が差した的な、いろんなことをやってしまいました!(ノ∀`)アチャー

このへんはまだ(ノ∀`)アチャーですむけど、とにかく痛恨なのは土岐さんですよ!!!
私、ずっと、土岐さんは04でなかったら09だと信じてたのに!
何度か土岐さん=01説を検討し、一時期は確定としつつも、やっぱりどうしても腑に落ちなくて、分が悪い賭けでも土岐さん=09に賭けたいと思っていたはずなのに!

特に、最後の最後まで気になってたのは、『じゅうぶん』の変換です。
土岐さんは『充分』で、彪峰さんは『十分』で、01は『十分』、09は『充分』なんですよ!
ここから単純に考えれば、彪峰さん=01、土岐さん=09になるし、作風的にも、彪峰さんはともかく、土岐さんについてはそれで納得できるのに、そんな単純にいくわけないと無駄に疑ってしまって、こんな明白な物証を無視してしまったのが痛恨です。
イメージ的には逆である場合に、願望につられて物証を無視して痛い目を見ることはままありますが、イメージ的には物証を信じたいのに、物証が分かりやすすぎて却って信じられなくなるという、まさに推理の魔物に魅入られた状態……。
こんな単純明白な物証を無視して、自分のフィーリングにも背く選択をするなんて、とっさに魔が差したとしか思えません。

これは、彪峰さんのほうがいまいち01だと信じられなかったせいですね。
彪峰さんが――を封印してきたから。
01は――を封印した彪峰さんである、というのも、一応、考えたのですが。
――を……に置き換えたらああなるのかも……と。
で、Dブロックは最後の方、推理経過を記録してるヒマがなかったので、推理記事には書かなかったかもしれないけど、体感的にはかなり長いこと、彪峰さんは01になってたんです。
(『体感的に』というのは、『実際に推理していた時間的に』ってことで、推理しないで放置してあった数週間より、みっちり推理してた数時間のほうが私にとっては長い時間なので……)

でも、やっぱりなんとなく納得行かなくて、それが、土岐さんを動かすという土壇場の暴挙の原動力に。

ここ、彪峰さんのステルス作戦にひっかかって土岐さんはそのとばっちりという、耀華さん&アヤキさんペア(勝手にペアにして失礼します)と同じパターンで、私の考えすぎによる自爆ですね(^^;)

そう、Dブロック推理の敗因は、ズバリ、『考えすぎ』!(笑)
考えすぎて疑心暗鬼に陥った末にふと魔が差して、物証まで無視したあげく盛大に自爆!

高く美しいD山には、魔物が住んでいる……。
霧の中に虚像を見せる疑心暗鬼という魔物が……。
旅人の心中の迷いを投げ返して人を惑わし迷わせる、谺や山彦が……。
Dブロックで全問正解した人、いるんだろうか。

第一次推理結果を見直す前より正解が減っているという、いろいろと悔しい惨敗ではありましたが、その中でも、仕切り直しのきっかけとなった琴子さんは当たったので、良かったです。
これは曽野さんのおかげ。



2016年03月03日(木) 覆面7・Cブロック答え合わせ

Cブロック答え合わせです。

C01 歌うたいの賛歌           竹野内碧さん ◯
C02 真夜中の乙女はラプラスの夢を見るか 玉蟲さん ◯
C03 きらきら星をさがして        真冬さん ◯
C04 ブルームーン            瀬古冬樹さん ◯
C05 狼たちの夜             くまごろうさん ◯
C06 甘やかな墓標            はなふじマディ子さん ◯
C07 世の光               歩く猫さん  ◯
C08 私のヒカリ             紅 和花さん ◯
C09 光牙と土竜             ろくさん ◯
C10 ネズミと王女            和泉有穂さん ◯

全問正解\(^o^)/

このブロック、みんなが言ってるけど、本当に、誰もフェイクしてませんでしたね。
みなさん、いつもどおり、書きたいものを書きたいように書いてる感じ。
その姿が眩しい!

その中でも、ちょっと迷ったのは、玉蟲さん、瀬古さん、和泉さん。

玉蟲さんは、消去法に近かったです。
ご本人に今まで毎回当ててたって教えてもらったんですが(自分では把握してなかった)、たぶん、毎回、消去法でのまぐれ当たりが続いただけかと……(^^;)
次の機会に、私が今まで指摘してきた特徴を片端から封印してこられたら、もう絶対当てられない!

瀬古さんは、最初、08かと思いました。

和泉さんは、当てはめてから振り返れば、サイトの他の短編と連作短編集的な扱いにしても違和感がないくらい和泉さんらしい作品なのに、その確信を得るまでに、少々時間がかかりました。

その他の方は、もう、ご本人にも全く隠れる気がなさそうで、こちらも、ほとんど迷う必要がありませんでした。
あらためて、Cブロック、素晴らしい!
覆面企画7に燦然と光り輝く、太陽のようなブロックでした!



2016年03月02日(水) 覆面7・Bブロック答え合わせ

B01 君は光             小高まあなさん ◯
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さん ◯
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん× →正:藍間真珠さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん ◯ 
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん ◯
B06 クビをキレ           木菟みるくさん ◯
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん ◯
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん ◯
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん ◯
B10 龍呼舞             五十鈴スミレさん ◯
B11 祈跡満つ            藍間真珠さん× →正:曽野十瓜さん

正解率9/11=82%


もうね、正解発表直後、いの一番に絶叫しましたね。
あーーーいーーーーまーーーさーーーん!!
と。

どうりで藍間さんがどこにもいなかったわけだよ!!!!
終盤、私がこのブロックであんなに悩み迷っていたのは、ごく早い段階で03を曽野さんに決めてしまったからだった……。
だから、他のどこにも藍間さんがいなくて、いかにも藍間さんらしかった10も、五十鈴さんから押し出された先の11も、もちろん04も、どれを見ても、藍間さんとは、ちょっと似てるけどほんのちょっとずつ違う状態で、あんなに苦しんだんだ……。
あの苦しみは何だったの!? 単なる自業自得でした!

で、これ、曽野さんと藍間さんの取り違えだけど、その原因は、明らかに、ジャンルも文章もいろいろフェイクしていた曽野さんではなく、ご本人、わざとフェイクしたつもりじゃなかったらしい藍間さんのほう。
それがなければ、曽野さん=11には、迷った挙句でも、いずれは消去法で辿り着いていたでしょう。
私、『曽野さんは、瞠若なんていう難しい言葉は、知っていてもフェイクのため以外では使わないだろう』みたいなこと、書いてましたよね。
それはつまり、フェイクのためなら使うだろうと思ったってことで……(^^;)
そこであと一歩踏み込んでいれば……。

そういえば、私がBブロックに戻ってきたのは、盲管さんに「11=曽野さんじゃダメなの?」って言われたからなんですよね。
それなのに、なぜか、入れ替えたのは、曽野さんではなく五十鈴さんと藍間さんで……。
五十鈴さんを動かしたの自体は正解だったんだけど、まさか藍間さんがあそこだったとは、盲管さんでもご存知なかったに違いない……。
とにかく、今回最大の衝撃です!

結局、曽野さんと藍間さんが入れ違ってただけなので、正解率はそんなに下がらなかったのですが、ものすごい「やられた」感!!!
曽野さんを取り逃がしたのも悔しいけど、藍間さんショックの前では、その悔しさも霞んでしまいます。
逃げ切った人は他にもいるかもしれないけど、この、藍間さんの逃げ切り方は、逃げ切りのレベルが違う!
私が見た限り、たぶん、誰一人、候補にすら挙げていなかったから……。
藍間さん……恐ろしい……!

でも、10も11も、藍間さんとは『似てるけどちょっと違う』と思うことができた自分の調査力は、ちょっと褒めてあげたい。

あと、「それじゃああれは何だったんだ」という、『とんこう』の謎。
藍間さんが正解発表後にツイッターで解説してくれて、旭川(だっけ?)東高校も『とんこう』だったんだそうで(^^;)
解説いただいて、すっきりしました。

恵陽さんは、完全にとばっちりでしたね(^^;)
恵陽さんが書いたもの、すごく恵陽さんっぽくて、私は最初、一発で恵陽さんを仮置きしてましたもん。
なのに、藍間さんがどこにも収まらなかった巻き添えを食って、延々と匂いを嗅がれまくることに……(笑)
でも、結局正解したので、いいです。
私の恵陽さんセンサーは壊れてなかった!

あかねさんも匂いでわかったし、他の人はちゃんと物証を見つけて丁寧に推理できたし、曽野さんと藍間さんの取り違え以外は、満足のいく推理が出来ました。
このブロックの他の人たちをここまで丁寧に推理することになったのは、藍間さんのおかげ。

しかし、とにかく、

あーーーいーーーーまーーーさーーーん!!

(笑)

今回一番の絶叫です!
それはもう、悔しく楽しく叫ばせていただきました。
覆面企画の醍醐味ですね。



2016年03月01日(火) 覆面7 後書きテンプレ回答(前編)

長いので二回に分けます。

■作者名 冬木洋子

■サイト名&アドレス カノープス通信 http://www.geocities.jp/canopustusin/

■参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス
A04 A04 After Pandora -溺れゆく希望- http://hkmnsk7.tumblr.com/7index.html

■ジャンル
ボーイ・ミーツ・ガールな“雰囲気SF”
あるいは『夜の未来少年コナン』(BY盲管さん)

■あらすじ
文明崩壊後の未来、海面上昇により沈みかけている南の島で細々と生き延びて素朴な生活を送っている人々のもとに、老朽化によって崩壊した海上都市から、おそらくただ一人の生き残である少女が流れ着き、少年と出会う。

■意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=64893&pg=20151205


■推理をかわすための作戦は?

ネタの時点で、隠れるのは諦めてました。
ただ、タイトル『だけ』でバレるのはさすがに避けたかったので、副題を、いつもの『〜 〜』ではなく『− −』にしてみました。
あと、今まで付けたことのない英語タイトルにしてみました。
英語タイトルは、たまたま今回は付けたかったから付けたのが主で、推理対策はおまけですが……。

あ、あと、推理期間中に火星や宇宙・科学技術系のツイートをRTしたり反応しないよう、こっそり自粛しました(笑)

■作品のネタを思いついたきっかけは?

何も思いつかなくて(というか、ネタ未満のアイディアはいくつもひねり出したけど、どれもストーリーの形をとるまで至らなくて)困っていた時に、光がつく単語をいろいろ脳内に羅列して、明るい昼間の光じゃなく闇の中の光もいいなあと思い、『夜光虫』が思い浮かんだ瞬間、「あ、この夜光虫は普通の夜光虫じゃなく、汚染された未来の海を浄化している遺伝子操作の生体浄化装置なんだな!?」と、ピンときました。

たぶん、ちょうとその時、『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』という本を読んでる最中だったせいだと思います。
その中で、海面上昇についても触れられていたので、舞台が沈みかけた島というのも、その影響で思いついたと思います。
意気込みテンプレの『面白かった本』のところにこの本を挙げなかったのが、『推理を交わすための作戦』のメインだったかも。
とても面白いのでオススメです! ロマンの宝庫です! →こちら

そこからは、それまでまとまらなかったのが嘘にように、一気にイメージがわいてきました。

南の島の浜辺で夜光虫を眺めて会話する誰か二人(その時点では兄弟ではなく恋人同士とかを想定)。
一見、平和でロマンチックな光景。会話の内容も、一見、普通(将来の話とか)。
でも、実はそこは未来の汚染された地球で、その夜光虫は遺伝子操作で生み出されたバイオ浄化器で、汚染された海を浄化していて、人類は滅びかけているのだ……という背景が、最後のほうで分かる。

ここまで一瞬で想像して、それから数日、あれこれ考えているうちに、いつのまにか、少年少女のお話になりました。
あと、舞台が文明崩壊後の未来の地球であることは、最後の方で分かるのではなく、最初から明かしてしまいました。

盲管さんに『夜の未来少年コナン』と評してもらいましたが、自分でも、書いた後で、そういえばちょっと『未来少年コナン』みたいだなと思いました(^^ゞ
(↑文明崩壊後の水没世界の離島で原始的な生活をしている少年のところに、科学文明の匂いのする少女が流れ着く)
『未来少年コナン』、もちろん好きですとも。

なんでネタの段階で隠れるのを諦めたかというと、『未来少年コナン』好きからも分かる通り、私は文明崩壊後SFが大好物で、常々それを公言しており、ちょうどたまたまこのネタを思いつく直前にも、ツイッターで「文明崩壊後モノが大好物!」とか「『この世界が消えたあとの〜』が面白い!」とか呟いてしまっていたからです。
ずっと前に言ったことは誰も覚えてないとしても、このタイミングはまずい、と……。
(今にして思えば、ネタを思いついた時はそれらのツイートの直後だったけど、企画の時期はまだまだ先だったんだから、その頃にはみんな忘れていたと思うけど、その時はそれに気が付かなかった)

あと、火星モノも昔から大好きで、最近も、ツイッターで『火星の人』(映画『オデッセイ』の原作)の話とか、火星移住計画についてのRTにやたら反応していたので……。
でも、さっきも書きましたが、この話を書き始めてからは、あんまり科学技術系のニュースや火星ネタに反応しないよう、心がけました。
映画『オデッセイ』の公式をRTするのも我慢しました。
『オデッセイ』公開後は、どうせみんな話題にしてるからと、私も話題にしましたが。

あと、どう考えても、自分の普段の文体で書くような話だったから、絶対そういうふうにしか書けないと思ったのもあります。


■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。

毎回のことですが、長くならないように気をつけました。
それでも初稿を書き上げた時、8000字くらいになってしまい、苦労して削りました。
全くストーリーを変えず、シーンも減らさずに8000→6000に減らせるってことは、普段の自分の文章はよっぽど冗長散漫なんだなあと、前から分かってはいたことだけど、改めて思い知りました。


■削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。

もともとほとんどストーリーがないので、エピソードまるごと削除とかはないのですが、細かい背景説明をあれこれ少しずつはしょりました。
この島は離島故に前文明時代からソーラーパネルや雨水タンク、海水浄化設備などの自立型設備が整っていたことが幸いして、かえってそこそこ文明的な暮らしを保ててこれたんだとか、それでも島の人口は今も減り続けているとか。
フロートも同様で、もともと閉じた循環型の都市だったから、外の世界より長く文明生活を保てていたのだと思います。(たぶん工場で人工照明・水耕栽培の野菜作ったりしてた)
大陸の方は、僅かに生き残った人がいるとしても、世紀末ヒャッハー弱肉強食状態になってるんじゃないかな?

あと、冒頭の浜辺のシーン、ここは岩場なんですが(この島には砂浜はほぼ残っていないので)、字数の関係であまり描写ができず、たぶん、多くの人に砂浜を想像されていたのではないかと……。
私がもっと上手ければ少ない文字数で表現出来たでしょうから、私の未熟さの結果ですが、小さな痛恨事です。

ちなみに、この島は、南太平洋のどこかにある架空の島ですが、主にモデルにしたのは、パラオ、ツバル、ミクロネシアです(なぜかというと、たまたま図書館に資料があったから)。
ノアがやたらと運動会推しな点は、パラオ由来です。(パラオの人たちは運動会が大好きらしい)
ツバルについては、海面上昇関係の本がいっぱいありました。
先進国による温暖化の被害者で悲劇の島であるとして描く本も、そんな描き方は一面的だという立場(沈んでいるのは温暖化のせいではないとか、そもそも沈んでないという説も含めて)の本も。

あと、小さな裏設定ですが、弟の名前、ノアは、ポリネシア語のNOAではなく、『ノアの大洪水』のNOAHです。
この島はキリスト教圏なので人名はキリスト教の聖人から取ることが多く、その中でも、この時代、ノアという名前が世相柄一番人気で、とても多いなんじゃないかなあ、と。


■その作品の続編または長編化のご予定は?

ないです。でも、大幅加筆の予定があります。
とにかく私の力不足で文字数が足りず(もっと上手ければ、この字数でも、もっと濃いものが書けたはず)、テスの感情面をばっさりはしょってしまったので……。
もともと第三者視点だからテスの内面には立ち入れませんが、字数が許せばもう少しじっくりテスの気持ちに寄り添って、ウィル視点でのテスの態度の変化を丁寧に描きたかったところなのです。
具体的には、ノアが走り去ってから、最後に二人で火星を見上げるまでの間に、テスとウィルの間でもっといろいろ会話があって、ラストシーンまでに二人の距離がもうちょっと縮まっている予定です。

あと、もう一つ、後で加筆する時に出来れば組み込もうとしてた設定を、組み込む前にボツにしたので、そのボツ設定を、供養のためにここで披露させてください。
感想で言及してくれた人も多かった『学校の先生』の、過去についての設定です。

実は先生は、島の外から来た人です。
先生は、もともと、大型船を連ねて海を回遊する『船団国家』にいた人で、おそらくはそれなりに指導的な立場にあったのではないでしょうか。
きっと、それなりの夢や理想もあったでしょう。
船団国家は、おそらく共産主義的なコミュニティでしょう。(条件的に他の社会形態は成り立たないと思う)
が、その船団国家が何らかの理由で崩壊するか、あるいは権力闘争に敗れるなどして、追放されるか逃げ出すかして、あてのない漂流のあげく運良く島に流れ着き、インテリを買われて先生に起用されたのです。

ウィルは、先生がある日ぽつりと呟いくのを聞いたことがあります。
「外の世界に比べると、この島は楽園なんだよ。地上に残された最後の楽園なのかもしれない……」と。

外の世界がたぶんひどいことになってる中、ここは、パンドラ直後こそ混乱の中で大勢の人が死んだし、生き残った人の命も今もゆっくりと蝕まれ続けてはいるけど、その後は、少なくなった人数でそれなりに自給自足ができ、文明は後退したけど貧しいながらも秩序のある生活が出来ていて、そのおかげで人の心も荒んでいない。
特にパンドラ後に生まれた子どもたちは、パンドラ前の文明生活を学校で教わる歴史的な知識としてしか知らず、最初から今の生活が普通だと思ってるから、不便で貧しい生活を特に不満にも思わず、無邪気に楽しい子ども時代を送っている。
そんな子どもたちの存在が、失意の末に命からがら流れ着いた先生にとっては、救いであり希望であり。
だから子どもたちに希望を説くのはある意味本心からなのですが、でも、島が沈みつつあることは知ってるし、それをどうしようもないことも分かっている。
外の世界が地獄なのは知ってるから、海への脱出に希望を見出すこともできず、ただ、遠い先のことには目をつぶって、今はここで、希望を捨てずに、出来ることをして生きるだけと思って、熱心に教育に当たっている。
それが今自分に出来る唯一のことだから。

……というわけなのですが。
なぜ、書かないうちからボツになったかというと、この『船団国家』の存在自体に無理があるような気がしてきたからです。
パンドラ前の船舶からなる巨大船団が、小舟で脱出した先生が漂着できるほど、この島の近くを通りかかったりするなら、当然、こうした島々の存在を知っているのではないでしょうか。
それで何も働きかけてこないということはないのでは?

船はいくら修理しつつ使ってても老朽化して先が知れない状況だから、土のある土地は是非とも欲しいだろうから、土地を奪いに乗り込んでくるとか(そうしたらこの島の人たちに抵抗のすべはない)。
そこまでしなくても、船上では貴重であるはずの農産物や家畜を略奪に来るとか。
そんなことをされたら、島の人は、もし殺されなくても、たちまち飢え死にします。

あるいは逆に、沈みそうな島にいる仲間に救助の手を差し伸べて仲間に入れてくれようとするかもしれません。
友好関係を築き、農作物等を買い付け(というか、文明の利器との物々交換?)にくるようになるかもしれません。
この島の人たちは他に陸地があるとしても船がないからいけないと思っていますが、船団国家と接触があったら、その前提も崩れます。

そんなわけで、船団国家の存在そのものがボツになったので、先生の過去も全ボツです(笑)


■その作品で気に入っている箇所はどこですか?

先生の演説(笑)
あと、冒頭の兄弟の会話。


後書きの後編はこちら


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