時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2016年02月29日(月) 覆面7 Aブロック推理結果&答え合わせ

水面下で非公開推理してたAブロックの推理結果と、経過です。
※レンタル日記帳の仕様で一日一記事しか日記が書けないので、古い日付で投稿してますが、投稿日は3月2日です。

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Aブロック推理結果

A01 これは災厄の物語?             moesさん
A02 国境いの灯台守               麻生新奈さん
A03 あの、透明な水を、この手に。        真北理奈さん
A04 After Pandora -溺れゆく希望-        私(冬木洋子)
A05 花は地に落ちて               御桜真さん
A06 蛍火                    カイリさん
A07 ちいさな魔女とフローライトレンズ、祈り   未設定さん
A08 HIKARI                   seedsさん
A09 御嵩城幻夢伝                 菜宮 雪さん
A10 光をこの手に                鈴埜さん


推理経過

堂々めぐりになったBブロックを寝かせている間に、Aブロックを、分かりそうなとこだけ、イメージだけでピンポイント推理。

02の宇宙人は、これはもう、どう考えても麻生さんでしょう!

05は、タイトルだけで、もう、御桜さんぽい!
この花って、きっと赤い花なんだ!
そう思って本文開けてみたら、やっぱり御桜さんっぽい。
文章も内容も御桜さんっぽい!
そして花はやっぱり赤い!
いや、もしかすると白い花だったのかもしれないけど、地に落ちて血に染まったから、やっぱり赤!
全体的に赤いイメージ!
姫様の衣装の乱れや足の汚れを描くところも、なんとなく御桜さんぽい気が(なんとなく)。
少年少女が手を繋いで走ってるし……(ずっと前の覆面作でそういうシーンを見た気が)。
はい、決まり!(笑)

……いや、それだけじゃ何なんで。
一応、軽く検証。
( )で固有名詞の読み。
三人称の中に時々一人称的な独白が入る、少女小説に多いスタイル。
あと、このブロック、時代ものが3つもありますが、御桜さんは歴史ものでも和物ファンタジーでも、少年とか少女という現代的な用語を使い、台詞も現代語です。
(その点、09蛇神様は台詞がちゃんと時代劇っぽい)

あとは、な〜んとなく、鈴埜さんが10かなあ……?

第一印象で目星をつけたのはそれくらい。

それから、初参加の方や、私がまだ作風をよく把握してない方のサイトにお邪魔。

その結果……。

moesさんは、とりあえず01。
理由は『えぇと』。
「えっと」でも「えーっと」でも「えーと」でも「ええと」でもなく、「えぇと」。
現在形多めの文体とか、台詞と地の文の配置具合など、文体も全体的に合ってると思います。

seedsさんは、ぱっと見の景色だけでいうと03ぽい……かも?
サイトに『透明な涙』とか『熱く透き通る涙』って言葉もあったし。

でも、初参加ということで、『終』がついてる06も怪しい。
(サイトで短編に『-完-』とか『終』を右寄せでつけてる。06は左端だけど)

あと、意気込みから、今サイトにあるシリーズものとは作風またはジャンルが違うと見た。
その点、06優勢かも。
でも執筆時間2〜3時間というのは、06説の否定材料かも。
その点、03ならOKかな?
03は、お題が決まる前からあったネタで、でもお題に触発されて書き始めたという意気込みでの発言とも合う気がするし……。
とりあえず、03か06かで保留。

次に未設定さん。
管理人紹介のに『アンドロイド好き』と……?
そして、短編を見に行ったら、一番最初にロボットの台詞を『 』で表した作品が!
もしかして08……? いや、安直すぎ……?
……と思いつつサイトをあちこち拝見していくと、んん……?
冒頭の一文の書き方が、なんか07に似てるの多くない?
更に見ていくと、長編の章タイトルに『力の悪魔とグラッド、カンナ』……んん??
そういえばどなたかが、誰かのところに07『フローライト〜』とセンスが似たタイトルがあるって仰ってたっけ。
これのことか! 確かに!
さらに意気込みで紹介されてた最新作を見に行くと、「ッギャアアアア」という悲鳴が。
他にも「ッ、まーさんが!」 とか「……う、ぶッ」とかがあって、この、小文字で始まったり大文字を複数連ねたり、最後の『ッ』だけが片仮名だったりする台詞は、07の「っなれろおぉおああッ!」「っぐ、う」「――ぁ」「……っ!?」とテイストが同じでは……?
極めつけは、最後の『!?』。
間違いない! 07だ!
(普通なら罠を疑ってスルーするところですが、この場合、状況的に、信じて良いのではないかと……)

それから真北さん。
レイアウト的に03かな?
このブロックで初参加またはよく知らない方は真北さんが最後で、この03は、作風を知ってるどなたかの作品とは思えないというので、もしseedsさんが03でなければ、自動的に真北さんが03になるかと。

次に菜宮さんを探す。
サイトに時代物があって、さっき書いたように台詞が時代劇口調。
よし、09だ。
文体や変換も違和感ないし、決まり。

残るはすずのさんとカイリさん、08と10。
すずのさんは、最初から、もしかして10じゃないかと思ってから、迷わず10に。
そしたらカイリさんは消去法で08だ!

……って、あれ?
これ、さすがに違うんじゃない……?(^^;)
ここまで超スピードで当てはめてきたうちの誰かが、実はここだったのでは?
入れ替えるとすれば誰?

moesさん・未設定さんは物証ありすぎて動かせず、麻生さん、御桜さんも私の中では確定してる。
菜宮さんも、あれでいいんじゃないかなあ……。
真北さんは、レイアウト的にイメージが違いすぎて、カイリさんとの入れ替え候補にはならず。
入れ替えるとすればseedsさんでは?

そう思って再度見に行くとさん、08にある『関わらず』を使ってる。
文体的にも無理がない感じ。
でも、『関わらず』はぜんぜん珍しく無いから、他に何か物証ないかな……と思って見ていくと、精霊の台詞として、『コノヒトハ ネムッテイルノ! ネムリヲ サマタゲルモノハ ユルサナイ!』を発見。
あ、やっぱり08!
アンドロイド・精霊等、人外キャラの台詞を片仮名で書くのはよくあることと思いますが、読点のかわりにスペースを使ってるのが特徴的。
そして、そういえば08にも『終わり』がついてるじゃないですか!
てことで、seedsさんは08だった!

seedsさんは03か06で迷ったまま保留中だったので、この移動によって、カイリさんと真北さんで03と06を分けることに。
ということは、真北さんが03のほうでしょう。
で、06ならカイリさんでもおかしくない。
というか、かなりカイリさんっぽい。

カイリさんは『大きく息を吐くと額を押さえた』とか『息を呑んで顔を上げた』とか、二つの動作を続けて書くことが多い気がしますが、06にも、『鼻をすすると息をついた』とか『眉をひそめると背筋を伸ばす』とか『眉をひそめて目を見開いた』とか、同じ特徴が現れてると思います。
私、最初seedsさんをここに当てはめようかと思った時、seedsさんのサイトでこの特徴を探したんですが、見つからなかったんです。
でも、たまたま読んだ作品に無かっただけで他のところにはあるのかもしれないし……と思って、特に否定材料にはしなかったんですが、カイリさんのサイトではどんどん見つかりました。

一応、細かい物証も上げてみましょう。
おお、めっちゃ『目を眇め』てる!
『溜息をつい』てるし、息は『飲ん』だり『のん』だりせずに『呑ん』でる。
『ごゆるりと』も言ってる。
『裾をたくし上げ』てる。
『笑いを零し』てる。
『吠えるように』泣くか叫ぶかしてる(『吼える』でなく『吠える』という変換も一致)。
間違いない……。
moesさんや未設定さん並みに物証面で鉄板だ……。

おお! 分かりそうなところだけピンポイント推理のつもりが、いつの間にか全員確定してた!
なんか、嘘みたいに早いぞ!?
カンニングを活用して時短しようと思ってたけど、その間もなくあっさり終わっちゃったぞ?
(これからカンニングもするけど!)
一人少ないとこんなに簡単になるのか……?
それとも、もしかして、私がこのブロックのガンなのか?(笑)

あ、推理理由をあまり具体的に書いてない人のところも、一応、文体や変換は見てます。
ただ、一部、メモが出来ない環境で推理してた時間があるので、その日の分は細かい点を忘れちゃっただけ。

本当にこれでいいんだろうかというくらい、あっという間に(当社比)簡単に当てはまってしまいましたが、ここでカンニングに行ったところ、ネジ子さん・於來さんと全一致だったので、きっとOK!

***********

というわけで、自ブロック、全問正解でした\(^o^)/
個人的には、ここが、今回、一番簡単なブロックだったような気がします。
自分がいる分、一人分少なかったというのもありますが、一つ減ったって難しい時は難しいものなので……。

御桜さんがすぐ分かったのが、残りが簡単だった原因かな?
そこで迷ったり間違えて当てはめてたら、残りがちょっとむずかしくなったのかも。



2016年02月28日(日) 覆面7Dブロック推理結果修正版

Dブロックの推理を仕切りなおし中です。
修正版推理結果は、今日中に、ここに追記でUPします。
とりあえず、仕切り直しの途中経過をUPしておきます。

(18:00 途中経過の下に最終結果を追記しました!)

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ツイッターで私のドタバタを見てた方もいると思いますが、ギリギリになって、いったん回答を出したはずのDブロックに戻ってきています。
もともと、消去法で決まった最後の一人、土岐さん=01にいまいち納得いっていなかったところに、曽野さんの推理ツイートで琴子さん=08説を見かけて、急にハッとなって……。

琴子さん=08説自体は、前々から見かけてたんですが(おきさんもそう言ってた)、その時は琴子さん=09にかなりの自信を持ってたので、あらためて検証しようと思わず……。
Dブロックの推理が終わって、消去法の最後の一人がいまいち合わないといういつもの失敗パターンに陥り、しかも、推理直後はまだ半信半疑で自分を納得させてたけど、推理を離れてしばらくたつと、やっぱり、自分の中でむりやりくっつけてた土岐さんと01のイメージが元通り離れていって、どうしても気になる……見直したい……でももうすぐ推理期間も終わりだし……となっていた時だったから、今度は心にひっかかりました。 

で、時間がないから、あらためて作品に当たるのではなく、自分が推理の時にピックアップしておいた琴子さんの特徴メモと08の特徴メモをざっと見比べてみたら……なに、これ、明らかに一致度高い!
もしかして、私、ちゃんと琴子さん=08を証明できる材料、収集してあったのに、思い込みに邪魔されて、それを生かせていなかった……?

それから、これは一大事と、あらためて作品にあたってみて、琴子さん=08の確信を得ました。

まずは文章のリズム。
08は、かなりクセのある文体で、このブロックにはこんなクセのある文を書く人はいないから、フェイクする気まんまんな意気込み書いてた耀華さんのフェイク? と思っていたんですが。
その時は琴子さんをすでに09に固定してしまっていたから気が付かなかっただけで、そういえば、こういうリズムの文章書く人、いたじゃないですか! 琴子さんという人が……(^^;)
私が琴子さんのサイトから収集してきた『特徴の目立つ文章コレクション』の中に、よく似たリズムがいっぱいありますよ……。

特に、一番気になってた、『早々死んだ』。
『そうそうに』ではなく『早々』。
これを耀華さんのサイトでなんとか一個だけ見つけて、耀華さん=08の根拠にしたんですが、一箇所だけだし、ちょっと用法が違う気もしてました。
でも、琴子さんは、『わずか青みのにじむ』とか『とたんわたしの中で』など、普通は『に』を入れそうなところで(たぶんわざと)入れないことが、ちょくちょくあるんです。

あと、おきさんが指摘してた『そぐって』。
それと、琴子さんは『ゆく/いく』両刀派ですが、08も同様。
あと、琴子さん『しまい』も使ってる。(08では『終い』)
他にも何かと合致しています。

なんてこった。
既に収集してあった材料だけで、あっという間に、琴子さん=08が証明できてしまいました……。

琴子さん=09も、まだ、否定はできないと思うんですけど。
ここも、いくらでもぞろぞろと物証らしいものが出てきたんですもん。
私だけでなく、私にそそのかされた塩中さんも、ご自分でも調べて、いっぱい物証を得たらしいし。
本当に似てるんです。
イメージもあってるし、細かい点も、いろいろ一致する。

でも、土岐さんを09にしたいから、琴子さんは08で!
おきさん、御説を信じなくてごめんなさい!
塩中さん、そそのかしておいて自分だけ翻意してごめんなさい!
塩中さんを間違った(かもしれない)方向に誘導しておいて、塩中さんが見てない隙に自分だけ一抜けて反対方向に走りだすという、この裏切り……(^^;)

この一連の経過、もし琴子さんがリアルタイムで見てたら、笑いが止まらなかったんじゃないかなあ。
自分でも、可笑しすぎと思いますもん(^^;)
いいなあ、私も琴子さんになって、こういうドタバタ劇を高みの見物していたかった!(笑)

**********

このへんまではまだ余裕があって日記書きながら推理してたんですが、その後、時間も迫ってきたし、もう、カオスになってきて、自分でも経過がよくわからない状態に……。

とりあえず、分かる分だけ簡単に書いておくと、まず土岐さんを09に動かし、残った01と02、さらにアヤキさんを当てはめていた07を加えて、彪峰さん、耀華さん(08にいたけど琴子さんに押し出された)、アヤキさんを見比べたところ、07にしていたアヤキさんを02にしたくなり、空いた07に耀華さんを入れたくなった。

そしたら消去法で01が彪峰さんになるから、それで推理終了か……と思われてから、私が土岐さんを09に当てはめた理由が勘違いであることが分かり(今回、前にもあったなあ、このパターン……(^^;))、さらなるカオスに突入。

現在、土岐さんと彪峰さんが01と09を巡って一騎討ち中ですが、こちらに一つ物証が出ればあちらにも一つ、ある組み合わせに肯定材料が一つ見つかれば否定材料も一つ……という感じで、ゆらゆら揺れるばかりのシーソー状態!

今日の夕方から旅行に出かけてしまうので、時間ギリギリになったら、もうフィーリングと願望でえいやっと決めて、結果だけ置いて出かけます!
正解発表はたぶん出先で見られると思うけど(運が良ければ正座待機に参加できるかな?)、正解発表直後の阿鼻叫喚にリアルタイムで参加できなさそうなのが残念です。
ツイッターで「えーっ、うそ!Σ(@O@;)」とか「しまったーー!」とか叫びたいのに……(←もう悲鳴をあげる気満々(^^ゞ)

あ、Aブロックの推理は水面下で完了してます。
こちらは、旅行から帰ってきてからUPします。


追記:最終結果出ましたー!

Dブロック推理結果修正版
(すみません、作品タイトル、一部省略させていただきます)

D01 セイシした闇の中で      土岐さん
D02 ずっと一緒でいてね(※注)  彪峰いつかさん→アヤキリュウさん
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな 天菜真祭さん
D04 人間スープはキスの味がした  捺さん
D05 嘘つきな唇(※注)      星埜ロッカさん
D06 佳人薄明           盲管さん
D07 Over the Rainbow      アヤキリュウさん→耀華さん
D08 R18-G<1>          耀華さん→篠崎琴子さん
D09 夏の虫            篠崎琴子さん→彪峰いつかさん
D10 ひかりのかみ         水城翼さん
D11 多眼の種           だもさん
D12 ゲーム世界に転生して     あまねさん

終わったーー!
アヤキさんと耀華さんを動かした後、01と09、土岐さんと彪峰さんの組み合わせて半日悩んでました。
(いや、半日ずっと推理だけしてたわけじゃないけど(^^ゞ)

アヤキさんを、『来る』という強力な物証を振りきって02にもってきたきっかけは、アヤキさんのところで『オーブンがチンと鳴く』という一文を見かけたからでしたが、オーブンがチンということ自体は、特に珍しくないですね(^^;)
むしろ、それ以外の音(ブーとかピーとか、音楽が鳴るとか?)がするほうが珍しそうです。
でも、きっかけなので……。

アヤキさんには『〜て(で)来た』(『焼き捨てて来た』のように、経過を表す来た)という強力な物証があるのですが、でも、07では、意気込みの、『執筆の途中で別作品といっていいほど構成を変えた』『変更前のものは枚数がヤバかった』というのと、どうしても合わないから……。
意気込みをあまりあてにするとろくなことないし、具体的な物証のほうが確実だとは思うのですが、07に『〜来た』があるのは一箇所だけなので、偶然の変換揺れ、あるいはフェイクの可能性も……と思いまして。

そう思って、アヤキさんの作品をもう一度あちこち見なおしてみたら、砕けた会話に『ー』が多いところとか、『すっごく』とか、いろいろあって02にしたい気持ちで一杯に!
アヤキさん、主に『いく』だけど、たまに『ゆく』も使うみたいだし。
これだったら、構成を大幅に変えたとか、当初の構成だと枚数がヤバそうだったというのも分かる。
うーん、でも『来る』が……。
悩みましたが、これはもう、賭けです。

そうしたら、空いた07にくるのは、一文の情報量の多い文体から、耀華さんでは?
なにしろ文章の量が少ないので、変換などはヒントが少なくてお手上げなのですが、耀華さん、いかにもフェイクしてそうな雰囲気出してたし。
そういえば、これ、前回の『セミ』と同じくらいアホ推理なんだけど、耀華さんの作品、カーテンを開けるシーンがやたら多いかも!(笑)
たまたま話の内容的に室内窓際のシーンが多かったってだけかもしれないけど……。

というわけで01と09、綾峰さんと土岐さんですが、お二人とも、特に彪峰さんについては膨大な特徴を収集したにもかかわらず、それが現れてる作品がDブロックにない。
これはかなりのステルス仕様とみなすしか……。
でも、土岐さんも、どっちが土岐さんだとしても、多少はフェイクしてるはず(単なる変換揺れかもしれないけど、土岐さんが自サイトでは一度も使っていない変換が複数)。
お二人ともにフェイクをされてては、変換等では調べようがない!
やっぱりフィーリングしかないのか?
だとしたら、私、分が悪い賭けとわかっていても、土岐さん=09に賭けてみたいんだけど……。

と、思いつつ、時間の許すかぎり、お二人のサイトを巡って、さらにあれこれ特徴をピックアップ、09、01と比較。
物証的には、彪峰さん、やや優勢。
でも、雰囲気的には、土岐さん優勢(わたしのイメージでは)。
しかも、物証も、100-0ではなく60-40くらいの感じで土岐さんにもそれなりの分があるので、なかなか思いきれない……。

でも、彪峰さんちで『そのことばは、飴玉と一緒に舌の上で転がすに留め置いたのだった。』という一文を発見するに至って、ついに、09を彪峰さんにするふんぎりがつきました。

結局、土岐さんは見直し前と同じ01に戻りましたが、今日、あらためて土岐さんのサイトを見てゆくうちに、01もたしかに土岐に見えてきたので、やっと私も本当に納得。
丁寧だけどやけに押しの強い語りかけ、それが、一方的に語るだけじゃなく、やたらとこっちに問いかけてくる感じが、それらしいです。
漢字変換が一部違っているのが、ずっと気になっていたのですが、フェイクかもしれないし、単なる揺れかもしれません。



2016年02月26日(金) 覆面7Bブロック推理結果修正版


最後の最後まで悩み続けて仮配置を寝かせてあったBブロック、これ以上迷っていても埒があかないので、えいやっとファイナルアンサーです。

B01 君は光             小高まあなさん
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さん
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん
B06 クビをキレ           木菟みるくさん
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん
B10 龍呼舞             五十鈴スミレさん
B11 祈跡満つ            藍間真珠さん

正直、最後の一人、藍間さんには、いまだに納得がいっていないです。
でも、他が全部埋まっちゃって行くところがないから……。

藍間さんをなんとかして他に動かせないか検討するために、既に配置した箇所を軒並み再検証してみたのですが(小高さん、曽野さん、あかねさん、彩真さん、みるくさん、つづりさん、生駒さん、並木さん)、その都度、その人がそこである新たな物証が見つかって、確信が深まるだけという結果に。

いまいち確信が持てずにいるのは五十鈴さんと恵陽さんだけですが、それも、お二人がそれぞれ配置した場所に疑問があるからではなく、今、配置してある箇所はそれぞれ確かにとってもその人らしいと思っているのです。
ただ、恵陽さんはどうしてももう一作書いているような気がしたり、五十鈴さんは藍間さんと実は逆であるという一抹の疑惑が拭えずにいるだけで……。

正直、今も、もしかすると10が藍間さんのような気もするし、11は五十鈴さんのような気もしています。
というか、恵陽さんと五十鈴さんがそれぞれ02と11、10と11の二作ずつを書いていて、藍間さんがどこにもいないような気がします。
もし、やっぱり11が五十鈴さんだったら、第一次アンサー−では当たってたの見直した結果の失敗になるから、ダメージ大きそう……(^^;)

でも、もうどうしようもないので、正解発表後に「ぎゃー!! やっぱり五十鈴さんと藍間さんが逆だった!」と叫ぶ自分の幻を見つつ、諦めて確定しておきます。

リアルタイムで書き溜めておいた、ここまでの推理経過。

***********

推理経過(その8)

まだ迷ってる恵陽さんと藍間さん。
まさかこの組み合わせでこんなに迷うはめになるとは……。

いくら推理をやり直しても、結局、やり直す前と同様に「消去法で決めた最後の一人が合わないからどっか前の方で間違ってるはず」状態なんですが(^^;)
その、最後の一人が、五十鈴さんから藍間さんになっただけで(^^;)

11は恵陽さんっぽくも藍間さんっぽくもあるけど、02は恵陽さんっぽいけど藍間さんっぽくないから、多少の矛盾点には目をつぶって、やっぱり恵陽さん02、藍間さん11にしてしまうべきか……とも思うんだけど、でも、11はやっぱり、読点の打ち方が、藍間さんより恵陽さんに近い気が……。
それに、『さきんじて』が恵陽さんちにあるとか、11で『揺すぶられ』があるけど藍間さんは『揺さぶる』を使ってるとかの、細かな一致・不一致が、どっちにもそれぞれあるけど恵陽さんのほうが一致率高いとかの事実が……。

でも、ぶっちゃけ、どうしても藍間さんが02であるとは思えなくて。
藍間さんが論文調を書いたら、もっとガチにガチガチな感じになるんじゃないかと思うんですよね……。
02は、普段本当に論文的なものを書く人が書いたものには見えない。
でも、ファンタジー世界の住民が書いたものというキャラ作りで、わざとほんわかムードにしてるという可能性も考えたのですが、それにしても、うーーん……。

02、『貴賤の謂れなく』とか『息をするようにわかる』とか『礼儀を具えた』とか、特徴的な言い回しがけっこうあるのですが、頻繁に使うような言葉ではないので、誰かのところで簡単に見つかるとは思えないし、非常に困ります。
でも、恵陽さんだと思えば、そんな物証が必要ないほど恵陽さんっぽい……。

ところで、あらためて考えこんでみたのですが、私がずっと自分でもよくわからないまま『恵陽さんの匂い』と言ってた匂いの主成分は、おおらかさのようです。
あと、内容の優しさ・温かさ、キャラの口調のざっくばらんな親しみやすさと地の文の重々しさが一体となった感じを、前の推理の時に書いた、『どっしり構えて飾り気のない、門が広く開いてる大きな建物(←オレンジ系の温かな色合いの、角に丸みがある柔らかめの石で出来てる)』というイメージに脳内で変換していたようです。

その匂いが、やっぱり、02から匂う!
うーーーーん、やっぱり恵陽さんは02でいいんじゃない?
11があるから迷うけど、これ単体だったら絶対迷わないはず。

ということは、もう、多少不本意でも覚悟を決めて藍間さんを11にするしかないんじゃない?

そう思って、もう一度、11を藍間さんに確定してしまうべく見比べてみたのですが……うーん、やっぱり、ことごとく違う!!
なんで!? おかしい!

あんまり納得いかないので、もう一度、04を検討できないかと、あかねさんと04を見比べてみましたが……うーん、やっぱりあかねさんだよね……。
『ふり向く』『ゆらりと(立ち上がる)』という新しい物証も見つけてしまったし、「〜〜って」という語尾も見つけてしまった。

曽野さんも、とんこうの件で、もう動かし難くなってしまったし。

もしかしてこれは、もっと早い段階であまり検証せずに確定してしまった箇所のどこかが違っていたのでは?

他に動かせるかもしれないところは……と、見回して、まさか07(吸血鬼)では? と。
内容的には、意外とあるかもしれない……。
それに、ここ、最初の頃に、あまり検証せずに当てはめてしまったし。

でも、あまり検証せずに当てはめたというのは、それだけ明白だったってことなんですよね。
あらためて見てみたら、やっぱり、『瞳を何度かまたたかせ』(←『またたいて』ではなく)という使役形(?)の多用、『〜ではない』とうい言い回しの多用など、やっぱり彩芭さんです。
ちなみに、藍間さんは、『〜じゃあない』を多用します。
『〜ではない』でも『〜じゃない』でもなくて『〜じゃあない』なのが、かなり目立ってます。

08のメガネ男子は……内容的に、ヒロインのキャラ的に、藍間さんぽくない。
藍間さん、現代ものも恋愛ものも書かないではないけど、こういうイメージは全くない。

あり得るとしたら、09か10なんだけど……。
09は、どうしても並木さんだよね……。

じゃあ、11以外では、もう10しかありえないんじゃない?
私、最初、藍間さん10にしてたよね……????
でも、10でも藍間さんとはいろいろ違ってたはず。
でも、11もいろいろ違いすぎたし、どっちでも、いろいろ合わないのは同じ……。

ここへきて突然、いつの間にか藍間さんと五十鈴さんの一騎討ちになってたけど、藍間さんが10で五十鈴さんが11の場合、藍間さんはイメージも文体は合うが変換や語彙など細かい部分がことごとく違う。
五十鈴さんはあきらかに文体が合わない。
逆の場合(五十鈴さんが10)、五十鈴さんはイメージも文体も合うけど、藍間さんは何かちょっと違う。
いずれにしても、どっちかは何かちょっと違うとういことに……。

そして、11の変換や語彙はきっとフェイク入ってる。
『咽』とかもそうだけど、『いま頃』なんていうのもフェイク臭い(←もし地だったらごめんなさい、別に悪いとか変だと言ってるわけじゃないです)。
漢字開き気味の人は『今ごろ』、閉じ気味の人は『今頃』という場合が多いかと……
『舌をふるう』なんていう言い回しも珍しい。(『弁舌を振るう』なら見かけるけど)
あと、11は『ゆく』派なんだけど、藍間さんも五十鈴さんも恵陽さんもあかねさんも、みんな『いく』派のような……。
ほんとうに(←変換を真似てみた)11は、何から何まで怪しい作品です!

藍間さんと五十鈴さん、どっちにしても11にした人は合わないなら、10にした時に物証が多いほうを10にすべきかなあ。
だったら、五十鈴さんが10で、11が、フェイクしまくった藍間さんか。
でも、普段開いてる漢字を閉じたり、普段と違う変換を選ぶ(咽など)ことはあっても、『揺さぶる』と『揺すぶる』みたいなところをフェイクするとは思えないんだけど……。
でも、私がたまたま藍間さんのサイトで『揺さぶ』ってるのを一箇所見つけただけで、他の箇所は『揺すぶ』ってるのかもしれないし。

でも、普段『関わらず』を使ってる人(藍間さん)がフェイクのために『係わらず』を使うだろうか?
でも、今調べたら、五十鈴さんも『関わらず』派みたい?
でも、それを言ったら、このブロックに普段『係わらず』を使う人はいるのか?
もしかして、私が候補にしてない作者さんで、『ゆく』派で『係わらず』派で『いま頃』派で『咽』派という人がいたりするのだろうか……。
でも、それを調べるのは至難の業……。

その後、一応、『いく/ゆく』だけは調べてみたけど、普段から『ゆく』派の人は、このブロックには一人もいなかった。
でも恵陽さんが時々『ゆく』も使ってた。
恵陽さん、せっかく02に戻ったところなのに、また11かもしれない疑惑がぶり返しただった……(^^;)
11、細かい物証では圧倒的に恵陽さんなんですよね……。
藍間さんっぽくも五十鈴さんっぽくもなくて、恵陽さんらしい要素がいっぱいあるけど、でも恵陽さんは02に決めちゃったし……。
藍間さんや五十鈴さんが02とも思えないし……。
堂々巡りが止まらない……(T-T)
於來さんの真似して、ウガー!

うん、でも、『ゆく』派の人が一人もいないブロックで、偶発的に一回だけではなく毎回きっちり『ゆく』を使っていることで、11がやっぱり手の込んだフェイク作品であることが証明されました。
しかも、一見していかにもフェイク作品とういのではなく、覆面参加作だからフェイクを疑うけれど単体で見たら特に不自然さのない普通の作品(しかもハイクオリティ)という、とても高度なフェイク作です。
(もし単なる表記揺れで、フェイクのつもりじゃなかったならごめんなさい!)

で、藍間さんは歴戦の名探偵さんだから、しようと思えば変換フェイクも文体フェイクもお手の物のはず!
探偵がどこを見ているか知り尽くしてるってことは、すなわち、どこをどうフェイクすれば探偵を惑すことができるか熟知しているということだから。
だから、手練のフェイカー(フェイクが巧みなだけでなく、作品の完成度とフェイクを両立させてる)の匂いがする11は、藍間さんで!

……と言った後、ここへきて、なんとか五十鈴さん=10説を補強する物証を得ようと再訪した五十鈴さんのサイトで、11と似たような魔法シーンを見かけちゃったし、前に五十鈴さん=11にした時に根拠の一つにしたおじさん&少女ものも、さらにもう一つ見かけちゃったし。
(おじさん&少女が好きな人はいっぱいいるけど、五十鈴さんちでみかけたおじさんは、特に渋カッコいいとかのオヤジ萌え的な描写がなく、ただ単に年がいってるだけな感じがして、そのテイストが、11の元神子のおじさんと近い気がするんです……)
あと、11は、改行や空行の入れ方が、見るからに藍間さんより五十鈴さんに近いし。
『強い声』という言い回しも発見した。
うーーーーん……。

まあいいや! この際、見なかったことにしよう!(笑)
恵陽さんちに『先んじて』や『ゆく』があるのも、藍間さんちに『揺さぶる』や『関わらず』や『手のひら』があるのも、五十鈴さんちにおじさん&少女モノが複数あるのも、私は何も見なかった!(笑)



2016年02月16日(火) 覆面7Bブロック推理経過4(仕切り直し・2)

昨日、恵陽さん=11説は撤回予定……と書いたけど、あらためて恵陽さんと藍間さんと11を見比べていくうちに、やっぱり11は恵陽さんのような気がしてきました。
おかしいなあ、ここは藍間さんじゃないと都合が悪いのに!(笑)
そう思っててもなお恵陽さんに見えちゃうってことは、本当に恵陽さんなのでは……?
恵陽さん、『先んじて』って言葉も使ってるし(11では『さきんじて』)

11、漢字を開いたり閉じたりは明らかにフェイク入ってるし、『咽』など、変換にも絶対フェイク入れてる。
だから変換では推理できないと思うし、語彙も、絶対、普段は使わないような言葉をわざと使ってるに違いないのですが、でも、文章そのものは一人語りとか昔話調とかレポート形式とかの特殊手法じゃない普通の文章なので、文体を見れば分かるはず……。
これ、接続詞の後に読点が入る率が藍間さんより高いです。
あと、『揺すぶられ』という表記がありますが、藍間さんは『揺さぶる』を使ってます。(す、じゃなくて、さ。ちなみに、恵陽さんがどっちを使うかは不明。サイトで発見できませんでした)

なぜいったん違うと思いかけた11=恵陽さん説をなぜ復活させたのか、またしてもメモをサボってたので理由が説明できなくなっちゃったんですけど(『さきんじて』と『揺すぶる』しかメモしてなかった)、でも、この作品、読んでる最中は「藍間さんよりむしろ恵陽さんっぽい」とか「これは曽野さんではない」とか思うのに、ちょっと目を話した途端、そのたびに、「あれ? なんで恵陽さんだと思ったんだろう? 理由あったっけ?」とか「やっぱり曽野さんの可能性もあるのでは……? なんでその可能性を除外したんだっけ???」」 となる不思議な作品なのです……。
(たぶん単に私がちゃんとメモを取らないのと、感覚頼りで根拠のない推理をしているせい(^^ゞ)

今も、何故、やっぱり藍間さんではなく恵陽さんだと思ったのか、どうして曽野さんを候補に入れていないのか、説明できなくなっちゃったんですが、曽野さんや藍間さんじゃない根拠はともかく、恵陽さんだと思った根拠は、ちゃんとあったのです。
ただメモし忘れただけ。
何かあったんです!
(……というか、やっぱり『匂い』?)

じゃあ、やっぱり藍間さんは02にするしかないのか?

ここで、ずっと、消去法的に当てはめてあった曽野さん=03を、ちゃんと確認してみることにします。
03には、ムリ、 ムシ、イヤなどの片仮名がありますが、曽野さんには、子どもの口語調一人称の時、幼さを出すために(?)、普段は漢字や平仮名でかくだろうカゼ、クセなどを片仮名にしている例があります。
同様の場合に、『している』ではなく『してる』的な『い』抜きもしています。
それが03にもあります。

漢字の開き方は、女子中学生一人称ということで開き気味にしてあるのかもしれませんが、曽野さんは普段からベーシックな用語(わかるとかできるとか)は開き気味なので、だいたい合ってます。
一文は短めで読点は少なめ、接続詞の後に読点を打たない率が高いところも合ってます。

曽野さんではないと思う理由も特にないかわり、積極的に曽野さんであると言い切れるほどの物証も特にないので、もっと曽野さんらしいものが他にあったり、曽野さんをここからどかすことで他の辻褄が合うようなら動かしてもいいのですが、でも、現時点では、曽野さんをここからどかしたからといって、藍間さんや恵陽さんがここにハマるとは思えないので、あえて動かす必要もない。
ということで、曽野さんは第一次回答どおり、03で。

そしたら、もう、藍間さんは02しか空いてないじゃないですか。
でも、藍間さんがこういうの書くイメージが全くない!
しかも、見れば見るほど、やっぱり恵陽さん臭するし!
恵陽さん二人いる?
そして藍間さんは一人もいない?
藍間さんには、「これが出てきたら藍間さんだ!」という特徴が沢山あるのですが、この中に、その特徴が反映されてる作品がないような……。

この台詞、もう何度言ったか分からないんだけど、やっぱり、この二人でこの二作という前提が間違っているのか……?
でも、他にもう空いてる場所がないんだよね……。
他の箇所は、曽野さんの03以外、もう、動かしようがなく確定してるから……。

もう、藍間さんを消去法で02にしてしまおうかと、何度思ったことか。
そういえば藍間さん、教科書っぽい体裁だの報告書形式だのの同人誌作ってるから、こういうお遊びが好きなのかもしれないし……。
もしかすると、私が見たことないだけで、藍間さんがレポート風の文章を書くと、こういうふうなるのかもしれないし……。
うーん、でも、そうは思っても実際に読んでると(この文章、藍間さんが書くだろうか?)というのが続出な気もするし……。
うーーーーん、でも、そもそも私が藍間さんの何をどこまで知っているというのか。
(いろいろと翻るのや強い女性や擬似家族や背中合わせやお姉さん&幼女や腹の探り合い=萌えツボ以外で)

いくら考えても、何度見なおしても、結論が出ません!
もう、これ以上、いくら考えてもどうどうめぐりのような……。

そうだ! カンニングの旅に出よう

……(カンニング中)……

……アヤキさんの推理で、曽野さんの在住地である富山に『東高(とんこう)』があると知る!
そして、検索して見てみたら、確かに制服は古風で、今時の女子中学生ウケするものではなさそうな……(^^;)
やっぱり03は曽野さんだったんだ!
やったー\(^o^)/ アヤキさん、ありがとう!

でも、結局、推理してる人数が少なすぎて、問題の恵陽さんと藍間さんについては、カンニングしても答えはでないままでした……。

もうAブロックは諦めたから、ここが最後だし、藍間さんと恵陽さんについては、もうこれ以上いくら考えても結論でなさそうで、後はえいやっとサイコロでも投げてどっちかに決めるだけなので、最終結果はギリギリまで粘って出そうかな……。
要するにギブアップで、力尽きました……(o_ _)o バタリ

とりあえず、現段階での、ファイナルアンサー一歩手前の回答をぺたり。
(昨日貼り付けたのと変わっていません)

B01 君は光             小高まあなさん
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さんか藍間さん
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん
B06 クビをキレ           木菟みるくさん
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん
B10 龍呼舞             五十鈴スミレさん
B11 祈跡満つ            藍間さんか恵陽さん

それにしても、五十鈴さんを動かしたことで大移動が始まるかと思いきや、動き出したのは五十鈴さん以外には藍間さんと恵陽さんだけでしたね。
他は、一旦は疑ってみても、結局第一次回答と変わらず……。
第一次回答と変わったのは、02(恵陽さん→恵陽さんか藍間さんとどっちか)10(藍間さん→五十鈴さん)11(五十鈴さん→恵陽さんか藍間さんのどっちか)の三箇所です。
もし恵陽さんが02のままということになれば、ただ藍間さんと五十鈴さんが入れ替わっただけという結果になるかも。



2016年02月15日(月) 覆面7Bブロック推理経過3(仕切り直し)

予告通り戻ってきました、Bブロック!

最後に消去法で当てはめ、「ずいぶん違うけど、きっと渾身のフェイク!」で無理やり片付けた五十鈴さん=11が、いくらなんでも文体違いすぎる気がして、ずっと気になってたので……(^^;)
最後の1人が合わなかった時に『きっとフェイクだから!』で強引に片付けた推理が、これまで合っていたためしはない!

ここ、最初のブロックだったので、後のほうで時間が無くならないよう、とにかく大急ぎで進めてしまったんですが、今にして思えば、ここの結果って、他のブロックだったら仮配置に当たるものでしたね……(^^;)

まずは、その、見直し予定の第一次回答をぺたり。

B01 君は光             小高まあなさん
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さん
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん
B06 クビをキレ           木菟みるくさん
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん
B10 龍呼舞             藍間真珠さん
B11 祈跡満つ            五十鈴スミレさん


ここで、私が五十鈴さんを11に当てはめた時の日記を振り返ってみます。

******
『ここさえ組み合わさってしまえば、全部、きれいにパズルがはまるんですよね……。
そういう期待で目を曇らせちゃうと失敗することが多いんだけど、でも、当てはめたいなあ……。
当てはめていいかな? いいとも!(←心の中の探偵と悪魔の問答)』
******

これはひどい! 完全に敗北フラグ!(笑)
いつもこれで失敗してるのに、性懲りもなく、また悪魔の誘惑に負けてた私……(^^;)
いっつも、この誘惑に負けて失敗するんですよね……。
わかってるんですけど、わかってるんですけど、毎度毎度、悪魔の囁きに屈してしまう……(^^ゞ

見直したいのは、問題の五十鈴さんの他、五十鈴さんと逆かもしれない疑惑が拭い切れない曽野さん、何の証拠もなく『っぽい』とか『匂い』だけで当てはめてしまったままの恵陽さん、あかねさん、そして、もしかしたら五十鈴さんと連動して移動があるかもしれない藍間さん。

なにしろ、藍間さんについては、自分の日記を読み返すと、漢字変換などの物証は明らかに違うと言っているのに、萌え傾向だけで無理やり当てはめてたので……(^^;)
(←ここも敗北フラグ!)

というわけで、まずは、一番自信がなかった五十鈴さんを検証すべく、五十鈴さんの文章をじっくり眺めた上でBブロック作品を見直していきます。
すると、候補に上がってきたのが10。

五十鈴さん候補として10が浮かんだきっかけは、『ブツリ、と音がして』『フイ、と』『スッと』 など、カタカナのオノマトペと、その際の読点使いです。
『ぶつりと音がして』でも『ぶつり、と、音がして』でも『ふいと』でもなく↑の表記。
10には、他にも、『きらきらと』ではない『キラリ、キラリと』から始まって、
ピタリと ヒラヒラリと クシャリと  シャラリと ケロリと ブラリと ポツリ
など、最後にリがつくカタカナのオノマトペが非常に多いです。

そして、五十鈴さんのサイトにも、『くすっと』でも『クスっと』でもない『クスリと』、『ひやっと』や『びくっと』ではない『ヒヤリ、と』『ビクリと』など、同様のオノマトペがけっこうな確率であります(もちろんそうでないのもあるけど)。

で、その際の読点も、『ヒヤリ、と』『ケロリ、と』となる場合が多々あって(『ヒヤリと』『クスリと』『にこりと』等の場合もあるけど)、この読点の使い方は、藍間さんにはあまり見られません。

片仮名率と『〜り』率については、藍間さんも『ふらりと』『ふわりと』等を使うけど平仮名である率が高いです(『カツリと靴を鳴らす』など片仮名のケースもあるけど確率低め)。

これをきっかけに10に目をつけて、よく見比べてみると、文章自体も類似点が。
『どちらにも見える、という言葉』(←10より)みたいな読点の使い方。
(五十鈴さん文例:『それくらいなら、とうなずいてしまった』)
『私は理解していた』とか『初めて楽しみに思えた』とか『私は残念に思った』とか、ストレートに書くところ。
上記の例文は全部10から持ってきたものですが、五十鈴さんは内容に比して言葉数が少ない作風なので、よくこういう端的な書き方をしているように思います。
10で見かけた『けれど声も言葉も真剣で。』『胸に手を持っていき。』みたいな連体止め(?)も、五十鈴さんも効果的に多用しています。
10にあった『距離を詰める』という言い回しも、珍しくはないけど五十鈴さんのサイトで同じニュアンスで使われてるのを複数見かけたし、これも珍しくないけど『口づけ』という変換も。

どれも単独では珍しくないものばかりだけど、他の誰も書かないような変わった文章ばかり書く人なんてそうそういるもんじゃなし、かなり似てることには間違いないかと。

というわけで、10は藍間さんではなく五十鈴さんだった!
考えてみれば、10は、確かに藍間さんが好きそうな要素がいっぱいだけど、だからといって、イコール藍間さんが書いたとは限らないですよね。
よっぽどの特殊嗜好じゃないかぎり……(^^;)
(例えば、世の中にある私好みの作品が全部私の作品だったら、日本の文学界はすごいことに!(笑))

よし、最後の一箇所、五十鈴さん=11が合わないという問題は、これで解決!

じゃあ、空いた11は誰が書いたのか?
今、シャッフルの場に出ているのは、藍間さん、曽野さん、恵陽さん、あかねさん。

Bブロックを見直すそもそものきっかけは、五十鈴さん=11があまりにも合っていないことによる『曽野さんと五十鈴さんが逆である疑惑』だったので、ここで曽野さんを11に当てはめられてしまえば、順当ぽいのですが……、これ、やっぱり私には、曽野さんには見えない。
ちなみに、この時点で念のため読み返してみた03(現・曽野さん候補)は、やっぱり、女子中学生の着ぐるみを着た曽野さんに見えました。

首をひねりつつ、11をじっくり読み込むと、なんとなく、恵陽さんに見えなくもないような……?
11、漢字変換とか語彙とか、いかにもなフェイク臭があるのですが、フェイク臭によるマスキングの下から、恵陽さんっぽい匂いがしてこないでもないような……?

細かく見比べてみると、確かにいろいろ似てるんです。びっくりするほど共通点ある。
古めかしい言葉遣いの数々はいかにもフェイクっぽいですが、恵陽さんは、ライトなノリの作品でも、実はかなり古めかしかったり格調高かったりする単語や言い回しを使うことが、たまにあります。
『警備の兵とて数はあれど』とか『何事か発しようと口を開き』とか『誰あろう』とか、キャラのしゃべり口調は親しみやすく砕けてるわりに、地の文は時々意外と重々しい。
だから、書こうと思えば11みたいなのも書けそうな方ではあります。
読点のリズム始め、文章の匂いも、やっぱりちょっと似てるかも……?

で、検証してみた結果、こまかな類似がどんどん出てきた……はずなのですが、メモしておかなかったので忘れてしまいました。
でも、後述しますが、実はもう恵陽さん=11説は取り下げ予定なので、忘れてしまった細かな類似は、今はあらためて掘り返さないで、次に行きます。

さて、いったんはここで恵陽さんを11に置いたので、残るは藍間さん、曽野さん、あかねさんと02、03、04になりました。
……が。
この組み合わせって、やっぱり無理がありません?
曽野さん、あかねさんはいいけど、藍間さんがどこにもいないような……?

ここで、藍間さんの候補を増やすべく、01=まあなさんを疑ってみることに。
……再検証の結果、やっぱりこれはまあなさんです。

根拠は、まず、『●●してもねー』という長音使い。

恐る恐る尋ねると、
「本当ですよ」
 あっさりと言葉を返された。

という台詞前後の処理。

サイトにも

 私は笑ってそう言うと、
「今後とも」
 付け足した。

 そうこうしていると、
「真緒」
 いつものように隆二さんがやってくる。

などがたくさんありました。

これ、実は全然珍しくなくて、例えばあかねさんにも

 〜〜その時、
「今日はよろしく」
 聞き覚えがある声がした。

……などの例があるのですが、あかねさんはこの同じ手法を別の作品に当てはめる根拠の一つにしてる(そして別の根拠でこの作品には当てはまらない)ので、ここでは除外。
すごく珍しくはないけど、やらない人はやらない手法なので、多少の補強材料にはなるかと。

接続詞の後に読点が来る率が高いのも似てるし、その他、文体の類似が無視できないレベル。

探偵としては気にならずにはいられない『ーー』(←二連ダッシュの代わりに長音記号二連使い)とか『云う』は、フェイクでしょう。
まあなさん、短時間で書いたらしいですが、このフェイクなら、時間がなくても簡単に出来ますから。

まあなさん=01を一応疑ってみたのは、サイトの既存作品とあまりにも設定が被ってるのがかえって心配だったからで、否定材料とも肯定材料ともどっちとも取れてしまうこれが今回は肯定材料だったんだと思うことにしておきます。

というわけで、藍間さん候補を増やす試みは挫折。

さらに、生駒さんも見なおしてみるも、やっぱり眼鏡男子であることを再確認するに終わる。
みるくさんも一応見なおしてみるも、ここも、やっぱりクビだろうという確信が深まるという結果に終わる。
何か物証あったはずなんだけど、メモしておかなかったので忘れちゃったんですが、前の推理結果から変更ナシだから、もういいですよね。
これが他の人だとは考えられない、ありえない。

あ、そうそう、一部算用数字を使うこともあるという点は確認してOKでした。
そういえば、生駒さんも一部算用数字使うんだけど、どういう時に使ってどういう時に使わないか確認して、合ってると思いました。

結局、藍間さん候補は増やせなかったので、こうなったら、やっぱり、藍間さんは02、03、04の中から選ばなきゃいけないのか?
私の中では03曽野さん、04あかねさんだから、そうすると自動的に02になっちゃうんだけど、ちょっとそれは、あんまりにも不似合いでは……?
もしかして、恵陽さんを動かす必要無かった?

もしかして、02ではなく03か04が藍間さんなのか?

だとしたら、曽野さんかあかねさんのどっちかが02ってことになるけど……。

でも、私には、曽野さんが02だとはどうしても思えない。
03でない可能性はあるけど、02ってことはないと思う。(理由は自分でもよくわかんないけど!)

だったら、あかねさんを見直す?

そう思って、あかねさん=02を試す前に、まだあまり検証してなかった現時点での組み合わせ、あかねさん=04を再検証してみることに。

結果。
……やっぱ、あかねさん、ここでいいんじゃない?

さっきまあなさんとの比較で上げた、台詞前後の処理。
ハズレとかケガとかの片仮名表記。(あかねさんのサイトに『アタリ』が有り。当たりがアタリなら外れはハズレでしょう)
ため息、気怠い、のんき、何故、いい、是非とも、褒め讃える等の変換。
特に『褒め讃える』(ほめるとたたえる、それぞれに褒める・誉める、讃える・称える・賛える・頌えるというバリエーションがあって何通りもの組み合わせが可能な中での一致)はポイント高いですね。

じゃあ、やっぱり、藍間さんが02になるしかないのか……?
それを検証する前に、恵陽さん=11説を疑うほうがいいのでは?
恵陽さんはもともと02にしてあったわけで、むしろそっちのほうが私にとっては自然なんだし。

というわけで、これから、藍間さんと恵陽さん、02と11を見比べて、藍間さん=11の証拠があればそれで確定します。
曽野さんと五十鈴さんが逆かもしれない疑惑でBブロックの見直しを始めたはずなのに、曽野さんは03からぴくりとも動かず、なぜか藍間さんと恵陽さんが一騎討ちという予想外の事態に!

新しい仮配置をぺたり。

B01 君は光             小高まあなさん
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さんか藍間さん
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん
B06 クビをキレ           木菟みるくさん
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん
B10 龍呼舞             五十鈴スミレさん
B11 祈跡満つ            藍間さんか恵陽さん



2016年02月13日(土) クロッカス開花記録

恒例の、クロッカス開花記録です。
今年は2月12日に開花に気がつきました。
クロッカスは昼間の日のあたってる時間しか開かなくて、仕事の日や雨の日は咲いてても気がつかないから、もしかしたら数日前から咲いてたかもしれないけど。

去年は2月20日に咲いてるのを発見。
これも数日前から咲いてたかもしれない。

今年は暖冬だからやっぱり早かったですね!
これからまだまだ寒い日もあるはずのなのに、どんどん日が長くなって、木の芽も膨らんで、ロゼッタ状だった草花の茎も立ち上がり始めて、寒い日でも窓越しの日差しはすっかり春めいてて、そんな様子だけ見てると、うっかり、もう春になったと勘違いしそうです。
実際、暦の上ではもう春なわけだけど。

覆面推理は、ずっと見直したかったBブロックに戻ってきました。
昨日、ちらっと見てみたら、さっそく移動させたい箇所が見つかりました。
どこを見てたんだ、二ヶ月前の私……。
続きができるのは明後日かな。



2016年02月12日(金) 覆面7Fブロック推理結果+推理経過(その7)

Fブロックの推理、やっと結果が出ました。

F01 空蝉ばかりが残された       碓地海さん
F02 名前のない色           佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            すずさん
F04 子連れ天使            jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   茅さん
F06 イ●カに●った●年        西禄屋斗さん
F07 光の真実              財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     ネジ子さん
F09 虹色クジャクと北の森       百里芳さん
F10 聖泉鏡              鈴子さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     三和スイさん


********
推理経過(その7)
(3日分くらいなので長いです!)

さあ、カオスに突入しました!
(ずっと前からカオスだけど!)

ここから先は、カンニングしても答えは見えない!
さあ、どうする!
もう、どの人もさんざん材料探しはしたので、これ以上、推理材料見付けるのは難しそうだから、ある程度思い切って決めちゃうしかない!

うーん、やっぱり算用数字を信じて、鈴子さん06にする?
うん。鈴子さんはフェイクをしない!
今までもしてなかったし(確認できる範囲では)、それで、あえて今回してくる理由もない!
今までは作品を出すだけで推理に参加する余裕無かったけど今回は頑張るぞーって時だったら、張り切って、今までしなかったフェイクをしてくる 可能性もあるけど、そういう様子もないから……。
サイトの作品で算用数字の時と漢数字の時と両方あるなら、漢数字作品出してくるかもしれないけど、今、確認したら、サイトの作品は、ほぼ算用数字っぽい。
隅々まで調べたわけじゃないから見落としはあるかもしれないけど、あるとしても見落としレベルの頻度のはず。
だから鈴子さんは、01は諦めて06!

そして、ネジ子さんは08!
理由は『願わくば』!
『さっぱりした話』……と言えば言えるような気がする!
あと、ネジ子さんは、身内が当てられなかったと言っていたから、ストーリー的にいかにもネジ子さんが書きそうな11ではない。
(↑勘違いだったことが判明! 身内が外したのはすずさんだった!)
でも、文体に小細工したわけではなさそう。
ということは、ジャンルフェイクのせいで一見印象違うけどよく見ると文章は似てる、みたいな感じかな、と……。
それに当てはまるのは、今残ってる中では08でしょう。

物証としては、百里さんも使ってた『いくぶんか』くらいしかありませんが、読点の頻度的に、この四人と四作の中ではネジ子さんが一番これの可能性が高そうな気がします。
なにしろ、今残ってる人はみんな、接続詞等のあとに読点が来る頻度が比較的高めの人ばかりなのです。
この中で、こんなに読点の少ない文章を書きそうなのはネジ子さんしかいない!

残るは01と11、たいちさんと三和さん。
たいちさんはどっちでもありな気がするけど、三和さんが01はナシなような気がする。

よって、01たいちさん、06鈴子さん、08ネジ子さん、11三和さんで!

あとは最後にもう一度、ある程度の検証を……。

→検証を始めたらますますカオスに。

Fブロック、鈴子さんが算用数字を使った世界と封印した世界、二つのパラレルワールドの分かれてて欲しい……。
そしたら、どっちもそこそこそれらしい組み合わせが出来る。
両方回答にしたい!(笑)

世界A(鈴子さんが算用数字を封印した世界)

01 鈴子さん
06 三和さん
08 ネジ子さん
11 たいちさん

世界B(鈴子さんが算用数字を使ってる世界)
01 たいちさん
06 鈴子さん
08 ネジ子さん(または三和さん)
11 三和さん(またはネジ子さん)

最初のパターンだと、わたし的には、鈴子さんと三和さんがピンと来る。
他ふたりの違和感も、それほどでもない。
二番目のパターンだと、三和さんに違和感が……。

……ここはもう、賭けですね!
鈴子さんが01か06、どっちのパラレルワールドを選ぶか!

(ここでヤケをおこして一旦06を選び、迷いを振り切るためにツイッターに仮説を投稿、その後、その証明をしようとしているうちに、やっぱり違うらしいことに気づいて、更なるカオスに……)

  *

このへんまでリアルタイムで日記書きながら推理してたのですが、その後、日記を書く暇がないまま推理を進めてしまい、このへんからは回想日記に。
なので、細かいことはいろいろ忘れてしまっています。ごめんなさい。

前回の日記の後、引き続き、鈴子さんが01である場合と06である場合、二つのケースを考え、その場合、他の人がどこになるかを考えるも、あちら立てればこちらが立たずみたいな状態に……。

だって、どの作品も、『こういう部分はAさんらしいがこの変換はBさん特有』『かなりレアっぽい一致があるのに、他のもっとありふれた部分がちょこちょこ違う』『Aさんの特徴を検出したと思ったらBさんにも同じ特徴があった』みたいなのばっかりで、全員が二つ以上の作品にそれなりに当てはまってしまう状態で、特に鈴子さんは三人くらいいるような……(^^;)

特に01は、鈴子さんとたいちさん、それぞれと、細かい合致がざくざく。
まさに三つ巴で膠着状態。

でも、じっくり読んでいるうちに、最初は内容的に鈴子さんっぽいと思われたこれが、だんだん、むしろたいちさんっぽく見えてきた……。

そう思えてきたきっかけは、鈴子さんにしてはヒロインがおとなしげでおしとやかだから。
鈴子さんのヒロインは、もっとこう、負けん気やガッツを全面に押し出してくるイメージ。
同じ熱でも、鈴子さんのヒロインは目の中に炎が燃えてて、空蝉のヒロインは胸の奥に埋み火を抱いてる感じ。

他にも、鈴子さんぽくない点として、文末に『である』がない。
鈴子さんは、ほとんどの作品で『である』を使います。
女の子一人称の時も使ってます。

そして、これ、あまりにも作風が違うから今まで気がつかなかったけど、よく考えてみると、どM道とテーマが近いような……?
才能があり性格も明るい弟を愛しながらも屈託を抱く、『兄弟のうち地味で目立たないほう』である兄の葛藤。
そして、たいちさんは、他にも、そういう劣等感とか鬱屈とか葛藤とかを、しばしば描いている。
そして、『私の闇がまた一段と濃くなった。』とか『私の中の澱をそっと乱す』とか『私の感情を陰らせる。』とかの繊細で丁寧な心理描写がたいちさんっぽい。
たいちさんのサイトからそんな感じの心理描写を引っ張ってくると、『僕の心を静かに溶かしていった』『濁っていた頭の沈殿物が一気に沈み』とか、テイストが似てませんか?
あと、01に『ちりちりと胸が痛む』があって、たいちさんが『心がちくちくと痛む』を使ってたり。

でも、でも、じゃあ、これまで見つけた鈴子さんらしい物証は……?(@@;)
『誉める』(←褒めるではなく)という変換とか、あと、鈴子さんは『灯り』だけどたいちさんは『灯』らしいとか……。

悩んでいても埒があかないので、同時進行で、06と鈴子さん、三和さんも見比べます。
06と三和さんは、本当に一致点が多い!
作風も似たものを書いてるし(宇宙人潜入ネタが二作もあるのは逆に否定材料かもですが(^^;))、細かいところもいろいろと一致します。
算用数字も、三和さんもたまに使ってます。
でも、前回の日記でも書いたように、鈴子さんのほうが年齢的にふさわしそうだし、細かい部分の具体的な一致は多いかも。
(いずれも、その『細かい部分』はもう忘れちゃいましたが……。でも、けっこう「お!?」と思うような一致点もあった……はず!)

さらに並行して、三和さんとたいちさんと、一応ネジ子さんも含めて、11と見比べました。
もう、あっち見て、こっち見て、カオスです。

やっぱり、この11が一番のクセモノで、他の作品は、それぞれ『あの人もこの人も当てはまる』状態だったのに、11に限っては、だれもぴったり来る人がいない……。
みんな、少しずつそれらしいけど、少しずつ違うような……。

第一候補は三和さんなのですが(ただし鈴子さんが01だった場合)、でも、じっくり見てると、だんだん、やっぱりたいちさんでもおかしくないような気もしてきて……。
でも、たいちさんは01のような気もしてきたところだし……。
そして、(11に三和さんに似た文章を見つけた!)と思うと、そのあとで、たいちさんも実は似た文章を書いていることがわかったり。
(このへんは逐一書き留めておくべきでした! 今は『いろいろ』としか書けない部分も、その時には具体的に見つけてたのです!)

らちがあかないので、こうなったらもう、強引に当てはめちゃうしかないのでは?
よーし、これだ! (←もうヤケ)

F01 空蝉ばかりが残された       碓地海さん
F02 名前のない色           佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            すずさん
F04 子連れ天使            jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   茅さん
F06 イ●カに●った●年        鈴子さん
F07 光の真実              財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     ネジ子さん
F09 虹色クジャクと北の森       百里芳さん
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     三和スイさん

そして、仮説ありきの証拠探しを……。

……が、自分が立てた仮説を証明するための、仮説ありきの証拠探しをしているうちに、やっぱり、どうしてもこれでは合わない気が……。
やっぱり、この四人と四作の組み合わせが、そもそも間違っているのか!?
曽野さんの言うとおり、西禄屋さんがここに混ざるのか!?

しょうがないので、ここで、ずっとナシだと思ってた鈴子さん=10説を再検証してみることに。
そしたら、げげ……ナシだと思ってた鈴子さん=10、アリかも……。
鈴子さん、三人いるんじゃない!? 
鈴子さんが01を書いた世界と06を書いた世界と10を書いた世界、3つのパラレルワールドが必要だ……!
鈴子さんって、毎回、私の中で増殖するなあ……。
覆面のたびに毎回、『鈴子さん大増殖!』って日記に書いてる気がします。

10は、これまでも本当に西禄屋さんでいいのだろうかと、何度も見比べてきたのですが、見比べる度に新たな一致点が見つかり、やっぱり西禄屋さんでいいんだと思い直していたのですが……今回、鈴子さんのつもりで見比べてみると、今度は鈴子さんとの一致点が続々と……!
(でも、その一致点は、西禄屋さんも共通のものも多いのですが)

10と鈴子さんのどこが合ってるかというと、『である』調の文体。(でも、これは西禄屋さんも同様)
その他、細かい点がびっくりするほどいろいろ合ってたのですが、絶対覚えてられると思ってたのに忘れました!!
箇条書きにでもしておけばよかった!
でも、とにかく、いろいろ一致。
でも、その大半は西禄屋さんも同じように一致!(笑)

それでも、どんどん見ていくうちに、これは、と思う物証が。
『口に出すわけには行かない』の『行かない』という変換。
これが、鈴子さんのところにありました。
それから『一ひねり』。『ひとひねり』でも『一捻り』でも『ひと捻り』でもなく。
別に珍しくはないだろうけどちょっと目についたこれが、鈴子さんのところにありました。
『ひょんなこと』もあったし、『〜すんな』『分かんねえ』みたいな撥音便も、鈴子さんとこでも見かけました(……はず。メモしそこねて見失っちゃったけど)。
極めつけは『ほわりと光を帯び』の『ほわりと』。
続く『光を帯び』も、『(目が)光を帯びる』という形で、鈴子さんちにもありました。

というわけで、鈴子さん=10はアリかもと思ったけど、かといって西禄屋さん=10説が否定されたわけでもない……。

なので、10が鈴子さんか西禄屋さんかを決めるために、西禄屋さんが他の作品に当てはまらないかを見てみることに。
候補は、さっきからずっと四つ一組で検討中の01、06、08、11。

01は、ないな……。
08は、内容的にはあるかもしれないけど、文章が違いすぎます。特に読点が違う。
11は、これもさすがにないでしょう……。
やっぱり、あるとしたら06か。

そして、06と西禄屋さんを見比べはじめると……出るわ、出るわ。
鈴子さん=10で出てきたのと同じくらい、続々と一致点が。
『〜こった』もあります。
違ってる点だと思った悲鳴も、西禄屋さんのサイトをさらに見ていくとバリエーションがあり、『キャーッ!』もあったので、別に否定材料にはならなかった……。
決め手は『喋る』。
特におしゃべりするという意味じゃなく、普通に『言う』とも言えるところで『喋る』を使うことが、西禄屋さんにはよくあり、06でも、その使用例が。

「あれを返してくれ」
 相変わらずぎこちない南洋語で青年は喋った。

一箇所だけだから偶然かもしれないけど、これはわりと特徴的なのでは……?
(と思ったら、たいちさんのサイトにもあったけど、無視(笑))

その他、いろいろあった一致点を、みんな忘れてしまったのが悔やまれますが、とにかく、見比べながら逐一(あーっ!)と思うのに十分だったことは確かです。
『蒼褪める』という変換は違いましたが(西禄屋さんは『青ざめる』)、鈴子さんも、たしか三和さんも『青ざめる』だし、普段そんな変換をしてる人はあまりいないと思うので、ここはフェイク、またはたまたまと解釈していいんじゃないでしょうか。
算用数字使ってる段階で、フェイクする気まんまんなのは明らかなわけですし。

このブロック、西禄屋さんを筆頭に、鈴子さん、三和さん、たまにたいちさんと、『ハッとした』『カッとなった』みたいな時にカタカナを使う人が大勢いるんですよね。
他のブロックにはあんまりいないのに!
で、同じブロックに同じ特徴を持った人が大勢いる上に、参加作品の中にその特徴がはっきり現れている作品が少ないため、ブロック分けのせいで普通なら目立つはずの特徴があまり推理の役にたたないという現象が、ここでもまた……(T-T)

というわけで、ここへきて、西禄屋さんと鈴子さんが入れ替わり!
曽野さんがそうだと言ってからも、ずっと信じてなかったのに……信じてなくてごめんなさい!
曽野さんの言う通りでした! ソノトウリでした!! 曽野さんは正しかった! ザッツ・ライト!

そしたら、残りは01と08と11、たいちさんとネジ子さんと三和さん。
これは、それぞれ、ここまでの過程で有力だと思った作品(たいちさんは01でネジ子さんは08)でいいんじゃない?

三和さんに関しては、ほぼ消去法ですが、一応、最後に三和さん=11を検証しようとしたのです。
で、それなりの一致点をいろいろ見つけたのですが、たいていは、その後、確認してみると、たいちさんからも同じ特徴が検出されるんですよね(^^;)
でも、これはたいちさんには無かった一致点が、『ふり向く』の『ふり』。
ここが平仮名なのは三和さんだけ(サイトに複数の実例あり)。たいちさんは『振り向く』と書く。

そんな些細な根拠しかないし、正直、作風的にこれがすごく三和さんぽいような気は、全くしないんだけど(むしろ、やっぱり06が、作風的には合いそうな気がする)、でも、他はもう埋まってたり合わなかったりで、他にいくところがないので、三和さんはここで!

というわけで、ファイナルアンサー!

F01 空蝉ばかりが残された       碓地海さん
F02 名前のない色           佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            すずさん
F04 子連れ天使            jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   茅さん
F06 イ●カに●った●年        西禄屋斗さん
F07 光の真実              財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     ネジ子さん
F09 虹色クジャクと北の森       百里芳さん
F10 聖泉鏡              鈴子さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     三和スイさん

……もしかして、曽野さんと同じ?
私が遠回りして遠回りして辿り着いた場所に、曽野さんは最初っからいたんですね……。
他のブロックでも(それ以前の過去の覆面企画でも)たいがい思い知ってた曽野さんの偉大さを、あらためて思い知ったFブロックでした。

でも、今でも、01と鈴子さんの偶然とは思えない類似の数々は腑に落ちないし、三和さん=11はどうしてもあまりピンとこないから、11はたいちさんかもしれないしネジ子さんかもしれないという気がしてるし、西禄屋さんと鈴子さんは逆かもしれない気がするし、06を書いた人は西禄屋さんと鈴子さんと三和さんと、三人いるような気がしてなりません……(^^;)
やっぱり、パラレルワールドを三つくらい作りたい……(^^;)



2016年02月09日(火) 覆面7Fブロック推理経過(その6)+追記

今日もリアルタイムだらだら推理日記です。
まずは前回までの仮配置をぺたり。

F01 空蝉ばかりが残された  鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            ☆すずさん
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   ネジ子さんかたいちさん?
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              ☆西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     たいちさんかネジ子さん?

その後、なんとか11候補を探すべく、いったん仮配置した人を見なおしていて、茅さんが過去の覆面作品では必ずしも『いう』を使っていないことに気づく。
というか、サイトでも、常に全部『いう』なわけではない。
茅さんに★を付けた理由はその一点のみで、他はどうやら根拠が薄いようなので、もしかして、茅さん、動かしてもいいんじゃない?

で、連用止め使いということで、いそいそと11を見比べてみたんだけど、うーん、これまた、そうであるような、ないような……(^^;)
何か良い推理材料無いかなあ……と、茅さんのサイトを改めて巡っていたら、突然、ギリシャ神話新解釈モノに行き当たる!
パンドラとプロメテウスとエピメテウスの三角関係!?
そして、最後の一行……
『「パンドラ」は後に、この世に災厄を振りまいた希代の悪女の代名詞となる 』!?
あーっ!!!!! ?

しかも、続けて読んだ次の作品にあった「だけどな。まるっきりなんにもできなかったわけじゃないぞ?」なんてセリフも、05のお兄様のセリフと、なんかテイスト近い気が。
神話ものだけど、しゃべりは現代的なんですよね。

そして、そういえば、05は、内容的にも、家族の愛憎もの。
もしかして、すごく茅さんらしいんじゃ……?
前回のお婆さんのやつとか。
今回のヒロインも、お婆さんかどうかしらないけど、ちょっと年くった女性で、それがこれまでの人生を振り返る……。
ややこしい家族、親子の情、複数の夫との関係……。
似てる! 超似てるよ! 文章の感じも似てる!  超、茅さん!
後で茅さんがこれをパンドラのやつとシリーズにしてサイトに載せても、絶対、違和感ないから!
(実際、茅さんは前に覆面作品を既存作品と連作化掲載してる)
今までなんでこれに気づかなかったんだろう……。

というわけで、いきなり、★まで付けてた茅さんを、05に移動!
05にあった『解る』は、誰が書いたにせよ、どうせフェイク!
普段から『解る』使いであるすずさんだって、全部『解る』に統一はしてないもん。
(『解る』より『判る』を主に使ってる)
それに、すずさんはもう03に行っちゃってるし。
茅さん、意気込みでフェイクしてるって言ってるし!

とすると、空いた09は誰だ……?
うーん……たいちさん?

……と、考えながら作品一覧を眺めていたら、二行だけ表示されてる09の冒頭の『星の光が刺さりそう』という言葉に、ふと、既視感が。
……あーっ! 百里さんだ!

百里さんのサイトで、『光がささる』とか『ぎらぎらと尖る星の光』とか、それに類する感覚の言葉を複数見かけて、これは特徴ある表現だなあと思い、その時百里さん候補だった08(宇宙船)にその類の表現がないか探してみて、(残念、無かった、でも、別に毎回必ずやるってわけじゃなし!)と思った記憶があるんです。
それが、こんなところに……!
作品を開く以前の、タイトルのところに……(^^;)
なんでこれに気が付かなかったんだろう……。(←今日、二回目)

そういえば、百里さんは、『無い』『居る』『様な』などの平易な漢字をときどき閉じてることがあって、08にはそれがなかったので、若干気になりながらも、(毎回必ずではないから)とスルーしてたんですが、童話形式の09なら、普段は閉じる漢字をあえて開いてても不思議じゃない……と、思ったら。
あったよ、『無い』!
09には『無い』があった!

そういえば、百里さん、童話も書いてる。
見に行ったら、その童話にもあったよ、『無い』……。
百里さんは、童話だろうと『無い』を使う人!
しかも、『低い様で高い様で』って、『様』も使ってる!
(さすがに、もう一作あった、もっと対象年齢が低い作風の童話では、漢字は開きまくってて、『無い』も『様』もありませんでしたが)

そう気づいてよく見ると、『ため息』など、漢字変換も合ってます。
あと、百里さんの童話で、ひらがな率が高いほうは、それでも『答え』『畑』などは漢字なのに『いう』は開いてました。
(漢字率が高いほうは、明らかに発言するという意味の時は『言う』、『あっという間』などの場合は『いう』と使い分けられてました)

で、08のほうは、半角Aの他にはとりたてて物証がなく、その半角大文字アルファベットも他の人のところでも見つけてしまったので、もう百里さん説に固執するほどのこともない……。
というわけで、百里さんは08から09に移動!

じゃあ08は誰だ?
今残ってる人は、三和さんかネジ子さんかたいちさん?

ちょっとこのへんで一旦、整理します。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            ☆すずさん
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   茅さん
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     たいちさんかネジ子さんか三和さん?
F09 虹色クジャクと北の森       茅さん→百里さん
F10 聖泉鏡              ☆西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     たいちさんかネジ子さん?(でも、どっちでもない気がする)

11候補を探しに行ったのに、他のところが動いたばかりで、結局、11候補がいないことに変わりがありませんでした……(^^;)

ここで、ついに鈴子さんを、実は特に根拠がなかった仮の指定席から引っ張りだすべきか?
どこへの移動を検討するかといえば、百里さんがどいて空席になった08です。
前から、01も鈴子さんっぽいけど、もしここに百里さんがいなければ、これも鈴子かもしれない気がする……と思ってたので。

でも、鈴子さんはアラビア数字使うんですよね。だから06というセンもありかも。

あっ、そう思ってみたら、鈴子さん、これ、やりそう……(^^;)
こういう、明後日の方向に落とす系、鈴子さんも書く。
年齢的にも、三和さんの年齢(知らないけど、小さいお子さんがいるらしいから)でこのネタはちょっとムリがあるなと思ってたけど、鈴子さんならどんぴしゃだ!
もしかして、算用数字はフェイクじゃなかった!?

(……検証中……)

うーん、特に確実は証拠はないけど、だいたい合ってるんじゃない?
頑張るお仕事ガールだし、軽いノリの作品でも『である』を使うし、会話に長音代わりの「〜」も使うし……。
三和さんの宇宙人作品の存在は、やっぱり『さすがに自作との設定かぶりはやらないだろう』のほうだった?
よし、とりあえず移動!

……と、ツイッターに書いたところで、曽野さんが現れて情報交換。
曽野さんは鈴子さん=10説の模様……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

う〜ん、私、10は西禄屋さんなんだけど……でも、鈴子さん=06には、算用数字以外に、これといった決め手はないなあ……。
で、01はやっぱり鈴子さんっぽいし、06はかなり三和さんっぽいし、『〜』なら三和さんも使う。
あと、鈴子さんの悲鳴は『きゃあぁ〜!!』『きゃああ!』なんですよね。
でも、たまたま拾ってきたのがそれなだけで、当然、時によって他の書き方もするだろうし……。
これは迷う!!
そうだ! 逆に考えて、誰か他の人が01に当てはまらないかを見てみよう!

手始めに、たいちさんのサイトをもう一度確認……。
あれ? 
01のような気は、あんまりしなくて、むしろ、やっぱりたいちさんは11でいいのかも……?
連用止め(?)も、たまにだけど使ってるし、『幼なじみ』だし、『だけれども』もあるし……。
(『だけれども』は01にもあるけど)
たいちさんは『いく』なのに11では『ゆく』が目立つのが気になってたけど、『いく』も一箇所使ってるし 、たいちさん、フェイクしてるって公言してるし。
よし! とりあえず11にしちゃえ!
だって他に11書いてそうな人、誰もいないんだもん!

いったん現状確認。
残ってるのは、01(空蝉)、06(イ カ)、08(宇宙船)と、鈴子さん、ネジ子さん、三和さん。

あれ?
もしかして、あえて鈴子さん動かさなくてもいいんじゃない?
動かしたことで残りが上手くハマるようになるならともかく、動かしても全く事態が進展しないっぽいから……。

でも、もし動かすとしたら、ネジ子さんと三和さんで01、08か。

動かさないとしたら、同じくネジ子さんと三和さんで06、08か。

というか、鈴子さんを動かさないとしたら、三和さんも06から動かす必要ないから、ネジ子さんが08に当てはまりさえすれば、それで決まりか!

でも、08がネジ子さんのような気は、とりたててしないんだよね……。
それを言えば、他のどれかがネジ子さんのような気も、あまりしないけど。
あえて言えば、内容的には11なんだけど。
あと、ネジ子さん、SF書く???

それと、ネジ子さん、作中で『願わくば』って言葉を使ってるんだけど、『ば』なんだよね……。
08は『ねがわくは』なんだよね……。
これは、同じ言葉を使ってるということで、08と推測する証拠と受け取るべき?
それとも、表記が違うから違うと推測する証拠と受け取るべき?
その言葉を普通に使う場合は『願わくば』で、特定の短歌の引用としては『ねがわくは』にするのは、別にちっとも不自然ではないんだけど……。

それを確かめるべく、私は08(とネジ子さんのサイト)に飛んだ!

(……見比べ中……)

……うーん、そうでもあるような、ないような……(^^;)

ちょっと、頭を整理するために、組み合わせの可能性を書き出してみます。

01 鈴子さん
06 三和さん
08 ネジ子さん

01 ネジ子さん
06 鈴子さん
08 三和さん

01 ネジ子さん
06 三和さん
08 鈴子さん

鈴子さんはどれでもあり得る気がするけど、ネジ子さんはどれでもないような気がする。
もしかして、やっぱり11がネジ子さんで、ネジ子さんの部分がたいちさんに置き換わる?
たいちさんがこのうちどれかを書いたとしたら、やっぱり01?

ううーん、でも、やっぱりどうしても、01は鈴子さんにしたい気がする……。
『誉める』も『灯り』も共通してるし、『獣のように』という表現も(舞踏がらみで)あったし。
ううーん、でも、算用数字が……。
鈴子さん、今まで覆面作品でも算用数字使ってきてるんですよね……。
あーもう、鈴子さん、二人か三人いるんじゃない?
(そしてネジ子さんとたいちさんがどこにもいない!)

もうお手上げです!!
そうだ! カンニングに行こう!
ここまで自力で考えた後なら、もういいでしょう!

追記:
曽野さんの推理をカンニング中。

01=たいちさんかあ。
それは私も考えたけど……いまいちピンと来なかったけど、場合によってはあり得るかも……。
02と04は言わずもがな。
03すずさん、05茅さん。ですよね、ですよね! やったぁ!
えーっ!! 06、西禄屋さん!?
07財油さん。ですよね!
08ネジ子さんか!
私も、そこがハマれば全部ハマるから(曽野さんとは違うハマり方だけど)、曽野さんが何か有力な証拠を持ってらっしゃるなら、ぜひ私もあやかって乗っかりたい!
09百里さん。よっしゃ! 遠回りしたけど、私も同じ場所にたどり着きましたよ!
10の鈴子さんは、私、やっぱり西禄屋さんのような気しかしなくて……でもだんだん自信がなくなってきた。
11三和さんか! なるほど! 私はずっとたいちさんかネジ子さんを当てはめようとしてたから、二人ともちょっと違う→誰もいない! ってなってたのかも?

さらに追記:
推理経過を拝読。

……おお!
茅さん05の根拠が、私と違う!
よし! 二人が違う根拠から同じ回答にたどり着いた箇所は、合ってる可能性高し!
あと、茅さん意気込みで、おすすめの本は今回の覆面作品の資料本って言ってましたよね。
きっとギリシャ神話の本を読んだんですよ!

百里さん09も、私と違う根拠で同じ結果になってる!
『旨い』が共通してたのか! これは心強い!

すずさん03は、ほぼ同じ根拠。
でも、『しまった!』の解釈が違う(笑)

ネジ子さん、たいちさん、三和さんについては、曽野さんも、これといって確実な根拠は持ってないらしい?

……以上、曽野さん、ありがとうございました!
私、ネジ子さん08説に挑んでみます!
それと、たいちさん=01説も、もう一度考えてみます!



2016年02月08日(月) 覆面7Fブロック推理経過(その5)

さて、今日の推理。
まずは前回までの仮配置をぺたり。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            すずさん?
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   ネジ子さん?
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     たいちさん?

百里さん=06かも説はやっぱり却下で、ネジ子さん=05説はいくら見比べても確証がなく、でも、この説から派生的に浮上したすずさん=03説が意外と有力そうな気がしてるところです。
そこ以外は、たいちさんがどこにもいない&11を書いた人が誰もいない疑惑で膠着だけど、すずさん=03説を突破口にすべく、03に突撃!

F03、擬古典調だから文体は推理は不可能かと思ってたけど、で、たしかに漢字変換や特有の語彙は推理材料にできないけど、文章そのものは、よく読んでみたらちゃんと推理材料になって、これ、やっぱりすずさんじゃない……?
うまく説明できないけど、文章のテイストが……。

そういえば、すずさん、前回の異世界お料理ものも、ラブストーリーだけど書き方が妙に渋かったですよね。
スープに込められた魔法を読者にはっきり言葉で説明せずに、最後にさりげなく察しさせるみたいな作りが、03の、淡々とした記述の中から人の想いが立ち現れて、小石みたいにそっと置かれて心に残る、あの含蓄テイストに通じるような……。

で、前回のを思い出したところで、この、章立て!
この長さで章立てってだけで珍しい上に、章の数字が、一文字だけスペース空けての左寄せ。
あと、章タイトルの下に空行が入らない。
こ、これは……やっぱりすずさんでいいのでは!?

これだけじゃ根拠が薄いけど、わりと有力な気がする物証も見つけました。
すずさんがたま〜にやるレアな送り仮名(『帰えり』とか『送くる』とか)が、03にも二箇所(『補すけ』『歩るき』)が出現。
よし、すずさん=03で!

作品公開直後の『しまった!』は、地名の文字化けかな?
あるいは、冒頭の『一』の左のスペース入れ忘れ?
(『二』以降は左に一文字分スペース空いてるのに、『一』だけスペース無しの左詰め)

さて、これで、あと、空いてるのが05と11、残ってる人はたいちさんとネジ子さん。
この二作と二人だったら、順当にいけば、一昨日から05の有力容疑者だったネジ子さんがやっぱり05で、たいちさんが11になりそうなもので、実際、たいちさん=11は、一見ありそうなのですが……。
よく読むと、何かちょっと違うかも……?
『だけれども』を使うところはたいちさんっぽいけど、『幼なじみ』等の変換もあってるけど、何か文体違うような気も……。
たいちさんって、こんなにふんだんに『〜〜て。/〜〜で。』(連用止め?)を使う人だっけ?
かなり近い分、微妙な違いが気になってきて……。

むしろ、たいちさんも05のほうがありそうな気が。
フェイクしてるって宣言してたし!

じゃあ、現在『05であるようなないような』状態のネジ子さんが、05ではなく11?
うーん、なきにしもあらずのような、そうでもないような……?
それとも、結局06に配置したままだけど、実はいまいち根拠が薄い三和さん?
もしかして、06には動かさなかったけど08である根拠も実は薄かった百里さん?
あるいは、やっぱり仮配置の根拠が薄かった西録屋さん?
誰も彼も、ちょっとずつ、ビミョー〜に違うような、そうかもしれないような……???

私のFブロック推理、見るからに手強いフェイク作品で消去法になるかと思われた03(渋いやつ)が案外すんなり埋まり、いかにも素直な作品に見える11(歌姫)が最後に残って誰も候補がいないという意外な展開に……!?

ネジ子さん=05は、昨日、いくら眺めても決まらなかったので、ちょっと保留のままにしといて、先に11の書き手さんを探してみよう!
11を書いたのは誰だ!?
候補は、たいちさん、ネジ子さん、三和さん、それに、百里さん、西録屋さん。
念のため鈴子さんもかな?

連用止め(?)を多用するのは、百里さん、茅さん、三和さんあたり?
でも、茅さんはもう、私の中ではクジャクに決まってる。
西録屋さんは使うかな?

……西録屋さんのサイトを再訪して確認。
いきなり『幼なじみ』に遭遇して「おっ!?」となりましたが、連用止めを使う人ではありませんでした。
なので11候補にはならず。
もし10から移動させるなら06(イ●カ)か08(宇宙船)かな?
08のしゃべり口調は、それらしいかも。
でも、そもそも10から動かす必要があるのか?

……10を読みなおす。
うん、やっぱり西録屋さん、これでしょ。
移動させるために見なおしてみたら、10説の新たな補強材料が見つかっただけでした。
悲鳴の『きゃあ!』(サイトでは『キャアッ!』)、そして『ビックリ』。
ちなみに、06の悲鳴は「キャー!」&「キャ!」。
あと、もし西録屋さんが08を書いたら、『やつ』が『ヤツ』になると思う。

そもそも、西録屋さんの文章、10と読点のリズムが似てるんですよね……。
例えば、これは10の中の一文。
『袴の裾が引っ掛かりそうになるのを、引きずりあげながら走って、兼人は止まって振り向いた。』
こっちは、サイトから当てずっぽうに引き抜いてた文。
『食事の後片づけもせず、不貞寝を決め込んだ茉那であったが、いつになく感情が昂っているせいで、なかなか寝つくことができなかった。』
似てません?

なので、西録屋さんは動かず!

次は百里さんの作品ページを再訪。
……連体止めの使用例は、あるにはあるけど、それほど多くはないです。
もし動かすとしたら、やっぱり、算用数字のある06(イ●カ)だよね……。
どうして06は百里さんではないと判断したのか、もう忘れました。

というわけで、06をもう一度確認しようとしているうちに、気になって、今度は三和さんのサイトへもう一度。
そしたら、私が百里さん=08の、ほぼ唯一の物証としていた半角大文字アルファベットを、三和さんも使ってるのを見つけてしまい……(^^;)
三和さんと百里さんが逆というセンもあるかも?

気になって、三和さんのサイトをさらに捜索。
そしたら……んん? 三和さんのサイトに、宇宙人が地球に調査に来るお話があったぞ?
06と設定がそっくりなんだけど……?(笑)
設定が似てる話って、どう捉えるか難しいですよね。
まさか同じシチュエーションのものは出してこないだろうという場合と、似てるからそうだという場合と。
ここはどう捉えるべきか……。
私としては、三和さん=06説の補強材料と捉えたいところなのですが。

でも、とりあえず、それは11とは関係ないので保留!
とにかく11を書いた人を探せ!

次はネジ子さんだ!

……うーん。
やっぱり、11であるような、ないような……?
05の時と同じ状況です(^^;)

仕方ない、ネジ子さんは諦めて、たいちさんと11を、もう一度、ちゃんと見比べてみよう。
どっちかに当てはまったら、残ったほうが消去法でネジ子さん!

あれ? 結局、今日の最初の段階に戻っちゃってるけど……まあ、他に候補にしようとした人たちの再検証をしただけ、進んだってことだよね……?
そういうことにしておこう……。

というわけで、あらためて、たいちさんとネジ子さんの一騎討ち!

……でも、実はお二人とも、05でも11でもないような気がするんですよね……(^^;)
お二人とも、どこにもいないような……(^^;)

特にネジ子さんは、普段の文章にはけっこう特徴ある人だと思うんだけど、もしかして、ものすごい勢いで特徴全部消してる……? 
覆面を知り尽くしてる方だからあり得る……。
私にとってのラスボスは、ネジ子さんかも。

もう一度、まとめます。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            ☆すずさん
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   ネジ子さんかたいちさん?
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              ☆西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     たいちさんかネジ子さん?

ぜんぜん動いてないけど、あちこち再検証の結果、動かす気がない人が増えました。
☆が、もう動かす気がない(でも、★つけるほどには物証がない)人。
鈴子さんは、気持ち的には☆なんだけど、再検証してないから、とりあえず無印のままで。



2016年02月07日(日) 覆面7Fブロック推理経過(その4)

さて、続きです。
まずは前回までの仮配置をぺたり。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            たいちさんか三和さん
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   すずさん?
F06 イ●カに●った●年        三和さんかたいちさん
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     ネジ子さん?

ここまで日記を書いた後、カンニングはまだしてないけど、ツイッターで曽野さんから、曽野さんは05=すずさんではないと聞いて考えこむ。

えっ、だとしたら誰だろう、たいちさん?(←ちょうど直前にツイッターで『安心してください、フェイクしてますよ』と発言してた(笑))
それとも……?

と、つらつら考えているうちに、はたと思い当たりました。
あーっ、まさかネジ子さんでは?

理由は二つ。
まず一つ目は、場外推理。

『解る』がフェイクだとしたら、そんな、あからさますぎる上に、偶然同ブロックに同じ変換をする人がいるという激レアな条件を満たさなくては発動しなくて無駄になる可能性が高すぎるフェイクをするのは、初参加の人、または二回目くらいの参加でも、前回は忙しかったとか興味がなかったとかで推理の様子を見てなくて、探偵たちの活動をよく知らない人……?
それか、あるいは逆に、企画を知り尽くしていて、常連参加者さんの特徴にも詳しくて、「もしそういうフェイクをしたら主催さんがすずさんと同じブロックにしてくれるかも」と予測できる人……もっと言えば、もしかすると、「特殊な変換フェイク作品があったら、普段同じ変換をする作者さんと同ブロックにしてあげると良いよ!」と主催さんに助言できるくらいの立場にいたりする人……って、あーっ、ネジ子さんじゃん!!(笑)

もう一つは、もっとまっとうな(笑)推理。

えーっと、ここまでに仮配置してきた人の中で、根拠が薄かった人って誰がいるっけ?
ここまで、あまりにも順調に第一印象通り当てはまってきて、そういう時はかえって危ないのはよくわかってるし、直前のEブロックでもそれで大失敗したばかりだから、今度はちゃんと検証してるはずなんですよね。
みんな、当てカンだけじゃなく、それなりの根拠があって仮配置されてるはず。
そんな中で、根拠が薄かった人は……あっ、いたよ、いた!
物証が全く出なかった人、それはネジ子さん!

場外推理と真っ当推理、両方向からネジ子さんが怪しい!!
もしかして、これ、ダーク・ファンタジーな時のネジ子さん……?
というわけで、有力な容疑者発見!

そして、05容疑者を探してこれまでの仮配置を見なおしている時に、もう一つ、はたと思い当たったことが……。

……ところで、06(イ●カ)って算用数字使ってて、普段算用数字を使ってる人なんていないだろうし、作品自体にフェイク臭がすることもあって、そんなのどうせフェイクだろうと勝手に決めつけてたんだけど……あーっ、そういえばいたじゃん、普段、算用数字使ってる人……!!
08(宇宙船)に当てはめてた百里さん!

百里さんが普段算用数字を使ってるのは知ってたけど、その時は企画作品に算用数字を使ってるものがあると気づいてなくて(一度は06も読んでたけど、最初はそういう所はチェックしてないから)、それが推理材料になるとは思わず。
08は漢数字なんだけど、(初参加でも過去の企画の様子を見てれば、それくらい修正してくる可能性もあるよね)と、あえてスルーしてたんでした。
算用数字作品、あったんじゃん……。

そういえば百里さんも、漢字変換はかなり詳細に検証したけど、これといって有意な物件はなく、ある程度レア度のある物証は半角のAだけで、後は『詳細は、メモしなかったので忘れてしまいましたが、とにかく、自分が「文体は似てる」と思ったことだけ覚えてます(^^ゞ(当時の日記より)』って状態だった!
なんてこったい!

もしかして、06(イ●カ)は百里さんなのかも……?
そういえば百里さんも、こういう、最後に突然明後日の方向に行く、人を食った系の作品、書いてたし、すごくそれらしいかも!

というわけで、前回の仮配置から、百里さんとネジ子さんを場に戻し、今日は、ネジ子さん=05(ギリシャ)と百里さん= 06(イ●カ)の検証から始めます!
これでハマるといいなあ……!

……(検討中)……

うーん、百里さん=06は、やっぱりいまいちピンときませんでした……。
そうじゃないという証拠もないけどそうだとう証拠もない、くらいしか……。
ここは、とりあえずは、そのままでいいや。
となると、三和さんも、06のままでいいや。

次に、ネジ子さん=05説を検証するつもりだったけど、その前に、参加作品全部をきちんと読み込んで、他の作者さんの作品ももう少し読んでから……と、あちこち眺めはじめたら、なんとな〜く、もしネジ子さんが05だとしたら、空いた11はたいちさんかな、という気がしてきました。
で、ということは03が空席になるけど、11から押し出されたすずさんが、意外とハマりそうな気が……。

というわけで、仮説。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            すずさん?
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   ネジ子さん?
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     たいちさん?

仮説は立てたけど、肝心のネジ子さん=05説の検証が、全く手付かずです……。

追記:さらに検討中……
やっぱりたいちさん=11はイマイチな気がしてきました。
そして、ネジ子さんと05も、見比べてみましたが、そうかもしれないし違うかもしれない……程度にしか見えない!
こ、これは、どうしたら……?
手も足も出ない膠着状態……?

ネジ子さん=05を証明するのは諦めて、先に、すずさん=03を検討してみる?
ネジ子さん探しもたいちさん探しも行き詰まってしまった今、出来ることは、それだけのような……。



2016年02月06日(土) 覆面7Bブロック推理結果修正版

最後の最後まで悩み続けて仮配置を寝かせてあったBブロック、これ以上迷っていても埒があかないので、えいやっとファイナルアンサーです。

B01 君は光             小高まあなさん
B02 百八代魔王と勇者の関係性    恵陽さん
B03 あたしは太陽          曽野十瓜さん
B04 ダンジョンマスター       みずきあかねさん
B05 聖女とロザリオ         彩真創さん
B06 クビをキレ           木菟みるくさん
B07 Luz del amor          彩芭つづりさん
B08 メガネ男子と虹の空       生駒美汐さん
B09 秋風渡り、金木犀を濡らす(※注)並木空さん
B10 龍呼舞             五十鈴スミレさん
B11 祈跡満つ            藍間真珠さん

正直、最後の一人、藍間さんには、いまだに納得がいっていないです。
でも、他が全部埋まっちゃって行くところがないから……。

藍間さんをなんとかして他に動かせないか検討するために、既に配置した箇所を軒並み再検証してみたのですが(小高さん、曽野さん、あかねさん、彩真さん、みるくさん、つづりさん、生駒さん、並木さん)、その都度、その人がそこである新たな物証が見つかって、確信が深まるだけという結果に。

いまいち確信が持てずにいるのは五十鈴さんと恵陽さんだけですが、それも、お二人がそれぞれ配置した場所に疑問があるからではなく、今、配置してある箇所はそれぞれ確かにとってもその人らしいと思っているのです。
ただ、恵陽さんはどうしてももう一作書いているような気がしたり、五十鈴さんは藍間さんと実は逆であるという一抹の疑惑が拭えずにいるだけで……。

正直、今も、もしかすると10が藍間さんのような気もするし、11は五十鈴さんのような気もしています。
というか、恵陽さんと五十鈴さんがそれぞれ02と11、10と11の二作ずつを書いていて、藍間さんがどこにもいないような気がします。
もし、やっぱり11が五十鈴さんだったら、第一次アンサー−では当たってたの見直した結果の失敗になるから、ダメージ大きそう……(^^;)

でも、もうどうしようもないので、正解発表後に「ぎゃー!! やっぱり五十鈴さんと藍間さんが逆だった!」と叫ぶ自分の幻を見つつ、諦めて確定しておきます。

リアルタイムで書き溜めておいた、ここまでの推理経過。

***********

推理経過(その8)

まだ迷ってる恵陽さんと藍間さん。
まさかこの組み合わせでこんなに迷うはめになるとは……。

いくら推理をやり直しても、結局、やり直す前と同様に「消去法で決めた最後の一人が合わないからどっか前の方で間違ってるはず」状態なんですが(^^;)
その、最後の一人が、五十鈴さんから藍間さんになっただけで(^^;)

11は恵陽さんっぽくも藍間さんっぽくもあるけど、02は恵陽さんっぽいけど藍間さんっぽくないから、多少の矛盾点には目をつぶって、やっぱり恵陽さん02、藍間さん11にしてしまうべきか……とも思うんだけど、でも、11はやっぱり、読点の打ち方が、藍間さんより恵陽さんに近い気が……。
それに、『さきんじて』が恵陽さんちにあるとか、11で『揺すぶられ』があるけど藍間さんは『揺さぶる』を使ってるとかの、細かな一致・不一致が、どっちにもそれぞれあるけど恵陽さんのほうが一致率高いとかの事実が……。

でも、ぶっちゃけ、どうしても藍間さんが02であるとは思えなくて。
藍間さんが論文調を書いたら、もっとガチにガチガチな感じになるんじゃないかと思うんですよね……。
02は、普段本当に論文的なものを書く人が書いたものには見えない。
でも、ファンタジー世界の住民が書いたものというキャラ作りで、わざとほんわかムードにしてるという可能性も考えたのですが、それにしても、うーーん……。

02、『貴賤の謂れなく』とか『息をするようにわかる』とか『礼儀を具えた』とか、特徴的な言い回しがけっこうあるのですが、頻繁に使うような言葉ではないので、誰かのところで簡単に見つかるとは思えないし、非常に困ります。
でも、恵陽さんだと思えば、そんな物証が必要ないほど恵陽さんっぽい……。

ところで、あらためて考えこんでみたのですが、私がずっと自分でもよくわからないまま『恵陽さんの匂い』と言ってた匂いの主成分は、おおらかさのようです。
あと、内容の優しさ・温かさ、キャラの口調のざっくばらんな親しみやすさと地の文の重々しさが一体となった感じを、前の推理の時に書いた、『どっしり構えて飾り気のない、門が広く開いてる大きな建物(←オレンジ系の温かな色合いの、角に丸みがある柔らかめの石で出来てる)』というイメージに脳内で変換していたようです。

その匂いが、やっぱり、02から匂う!
うーーーーん、やっぱり恵陽さんは02でいいんじゃない?
11があるから迷うけど、これ単体だったら絶対迷わないはず。

ということは、もう、多少不本意でも覚悟を決めて藍間さんを11にするしかないんじゃない?

そう思って、もう一度、11を藍間さんに確定してしまうべく見比べてみたのですが……うーん、やっぱり、ことごとく違う!!
なんで!? おかしい!

あんまり納得いかないので、もう一度、04を検討できないかと、あかねさんと04を見比べてみましたが……うーん、やっぱりあかねさんだよね……。
『ふり向く』『ゆらりと(立ち上がる)』という新しい物証も見つけてしまったし、「〜〜って」という語尾も見つけてしまった。

曽野さんも、とんこうの件で、もう動かし難くなってしまったし。

もしかしてこれは、もっと早い段階であまり検証せずに確定してしまった箇所のどこかが違っていたのでは?

他に動かせるかもしれないところは……と、見回して、まさか07(吸血鬼)では? と。
内容的には、意外とあるかもしれない……。
それに、ここ、最初の頃に、あまり検証せずに当てはめてしまったし。

でも、あまり検証せずに当てはめたというのは、それだけ明白だったってことなんですよね。
あらためて見てみたら、やっぱり、『瞳を何度かまたたかせ』(←『またたいて』ではなく)という使役形(?)の多用、『〜ではない』とうい言い回しの多用など、やっぱり彩芭さんです。
ちなみに、藍間さんは、『〜じゃあない』を多用します。
『〜ではない』でも『〜じゃない』でもなくて『〜じゃあない』なのが、かなり目立ってます。

08のメガネ男子は……内容的に、ヒロインのキャラ的に、藍間さんぽくない。
藍間さん、現代ものも恋愛ものも書かないではないけど、こういうイメージは全くない。

あり得るとしたら、09か10なんだけど……。
09は、どうしても並木さんだよね……。

じゃあ、11以外では、もう10しかありえないんじゃない?
私、最初、藍間さん10にしてたよね……????
でも、10でも藍間さんとはいろいろ違ってたはず。
でも、11もいろいろ違いすぎたし、どっちでも、いろいろ合わないのは同じ……。

ここへきて突然、いつの間にか藍間さんと五十鈴さんの一騎討ちになってたけど、藍間さんが10で五十鈴さんが11の場合、藍間さんはイメージも文体は合うが変換や語彙など細かい部分がことごとく違う。
五十鈴さんはあきらかに文体が合わない。
逆の場合(五十鈴さんが10)、五十鈴さんはイメージも文体も合うけど、藍間さんは何かちょっと違う。
いずれにしても、どっちかは何かちょっと違うとういことに……。

そして、11の変換や語彙はきっとフェイク入ってる。
『咽』とかもそうだけど、『いま頃』なんていうのもフェイク臭い(←もし地だったらごめんなさい、別に悪いとか変だと言ってるわけじゃないです)。
漢字開き気味の人は『今ごろ』、閉じ気味の人は『今頃』という場合が多いかと……
『舌をふるう』なんていう言い回しも珍しい。(『弁舌を振るう』なら見かけるけど)
あと、11は『ゆく』派なんだけど、藍間さんも五十鈴さんも恵陽さんもあかねさんも、みんな『いく』派のような……。
ほんとうに(←変換を真似てみた)11は、何から何まで怪しい作品です!

藍間さんと五十鈴さん、どっちにしても11にした人は合わないなら、10にした時に物証が多いほうを10にすべきかなあ。
だったら、五十鈴さんが10で、11が、フェイクしまくった藍間さんか。
でも、普段開いてる漢字を閉じたり、普段と違う変換を選ぶ(咽など)ことはあっても、『揺さぶる』と『揺すぶる』みたいなところをフェイクするとは思えないんだけど……。
でも、私がたまたま藍間さんのサイトで『揺さぶ』ってるのを一箇所見つけただけで、他の箇所は『揺すぶ』ってるのかもしれないし。

でも、普段『関わらず』を使ってる人(藍間さん)がフェイクのために『係わらず』を使うだろうか?
でも、今調べたら、五十鈴さんも『関わらず』派みたい?
でも、それを言ったら、このブロックに普段『係わらず』を使う人はいるのか?
もしかして、私が候補にしてない作者さんで、『ゆく』派で『係わらず』派で『いま頃』派で『咽』派という人がいたりするのだろうか……。
でも、それを調べるのは至難の業……。

その後、一応、『いく/ゆく』だけは調べてみたけど、普段から『ゆく』派の人は、このブロックには一人もいなかった。
でも恵陽さんが時々『ゆく』も使ってた。
恵陽さん、せっかく02に戻ったところなのに、また11かもしれない疑惑がぶり返しただった……(^^;)
11、細かい物証では圧倒的に恵陽さんなんですよね……。
藍間さんっぽくも五十鈴さんっぽくもなくて、恵陽さんらしい要素がいっぱいあるけど、でも恵陽さんは02に決めちゃったし……。
藍間さんや五十鈴さんが02とも思えないし……。
堂々巡りが止まらない……(T-T)
於來さんの真似して、ウガー!

うん、でも、『ゆく』派の人が一人もいないブロックで、偶発的に一回だけではなく毎回きっちり『ゆく』を使っていることで、11がやっぱり手の込んだフェイク作品であることが証明されました。
しかも、一見していかにもフェイク作品とういのではなく、覆面参加作だからフェイクを疑うけれど単体で見たら特に不自然さのない普通の作品(しかもハイクオリティ)という、とても高度なフェイク作です。
(もし単なる表記揺れで、フェイクのつもりじゃなかったならごめんなさい!)

で、藍間さんは歴戦の名探偵さんだから、しようと思えば変換フェイクも文体フェイクもお手の物のはず!
探偵がどこを見ているか知り尽くしてるってことは、すなわち、どこをどうフェイクすれば探偵を惑すことができるか熟知しているということだから。
だから、手練のフェイカー(フェイクが巧みなだけでなく、作品の完成度とフェイクを両立させてる)の匂いがする11は、藍間さんで!

……と言った後、ここへきて、なんとか五十鈴さん=10説を補強する物証を得ようと再訪した五十鈴さんのサイトで、11と似たような魔法シーンを見かけちゃったし、前に五十鈴さん=11にした時に根拠の一つにしたおじさん&少女ものも、さらにもう一つ見かけちゃったし。
(おじさん&少女が好きな人はいっぱいいるけど、五十鈴さんちでみかけたおじさんは、特に渋カッコいいとかのオヤジ萌え的な描写がなく、ただ単に年がいってるだけな感じがして、そのテイストが、11の元神子のおじさんと近い気がするんです……)
あと、11は、改行や空行の入れ方が、見るからに藍間さんより五十鈴さんに近いし。
『強い声』という言い回しも発見した。
うーーーーん……。

まあいいや! この際、見なかったことにしよう!(笑)
恵陽さんちに『先んじて』や『ゆく』があるのも、藍間さんちに『揺さぶる』や『関わらず』や『手のひら』があるのも、五十鈴さんちにおじさん&少女モノが複数あるのも、私は何も見なかった!(笑)



2016年02月05日(金) 覆面7Fブロック推理経過(その3)

Fブロックの推理経過、その3です。
まずは前回までの仮配置をぺたり。

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さんかな?
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            たいちさんだったら面白いな!
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   すずさんだったりして?
F06 イ●カに●った●年        三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       茅さんじゃない?
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん ?
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     ネジ子さん?


前回、日記を書いた後、この仮配置のうち、ある程度理由がある鈴子さん、茅さんは、あとでじっくり検証してみることにして、先に、これもけっこうありそうに思えてきた10と西禄屋さんの組み合わせを、もう少し見てみることに。
そしたら、少年向けラノベテイストってだけで当てはめてみたけど、もしかして、ほんとにここでいいんじゃない……?

古き良き少年向けラノベテイスト、読点多めの文体、セリフ、若干『やれやれ』系っぽい?主人公(作中で「やれやれ」とは言わないけど「さてと」「んじゃ、やりますか」とか、ちょっと『やれやれ』系っぽい。そして西禄屋さんのサイトには、モロに「やれやれ」と肩をすくめるキャラが!)。
漢字変換では瞼、できる、分かる、一様に 手のひら(サイトには手の平と両方あり 、余計、からかう、呟く、ひどい、つらいなど、揺れはあるけどおおむね一致。
『みんな』『これっきり』『臆することなく』『始末に負えない』『ものともしない』などの言い回しもサイトで発見。
『んなこった分かってる』というセリフも発見。(←10の『んじゃ』と通じるかも?)

どれも絶対の証拠ではないけど、これだけ作風・文体が合ってれば、ほぼ確定でもいいんじゃない?
少なくとも、仮配置の根拠としては十分かと。
それに私、あるちょっとした理由から、これは男性の作品だと思うんですよね。
女性でも少年漫画っぽいものを書く人もいるけど、これは男性の作だと思う……。

というわけで、10の西禄屋さんから『?』をとります!

次に検証するのは茅さん!
茅さんと09が結びつけたきっかけは、読点のリズム。
特に『から、から、と』とか『ぱち、ぱちと』というオノマトペの読点です。
で、茅さんのサイトに行って最初に開いたページで『チリン、チリンと』を見つけて、これ自体は特に証拠にはならないけど、文章のリズムが、やっぱり似てるかも……と。
そして覆面4での『八月の空蝉』のですます語り口調を読み返して、やっぱり似てる……と。

『しゅっ、とひと擦り』とか『そっ、と煙草に火を差し出しました』という優しいリズムも独特だと思うんだけど、サイトにも『きゅっ、と拳を握りしめ』があるし、体言止めや現在形、なんという技法なのか文法用語がわからないんだけど『〜〜して。』的な文末が多くあるところも似てます。
キャラのしゃべり口調も、それらしい。

あと、『冬は青のモノトーン。』という、とっても短くきっぱり言い切る冒頭の一文も、茅さんらしい気が。
茅さんの短編の冒頭を幾つか抜き出してみると……
『泣くことは負けだと思っていた。』
『十九世紀、フランス領アルジェリア、中心都市アルジェ。』
『薄暗い部屋に、三人の男の背中。』
『ここは日本有数の歓楽街。』
『蝉の声がかしましい。』
ね、感触似てますよね!

そして、補強する物証としては『言う』を『いう』と開くこと。
これはとても珍しい。
他の漢字もすごく開く人ならこれも開くかもしれないけど、全体的なひらがな率はそれほど高くない中でこれを開くのは、かなり珍しいと思います。
証拠能力十分かと……。
とういわけで、茅さんからも『?』を外します!

それにしても、私、このお話、凄く好きです!
ユキクラゲが美味しそうだし、文章のリズムや二人の会話がゆったりしてて、満ち足りた空気があって、絵本にして寝る前にのんびり眺めたら心が穏やかに落ち着いてきそう。
ぜひ、パステル調のイラストで絵本にして欲しいです。
こういう、仲良しコンビがご飯を作って食べるだけみたいなどうってことないストーリーって、子供も意外と好きですよね。
二匹のネズミがたまごを料理して食べるだけのぐりとぐらとか、可愛い動物やヘンな生き物たちが楽しい日常生活を送るだけの人気シリーズは枚挙にいとまがないです。
複雑なストーリーがなくても、キャラの魅力と背景のディテールと、自分も知ってる『食事』という日常への親しみで楽しめちゃう。
子供は自分が知ってるもの・ことが本に出てくるのが、もう、それだけで嬉しくて大好きですから。
勝手にどんどん妄想してごめんなさい……(^^ゞ
閑話休題。

次に、ネジ子さん=11説を検証。
やっぱり似てる!
……と思ったけど、なんか、証拠が出ない……。
漠然とは似てるんだけど。
確かに似てるんだけど、ネジ子さんのいくつかの特徴が、これには現れてないのです。
でも、ネジ子さんが意図的に特徴を隠してたり(特に前回指摘された点は隠してそう)、そうでなければ、たまたま、その言葉を使うような箇所がないだけという可能性もあるし……。
そして、11は明らかに『ゆく』派だけどネジ子さんは『いく』派という違いもあるけど、 ネジ子さんは『ゆく』もときどき使ってるし……。

うーん……。
とりあえず保留!
というか、ほぼ11でいいとは思うんだけど、証拠がないので★はつけず、?をつけたまま仮配置。

次は、いよいよ、最初のうちから考えてた01=鈴子さん説を。
わりと確信があったのに(ただし根拠はフィーリングのみ)なかなか検証しなかったのは、他の、もっと自信がないところを先に固めちゃおうかと思ったから……。
なんとなく、大事にとってありました(^^ゞ

なんで鈴子さんかというと、前回も書いたけど、まず、テーマ、内容。
とにかく鈴子さんが書きそう。すごく書きそう。
それから文体も。
特に、セリフの扱い方。
01の、「セリフ」動作「セリフ」設定「セリフ」心情「セリフ」説明……みたいな流れが、鈴子さんの短編っぽいです。
うまく説明できないんですが、「と、言った」とかがつかないセリフ単体だけをぽんぽん配置した間に状況説明や設定解説を挟んで、セリフと地の文で交互に設定を明かしつつ話を進めていく感じ?
特に珍しかったり変わった手法ではないけれど、やりかたの程度の違いで特徴になってるかと……。

「内容や書きぶりが鈴子さんらしいから」だけじゃなんなので、一応、語彙や漢字変換も調べました。
何点か、合わない箇所もありましたが(分かる/わかる とき/時など)、揺れまたはフェイクの範囲内じゃないかと。
そして、それ以上に、合ってる箇所がざくざく。
ほとんどの人が使うような一般的な変換や、鈴子さんの作品の中でも時によって二通りに変換されているものも混じってるけど、
『生き生き 気だるい 日差し ふさわしい 汗をかく おどける 呟く 微笑み 時折 目をそらす あふれる ほがらか』など。
あと、『眼福』という言葉、作中では見つからなかったけど、鈴子さんがブログ等でよく使ってるような……。
(私も使うし、オタク界隈の人は全般によく使うと思うけど)

これくらい物証があれば、ここはもう、★までは付けないものの、『?』は取っちゃってもいいかな?

残るは03、05、06と、すずさん、たいちさん、三和さん。
さあ、ここからが難しそうだ!

多少なりとも仮配置の理由があるのはすずさんだけ。
たいちさんは「そうだったら面白い」とか「前回がああだったから今回は」だし、三和さんにいたっては完全に消去法です。

今回、まだ他の人の推理カンニングしてないけど、曽野さんがツイッターで三和さんをラスボスと言ってたのは見てたんだけど……私にとっても、ラスボスは三和さんになりそうな予感。

でも、03はともかく05と06は、Dブロックの英語のやつとかとは違って文章自体は有用なサンプルで検証可能なはずなので、まずは05から攻めてみようと思います。

内容がミステリーっぽいからというだけの理由で05に仮配置したすずさん。
いざ05と見比べようとしてみたら……いきなり『解る』に遭遇!
『解る』を使うのは、たぶん、すずさんだけ。

……で、逆に心配になる(^^;)
こんなわかりやすい手がかりって、あり?
さすがに直してくるんじゃない?
これって他の誰かのフェイクじゃない?
私、大混乱、超困惑……。

ここで、ツイッターでおろおろと醜態を披露(^^ゞ

「えっ、05って『解る』使ってるんだけど……一箇所だけなら隠し忘れで分かるけど、堂々と全部使ってるんだけど……。すずさんが普段、解ると判るを使い分けてるから、素直に見ればすずさんなんだけど、いくらなんでも、それはないよね……?」

「いや、私、『解る』がなくても、もともと、最初から05=すずさんを疑ったから、今、見比べてるんだけど。でも、いきなりあまりにも目立つ証拠が無造作に置いてあるから、かえって不安になってきた……。これが罠でないわけがない! 誰か他の人のフェイク???」

「いや、推理期間が始まってから、すずさんがツイッターで「しまった!」って叫んでたから、どっか一箇所くらい『解る』『判る』『云う』あたりを消し忘れたのかな、探したら見つかるかな、とは思ってたんだけど。それどころの騒ぎじゃなかった。」

「んんん……??? でも、文章もすずさんっぽい気がするんだけど……???? わざと証拠を目立たせることで罠と見せかけて探偵たちの裏をかこうという、360度回転しちゃったアクロバティックな罠なのか……???? 超困惑中……(@@) 目玉ぐるぐる……。」

「んんんんん……??? 今、見てみたら、すずさん、前回もその前も覆面作品で『判る』を使ってた。過去にそれでバレたのはわかってるのに隠さないわけが……と思ったけど、前回・前々回と二回続けてやってるってことは、バレてもいいから変える気がないってことか?」

「それとも、まさか『判る』を『解る』に変えたことで隠れるつもりなのか? まさかそんなわけが……。」

「もし本当に05がすずさんだったら、罪なお人だ……。探偵の心を弄ぶ所業……(^^;) 手もなく振り回される探偵……。」

「F05、最初から『解る』があるなあとは思ってたんだけど、最初はさらっと内容を把握する程度にしか読んでなかったから、全部そうなってるとは思わなかったし、その時はまだ、このブロックに普段それを使う人が他にいるのかもと思ってスルーたんじゃなかったかな……もう忘れたけど。」

「これはいったい、どう解釈したらいいのか……。『解る』に弄ばれて私の心はもうボロボロです……。もう、『解る』のことはとりあえず忘れて、他の特徴から推理してみる! その結果によって、『解る』をどう解釈するか決める! 今はとりあえず無視!」

「うーん、この『解る』を他の探偵さんはどう解釈したのか。気になる……。でも、もう少し我慢。今回、とりあえず第一次アンサーを出すまでカンニングは我慢する方向。」

というわけで、心は千々に乱れたままですが、他の部分の検証にとりかかります!

……(検証中)……

う〜ん……。
これ、やっぱりすずさんでいいんじゃ……????
書きぶりが似てます。
どこがどうという説明はしづらいんですが、似てます。
飾り気のない文章です。
これ、普段ファンタジーを書いてる人だったら、 きっと何かしら幻想的な描写をしたくなる、腕が鳴っちゃうシチュエーションだけど、それをしない。
我慢してるんじゃなくて、そこには重点を置いてない・書きたいものがそれではないということだと思います。

漢字変換も、もともと揺れもあるし、いくつか気になる不一致点もありますが、だいたい似てます。
例えば、合ってるのは、『 大人しい 足下  今更 わずか さまよう 共に おっしゃる 嘘をつく』あたり。
どれも特に珍しくなくて単独では証拠になりませんが……。
唯一、やや手がかりになりそうなのが、『人が好い』。
で、すずさんのサイトには『形の好いくちびる』がありました。

気になる不一致としては、 05にある我儘。
すずさんは 『我が儘・わがまま』の二種類を使ってました。
でも、二種類使ってるってことは、この変換は揺れるってことで、『我儘』もありじゃないかなあ。
『我が侭』『我侭』よりは、揺れ方が少ないし。
『嘘をつく』も、実はすずさんは他の字を使ってる時がありますが、こっちもつかってるので良しとします。
あと、推理の足しにはならないだろうけど、最新の更新分に、筋張った手が出てきてました。そっちは男の子の手、05は年取った女性の手だけど。

単独では弱い物証ばかりですが、これくらいあれば、『解る』を度外視してもすずさんを05にしていいような気がするんですが……。

もしそうだとしたら、『解る』は、単なる素顔であるか、あるいは、一括変換のかけ忘れでしょう……とりあえず、そう解釈しておきます!
というわけで、すずさんも、『?』は取らないけど、仮配置通りで。

残るは03、06とたいちさん、三和さん。
やっぱり三和さんがラスボスか!?

というわけで、いったんまとめます。
(前回の結果から特に移動はありませんが)

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さん
F02 名前のない色           ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            たいちさんか三和さん
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   すずさん?
F06 イ●カに●った●年        三和さんかたいちさん
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       ★茅さん
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     ネジ子さん?



2016年02月02日(火) 覆面7Fブロック推理経過(その2)

Fブロックの続きです。
前回は、まず04=jijiさん、07=財油さんを特定し、次に、初参加の佐倉さんの作品を拝読した結果、迷わず02に配置、次に、同じく初参加の百里さんの作品を拝読し、なんとなく画面の見た目が似てた08を候補に上げてみたところまで日記に書いた後、百里さん=08説を少し検証したので、今日の日記はそこからです。

とりあえず、前回までの仮配置。

F01 空蝉ばかりが残された 
F02 名前のない色            佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う
F04 子連れ天使             jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー
F06 イ●カに●った●年
F07 光の真実              財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん?
F09 虹色クジャクと北の森 
F10 聖泉鏡 
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後

私、百里さんは初参加だから読んだことない人だと思って読みに行ったけど、行ってみたら、読んだことのある作品がありました。
で、その、読んだことある作品が、SF的アイディアを触媒に少年少女の恋を描くウェットでセンチメンタルなSFでした。

というわけで、……いきなりだけど、やっぱり08でいいんじゃない?
百里さん、作風・ジャンルの幅が広いようですが、このSF二作の作風は非常に近い!

あと、読点の位置や頻度など、文体もやっぱり似てる気がする。
「 」や――の使い方、フリガナを( )にいれる、『見つからなくて。』みたいな表現など。(←こういう手法、何て呼ぶんでしょうか? 連体止じゃないし……)
空行の入れ方などは作品によっていろいろ変える方のようですが、一部の作品以外は、とても見た目が近い。
そのへんの詳細は、メモしなかったので忘れてしまいましたが、とにかく、自分が「文体は似てる」と思ったことだけ覚えてます(^^ゞ
決定的ってほどじゃないから、他にもっと似てる人がいれば考えるけど、そうでなければ、百里さんがこれで特に問題なさそう。

あと、特徴的な言葉では、08にある『いくぶんか』、百里さんの作品で『幾分か』を見かけました。
この『いくぶんか』もそうですが、百里さん、作風・内容のわりに、時々、ちょっと古風な、奥ゆかしい言葉を使うようです。
『思いのほか』とか『兎に角』(←これを漢字で書く人はあまり見ない!)とか『久方ぶり』とか『詮無きこと』とか……。
で、08にも、 『永らえる』とか『永の暇を告げて久しい』という、どことなく古風で品のいい言い回しがあって、これ、別に作品の内容や主人公のキャラに合わせたわけじゃないだろうから、きっと作者さんの地なんじゃないかと……。

一応、漢字の変換もチェック。
揺れの範囲内でだいたい一致。
ただ、文中の数字が、普段の百里さんは算用数字なのに08は漢数字なのが気になるけど、さすがにそれは直してきてるんじゃないかと……。
そして、数字の書き方が違うというマイナス・ポイントを埋めあわせてお釣りが来るプラス・ポイントとして、『キャプテンA』の、Aが小文字という点があります。
ここは大文字を使う人も多いかと。
でも、百里さんは、『演技演習室A』という形で小文字のAを使ってました。
ここも大文字にする人も多そうなところだと思います。
というか、私だったらきっと大文字にする。

以上、確実な証拠はないけど、これだけ似てる点が揃えば、後で他にもっと似てる人を見つけないかぎり、ここは第一印象通り、百里さんでいいんじゃないかと……。

ところで、Fブロック推理とは関係ない話なんだけど、百里さんの作品を見せていただいてる時、Eブロックで蝶々さんの推理理由にしてた『筋肉隆々』を見つけてしまいました(^^;)
もしかして、思ってたほど珍しくなかった……?
でも、まあ、その一語だけで決めたわけじゃないので、いいことにします。
脱線終わり。

さて、これで初読みの方はいなくなったので、ここでいったん、残ってるメンバーと作品タイトルを見比べて、結びつきそうなところはないかなあと、考えこんでみました。

まず最初に思いついたのは、01空蝉=鈴子さん説。
この、なんか熱い内容!
頑張ってる女の子が劣等感に悩んだりして足掻きながら自分の道を模索してる感じが鈴子さんぽい!
そう思ってみると、文体も似てるかも?
あと、いきなりズバっと始まる冒頭の感じとか……。
よし、次はここを検証してみよう!

でも、検証は後回しにして、とりあえず、ふわっとイメージだけで全部埋めてみることにしました。。
いったん先入観だけで配置してみるのも面白そうだから(される方も面白いのではないかと……)。
というわけで、ふわっと仮配置続行。

……あ、そうだ!
すずさんがこの中にいるんだったら、もしかして05じゃない?
なぜかというと、なんとな〜く、ほのかに、ミステリーの匂いがするような……。
作品自体はミステリーじゃないけど、「みんなにこういう風に見られてたあの人が実は!」という種明かしが、ミステリーっぽくないですか?
ちゃんと、『クリュタイムネーストラーがその時何を思ってあの行動に出たのか』という前提は読者に逐一明示してて、それを読んでいけば、読者は『今まで言われてきたのとは違うクリュタイムネーストラー像』という回答にたどり着けるという設計とか。

05は、軽く読んで内容を把握しただけで、文体などはまだちゃんと見てないので、じっくり見なおしてみたら「明らかに違う!」ってなるかもしれませんが。

あと、これは全く何の根拠もない、「こうだったら面白いな〜」という願望なんですが、あの渋すぎる03は、たいちさんだったりして?
なんでかというと、教養溢れるたいちさんのことだし、前回、思いっきりおバカ路線できたので、今回、思いっきり高尚路線で来るかも……というか、そうだったら面白いなあ、と(^^ゞ

それから、これもなんとなくふわっとだけど、09クジャクは茅さんじゃないかと!
ここは、ふわっとといっても、ある程度は理由があって、読点のリズムとか、擬音の感じで……。
なので、後で検証します!

そういえば、なんとなく、孔雀って茅さんぽくないですか?
でも、なんで私はそう思うんだろう?
茅さん、孔雀が出てくる話なんて書いてましたっけ??
具体的な記憶はないんですけど……。
でも、なんとなく孔雀のイメージだけはあるのは、『翡翠抄』のせいかな?
単に、緑系繋がり?(笑)

ネタとしては、キャラ名『タイチ』でたいちさんというのも面白いけど、さすがにそれはやらないでしょう……(^^;)

そうすると、残りは06イ●カ、10鏡、11歌姫。
作者さんは、西禄屋さん、ネジ子さん、三和さん。

西禄屋さんといえば、少年系ラノベの10かな?
そしたら、ネジ子さんと三和さんで10と11。
この二人とこの二作だったら、ネジ子さんが11だよね!
そして消去法で三和さんが06、と。
三和さんなら、ありえるんじゃない?

というわけで、先入観と『こうだったら面白いなあ〜』からなる、ふわっと仮配置!
ほぼ、ネタですが!(笑)

F01 空蝉ばかりが残された       鈴子さんかな?
F02 名前のない色            ★佐倉愛斗さん
F03 鐘山に迷う            たいちさんだったら面白いな!
F04 子連れ天使            ★jijiさん
F05 異説クリュタイムネーストラー   すずさんだったりして?
F06 イ●カに●った●年        消去法で三和さん?
F07 光の真実              ★財油雷矢さん
F08 ねがはくは花のもとにて...     百里さん
F09 虹色クジャクと北の森       茅さんじゃない?
F10 聖泉鏡              西禄屋斗さん?
F11 空の歌を捧げる歌姫の最後     ネジ子さん?


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