相変わらずぷみぷみの算数苦戦は続いている。昨年のここにも書いたように、やはり算数は難しい。
6月のZ会の課題(諸般の事情により、2ヶ月遅れ)は、100より大きい数と、ものの長さである。しかし、学校でその単元はまだ習っていなかったこともあって、何度やってもわからない。
たとえばこんな問題。
340は 10を ( )こ あつめた 数です。
はがきが 150まい あります。そのうちの 70まいを つかいました。はがきは 何まい のこっているでしょう。 ※10まいずつの たばで 考えましょう。
10が10個で100になる、というのは、分かるらしいが、じゃぁ100は10がいくつ集まった数か?と逆を聞くととたんにわからなくなる。 10が××個で×××、という問題を練習してから、×××は10がいくつ、という問題に移っているのに、わからないのだ。
困ってnoripに助けを求めると、彼がまずぷみぷみに尋ねたのは、
300は10がいくつ? ぷみぷみ、うーんうーん。30個?
じゃ、310は? 4個?・・・え?わかんない〜〜
そして、 290は? うーんうーん。
あ、こいつはまだ290とか310っていう数がどんな数かが分かってないね、と結論を出し、
では、質問を変えて、ぷみぷみちゃん、300円と340円とあったら、どっちが欲しい??
するとぷみぷみ、すかさず、「340円!」と答える。
数字に「円」がつくととたんに計算できるようになるヤツがいるんだよね、とnorip苦笑い。
彼女は、300の中には100がいくつあるか10がいくつある、とか、150枚のはがきを10枚ずつの束で考える、なんていう事には、要するに、全然、全く、ほんの少しも、興味が無いのだ。
どうしたもんかの〜〜と夜、大人だけになったときに私が話すと、norip、ジュンコ、私で算数理科話に発展。
ジュンコ曰く。 鶴亀算っていうのがあるけど、あれやるとね、鶴の足と亀の足に気が行っちゃ って全然ダメなの。足切るのかな、切った後どうするのかな、なんて。 あとは、塩水ね。あれは許せなかった。なんで塩水で砂糖水じゃだめなんだよ。
noripそれを受けて 塩は限界あるけど、砂糖はいくらでも溶けるんだよ、どろどろになるんだけどそれでも透明だからね、溶けていると言わざるを得ない。 塩水なんていうけど、(算数の問題上では)あれは、塩と水なんだよ。必ずしも溶けていなくてもいい。
さらにジュンコ。 月に体重計を持って行くと、重さが変わっているように見えるけど質量は変わっていないって話があるじゃない? なんで、わざわざ体重計を月に持って行くのよ。どうやって月に行くんだろうとか、月に行って足跡つけるとか、あと音楽もなる。ウィンナワルツ。もうそういうので楽しくなっちゃって質量どこじゃない。 重力が変わっても質量は変わらないってことを教えたいんなら、最初からそう言ってくれ!月に行くなんて言わないでくれ!!
あまりの妄想ぶりに、私だったら、と話に参加。 へ〜〜私は、素直だから、先生の言うとおりに、月に体重計がほわ〜〜と飛んでいって着陸。でアタシがその上に乗ると42キロの体重のはずなのに、目盛りが7のところを指している〜みたいな絵が浮かぶよ。で、ああ、重力が6分の1だから体重が7キロになってるんだなぁと思う。(今現在の体重は6で割り切れないのでサバ読んでみました。42キロは8年くらい前の体重です。今は・・・ナイショ)
するとnoripは、 俺、何もそういう絵は浮かばない。月も体重計も何もいらない。
私もジュンコも、え〜〜っ?!じゃ、何があるの?!と聞くと、
質量っていう概念があるだけ。と答える。
信じられませんが、三者三様、ずいぶん違いがあるものです。
翻ってぷみぷみならどんな反応になるんだろうか。
月はともかく、算数、なんとかならないだろうか。
「大きくなったら、お母さんみたいにならないの、私。」と言っているぷみぷみ。「仕事はしないでね、おうちにいるの。子供はかわいい女の子が二人いてね、お母さんみたいに怒ったり絶対しないの。」なんてね。
お母さんになると、子供に勉強教えられるようにならないとダメじゃない?と言って何とか算数に気持ちを向けさせようとするのだが、まだそれほど強いモチベーションにはならないみたいだ。 一体どうやったら興味が沸くのだろう。やっぱり四則演算くらいはできないと、まずいよなぁ。。。でももう大きくなればできるように(わかるように)なるんだろうか。。。。
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