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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2005年08月18日(木).......夏休みの作品@ユイマ
私の今年の夏休みはとても短く、12日金曜日から15日月曜までの4日間のみだった。最終日の15日、午前中、子供3人を連れて近所のS公園へお散歩。前の晩からノイノイにうるさく「ワスレチック行こうね」と言われていたので。(ワスレチックというのは、正しくはアスレチックのこと)

アスレチックでひとしきり遊ぶ子供たち。父は付き添い。母は日傘を差してベンチに座って見物。頭の上では蝉時雨がすごい。地面に目を落とすとそこかしこに半径2センチほどの穴がたくさん。あれは蝉の幼虫が出てきた穴だよ、とユイマ。見ると、そこら中の木の幹や葉っぱの裏側に、はりついている、蝉の抜け殻。

確かノイノイが最初だった。蝉の抜け殻を一つ取ってきて、私の座っているベンチ前のテーブルにおいていく。



すると、他の子もすぐにまねをして競うように抜け殻を取ってきてはテーブルにのせていく。ついに、お父さんまで蝉の抜け殻取りに参入。手が届くところ大方見つけてしまったので、今度は木の枝を取ってきて高いところにひっついている抜け殻を取り始めた。これは主にユイマとお父さん。

30,40,と増えていく。数を数えるのはぷみぷみとノイノイ。キリがないから50個取ったら帰ろうね、と言うことにして、集めた。ほれ、こんなに。




これだけあったら、何か作品ができるかも!芸大の研ちゃんみたいに!(注:テレビ東京の「誰でもピカソ」でチャンピオンを取った現役芸大生。虫を使った作品を多数制作)と言い出して、ユイマは大事に蝉の抜け殻を持ち帰った。

夕方になって涼しくなったところで、吉祥寺のユザワヤまで行き、ジュンコのアドバイスに従って紙を購入。作品の台紙にするのだ。
翌日の16日。今度は新宿世界堂に行って木の幹や葉っぱにする紙を買ってきたそうだ。そして制作開始。50個取った抜け殻を全部使ったけれど、まだちょっと足りない。
ということで、今日もう一度S公園に行って、抜け殻採取。そして、ついに、完成。




構図はジュンコと相談したの?と聞くと、ユイマが一人で考えたそうだ。蝉の穴も表現されている。
より安全な場所を求めて上へ上へと登っていく蝉の幼虫たち、そして1週間という短い命しか持たない蝉たちへのオマージュのようだ〜

予想外にすばらしい夏休みの自由研究(自由作品)ができあがった!!(親ばか)




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