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活字中毒R。
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2007年12月31日(月)
「活字中毒R。」〜2007年総集編

本年も、「活字中毒R。」におつきあいいただき、ありがとうございました。
大晦日ということで、今年僕の記憶に残っていたり、反応が多かったものを10個挙げて、2007年の締めにさせていただきたいと思います。
(番号は便宜的につけたもので、「順位」ではないです)

(1)「悩むこと」と「考えること」の違い (2/5)

 やっぱり「悩む」よりも「考える」ことだよなあ、と僕も毎日悩んでいます。でも、こういう「意識の持ち方」ってけっこう大事なのではないかと。


(2)漱石と鴎外と太宰と藤村の「著作権ビジネス」 (3/6)

 歴史に残る作家たちの「著作権意識」について。大作家には、お金にもこだわりがある人が多かった、という話。


(3)元人気アイドルの「デビューして貧乏になっちゃった話」 (3/19)

 アイドルになるのもラクじゃないですね、ここまで酷いとは思いませんでした(プロダクションにもよるのでしょうけど)。


(4)デビュー直後の高橋留美子先生からの手紙 (4/18)

 漫画家・高橋留美子先生がデビューした時期の凄すぎるエピソード。


(5)「妻だけが親友」という男たち (5/20)

 仲が良すぎるのも考えもの、ということでしょうか……


(6)「どうしてできないの?」(6/25)

 僕もいろいろと考えさせられる文章でした。人って、自分が言われて嫌だったこともけっこうすぐ忘れて他人に投げつけてしまうんですよね。


(7)「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」 (8/28)

 「聞き上手」になるために気をつけるべきこと。人の話をそのまま聞くっていうのは、簡単そうでけっこう難しいんですよね実際は。


(8)「本当の本当のところは『嫌ンなるのに理屈なんざねェ』わな」 (11/11)

 これはもう、「その通りです……」としか言いようがありません。まあ、だからこそ、「絶対に嫌にならない方法」が存在しないとも言えるのですが。


(9)「苦労」してるのを「努力」してると思ってる人 (11/19)

 そういえば、「苦労話」とは言うけど「努力話」とは言わないですよね。みんな結局苦労のほうが好きなのでしょうか。


(10)「本は捨てられない」という微妙な感情 (12/7)

 「本」への愛着と、「本を作る産業」の将来への不安とのせめぎあい。


 昨年までの『活字中毒R。』では、時間やネタが無いときにネットから最近のニュースを引用してきて採りあげることが多かったのですが、今年はあえて「自分で読んだ本や雑誌から、興味深い話を探してくること」にこだわってきました。
 そのため、更新頻度は例年に比べてかなり低くなってしまいましたが、「更新するためだけに書いた日」がほとんど無くなったことに、個人的には満足しています。
 来年もこのくらいのペースでやっていければ考えております。
 どうか引き続きお付き合いくださいませ。

 『いやしのつえ』のほうも、ひとつよしなに。


 それでは皆様、よいお年を!