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2006年04月30日(日)
音ネタ

アリスインチェインズ復活だけどレインは勿論いなくて、しかもいちばん行きませんよと決めていたウドーフェスに出演が決まったようでぼんやりです。ぼんやりしてると忘れそうなので最近聴いたもののおぼえがき。来月ものっそいリリースラッシュで恐ろしい。

■『GARDEN RUIN』CALEXICO
え、全部歌もの?と思ったんだけど聴いてみたらこれがしみるー(涙)訳詞を読んでまたじわー。アートワークがまたいいのですよ…。
レーベルがP-VINEになってるよ

■『MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS』BRIAN ENO + DAVID BYRNE
スズカツさん、なんでまんま『reissue』て書くの…これがタイトルかと思ったよ…いやいやスズカツさんのおかげでリイシュー知りました、有難うございました(ここで言っても)全編リマスター!
あ、と言えばスズカツさん、にゃきゃやまさんの名前は祐一“朗”ですよ…

■『C-46』Ink
ギリギリ袋綴じ仕様。アホだ。カセットテープはマクセルハイポジが好きでした!お気に入りはメタルに録音してました!そんな世代にストライク。や、でもベベベンなベースなんかは若いひとが今聴くと面白いんじゃないの…。リズムトラックが気持ち悪い(いい意味でー)、卓球がのびのび唄ってるのが楽しい。はなちゃんが1曲ベース弾いてます

■『TAYLOR HAWKINS & THE COATTAIL RIDERS』TAYLOR HAWKINS & THE COATTAIL RIDERS
よ、よいでわないですか…フーファイは歌心のあるドラマー&ソングライターがふたりもいるのか…恐ろしいことですよ。スルメ盤になるかな。ながーく聴きそう

フジ、金土に行こうか土日に行こうか考え中。どうすっかなー(ぼんやり)フジ日曜のヘッドライナーが自分にとっての爆弾になるかがキモですよ…なんか、あれとかあれとか…が、決まったらどうしようとか…(白目)



2006年04月29日(土)
受身人生

お誘い頂いてふらふらと。たまにはこういうのも楽しいです。

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パニック・シアター フリンジ公演 Vol.6『ロビンソンズ・ハウス』@OFF OFFシアター

金曜日。

わーこれは面白かったです。ウチの近所の話だったのでわかるわかる!と言う感じ。10分程歩けばそうだもん、日本語聞こえなくなるよー。町内放送も数ヶ国語あるし。教会も多い。

区別か差別か異文化交流か、どうやってシェアしていくか、ってのは難しいなあ。

役者さんが皆巧かったなー。自然に動くってのはこういうことだよな…自然体とだらっとした動きを混同していない。意外と勘違いしているひとって多い。日常生活を演じるってのと、日常生活を見せるってのは違うことだ。演出も丁寧で、地明かりの色も好きでした。

フランス語が判ればピンとくる選曲だったんだろうなあ、これ判らなくてくやしいー。

それにしてもロビンソンと言うとすぐ山本さんとか町蔵を連想してしまうのは世代か>自分

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STARDUST REVUE 25th ANNIVERSARY TOUR『HOT MENU』@東京厚生年金会館

土曜日。

25周年記念お友達チケットと言うのがあって、4人だと割安なのよ!と、姉ともども連れて行かれました。合コンの頭数合わせか。

んがーしかし楽しかったー。25周年記念で、ファン投票で選ばれた25曲を収録したベスト盤のツアーだそうです。ベスト選曲なので知ってる曲も多かった。やー、今更何を、ってあれですが歌うまーい!アカペラきれーい!根本さんは3時間以上唄うだけでなく喋りも多いー!(でもいつもより喋りは少なかったらしい…あ、あれでか)

確かに全盛期よりは(キャリアが、ではなくヴォーカリストとしての身体能力、と言う面で)高いキーが出なくなっていたり、声量が落ちている感じはしたけど、その分他の面で聴かせる魅力がありました。10の声量で1分出すなら7の声量で5分出せるようにするよ、と言う感じか。あと唄い回しに色気があるなあ。

ヒット曲がないない売れてないってずーーーーーっと言ってましたが、そうだっけ?そんな自虐的にならなくても(笑)それでもツアーをずっと回って、土地土地のファンがとても大事で、って話や、25年もやってるとホント山あり谷ありで、でも不幸だった時があるからこそ不幸なひとの気持ちが判るし、やってきてよかったって話をされてました。いい話だ。観客を大事にしてるなあと思いました。何が何でも楽しませる!て感じで。

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帰りはよしながさんの本に載ってたベトナム料理屋さんに行きました。昭和の喫茶店みたいな不思議な内装でしたが、うっうまい!うまいよ!生春巻きもちもちー!フォーの焼きうどんももちもち!野菜しゃきしゃき!空心菜の炒めものもうまい…皆味がそんなに濃くないんでぱくぱく食べちゃいますよ…。えーまた行きたい!

隣の花屋さんの中にすごいかわいいねこがいた。閉店後の留守番かな。

そんで帰宅したら、ウドーフェスにアリスが…アリスのオフィシャルに出てるよスケジュール……(白目)や、レインはいない、レインはいないけどさ……。



2006年04月26日(水)
ハシゴでリピート+α

『ウォレスとグルミット』『THE LONG SEASON REVUE』を連チャンで。4時間CQN2にいっぱなしです。

『ウォレス〜』は吹替版が終了していて残念。でもファインズさんの声がまた聴けたからいいや〜。そうそうリネさん、グルミット右利きでしたすみません!でもバッティング(心コントローラー壊すとこ)は左でスウィングしてましたー。あーグルミットかわいい(エンドレス)
そしてヴィクターはホントにいけすかない。小物め。Sス子マスターによると「かなりなまってた(多分スペイン寄り)」そうなので、流石ファインズさん細かいところ迄考えてるわと思いつつ聴きました。あー嫌な喋り方〜(スペインなまりが嫌ってことではないですよ)。
で、リピートしたのはグルミッドッグを食べるぞーと言う目的もあったのですが。終了していました…ノー!(泣)わーんどんなのだったんだろう、グルミットも好きな野菜たっぷりのホットドッグー!
全部を観終わるのは23:30で、ごはん食べる時間もなさそうなので、チーズバーガードッグを買ってみました。うーまーかーったー。

グルミットで和んでからフィッシュマンズ。おかげで初見よりは心穏やかに観られました…が、やっぱり「LONG SEASON」ではググッと。
欣ちゃんとASA-CHANGのDrs & Perc合戦があるんだけど、ほんの少ししかアイコンタクトがない。ASA-CHANGのセッティングは欣ちゃんの背後にあるので、お互いを見ることは殆どない。なのに、他のひとは絶対入っていけないような空気がある。観客も、ステージ上のメンバーすらも。ふたりだけが全く別のところにいるような。
格好よかったな。
ASA-CHANGと沖さんが一緒に演奏してるってのも、今となっては不思議な気分だ。
そしてマリマリのことをちょっと思い出した。
あ、関口さん格好いいよー>トオチャン

で、帰宅したら雨。『THE LONG SEASON REVUE』観た夜は雨が降るなあ。そういうのもいい。

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■『SHOW YOUR BONES』YEAH YEAH YEAHS
わー面白いー!音数は少ないけど空間音も聴ける。曲の構成がヘンと言うか(いい意味で)「お、そっちに行くか!」てな展開。急ブレーキでスピンする感じで結構ビックリする。でも運転が巧いのでゲーてならない。同乗させてもらうのは楽しいぞ。
「PHENOMENA」「CHEATED HEARTS」にニヤニヤ。
ここらへんの女性ヴォーカルって皆唄い方が似通っている(=エキセントリックに見せ掛けておいて聴くひとの様子を窺ってるような)印象があってちょっと苦手な面があったのですが、カレンちゃんは幅があって面白いなあ。
面白いしか書いてないぞ(笑)
トータルタイムが40分弱(外盤)てのも爽快です

■バカがいますよ!
「I WANT YOU SO HARD(BOY'S BAD NEWS)」EAGLES OF DEATH METAL
ジョシュ@QOTSAのサイドプロジェクトです。ジョシュはドラムです。デイヴ・グロールやジャック・ブラックもいるよー。
……バカめ!オモロいわ!

■ジャック・ブラックで思い出した
今気になってるのがこれ→『ジャケット』
ジャックは出てませんが、『キング・コング』で共演したエイドリアン・ブロディの最新作。製作はソダばぁ&クルーニーのチーム(SECTION EIGHT)、音楽がブライアン・イーノとくりゃあ!うわーめちゃ好みな気がする…ストーリーも面白そう…。
しかもブラッド・レンフロが出てる。久々かも。
あんまり期待し過ぎるとガッカリするかも知れないので、フラットな気持ちで観よう(笑)でも私は世間では不評だったらしい『ソラリス』のリメイク大好きですからね…何でだ!あんなによかったのに!



2006年04月25日(火)
バトン+小ネタ

Sス子マスターから回ってきた。これ何バトン?

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Q1:ぜひこれ聞いて!を5曲
OUT IN L.A.
KNOCK ME DOWN
MY LOVELY MAN
SOUL TO SQUEEZE
DEEP KICK
新譜リリース目前てことで全部RED HOT CHILI PEPPERS

Q2:こんな異性に弱い!な5ポイント
その時になってみてあー!と思い出す迄忘れてるので今挙げられません

Q3:人生の失敗を5話
ネタに昇華出来ないので挙げません

Q4:自分の持ってるお気に入りな5つ
…えー、なんだ、お気に入りって……口の中が真っ黒なくまのぬいぐるみとかか…。
ウチのコはフランクリンと言ってバカみたいな配色で最高です。ウチのがいちばんかわいい。日本名はかわなべひろし(歯がない+腹黒そうだから←ほめてます)
あと4つは思い付かない

Q5:幸せなひととき5つ
そういうのって後になって気付くんですよね〜と言及を避ける。
と言うか、幸せ〜て気付いてないことこそが幸せ〜なんじゃないかと

Q6:回したい5人
やりたい方いらっしゃいましたら持ってってくださいなー

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すんませんまた実にならない…Sス子マスターからのバトンはいつも難しいよ!(泣)そんなSス子マスターにこれをオススメだ!

■『不滅のヒーロー・ウルトラマン展』
行きましょうよ〜!

■世田谷文学館と言えば
以前遊びに行って遠藤周作さんの文献を観乍ら「遠藤周作ってまだ死んでないよね?」「生きてるよ!失礼な!」てな話をして帰宅したらその日のニュースで訃報が…しかも亡くなった時間、まさにその話をしてた時だったってことがありましたよ…(真っ青)一緒に行ってた友人に「おまえのせいだ!」て言われたよ…ち、違うよ!(泣)

■『THE EXQUISITE DEATH OF SAXON SHORE』SAXON SHORE
おおっこれは大好きですー!ブライアン・イーノとハロルド・バッドの『THE PEARL』っぽい始まり方だなー(最近聴いてたんで)と聴いてたら、轟音ギターがガーンと。うお、シューゲイザー通ったひとは反応するよこれ!そんでちょっとどんくさいと言うか、ベタなメロディが入るとこがかわいい。あと、ドラムの音が好みです。時々ふる〜いシンセの音色(80年代によく使われてたような)がするとこも…なんか…懐かしいよ……。
きっと同世代だ(笑)
これが日本デビュー盤だそうなんですが、実際には3枚目。アートワークもいちいちかわいくて統一感があるので、過去作品も探してみようかな

あーめかくしプレイ(微妙に間違ってる)は楽しいなー。

■NIN - Every Day Is Exactly The Same video
腹がよじれる…助けて……。
てか、もうこれでいいんじゃないのビデオ…普通にオンエアすればいいよMTVとかで



2006年04月24日(月)
小ネタ

■『キャッチボール屋』
お知らせ頂きました、有難うございます!
今秋公開決定です。新宿のK's cinemaにて

■コクーン
夏のレパートリー、全敗です。うがー。『MYTH』と宮家犬(詳細出たけど、演出が鈴木裕美さんではないですか!やったー!)で運を使い果たしたな…。しかし何とかして観たい、諦めないぞー

■コクーンと言えば
やっと携帯圏外になったのねー、めでたい!いっけいさんの「ケータイは切っとけよ!」アドリブから12年ですよ…。つうかこう強制的な環境にしないとダメって状況も悲しいもんがありますがね。だってクラシックの会場では有り得ないでしょう。携帯鳴る、出る(そう、出るひといるんだよ…)、とかって

■と言いつつ
サントリーホールが早くから携帯圏外になったのは予防策ではなく、実際にベルリンフィルの演奏で、著名な指揮者(失念)が振ったコンサートのクライマックスのほんっとにいいところで携帯鳴らしたひとがいて…ってことがあったからなんだそうで。うっわーその場を想像するだけでも恐ろしいよ…。その指揮者はとても穏健な方だったそうだけど、終演後スタッフにひとこと「残念なことです」と言ったそうです。せつない

■『Mr. BEAST』MOGWAI
おわ、聴きやすい。最初SAXON SHOREのCDと入れ間違えたかなと思った。
すいすい耳に入るけど、音数はとても多いみたいだな…と聴いているうちにどよーんとしてきた。いや、いい意味で。聴いたら聴いた分いろいろ返ってきそうだなー。と言う訳でしばらく聴いてみよう。現時点でのお気に入りは「GLASGOW MEGA-SNAKE」「FOLK DEATH 95」。
ミルフィユとかクロワッサンみたいですな(何その例え)
「I CHOSE HORSES」でいきなり日本語のリーディングが入ってきたのでビックリ。ENVYのTETSUYA FUKAGAWA氏の声だそうです。テキストもそうなのかな

今週はしばらく前知識がないバンドのCDをノークレジットで聴きますよー。で、聴いてから情報集め。こういうのも面白いな。

■さーて
スマパンオフィシャルサイトが復活しましたよ。おちつけー>自分



2006年04月22日(土)
ハシゴ

振り幅デカかった…。

『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』@新宿武蔵野館 3

やー、たまにこういうの観るとたのしー。おかーさんが死んで、おとーさんは暮らしの為に1ヶ月以内に再婚しなきゃいけなくて、それがヤなんで7人のこどもたちがいろいろするんですけど。大人の事情もあるけどこどもの事情もあるよね。我慢とか感謝とかの使い道は難しいなー!

終盤隣のおじさんがガン泣きし始めて、心情的に何か被るところがあったのかなと心配になりました…。人生いろいろある。

コリン・ファースって何となく白井晃さんにイメージが被る。髪型とか歯を見せないで笑ったりするとことか唇の薄さとか。

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『ホテル・ルワンダ』@シアターN渋谷 1

想像力ってのは何の為にあるのか。これ観て自分は関係ないしとか歴史を知らないから他人事ですとか言うひとの気が知れませんよ…。ホアキン演じるジャーナリストの言葉はとても痛かったし、彼がホテルを去る時に傘を拒否した気持ちも痛い。彼のやったことは、少しでも何らかの力になった可能性はある。しかし、その場では何も出来なかった。

じゃあ、こういう時ジャーナリストは何をすればいいのかな、と思った。

虐殺の場面を退きで撮っていたのがリアルでした。『ミュンヘン』ではここがひっかかったんだよね…どちらがいいとかってのとはまた違うんだけど。でこぼこ道を走っていて、変だなと思って降車したら、そのでこぼこは石ではなくて、夥しい数の死体だったってとことか。こういう方が怖い、自分は。

あーあとこれは役者さん本人に罪はないんだけど!あのー…ニック・ノルティさんって……顔がブッシュに似てるよね…。観た途端「あーブッシュに似てるー」と思ってしまったもので、「あっこの国連の大佐さん絶対役に立たない!」とか思ってしまったよ…ごめんごめん!実際はとてもがんばっていた!

てかノルティさん、『ホワイト・ジャズ』映画化の企画流れてなかったんですね。実現待ってますよー。



2006年04月21日(金)
『とかげ』

『とかげ』@シネマート六本木 スクリーン2

ヌードカラーのネイルとグロス、流れるひとすじの汗、ノンストップ長回し手持ち撮影の49分。そしてやっぱりタンギング。ライヴ感満載なのに隅々迄仕組まれた演出。ビバロケハン!照明!

ワンカットではあるけど、編集はかなり詰めてるんじゃないかな…音効がとても細かいところ迄仕込んであった、しかも判りやすくテキストに沿って、丁寧に。

りょうさんの朗読は躍動感に溢れていて、テキストの内容からして意外だったんだけど、徐々にそれが生命力に感じられて好感を持った。で、やっぱり汗にドキッとしたな。生きてる!と思った。

撮影は塚本監督独特の、エロさがあるけど命を撮ってる画。ん?命あるものだからエロいのかな。

吉本さんの原作は随分前に読んだけれど、時々フッとこのテキストのフレーズを思い出すことがある。ぼそぼそ食べたとか、ぐにゃぐにゃ言ったとか。これをひとの声で聴けたのも楽しかったな。あと罪悪感はずっと持っていくしかないんだけど、それが連鎖になるのはまずい、ってことを思い出す。じゃあどうするかってのは、よく考える。

一緒に観た友人が葬式帰りだったもんで、真剣に(ここが面白いよ葬式!しきたりって…てのも含め)葬儀について話し込んで帰った。ひとのとか自分のとか。うーんなんつーかそれがきっかけで久し振りに旧友に会ったりするのも、亡くなったひとがくれた縁かもねとかね。難しいけど楽しく送れればいいなとかそういうの。で、自分がどう送ってもらうかってのには興味がないが、送ったひとが(いたとして)悲しむのは嫌だなあ。ま、迷惑かけないようにしときたい。

あーそれにしても塚本監督特集@シネマート、結局これしか観られなかったよー!(泣)



2006年04月20日(木)
KORN JAPAN TOUR 2006

KORN JAPAN TOUR 2006@ZEPP TOKYO

もっといい音では聴けないの?ジョナは大丈夫なの?フィールディの美貌は私の気のせい?とあまりにも消化不良+気になることが山積みだったので、当日券でリピートです。20時過ぎに着いたけど本編はまだだった。助かる!

……い、行ってよかったーーーーー!!!!!ケタ違いによかった!!!!!

・音響が改善されてた(やれば出来んじゃん!)。分離もハッキリしてたし
・よって相談コーナーが減った
・よってその間Keyがノイズ鳴らしてひっぱる場面が減った
・よって間延びしない!サクサク進む!
・曲数が増えた!(追記:と思ったけど気のせいだった。むしろ減ってた(笑)まあ燃費がよかったってことで!)
・ジョナゴキゲン!
・声もよく出てた!

いやでも「TEARJERKER」をやったのは1日目だけだったので、そのレアさとか弱ったジョナちゃんとか貴重なものが観れてよかったんじゃないですかね…あれはあれで。マンキィのソロコーナーもあったしね(今日はなかったよ)。

初日とは全く逆の位置から観てみました。いちばん前のブロックの、スピーカー前のL字型になってるとこの最前(フィールディ側)。始まった途端に後ろから飛んで来たビール浴びましたが楽しかったからいい。結構修羅場でしたがこう…何て言うんだ、このエリアは悪感情がない雰囲気の暴れん坊が多かったと言うか。終始楽しく観られたよ。

そしてフィールディはまごうことなき美貌だった…なんだあれ。かわいーじゃねーかー!ヒゲの女子高生!何げにお召し替えもいちばん多いのな。物販のシャツ順番に着てってるだろ!てなくらい着替える着替える。5着目くらい迄は数えてたけどあとは忘れた…カタログモデルか!いやいやあんなかわいこちゃんが着ればうっかりTシャツ買っちゃうひともいるよきっと…でもKORNのTシャツはちと普段着るには難しいんだよね…(笑)

最後はパーカーでフード被って水入りペットボトル投げてくれたよー!笑顔でねー!いやホントあの笑顔…キラキラしてた…この時はうっかりパーカー買っちゃおうかなと思ったものです。YAZAWA方式。フィールディは演奏の時も1小節空いたら即フロアに手を伸ばしてくれたり、笑顔でステージギリギリ迄出てきてくれたりと終始ゴキゲンでしたよ…。

物販と言えばさ、ジョナの着てた特製アディダスキルトっつうかジャージスカート(初日と違った)、これこそグッズ展開すればいいんじゃないかな!普通にかわいいよ!アディダスロゴのポシェット付きだしさ!この日は最初から最後迄これ着てました。初日はジャージに履き替えたり、ジャケットを着たり脱いだりまた着たりと落ち着きがなかったよね…寒かったんですか?やっぱ具合でも悪かったんかな…。

で、初日の時は気付かなかった(いた位置からは見えなかった)んだが、サポートがもう1人いました、ごめん嘘書いた!追記しときます!マンキィ側すみっこにうさちゃんがいましたよ。コーラスが主で、時々Percも兼任。細身のスーツでちびっちゃくて、うさちゃんのマスクの首のとこには白いふわふわが付いててなんだかかわいいよ…。このうさちゃんは終盤フロアにダイヴして(つうかジョナが突き飛ばしていたな・笑)客にマスクをはがされていたようですよ…近くにいたどるさん(最前おつかれ!)が「ものっそ顔のちっちゃい金髪のプリチーボーイだった」って…何だあのお面は元の顔に合わせてるんですかね…。

今日はサポートの役割も初日よりはきちんと見えて面白かったです。やっぱここ歌がいーよー、音はヘヴィーなんだけど、ハモりとかすげー美しい!コーラスは初日も聴こえてたんだけど、誰がどこ唄ってるかよく判らなかったんだよね…専任のコがいたんだね!

皆さんよく動き回っていたんですが、マンキィがこっち側に来て鼻を思い切り何度もほじっていたのには訳が判らず皆大ウケ。鼻くそ飛ばされるんじゃないかとちょっと後ずさったが(笑)その指を立ててシー、これ内緒な!てなジェスチャーでまた大ウケ。あれ何だったんだ!あと弾きながらもダイヴダイヴで流れてくるコを気にしており、大丈夫?って感じで微笑で見送っていたよ。

いやーもうすごいよかったよ、今日…行ってよかった…。また来てね!なるべく早く!てかフェスとか来ませんか、ファミリーヴァリューが始まるから忙しいですか…。あーよかったよー。



2006年04月18日(火)
KORN JAPAN TOUR 2006

KORN JAPAN TOUR 2006@ZEPP TOKYO

(追記:サポートメンバーは4人でした!20日に確認。18日はいた位置から見えなかった…ごめん!)

19:40に会場着、客電もついてたので「あ、OA終わってセッティング中かな?何とか間に合った!」と思っていたら、出てきたのは10yearsの皆さん。リハが長引いて開場が遅れたそうです。おー全編観られるよラッキー。

10yearsは初見。音は重いけどメロディがよくて歌もいいー。それにしても音がもさもさだ。低音がハウってせっかくのヴォーカルがあまり聴こえません、勿体ない。KORNではどうかな、大丈夫かな。

その後サウンドチェックが延々続きます。体調悪かったもんで、隣のひとが持ってるビールの匂いでどろどろに眠くなる有様。しかし比較的前のギュウギュウエリアだったので(端っこならば前に行けるの法則)立ったまま寝ても知らないひとが支えてくれるぜ!20分くらいはマジ寝してました(ダメ過ぎ)そのうちうおおと声があがったので目を開けると、おおっジョナさんのギーガーマイクが立てられている!包んでいた黒い布がとかれるとまたおおおと歓声。わーいよいよだー!

カーテンが開くとまずデイヴィッドのドラムセットに目が行きます。メタルかフュージョンかってなこまごまとしたセッティング。出てきたデイヴィッドはくるくるパーマです。似合ってるのかどうなのかよく判らない!キューピッドっぽい!と思ったが、終演後に会ったどるさんにバッサリはかせたろうと言われて目が覚めた。

サポートはG、Key、Percの3人。馬とか豚とかのお面を被らされていました。何でやねん。あれかひょっとしてイケメン揃いで顔を出すと注目を集めてしまうからか!いや別にKORNに見目麗しさは求めてないので気にしなくても(酷いよあんた)今回のアルバムのアートワークに沿ったものなんでしょう。でも暑そうだね。

で、やっぱり音がめためただー。音圧はすごいんだけど、低音が割れて、どう動いてるのか全く聴き取れない。最初の数曲はリズムだけ聴いてる感じ、でもその音も何か奥まってる。フィールディめためた弾いてるのにどこ弾いてるか聴こえないよー!こりゃ困ったな、でも移動するにはちと惜しい位置。どうしよっかなーとしばらくフィールディを観ていたのですが…。

フィールディ、美しくなっていたよ。

いやマジで!マジで!髪とかさらさら!何か痩せたし!目くりくりだし!か、かわいい!女子高生…女子高生みたいだ!あんな女子高生渋谷にいる!何だよ充分見目麗しいですよ!予想外のところにかわいこちゃんがいたもんで動揺したね…そしてジョナさんも思っていたよりまるまるとしていないよ!マンキィは相変わらず男前でしたが着ている厚手のシャツがスモックみたいに見えるよ!

何だよ…かわいいじゃないか!

私はKORNに何を求めているのか。

頭のおかしい発言はこれくらいにして(もう沢山です)ライヴの方は、がんばってるのは伝わるんだけど終始様子見の雰囲気で、盛り上がりつつも不安の種が消えません。ドラム横にひとりお兄さんが控えていて、あのひと何なんだろう、ステージに上がってきたひとをちぎっては投げちぎっては投げするひとかなー、いやでもそこ迄上がってくるひとはおらんやろ、と思っていたら、そのひとはジョナさんのお世話担当のようで、数曲ごとに下がるジョナさんに水を与えたり(最前で観ていたどるさんによると酸素マスクも渡してたとか)肩を叩いて励ましたりしています。……え、このひといつもいるひとなんですか?ジョナ大丈夫?そうそうジョナはあんなコワモテでも心はガラス細工のように繊細で不安定なひとなのよね…観客に対しては笑顔だったし、心のこもったMCをしてくれたし、途中キルトに着替えてバグパイプも吹いてくれたし(ジョナのルーツはスコットランド)歌も渾身!で素晴らしかったんですが、その渾身!がうまくPAを通ってない感じが否めず、それにイラついてる様子。うわーがんばってるのが伝わるだけにこれはつらい!

マイクがハウッたり、ヴォーカル用のエフェクターも不調だったっぽい。「TEARJERKER」すっごくよかったんだけど、よりによってこの曲でハウッちゃったもんだから、流石にこの時はジョナがキー!このバカマイク!みたくなってスタッフにガーと怒っていたのでつらかった…でも客にはすげー優しいのー(泣)スタッフ何とかしてくれよ!これ終始調整出来ないもんなの?途中で挽回出来ないもんなの?何でかなー何でかなー不憫でたまらんかったですよ…。

アンコール(「TWISTED TRANSISTOR」の時かな)でもハウリングが起こり、この時はもージョナが切れた切れた。お世話係から持たされた何か(酸素?)をガーンとか投げちゃって。その後ドラム横に集まって相談相談。ジョナがマンキィに超ムカつく!いやだいやだ!みたく駄々をこねているように見えたよ…その間フィールディは我関せずと言う感じ。そういうとこも女子高生っぽい…。デイヴィッドが「ジョナを励ましてやってー」てな感じで客にアピールして、客もがんばれーてな感じになってようやく復帰です。心配過ぎる…。

サポートのひとはPercがドンドコぶっ叩いてる(和太鼓っぽかったよ)割に音が厚くならない感じがした…これもPAのせいか?Keyのひとの貢献度は大きかったかなー。やっぱ「TEARJERKER」がよかった…。Gのひとはよう聴こえませんでした(…)ので印象があまりない…。

ここ迄言っといて何ですが、ライヴ自体はよかったと思いますよ…私のいた位置が特に音が悪かっただけかも知れないしね…。「LIAR」も「BLIND」も聴けて嬉しかったよー。メドレーになってるとこでは「A.D.I.D.A.S.」もあったし!「Y'ALL WANT A SINGLE」がなかったのは残念だな(一部のひとには判る・笑)

始まったのは20:30。終わったの22:15くらい。ヴィーナスフォートのマックも閉まっていたよ!それにしても明日以降心配だ。まず音響を何とかしてやってくれー。



2006年04月17日(月)
ギャース

アラバキにブンブンがー!出るステージはハタハタステージ!ハタハタでブンブン!こりゃ楽しいねー!

……いきなり決まりやがってーーー!!!!!(何かを床に叩きつける)

そんでアルバム収録曲のタイトル一覧がオフィシャルサイト(ソニーの方)にアップされてる訳ですが…。

LOADED

……まさかまさかプライマルのカヴァーじゃないだろうな!どうなんだ!

そしてPORCUPINEと言うとどうしてもバニーメンを連想してしまうのは世代でしょうか。

動揺したまま明日はKORNです。間に合うのか自分。前座1時間くらいやってくれると助かる!いや間に合えばちゃんと前座も観るさね!て言うかKORN…8年振りだよ観るの。フジロック'98以来!NKは行けなかったんだよね…仕事で。終電に乗ってあー行けなかったなーと窓の向こう側の暗闇をじんねり見ていた、そう神田の風景をクッキリ憶えているぜ!こんなどうでもいいこと何で鮮やかに憶えてるかな!

そうしてる間にヘッドがいなくなってしまい、ジョナさんはまるまるしてきた。まあそれはいいんだ!新譜好きだったし、どんなふうになってるか楽しみですよ!



2006年04月16日(日)
『東海道四谷怪談 南番』+α

コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談 南番』@シアターコクーン

うー北番も観たかった。チケットとってたのに〜。北番は「三角屋敷の場・小仏小平内の場」が入っていて、なおかつ新演出だったんですよね…うー(泣)。とは言え南番も初見だったのでまあいいか…。と言うかコクーン歌舞伎も初体験。コクーンの前ブロックが全部桟敷席になっていてビックリ!場内飲食OKでビックリ!通路挟んで隣の席が宮家犬くん(検索よけで誤変換してみた)でビックリ!このコ先日スズナリにもいたけど、ホント熱心だねー。6月の舞台のチケット、奇跡的にとれたので楽しみです。て言うかこのコに関してはホント運がいいよ自分…前も2列目ド真ん中とかとれたし。何でだ。この縁は大事にしたいな!(笑)

配役は、お岩・小平・与茂七=勘三郎、伊右衛門=橋之助、お梅=七之助、宅悦=亀蔵、喜兵衛・お熊・舞台番=笹野高史、直助=弥十郎、お袖・お花=扇雀。

四谷怪談を観るのは4ヴァージョン目かな?上杉さんの暴君もの、蜷川さん演出(感想1感想2)、2004年の歌舞伎座、で、今回。基本的には戸板返しや提燈抜け等の仕掛けや、小平の指が折られてブラブラ(ヒー)とか、お梅や喜兵衛の首がぼーんと飛んだりとかは皆のお楽しみなので、端折るところはないみたいですね。

とは言え演出や小屋が違えば見映えも違う。コクーンは天井が高いので、提燈抜けがすごい迫力!すんごい上迄飛んで行ったよ!そんでしばらくゆらゆら浮いてるし、幽霊だから足がないし(衣裳の裾がいい具合)、怪談なのに歓声があがります。戸板返しも実際に水を張った川から出てくるので大歓声。早替えも勿論すごいんだけど、纏っている雰囲気迄がらりと変わる勘三郎さんの姿には鳥肌が立ちました。

「三角屋敷の場」のあらすじは、歌舞伎座同様舞台転換の間を利用して、笹野さんと七之助くん、扇雀さんと弥十郎さんがフリートーク形式で説明。お袖と直助が果てるこの場がないおかげで、私達うやむやなまま出番が終わるのよ〜とボヤいておられました(笑)

その後、大詰の殺陣で水がばんばん飛ぶので桟敷席の前5列くらいは気を付けてくださいね、水が飛ぶタイミングはここらへんですよ、と水避けのタイミングレクチャータイム。水鉄砲で水を飛ばしてテストします(笑)幕間の休憩時間にビニールシートと合羽が配付されていたのですが、マイ合羽持参のツワモノもいて役者さんを驚かせていました。そして「『四谷怪談』を上演する劇場には、お岩さんが来るんですよね…」と言う意味深トークで終了。お、これは歌舞伎座同様アレが来るな?とニヤニヤ。

で、やっぱり来ましたお岩さん!いろんなところから悲鳴が上がり始めます。いちばんビックリしたのは桟敷席に出てきたとこ!通路下に抜け道を作っていたのかな?いきなり下からぐわっと蓋開けて出てきたので、近くのひとは素で悲鳴上げてました。ここは影武者お岩ではなく勘三郎さん本人で、いろんな呪詛を呻いてやりたい放題でしたよ…。何かもーこないだのナイロンじゃないけど、ゲラゲラ笑い乍らキャーキャー怖がる異様な雰囲気に(笑)

とまあ仕掛けのお楽しみが盛り沢山ですが、役者さんの素晴らしさはもうね!当然で!て言うか当然として観られるってのはすごく贅沢で幸せなことだなあと思いました。けどワンパターンってことはなくて。今回伊右衛門は色悪よりも、周囲に翻弄されてこんなことになっちゃって可哀想だなって部分が強調されているように感じたし、お岩がもらった薬を本当に有難がって飲んでいる姿にホロリときたり。

そして弥十郎さんは素敵だった(ひいき)長身で脚が長いので、うなぎ掻きで脚を見せるシーンが栄える!色っぽかったでっす☆

来週千秋楽ですが、皆さん事故なく終えられますように!

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■おっ
俊太郎もシティボーイズに行っていた
同じ日やん!でも私は夜だったんだ…。
このひとが書く何げない街やひとの描写って好きなんですよねー。あったかい

■あいやー
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EDIETS video:
Regarding EDIETS, there will be no video released. I made a mistake.
The good news is that mistake has acted as a catalyst for me to rethink a number of decisions regarding the direction and position of the band I've made and will be making in the future.
The enemies from outside and within have been identified and I am back on track.
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ど、どうした!ロマネックが撮ったかも?ってのを合わせると、二度目のお蔵入り?
納得出来るものが撮れなかったのかな…うーん残念……。
しかし黙っといてもいいのに律儀だよレズナーさん、休暇中だろうに(ホロリ)



2006年04月15日(土)
『マンドラゴラの降る沼』+α

シティボーイズ ミックス PRESENTS『マンドラゴラの降る沼』@池上本門寺境内特設テント

東京公演はスペシャルバージョンと銘打ってます。と言うことは他の場所ではどんなバージョン?

年に一度のお楽しみ、シティボーイズだよー!アートスフィアを追い出されたので(…)今年からは本門寺境内に作られたテントでの公演です。来年もここで!と言っていたよ。テント建てるのにいろいろと大変だったようですよ…えーと資金的に(笑)なのでプログラムやDVDやCDを買ってほしいようです。買ってやって!

遠足気分で行きは西馬込駅から、帰りは池上駅へと言うコースにしてみました。これだと96段の階段は降りるだけで済みます。が、道中は池上からの方が楽しいですね。西馬込からだと裏口から入る感じなので、見える風景は墓とかそんなんばっかりですよ…でも八重桜が咲いてるとこがあって楽しかった。本門寺はとても立派なとこで、建物とかも格好いい!時間があればゆっくり散歩したかったなあ。来年来れたらその時に。

境内には出店があって、アイス、やきそば、チョリソー、おしることか、ビールやコーヒーが売られています。簡易トイレで(通常のトイレはテントから離れたところにある)早くもフジロック気分。入口ではカイロが配られました。寒い日のみサービスで配布されているようです。

そう、寒い!んですよ!底冷えするよー!ブランケット等のサービスは流石になかったので、寒さ対策はしていった方がいいと思います。まことが劇中「階段が96段とか遠いとか寒いとかそんなことばっかりアンケートに書きやがって!」と言ってました(笑)きたろうも「皆寒いんだよね、トイレに立つひと多いよね、それが気になっちゃってさ〜」と言ってましたよ…まあきたろうが致命的な台詞の間違いをした(せいこうさんのフォローは素晴らしかった(涙))のはこれのせいではなく、きたろう自身の問題だと思いますがね!でもこればっかりは仕方ないね…ホント寒かったから。この時期ならもう暖かいと思って日程組んだのかね…。

開演前に僧侶さんの説法があります。まこと曰く「本人は説法と思ってるけど、客は前説と思ってる」だって、酷いよ!(笑)かなりお茶目な僧侶さんで、「プログラムやDVDを…」と宣伝迄してくれました。でもいいお話が聞けましたよ…61年前のこの日(まさに今日!)空襲でここら一帯が焼け野原になって、復旧する迄大変だったこととか、住民の努力、歴史を忘れないようにすること等、コント公演の前とは思えない程のシャキッとする内容でした。しかも意外にも、今回死生観が根底にあるコントが結構あったんですよね…偶然?

と言う訳で、遠足のしおりみたいな前振りでしたが以下ネタバレあります、未見の方はご注意を。あとシティボーイズに関しては敬称略が敬称です、愛です、ご了承くださいな。

おおっ今年は面白いよ!…と言うとここ数年が面白くなかったみたいですが……えーと、いや、ここ数年のも面白かったけど、それは何て言うかーシティボーイズに関してはそのぐだぐだ感をも楽しめてしまう部分があるもので…ぬる〜いのがまたよかったりするので(愛と言うかなま暖かい目線と言うか)。でも今回は、ぐだぐだなんだけど、ぬる〜いのもあるけど(おい)…やはり5年振りに参加のせいこうさん効果はデカい!構成にも関わっていて、流れが粋です。ブラックな面と叙情的な面が強調されていたし、全体のテンポも良かった。

まことが怒って怒って突っ込んで突っ込んで、のパターンは毎回ありますが、ここ数年の中ではかなり少な目。せいこうさんも声を張り上げて突っ込むシーンは殆どなく、クールに諭す展開が多かったです。

原発コントが面白過ぎた…ブラックなんでどこ迄書いていいんだ…でもWOWOWでオンエアされること判っててやってんだよね、好き放題ですよ(笑)なまおぼえバンザイも笑った笑った。タピオカって何?エクセオールカフェ?エクセルシールカフェ?どっちも違うよ!デイトレーダーって何?ダースベーダーは人間!終盤の怒涛の展開にも〜腹がよじれた…。

あとテント公演だけあって、間違ったアングラコントみたいなのがあっておかしかった…アングラを真剣にやってるひとの心意気を踏みつぶす勢いでしたよ(笑)しかしいいとこ突いてた。アンチテーゼとかメタファーとかアジテートとかな!肥大した自我をもてあますのな!

大笑いしつつも、「一瞬はたっぷりあるよ!」って台詞にはグッときた…瞬間しかない舞台でそんな格好いいこと言うか!しかもコントで!素敵だ!あと「今の、走馬灯?」ってとこ。あーやっぱ死んじゃうんだ。でも一瞬はたっぷりあるから死ぬ迄にお茶飲んだり温泉入ったり出来るんだよね。そういう心意気ってのは大事だ!

ここで終わるんだよ…憎い。しみじみしちゃった。

きたろうはやはり小悪魔で、周りのひとを翻弄していた。せいこうさんが面倒を見ているようだった。悪気がないだけにほんっと困るねこういうひとは(笑顔で)!そしてしげるはいつものしげるだった…マイナスイオンの装置が熱いそうですよ。悪気なく客にドライアイスかけちゃって謝っていた。有志さんのネガティヴ婦人は日替わりと言うか、どんどん勝手にネタ増やしちゃってるようなので、明日以降どうなるか判りません。今日はWOWOWのカメラが入っているのに、そのフレームから外れて遠くに行ってしまってましたし(笑)銀粉蝶さんも素敵な声をそんなことに使わんでも、と思ったりした…素敵だった…自転車コントもあんなに素敵なひとがあんなことしなくても…素敵だった…。

そしてまことは相変わらず格好よかった(ひいき)セカンドベースのとこで怪我しないでねー☆

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■と言えば
アートスフィアはホリプロの銀河劇場(…)になりますが、スフィアメックスってどうなるのん?

■『tokyo blossoms ―舞い降りた桜 ザハ・ハディドとめぐるドイツ銀行コレクション展』@原美術館
ハシゴ。やなぎみわさんの『かごめかごめ』面白かった。リチャード・プリンスの写真『All the best(6 from the portfolio)』の中にカートやコートニー、2PACの姿を見付けてニヤニヤ。ドイツ銀行のコレクションなんだこれ…何だか不思議な気分だなあ。
中庭にねこがいたよー。悪ガキ顔でかわいかった。大阪弁喋りそうな感じの



2006年04月13日(木)
小ネタ

お誘い頂いて、デス電所『音速漂流歌劇団〜燃ゆる帝都バージョン』@駅前劇場に行ってきた。シャンプーハットからお酒が贈られてきてた!え、赤堀さん観に来るん?とロビーをギラギラした目で見回してしまう不審者です。

えーっと役者さんの力量にかなり差がある…音響のバランス+滑舌に問題があって台詞が聞き取れない…ギャグ部分はやってる方に躊躇や照れが感じられて、こっちも我に返りがち。などなど。

あ、でも面白いシーンも結構ありました。当分「トリュフが探せるでブー」で笑えると思います。で、滑舌はアレだけど群唱は上手かった。ちょっと第三舞台っぽいところもありました、『デジャ・ヴュ』辺りの。あと帝都ってだけあって?東京グランギニョルを思い出すところもあったなー。って、グランギニョル生で観れてませんけども。ヴィジュアルが。

客演の羽鳥さん(毛皮族)はフッ切れてて格好よかったです。

で、帰りはジャニーズのコが出演する舞台の話などをした。チケットがとれないね〜。

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■緒形拳ひとり舞台『白野』
現時点でヒットする記事がここくらいしかないな。東京はコクーンです、10月14日(土)〜17日(火)。
演出がスズカツさん!

■『VIVA! FORTIES!』
朝日新聞夕刊に深沢さんのコメントが載ってた

■『こぐれのごはんジャーナル』こぐれひでこ
本屋でたまたま発見。本になってたのかー。
こぐれひでこのごはん日記には日参してます。時々参考にして作ってみることもあるけど作り方わかんなくて適当にやって失敗もしますよ…。この本にはレシピが載っている。おー有難い



2006年04月11日(火)
『THE LONG SEASON REVUE』+α

『THE LONG SEASON REVUE』@アミューズCQN シアター2

お昼は『ウォレスとグルミット』を上映しているCQN2。フィッシュマンズのポスターや『THE LONG SEASON REVUE』用のメッセージボードは昼間も展示されているので、佐藤くんたちへ書かれたメッセージの隣に、拙い線でいぬの絵が描いてあったりして微笑ましい。

佐藤くんが亡くなって、もう7年経つ。てことは、青ちゃんが亡くなってもうすぐ7年か。睦さんもそうか。早いな。1999年て何だったんだ。

何で佐藤くんは死んじゃったのかなーとかそういうこと考え出すと泣いちゃいそうだからまっさらな気持ちで観よう、との心構えだったのですが。そしたら曲と詞と歌と演奏のよさに真正面から向き合うことになり、結局どうどう泣いて観る羽目に。1シーンたりとも見逃したくないのでハンカチ出す暇もなく、終わったらシャツの襟の色が変わってましたよ…よ、よだれ垂らしたみたいじゃん!恥ずかしい!でも誰も見てないからいいや。MIOさんにはバレちゃったかなー。

MIOさんと観られてよかったよ。ひとりじゃちょっといたたまれませんでしたわ…ありがとねー。

昨年行なわれた、ゲストヴォーカルを迎えてのトリビュートライヴがメイン。RSRFは記録用として撮ったもののようで、ハンディカメラでブレブレの映像だった。このまま続くとキツいな…と思ったけど、他のライヴはきっちり撮られていました。RSRFの時点では、映画にしようとは思っていなかったのかも知れない。間にトリビュート的なシークエンスがちらほら。タムくんやよしもとよしともさんの線画アニメや、下北沢を歩く竹中直人さん、大森南朋さんの映像。竹中さんの声で「窪田晴男プロデュース」って聞けてニヤニヤ。

「LONG SEASON」すごかった。他の曲はカットインカットアウトだったんだけど、この曲はほぼフルで聴けた。30分くらいかな。まさやんがフィッシュマンズの曲にこんなにハマるとはー!声質だけじゃなくて、何て言うか…このひとの底なし沼みたいな気質(何それ)がこの曲に妙に共鳴してるような…。

UAの「頼りない天使」、ハナレグミの「いかれたBABY」もよかったなあ。

ZAKさんの音響で聴けたらいいんだけどね。映画でそれは無理か。

大阪ヴァージョンも観たいなあ。「WALKING IN THE RHYTHM」聴きたい。

うーん、まとまらん。

佐藤くんが亡くなったあとにフィッシュマンズを知ったひとも多いだろう。7年ってのはそれくらい長い。でもほんの最近って感じもする。楽曲が色褪せていないから。欣ちゃんが言ったように「サトちゃんは素晴らしい楽曲を残してくれた」。そしてそれは唄い継がれていく。出来ることならば、いつまでもいつまでも。

リピートしたいなー。いつ迄やってるかな。

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■そうそう
CQNのカフェ・ドルチェヴィータで『ウォレスとグルミット』特別メニューとして「グルミッドッグ」(笑)ってホットドッグやハーブティーを売ってるの。これ、他のとこでもある?とリネさんに訊いてみたら、なかった!とのこと。
注文を受けてから作るので5分程待ちますが、出来たてのほかほかが食べられるようですよん

■なので
よしよし『THE LONG SEASON REVUE』前に食べたろうと思ってたんだけど、結局逃しちゃった。リピートしよう…グルミットまた観たいし…

■カラフルメリィ
初日通信に解読みたいなテキストが載っていて、物凄く面白かったんだよなー。同じく初日通信に岩松戯曲解読法みたいなコラムもあって、面白かったんだよ…よ、読みたい。…でもウチのどこにあるのか…発掘出来るだろうか

■おおっ!
ピンター全集が復刊してる!!!
ま・さ・に・ノーベル賞効果!ありがたやありがたや。
どっどうしよう、価格があれだけど買っちゃおうかな…うー!

■と言えば
オールビー全集ってまだありますよ…ね……?1(『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』とかが入ってる)と2(『動物園物語』とかが入ってる)しか持ってないんですがいつかは揃えたいのよー

■ビッグコミックオリジナル 2006.4.20
テキスト連載『子から親へずっと書きたかった私からの手紙』に大森立嗣監督。具体的にこういう話したの初めてじゃないかな…。『ゲルマニウムの夜』のプロモーションもあるのか、結構コワモテの仕上がり。
折しもSHOW-OFF連載の『段差』で、おーもりくんが家族のことを書き始めている。兄弟して今になって何か思うところがあるんでしょうか

■野性時代 29号
おおっとギリギリ、次号が出るところだった。菊地秀行×菊地成孔「家族の記憶、幻想の風景」対談面白いよー

■と言えば
フジ、UA×菊地成孔で出るんだね。DCPRGでって話はチャラかな?山本さんみたいに3日全部違うユニットで出るってのはどうよ!でも菊地さんをフジに3日足止め出来なさそう(笑)



2006年04月08日(土)
『カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜』+α

NYLON100°C 28th SESSION『カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜』@本多劇場

9年振りの再演。'97年の公演は、近しいひとが亡くなった直後に観た。直後過ぎたので、実感がなかった。本多劇場の後ろ〜の席で、ぼんやり観ていた。よく笑った。

ぼくたちは100年後にはもういない/いたとしてもかなりヤバい/いつか死ぬ/きっと死ぬ/人間の死亡率100パーセント

ラストシーンのこの歌を、ああそうだよなあ、と妙に納得しながらすうっと聴いた。「いたとしてもかなりヤバい」ってところには、やっぱり笑った。

ケラさんが「一生に1本しか書けない特別な台本」と言っている、唯一の私戯曲。父親を看病する病室で書かれた台本が少しずつ稽古場に届く。演出は手塚さんが兼任した。初演の千秋楽の前日に父親は亡くなった。有名な話だ。でもドキュメントではない。これは、あくまでも、ケラさんの書いた「作品」だ。どんな深刻な状況でも「ここ、書けるな」「ヘヴィーな場だけど客観的に見れば笑えるんじゃないか?書こう」と思っている。その醒めっぷりと、笑いに対する執着心。死んでいったひとを笑い飛ばす残酷さと、それ以上の愛情。

今回で4度目の上演になる。以下ネタバレあります、未見の方はご注意を。

開幕2日目にしてこの仕上がり。凄い!ちょっとした笑いのタイミングのズレはありましたが、こういう部分の精度は、後は上がる一方でしょう。レギュラーメンバーは無論、ゲスト陣が皆いいです。大倉くんが深刻さを一身に背負う役なので、本人はしんどいかも。でも、その分ストーリーの重い部分はしっかり伝わります。この重さがあるとないとでは大違いなので。峯村さんの、ボケてるようでいて裏はドロドロに深刻、と言う役どころも、あの声とあの動きだからこそ滑稽で、そしてとても悲しい。

しかしそれが笑える。深刻なところで真剣にやってることが相当笑える。これは身に覚えがある。倫理とか道徳とか理性とか、そういうものは笑いの前には何の抑制力もない。同時に嫌悪感も起こる。そのせめぎあいで約3時間を過ごすことになる。結果的には笑いが全てを凌駕する。

『労働者M』の時は引っかかった映像の使い方も、今回はドンピシャ。駆け出していく登場人物たちがすっと消える光景にはゾッとさせられました。

1985年と言う設定の必然性は薄れつつあった。あのひとは日航機に乗ったんじゃないかな、と暗示させる台詞がなくなっていた。こうやって忘れられていく。いずれこの作品も再演されなくなるだろう。でも、心にはずっと残る。

終盤のナンセンスギャグの連打は、普段のケラ作品では不条理のまま観客に投げられる。しかしこの作品では、混濁した祖父の頭の中で起こっていることとしてストレートに受け取ることが出来る。海に近い病院を、頭の中にいる仲間と共に抜け出す。病院を出られた、何をする?アメリカに行く、しいたけを採りに行く。そんなことを話している間に、仲間達はひとりひとり死んで行く。海水に溶けてしまったり、身体がどんどん膨らんで破裂してしまったり。

膨らんでいく仲間の身体は途中からハリボテにすり替えられ、天井から吊されて降りてくる。お腹の風船がどんどん膨らんで、最後には弾けてバラバラになってしまう。この笑えるバカらしいシーンで、何故か涙が出てくる。こんなリアリティの欠片もないシーンで?端から見るとかなりヤバい、不思議な光景だ。劇中の台詞のように「ゲラゲラ泣く」状況。でも、これこそが演劇なのだと思う。極端な話、こういう力がない作品は演劇とは呼べない。

そうやって、亡くなっていったひとのことを思い出す。忘れている時もある。でも思い出せるってのは、いいことじゃないかな。いずれ自分もそっちに行くんだ。そして忘れられていく。それも、それでもいいじゃないか。

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■再始動だよ!
明後日で、倉森さんが亡くなって1年になる。この1年の小松さんの仕事っぷりは周知の通り。
今日、仮チラシが折り込まれてました。
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サモ・アリナンズプロデュースNO.24@本多劇場
2006年11月29日(水)〜12月3日(日)
作:千葉雅子
演出:オクイプレジデント
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強力助っ人陣!また今度とか言ってられませんよ

■素面でこういうこと言うと
頭おかしいと思われそうですが言わずにおれん。
松尾ちゃん家のオロチってさ…ねことしては面白い顔だよねー、誰かに似てるんだよな、誰かに…とずーっと思ってて、昨日気付きました。
チバユウスケに似ています。
……ホントだって!ねこだひとだってのは頭からとっぱらってよく見てみてよ!すごく似てるよ!
ああスッキリした



2006年04月07日(金)
おととかねことか

まあいつもの小ネタです。

■おお、ホントだ!
amberさんがまだ聴いていないそうなので、念のため文字を白くしておきます(笑)ネタバレオッケーなひとは反転してくださいな。
『MORPH THE CAT』の最後の曲「MORPH THE CAT(REPRISE)」のアウトロ、『THE NIGHTFLY』の1曲目「I.G.Y.」のイントロだ!
そうやって3部作をぐるぐる聴いていく訳ですね…。
「このフレーズ、どっかで…」と思い乍ら何回聴いたよ…気付くのが遅い、遅過ぎる。鈍い。
えーだからって4枚目は出さないとかナシで!13年後でもいいから次も出してね

■スパン
そう言えばペッパーズの新譜も何げに4年振りなんだ。『BLOOD SUGAR SEX MAGIK』〜『ONE HOT MINUTE』〜『CALIFORNICATION』のスパンも各4年で、この時は「待った〜!!!」って感じだったけど、今回は「おお、もう出来ましたか」って印象なのは何故だろう。
自分の時間感覚が変わってってるってのもあるだろうけど、悪いニュース(…いろいろありましたね……)が伝わってこないからかな。心配しなくても大丈夫だろうって言うか。
リリース楽しみだなあ。ライヴも楽しみ

■と言えば
パールジャムも4年振りですね…ふふ…ふ……。
いろいろぐるぐるしちゃって言葉も出ませんね!レディングヘッドライナーも決定したしね!

■それにしても
トゥールもレディオヘッドももうすぐ出るし、何か…ラッシュだなあ……

■と言いつつ
『ROCK THE ULTRAMAN』『ウクレレ ウルトラマン』も気になっています。気になってしょうがない!ああ気になる!

■『CATCHING TALES』JAMIE CULLUM
このひといっつも通常盤リリース後しばらくしてデラックスエディション出すんだよね!この商売上手め!これも5月にDVD付きが出るんだって…キー!
いやいやジェイミーが悪い訳ではないのだよ…。
まあそれはともかく、オリジナルもカヴァーナンバーも素敵です。面白い声だよなあ。
6月の来日公演が楽しみです

■『COLLECTED』MASSIVE ATTACK
今更何も言うことなどない!ベスト盤!
新曲「LIVE WITH ME」のクリップ、ジョナサン・グレイザーディレクションなんだけどこれがまた…へ、ヘコむ……。
けどいい。
やーサマソニ楽しみー。トゥールと被りそうなのが恐怖です。どうしてくれよう

■『PIMP OF THE YEAR』SOIL &“PIMP”SESSIONS
復習〜。買ってたんだけど聴かないでおいたのでした。いきなりライヴで聴いた方がいいかなーと思って。
しかしあの爆発力がCDにもきちんと封じ込められていて、すごい!と思った。ちょっと音が軽い気もするけど、クリアなところは好みです。
面白いなあこのひとたち。人間性とかは知りませんが。知らないままでもいいかな!胡散くさいままで(笑)
と言いつつ、リキッドで「タブゾンビって○○○(聞き取れず)のソリスト賞とってんだって」って言ってるコがいたなあ。アカデミックなひとたちなんだろうか。ちょっと気になる。
や、でもホント、ホーン2本であの音量はすごいと思う…勿論音量だけじゃないけど。ライヴで中盤やったミドルナンバーでも、抑えた音が綺麗だった。威勢もいいけどそういうとこはきちんと醒めてる感じがした

■『きょうも、いいネコに出会えた』岩合光昭
あ゛〜か゛わ゛い゛〜(メロメロ)ねこ写真は岩合さんのがいちばん好きだ。添えてある文章も、ねこへの愛情と敬意があって、ユーモアもあって、すごく好きー。基本的に道端を歩いているねこを撮ってるのも好き。
『猫びより』で連載されているシリーズです。日本各地のいろんな柄のねこが観られます。
質問コーナーに海ちゃんの写真が1枚載っててしんみりした



2006年04月05日(水)
舞台ネタ+ポロリもあるよ!

ないよ。

あーグルミットかわいー。まだ言ってる。

カートの亡くなった年って戌年だったんだなあ(いらぬ知識)

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舞台ネタをバラッと。

■『WEE THOMAS;』
あっちでも上演中。2月からOBWでやってたのが、好評で今月からBWにお引っ越しだそうです、おー。
マクドナーはもう劇作はしない、また演劇で言いたいことが出来る迄書かない、と言ってるそうですね。うむー…。映像の方に興味が出てきているようだし、その映像デビュー作がいきなりオスカーとってるし、これからどうなるかな。日本で上演されてない作品、あと何本あるんだろう

■アイルランド繋がり
『FAITH HEALER』は18日からプレヴュー。
Sス子師匠がN.Y.タイムズのアドメールを丸ごと送ってきてくれました、有難うございます!そうそう、イアン・マクダーミドさんはそのひとらしいですね!私『スター・ウォーズ ep.3』観てないので判らないのですが。このふたりと、Ingrid Craigieさんの3人芝居だそうです

■青年座『蛇』
まだ詳細出てませんが。赤堀さんの新作書き下ろし。どうかな…

■G-up『散歩する侵略者』
まだ詳細出てませんが。赤堀さんの外部演出。どうかな…

立て続けに作・演出の手腕をバラで観られる機会。観られなかったこれ迄を取り返そうとしてる訳ではないがー。うー気になる。「パンチラ目当ての脇見運転で二度ほど急ブレーキをかけ」てるようなひとなのに(日記参照)何であんな話が書けるのかね!

■『あわれ彼女は娼婦』
web上にまだ宣美が見付からないなあ。シアターガイドの表4にはもう出てる。
この写真がモチーフだよね
アニー・リーボヴィッツが撮ったジョンとヨーコの写真。ジョンが射殺される数時間前に撮られたもの。
この写真すごく好きで、リーボヴィッツ展があった時ポストカードを買い込んでしまったんだけど、誰に送ればいいのか(笑)郵便屋さんもビックリしそうだしね。誰かラブいひとに送りたいな!ジェンヌとかどうよ!(指名)
やー、でもいい写真だよね…

それにしても演劇ネタって、webよりも劇場で貰うチラシの方が情報早いこと多いよね(笑)

■あとは
ロベール・ルパージュと白井さんの『アンデルセン・プロジェクト』は観たいです

■『あわれ彼女は娼婦』と言えば
ルヴォー演出のtpt版を観たなあ。これ、内容も濃かったんだけど、他に思い出があって(笑泣)
セットが客席ギリギリ迄据えてあって、上演中に席を立った場合、舞台上を横切らないとロビーには出られないと言うベニサンならではの作りだったんです。まあ普通は上演中に席を離れるなんて非常時以外ないのですが、その非常時が起こりましてん。
1幕目終盤、突然咳が止まらなくなった。風邪もひいてなかったし、前後はどうもなかった。何が原因だったんだろう…ちっちゃい頃やった喘息のノリだったな、あれは!止めようと思って止められるもんじゃなくて。出ようにも出られないし、咳は止まらないし、静かなシーンが続いてるし。うわーすみませんすみません!て感じで…。
幕間、隣の知らないおじさんが「これをあげる」と言って仁丹くれました。飴じゃなくて仁丹な!おじさんならでは!有難うございます…本当に申し訳ないことをした…。
2幕目にも来たらどうしよう、観るの止めようかな…と思ったけど、仁丹のおかげか?その後は全然大丈夫で。しかしその後しばらくベニサンでの芝居は怖くて。好きな劇場なんだけど、今でも行くとあの恐怖感が思い出されますよ!喉飴必携になりましたよ!
いやでもあの咳は飴とかで止められるもんじゃなかったな…何だったんだろう

■野田さんだったかな
「狭いところに押し込められて、上演中は喋っちゃいけないし身動き出来ないし、演劇程観客に暴力的なメディアはない」と仰ってましたが。まあ好きで観てるからいいんだけど(笑)好きだけではどうにもならない時ってあるよね…



2006年04月03日(月)
小ネタ

■被ってた(笑)
同じ日にリネさんもウォレスとグルミットご覧になってました
そうそう編み物してたー!そうそうなのに歩く時は四つ足ー!ああグルミットはかわいいなー!
あ、そうそうそんでグルミット左利きじゃなかったですか?包丁とか。ツボ!ツボ!(追記:右利きでした、失礼しました…しかしバッティング(心コントローラー壊すとこ)は左だったよ)
そしてリネさんのご指摘「ヴィクターは悪役といっても人間的には所詮小物」(爆笑)鋭い!厳しい!それも愛!
あーグルミットかわいい。ウチにこねえかなー。ウォレスと違って俺はお前を大事にするぜ。と言いたくもなりますが、きっとグルミットは黙ってウォレスを選ぶね!そこがまたいいね!(妄想)
ねこ好きの自分がここ迄言うのは珍しい。自分でもビックリだ。
映画自体もとても面白かったので、吹替版も観てみようかな

■長塚くん
いい夢観てるなあ
あ、『ウィー・トーマス』とれたよ!(私信)プレヴュー初日!初日かい!しかもプレヴューのかい!ぐだぐだだったらどうしよう!いやいや期待してますよ!

■『MORPH THE CAT』DONALD FAGEN
ねこ繋がり(笑)13年振り、3枚目のソロアルバムです。『THE NIGHTFLY』が'82年、『KAMAKIRIAD』が'93年。でも『KAMAKIRIAD』と『MORPH THE CAT』間にはスティーリー・ダンが結構動いていたので、そんなに経ったっけ?と言う感じ。
『KAMAKIRIAD』の時は「うっわ全然変わってなーい」て感じの方が強かったけど、今回は「うっわ全然変わってなーい。けど、“今”って感じがすごくするー」と思いました。多分『KAMAKIRIAD』より沢山聴くだろな。と言うか既にへヴィロテになってます。
歌詞も何か暗いし。ニューヨーカーの彼にとって、9.11は大きかったし、お母さまが亡くなったことも影響しているようです。しかしどんよりしている訳じゃなくて、まーそうやってひとは歳をとっていくのだよ、若造にこの機微が判るかねふはははは、って感じかなあ。好き好き、こういうの。私も精進します…。
ライナーによると、今回のソロツアーで来日の可能性もなくはないとのこと。おおお!是非!ひっそり楽しみにしてますよ!

■54-71
例のEPCD。お、音悪い…もさもさ…けど曲は格好いい!
あのスカーンとしたスネアを聴きたければライヴに行けということか

■シリアナ
リピート前にどんどん終わっていく…待ってくれえええ!三茶か早稲田に降りてくるのを待つか…

■レッチリが映画主題歌…日本版PV製作も決定!
でででデスノートーーー!!!???
藤原くんのあれだよ!ええええ!!!???
び、ビックリした…どういう…どういう……。
まあ楽しみにする



2006年04月01日(土)
ハシゴ

『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』@アミューズCQN シアター2

シリーズ初見です、ファインズさんが声の出演してるってので観に行きました。

面白かったー!かわいー!やーもうグルミットに惚れたー!何このコ最高じゃないの…人間的にも出来てるし(人間じゃありません)有能だし相棒は大切にするし!

自分の育てた野菜をウォレスの為にぐちゃぐちゃにしちゃうとこは泣いちゃったよ!はいはい近頃めっきり涙腺が緩いですよ!歳はとるもんですよ!(あれ?)もうこの一瞬は「ウォレスのバカたれ!あんたのせいでグルミットが!」と思ったもんですが、最後はウォレスがグルミットを助けてくれたんで帳消しだ。あーいいコンビだー。

グルミットやうさぎが喋んないのがいいよ。目の上の皺や歯の動きを微妙に動かしただけで表情がくるくる変わる。トッティントンさんの衣裳もかわいかったなー。にんじんみたいのとかとうもろこしみたいのとか。

あーグルミット格好いいークールでステキー(壊)

ファインズさんの役・ヴィクターは悪いヤツじゃないんだけどヤなヤツでしたよ。まあこういう話の典型的な悪者です。悪気はないんだ!ああいう性格なんだ!面白かったんでいい。喋り方がいやらしくてたまりませんでしたよ…なんかね、くにゃくにゃしてんのよ!口の中に唾がいっぱいたまってますみたいな!大仰で楽しそうでしたよ…。

そんで唄うシーンがあってドキドキしました(笑)リネさん(名指し)、美声が聴けますよ、美声が。

ああ楽しかった。

****************

SOIL &“PIMP”SESSIONS『LIVE TOUR 2006 PIMP OF THE YEAR』@LIQUIDROOM ebisu

2日連チャンでリキッドです。ワンマンフルレングスのライヴは初見。前回観た時は30分程のショートセットで、最初から最後迄フルスロットルだった。よく持つなあ、フルではどうなんだ、この勢いで90min↑やれるんかい、と思っていたら。

フルでもこの勢いでした。90min↑やりきりました。

お、お前…お前ら……おも、面白い…て言うかバカですか……。面白いとバカと格好いいは紙一重ですよ…。

満杯の会場。大盛り上がりの客。音響ブース前のど真ん中、と言う比較的後方で観ていたんだけど、ここの空気が薄くなる程で。吸っても吸っても何だか酸素が入ってこない!やっばいなーこれじゃあ前の方やステージは…と思っていたら、4曲目にはもうタブゾンビが酸素吸入をしていたよ。怖!元晴は序盤からもう顔が真っ赤でタコのよう。タブゾンビは逆にどんどん顔が白くなってってたような…おいおい大丈夫か!

ホーン2本しかなくて、その2本がずっと鳴らしっぱなしだし、その音もどこでブレスすんですか?と言うようなロングトーンやバリバリバリーッと連符を吹き続けるのがずーっと続く曲ばっかりだからね…。

タブゾンビは終盤かなりヤバい感じで、「SUFFOCATION」とかは半分くらい吹けなくなっていた。意識あったんかな…(フラフラはしてなかったけど)。しかし吹けてる時の音は全くのフルですよ…お、恐ろしいコ!

中盤にピアノトリオナンバーを入れたり、社長のお話コーナーを入れたりと巧い構成をしていた。まあそうせんとホーンは死んでしまいますよ…。だからと言ってそのホーンお休みコーナーが和みタイムと言う訳ではないのだよ。ここぞとばかりに丈青秋田ゴールドマンみどりんが大暴れですよ。丈青は怖いなー。小林先生@ラーメンズみたいな怖さだよ…と終演後話しました(笑)

皆さん「俺んとこの音量上げてくれ!」とスタッフに指示出してて笑ってしまった…デカい音出したもん勝ちです、アンサンブルとかそんなん知らんわ、みたいな。でも個人の技術が皆恐ろしく高いので、バラつかない。かなり殺気立ってる(なのにリズム隊は笑顔だったりするんでまた怖い)ところを社長が巧くガス抜きしてる感じで面白かった。気配り上手のアジテーター。

この後UNITでもショートセットやるんだよね…体力配分とか考えてなさそうだよ。こういうのってやれる時間はきっと限られてる、身体が付いて行かなくなるから。でもやれるんならやれるうちにやるし(酸素吸入してでもな…やりたくてやってんだしな…(鬼))それを聴けるのは楽しいもんです。

いいもん観た。また観たい。