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2006年04月01日(土) 「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

わーシンクロしてる!(笑) kaiさんkaiさん、私も観ましたよ!ハシゴしたんですよ昨日!映画の日万歳!

ということでこのシリーズ、私も初見でございました。レイフ・ファインズが声で出てるからといういささか不純な動機(※いつものこと)で注目してたわけですが、いやいや実際観てみたら純粋に映画として楽しかったです!というかグルミットがとにかくかわいい!かわいい!これは独特の愛らしさですよ!犬好きにはたまらない!
ちょっと解説をしておくと、グルミットというのは主人公ウォレスの相棒犬で、犬だから一言も喋らないんだけど、でもものすごい表情が豊かなんですよ。目で語る。全身で語る(笑)。その様子がなんともいえず絶妙で、見てると気持ちが手に取るようにわかるんです。しかもこの子は、人間以上に賢くて優しくてとっても健気なの…!自分の野菜にタオルをかけたり音楽を聴かせたりして一生懸命慈しんでる姿は最高に愛しかった!(そしてそれをウォレスのために使うところは最高に感動的でした!)
あとグルミットは、車の運転したり料理をしたり編み物までするくせに、歩く時は律儀に四つ足なのがイイ(笑)。なんかトコトコ歩くんだよ!そのギャップが!超かわいい!おおおグルミットーー!

などとうっかりグルミットのことばかり語っておりますがお目当てのレイフも最高でした。すっげーヤな奴だったよ!(笑) ヴィクターという、財産目当てでヒロインに近づく悪役で、銃を片手に全てを暴力で解決しようとするような人。まあ悪役といっても人間的には所詮小物なんですけど(笑)、そのイヤミな感じが声によく出てた!むしろノリノリで楽しそうだった!また歌ってたし!鼻歌だけど!いや、公開前にkaiさんと「プリンス・オブ〜に続いてまた歌ってたりしてねー」なんて話をしてたんですが、まさか本当に歌ってくれるとは思いませんでした。声優として出演するときには必ず歌を歌うのが彼的定番なのかもしれません。(違う)

全体的な印象としても、もっと子供向けなのかと思っていたらそうでもなかったです。ついつい吹き出しちゃうシーンや色んな映画のパロっぽいシーンもあったりして(キングコングとか、あと最初の出動シーンはサンダーバード?)、大人が見ても退屈せずに楽しめる。それとストーリーより何よりも、なんだかビジュアルに癒されるんだよね。クレイアニメの質感って、こう、あたたかみがあるというか、ほっこりとやさしい感じがするよなあー。


ところでこの作品、実は日本語吹き替え版でヴィクターをやってるのがわたくしの愛する透・マスタング・ルーファウス・大川さんということで、吹替版も観ました(…)。非常に楽しかったです(笑)。だって怒ったシーンで「ぷんすかぷーーーーん!」とか言っちゃうんだよ大佐!わ、笑わせないで…!
欽ちゃんも飯島直子さんも良かったです。ていうか私知らなかったんですが萩本欽一さんてこのシリーズの日本語版でずっとウォレス役だったんですね。さすがイメージにぴったり!でした。

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で、この日はもう一本観た別の作品の上映前に「ナイロビの蜂」の予告が流れたりしてレイフ三昧でウハウハでした(笑)。ハリポタの悪の華(named by kaiさん)&小物の悪役ヴィクターに続いて、久々にスーツ着た正統派レイフだもんねー!楽しみです!



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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
【WALLACE & GROMIT: THE CURSE OF THE WERE-RABBIT】

2005年 イギリス・アメリカ / 日本公開 2006年
監督:ニック・パーク
出演:ピーター・サリス、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム=カーター
日本語吹替版声の出演:萩本欽一、飯島直子、大川透
(劇場鑑賞)


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