Hong Kong Life現在篇

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2009年03月31日(火) ■

魯肉飯

今日でもう3月終わり!?ついこの前旧正月だったのに早い～っ(><)
日曜日に久しぶりに台湾人Bさんのおうちに遊びに行きました。娘さんがもうすぐ3才でかわいい盛り(^^)一緒にキティーちゃん人形とかで遊んで"姨姨(いーいー/おばさんの意味)"となついてくれるとかわいいものです。しかし3才なのに広東語がペラペラですごい～(パパは香港人)
お料理上手なBさんが台湾家庭料理を作ってくれると言うことで、大好きな魯肉飯などをリクエスト。
ついでにレシピを勉強させてもらいました～と言うことで忘れないうちにメモメモ。。。

①紅葱頭(エシャロットの一種、小さい赤玉ねぎみたいなの)をみじん切りにする
②タップリの油をナベに熱して①を炒める(油はレンゲ三杯)
③豚ミンチを②に入れて炒める
④ニンニクのみじん切りを追加
⑤ミンチに8割ほど火が通ったら生抽(醤油)少しと素蠔油(精進料理用のオイスターソース)をドバドバっと追加←素蠔油はかなり入れていた
⑥五香粉と米酒で風味付け
⑦水をマグカップ半分くらい入れる
⑧沸騰したら氷砂糖を二かけらほど入れて弱火に
⑨砂糖が溶けたら出来上がり

おお、これなら私にも出来るかも!材料もスーパーで簡単に手に入るものばかりだし。早速週末にでもやって見よう～っと(^^)
魯肉飯の他に、これまた大好きな蛋餅、ピータン豆腐、バラ肉煮込み(これがまたお肉がトロトロで激ウマ!)、スープ等全部本当に美味しかったです。ご馳走様でした!
これらの料理は全て台湾でお母さんに教えてもらったということで、まさに家庭の味。やっぱり世界中で一番美味しいのはお母さんの作った家庭料理ですね♪

2009年03月28日(土) ■

縦貫線SUPER BAND之香港演唱會

台湾の実力派創作歌手の大御所李宗盛、羅大佑、周華健、張震嶽の四人が1年だけ(今年中に解散する予定)組んだSUPER BANDのコンサートに行ってきました。
いやぁ、もうレベルが違うって言うか、四人別々のコンサートでも楽しめるのに、四人一緒になると"濃縮"されたエッセンスのオンパレードで3時間があっという間でした。
周華健は台湾楽壇で活躍していますが、香港人なのでもちろん広東語でのおしゃべり。李宗盛は前の奥さんが香港人(林億蓮)なので広東語むちゃ上手、ほとんど広東語で話していた。羅大佑も一時期香港で活躍していたので広東語かなりOKですが、北京語+広東語が混じって話して笑えた。阿嶽だけは最後まで国語のままでした、でも私は彼は聞き取りはかなり問題ないと思う、分からない振りしてるだけじゃないかな～(邪推)
最初は四人で数曲歌った後、それぞれのソロタイムへ。再び四人揃ってアコースティック・ギターでのJamも聞き応えタップリ。
再び盛り上がる曲に戻り、一番の高潮は羅大佑の名曲「皇后大道東」を観客も一緒に歌って大盛り上がりでした。
今回友達に手配してもらったチケットは真ん中の値段(280ドル)のチケットでスタンドの真ん中へんでしたが、真正面で全体がバッチリ見えてとてもよかったです。大陸や台北より絶対安い!やっぱり紅館が一番です(^O^)

オープニング、左から
張震嶽(ドラム)李宗盛(ギター)周華健(ギター)羅大佑(ピアノ)

ソロ一番手は周華健、素晴らしい歌声に酔い痴れます

二番手は李宗盛、あれ?右上のベースは。。

もとタオバンドのAndyではありませんか!懐かしい～

三番手は一番若い張震嶽

トリは羅大佑、さすがの風格です

アコースティックコーナー

再び四人で盛り上がる曲のオンパレード

ブラボー～好精彩呀!!

とっても楽しませてもらいました、ありがとう!

2009年03月27日(金) ■

Forever Laughing哥

最近Yahoo香港等の芸能ニュース見てる人は"Laughing哥"という文字があちこちに出てきているのにお気づきでしょう。
TVBのドラマ「學警狙撃」で謝天華が演じた臥底(潜入捜査官)のLaughing(ラーフィン)が20話位で壮絶な殉職を遂げた。友達も同僚もみんなLaughingの話で盛り上がり、私ももちろん毎日録画してまで見てまして、いやぁホントに面白いドラマです。
そして今日は「學」の最終回でした。もう1人の臥底阿文(呉卓羲)が黒社会の大ボス江世孝(苗喬偉)を捕まえられるかどうか!最後までハラハラドキドキ～
Laughing哥はちょっとした社会現象のようになってて、Facebook(私はやってないけど)ではLaughingが殉職した次の日に"Laughingフォーラム"があちこちに出来てたらしい。
そして、"実はLaughingは死んでいなかった"説まで飛び出し、TVBは最終回用に特別にLaughingが警察官の制服を着て復職するシーンを撮り足した!
いやぁ、ここまで視聴者の心をつかむ役というのもそう無いと思いますね。
そのうちスピンオフドラマ「Laughing前傳」とか出来るんじゃないかしら。TVBならやりかねんな。でも今のままのほうが伝説のキャラとしてカッコイイと思うけどな。
全30話終わって見ごたえのある面白いドラマでした(^^)

2009年03月26日(木) ■

香港國際電影節「不能沒有你」

導演/編劇:戴立忍
演員:陳迎彬、趙祐萱

今年も始まりました香港國際電影節!
台湾の高雄市が舞台の2008年度の映画「不能沒有你」は実話を戴立忍監督が白黒で撮影した作品。言葉の8割は閩南語です。

あらすじ
高雄で潜水夫として船の修理をしている武雄は娘と二人で食べるのが精一杯の貧しい暮らしをしている。
娘は小学校に行く年になったが戸籍が無いため就学できない。武雄は娘の母親と籍を入れておらず、母親は数年前に失踪したまま。役所に戸籍申請に行って初めて母親は別の男性と11年も前に結婚しており、法的には娘は母親とその男性が親権を持つということを知った。実の子でありながら、法的に親権が無いので娘の戸籍を作れず学校にも行かせてやれず、台北で議員をしている同級生に頼んでみることにした。台北まで行き議員の計らいで役所の偉い人を紹介してもらったが、結局は役所をたらいまわしにされ、最終的には娘を児童施設に預けるように言われ、再び議員を尋ねたが今度は誰も相手にしてくれない。さらに総統に訴えようと総統府に行ったら暴徒と間違われ警察に捕まってしまった。打つ手が無くなり娘を連れて陸橋から飛び降り騒ぎを起こし、武雄と娘は引き離されてしまった。。。

白黒で日常の風景を切り取ったような画面が淡々と続きます。話が段々悲惨になって来て、誰も父娘を助けてくれなくて、役所は法律規則で二人を引き離して、見てるのがつらくなってきた。
こんな不幸な話イヤだ～と思ってたら、話は2年後に飛んで、その間父はあちこちの小学校で娘を探していたが見つからない。実は娘は元気にしているが父と離れてから一言も口をきかなくなっていた。困った福祉職員はついに二人を会わせる事にした。船に乗った父が、船着場の娘にだんだん近づき、二人が見詰め合っているシーンで終わり。あー良かった～

映画終了後に監督の戴立忍が出てきての質疑応答がありました。通訳付きですが、質問のほとんどが北京語で通訳は英語。(ひぇー)
私のつたない語学力で聞き取れた話では、本物の父娘は今は一緒に暮らしていて、映画のプレミアに招待したそうです。本当に良かった～
ほぼ実話ながら唯一手を加えたのは父親の仕事を潜水夫にしたこと。実際も船の修理員だけど、水の中ではないらしい。
白黒にしたのは、カラーにすると余計な飾りになると思ったから、カメラマンは広告を撮っている人だとか。
数々の映画の監督のみならず、自らも実力派俳優として「白色巨塔」等にも出演している戴立忍は、物静かな印象で質問の一つ一つに丁寧に答えていました。むちゃくちゃ頭良さそうな感じ。
時間の都合で終了後は映画館のロビーでも質疑応答は続き、観客の質問に身振り手振りを入れて答えていました。いや、やっぱ近くで見るとカッコイイです!
サインにも気軽に応じていたので、どさくさにまぎれてチケットにサインしてもらっちゃいました♪(上写真)

映画終了後に前に出て質疑応答中、左女性は通訳さん

ロビーで観客の質問に対応中
この人西洋人だけど北京語ペラペラ!

2009年03月25日(水) ■

禮儀師の奏鳴曲(おくりびと)

監督:瀧田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子

アカデミー賞外国語映画賞の話題作が今香港で公開中。23日に香港で行われた亞洲電影大獎(Asia Film Award)でも主演の本木雅弘が主演男優賞を受賞していたので、平日にもかかわらず映画館は8割ほどの入りでした。
ちなみに亜洲電影大獎では本木雅弘の他にも最優秀映画賞を「東京ソナタ」、監督賞を「横山家の味」の是枝裕和監督が受賞して、主要賞を日本が独占していました。黒澤清監督が受賞スピーチですごく流暢な英語で挨拶されてて、こういう国際的な場でカッコイイですね。本木雅弘も一生懸命英語で話してて好感度高かったです。私的には「デトロイトメタルシティ」で主演男優賞にノミネートされてた松山ケンイチ君がかわいくて、おばちゃんすっかり目福でした(笑)

と、話がそれて「おくりびと」香港、中華圏の人って特に"死"に関することを語るのはタブーな保守的なところがあって、こういう業界の話は受け入れられるのかなとちょっと疑問。多分年齢の高い人は"死"を題材にした映画なんて"けがらわしい"と思う人も多いでしょう。観客層は20-40歳台の若いカップルなんかが多かったです。
そういえばイーソンが前に「與我常在」と言う映画で葬儀屋の役をやってましたね。あれは香港映画的にはかなり冒険だったろうな(この映画好きです)
「おくりびと」素直に泣けました。そして、日本人なのにああいうの全然知らなかった。
最後にきれいにしてもらって、家族に見送られるのは幸せなことだなぁ、、なんて自分の将来とかも考えちゃいましたね。だってこのままじゃ確実に"おひとりさま"で誰も見取ってくれそうもないし・・・(暗)
映画の途中友達や、奥さんに仕事のことを理解してもらえなくて「もっとマシな仕事をして」なんて言われたのを見てて、なんで?って思った。
じゃあなたできます?って言われたら、自分ではできないと思う。でもそれはやっぱり死体を触るのは怖いし、体力的にもきつそうだから。でもお仕事でそれが出来る人はすごいと思うし、けがらわしいとは全然思わない。自分の家族がそういう仕事してても恥ずかしいとは感じないと思う。仕事の種類に貴賎はないでしょう。余貴美子さんのような事務員さんの仕事なら全然無問題。
ジワジワと後から余韻が押し寄せてくる素晴らしい映画でした。メイキングつきのDVDとか出たら買っちゃうかも。

2009年03月22日(日) ■

美麗連繋(2)

先週に引き続き二回目見に行ってきました。
今回はさすがに結末を知っているので、各キャラクターの動きとかセリフの意味がちゃんと分かり、細部まで楽しむことが出来ました。そして改めてホントに良く出来たストーリーだなぁと思いました。達明すごいっ!

初日と一部、特に後半で変わっているところがありましたね。セリフや流れはそのままですが、小道具や俳優の立ち位置が違ったりした。
マチネの後、今日は監督と出演俳優二人による座談会があったので、興味深く聞きました。
先週の脚本の達明と監督による座談会の模様と合わせてまとめたいと思います。

まず私がちょっとホッとしたのは監督や俳優さんが「みんな見ているときに一体何が起こっているのかわからないと思う。実はやっている僕達も最初は良く分からなかった。」と言っていたこと。
ホントに一回目の特に前半は色んなキャラクターが出てきて、それぞれ関係のあるような無いようなシーンの連続で、全然話がつかめなかった。そう思ったのは私の理解力の問題でなく、みんなも同じように感じていたのだということ。
脚本の達明は「人と人の関係はサークル(手で輪を描きながら)のようなもので、自分はこのサークルやあのサークルに属してて、それぞれのサークルが微妙に関わりあっている。そして1人、一つのサークルでは出来ないことが、別のサークルと関わることで化学作用が起こり、すばらしいことが出来るかもしれない。そういう人の色んなサークルが描きたかった。」そうです(意訳です、大体こんなことを言っていたと思う。)
そして「自分が今のサークルにいられることをとても感謝しているし、僕の人生の最も大切な人の1人である監督のRoyに会えたことも感謝している。この感謝をお芝居にしたかった。」
「このお芝居の結末はエンディングではない、人生の中の一つのモーメントである。それぞれの人生はこれからも続きがあるのだから。」お芝居のキャラがこれからどうなるのかとかも考えられそうです。
監督によるとこのような抽象的なお芝居を手がけるのは非常に珍しく、普段とは違うアプローチでリハーサルを重ねて行ったそうです。
観客のコメントでも「香港話劇団のお芝居は好きでよく見るけど、こういうお芝居は初めて見た。」というのがありました。
前に見た香港話劇団のお芝居「黐孖戯班」とか、別の舞台劇「留住百味情」等のストーリーがハッキリしてて分かりやすかったのとは正反対な感じ。
でもこの「美麗連繋」は途中???が続くけど見た後にホンワカ優しい気持ちになれて、それぞれのキャラのその後を想像したりして後々まで楽しめるのでした(^^)また違う角度から(別キャラを主にした)脚本で再演とかしてほしいかも!

2009年03月21日(土) ■

DelayまたDelay

どうも先週はダラダラしてて全然日記を更新してませんでした。なんとなくドヨーンとしてしまうのは天気のせいもあるかも。
この時期恒例でジメジメ、暑いような寒いような、洗濯物もなかなか乾かないしほんまうっとしい!除湿機フル活動中です。
さて、陶喆の123木頭人コンサートDVDが発売になるという情報が週頭に入りました。今回は北京のが出るらしい。でも大陸版で、FCの子がGold Lavelに聞いたところ今のところ香港/台湾版(録画地でなく、発売バージョンね)が出ると言う情報はないらしい。えー、大陸は発売禁止の「鬼」とか「王八蛋」とかが入らないのよ～ガックリOrz
中国では16日発売らしく、香港にも信和中心のCD屋には入るのでみんなで買いに行こう!と約束してました。最初は18日入荷の予定だったのに、遅れて21日になるとのこと。週末ユックリ見れるからいいや、と思っていたらまた入荷が遅れて来週になるらしいです。トホホ～
まぁ楽しみはあとに取っときましょうかね(^^;)
21日だったら歌迷のみんなとうちで一緒に見ようよ、と約束して晩ご飯の材料とか買ってしまってたので、今夜はご飯食べるだけの会になってしまった。特製ロールキャベツなど作りましたよーん♪

2009年03月15日(日) ■

貓咪咕咕(グーグーだって猫である)

脚本/監督:犬童一心
出演:小泉今日子、上野樹里、加瀨亮

日本で公開当時賛否両論だったようですが、なんかちょっと分かった。
猫はとってもカワユイのでいいのですが、余計な描写が(猫でなくストーリーに)多かったような。これも好みの問題かもしれないけど、私的にはあと15分くらい短くしてもいいかもと思いました。
東京音痴の私には舞台の吉祥寺というのがピンと来ないので、なぜあんなにしつこく吉祥寺について語っているのかちょっと不思議だった。香港人的にも理解できないんじゃないかな。
そういえば中文訳でサバの化身と話すシーンで「先生はおにぎりが好きでしたね」と言うせりふで"おにぎり"がなぜか"寿司"に訳されていた。おにぎりってイマイチピンと来ないのかな?うーん、でも普通にあるけどなおにぎり(ちなみに"飯團"といいます。)
でもキョンキョンいい女優さんになったよね。元アイドルだと、特に女性はどうしても"老け"の問題を避けて通れない。でもキョンキョンは実年齢より若くてきれいで、でも年相応の貫禄と言うか年輪も感じさせて見ててほっとします。
かわいいネコ見れて、ネコ恋しい気持ちが倍増。そしてしつこいですがやっぱりうちのネコが一番かわいい←飼い主バカ(^^;)

2009年03月14日(土) ■

美麗連繋(1)

編劇張達明、導演司徒慧[火卓]の香港話劇團お芝居初日を見に行ってきました。
達明が脚本を執筆したお芝居は2004年の「旋轉270°」以来で、このときは監督も兼任だったけど、今回は親友でもある香港話劇団の司徒慧[火卓]の手によります。私にとってはこの二人は黄金コンビで、達明の前のトークショーも司徒慧[火卓]が監督しているので、とても楽しみにしていました(^O^)

あらすじ
小Jの妹小君は免疫力のなくなる病気になり、ラジオドラマの悲劇を聞いては落ち込んでいる。小Jは妹を元気付けようとドラマの結末をHappy Endingにするためラジオ局に就職してみたが。。
ラジオドラマの脚本子俊は不眠症で、その恋人John医師(小君の主治医でもある/子俊&Johnはゲイカップル)は幻聴に悩まされている。
他にも自閉症の男の子、事故で植物人間になってしまった男性と彼を世話する自殺志願の老人などがからみ、現代社会で何らかの心/体の病気を持った人たちの繋がりが、軽妙な語り口で結末に向かって進んでいく。。

いつもだけど達明の書く話は深すぎて理解が難しい、、、でもまだ「旋轉270°」よりはついていけました。
一つ一つのストーリー自体は理解できるんだけど、その繋がりや何を暗示しているかとか頭の中で整理して、消化するのに時間がかかる、言葉の問題ではないのですね。
でもそういうのってすごい貴重だなぁと思います。数日後に「あっ!」って気づくこととかあったりして、劇場にいる時間だけでなく後々まで長く楽しめる。
初日は達明も見に来てて、公演後に脚本と監督による座談会がありました。
私このお芝居の後の座談会好きなんです、自分が理解しきれていなかった部分を直接関係者から聴くと面白いように「?」が「!」に変わる。さらに他の観客がどんな感想を持ったのかもすごく興味深い。
観客からも色々質問が出て、予定時間をオーバーして45分くらい聞き応えタップリの座談会でした。
ということで、座談会については又後日。来週も見に行くので理解を深めてから再度書きたいと思います。
ちなみに達明は今中国でテレビドラマの撮影中なので、次の日にはまた広州にとんぼ返り。このお芝居は初日しか見られないと言ってました。初日に脚本家自らの解説つきで見られてラッキーでした♪

2009年03月13日(金) ■

龍珠・全新進化 (Dragonball Evolution)

監督:ジェームズ・ウォン
出演:孫悟空（ジャスティン・チャットウィン)、ブルマ（エミー・ロッサム)、武天老師（チョウ・ユンファ)、ヤムチャ（パク・ジュンヒョン)、チチ（ジェイミー・チャン)、ピッコロ大魔王（ジェームズ・マースターズ)

いやー素直に面白かったです!
賛否両論あるようですが、漫画だと割り切って見れば、アクション＋宝探し＋冒険で分かりやすくて血沸き肉踊ってとても楽しめました。
昔"少年ジャンプ"で連載開始から読んでたけど、あまりに昔で詳細を忘れてました。キャラクターとかウィキペディアで調べてしまった。
でも忘れてたほうがむしろ良かった。漫画のイメージで見ると違いがかえって色々気になってたかも。
セリフはもちろん英語なんだけど端々に日本語、北京語、広東語っぽい発音、ナマステー(ヒンズー語?)とかも出てくる。セットも中国のような日本のような西洋のような「ブレードランナー」を彷彿させる怪しさでステキです～
亀仙人役がユンファって聞いたときに「えー」って思ったけど、これが素晴らしく違和感なし!って漫画の亀仙人とはちょっと違うけど、でもさすがは發哥!強くてスケベでお茶目な亀仙人を嬉々として演じてて最高です♪
發哥見るだけでも充分元取れます!マジDVD出たら買おうかな～
続編を作る気満々の終わり方なので、またぜひ發哥に活躍してほしいですわ(^^)
最後のタイトルロールで、バーンと「鳥山明」の名前や「少年ジャンプ」とか見るのは昔から見ていたファンとしてはなんか嬉しいですね～

2009年03月12日(木) ■

一百萬零一夜 (Slumdog Millionaire)

今年のアカデミー賞を総なめしたダニー・ボイル監督の話題作「スラムドック$ミリオネア」見ました。
さすがアカデミー賞を取っただけあり、面白いストーリーで最後までだれるところなく見ごたえある作品でした。
でも、うーん、好みの問題でしょうがもう一回見たいかと聞かれれば、答えはノーかなぁ。(好きな人ごめん)
見てて一番気になったのが、インドが舞台なのに、子供のときはインドの言葉でしゃべっていたのに10才くらいから英語で、大人になったら実の兄弟同士でも流暢な英語で、なんか変じゃない?
いや、インドのちゃんと教育を受けた人は流暢な英語を話されるらしいですが。でも役柄が下級社会の、しかも兄弟同士なのになんで英語なの?すごい違和感。なんちゅうか、所詮西洋人が自分達の為に作ったハリウッド映画だよなぁとか、冷めて見てしまいました。ひねくれててすみません。
これって「ラストエンペラー」を見たときにも思ったのですよね。それに「SAYURI」でも感じたなぁ。
それでも、世の中にはこういう世界もあるんだと、スクリーンを通して知ることが出来ました。
ラストの駅での歌ダンスがなんか唐突でインド映画らしくて、ここが一番好きかな(笑)

2009年03月11日(水) ■

低調期

ちょっと最近仕事で色々精神的にきついことがありまして。
グループ全体で厳しいコストダウン要求が本社から出ており、海外他拠点で香港だけがやっていなかったリストラが先日ありました。
ちょっと前に香港社長から聞いて多少準備はしていたけれども、実行当日に最終的に確定し、その日はもうバタバタ。と言うのも、香港ではたいてい解雇通知→即日解雇が常識なのです。マネージャークラスの人は引継ぎなどで数日残る人もいるけど、アシスタントクラスだと解雇補償金や最後の給料等の清算を終えたらすぐ退社です。
理由は"クビになった"とみんなが知っているのに出勤するのは針のムシロ、それと、会社のデータを漏らしたり壊したりすることを防ぐため。
解雇通知自体は社長から本人に個別に伝えられたけど、その後の退職手続きは人事担当である私の仕事。もちろん突然解雇通知を受けた本人のほうがもっともっとショックでしょうが、その手続きをする私も非常につらかったです。社長も苦渋の選択だったようです。
中には長く勤めたスタッフもおり、社長には英語なので言いにくいことも私には広東語で色々と言われました。
対象には管理部門の人もいたので、私の今後の仕事もまた増えてしまったし、仕事の割り振りも再構成しなくてはならない。
そして解雇後の税金やMPF(個人年金)の手続きなどいろいろフォローもしなくてはなりません。
仕事も生活も、楽しい時もあれば、不調のときもある。こういう時は粛々と、与えられた役割をこなして乗り切るしかないですねぇ。
解雇手続きの仕事も経験として勉強にはなりましたが(香港労工法令の"解雇"項目が良く分かった)、出来れば二度とやりたくない仕事ですね。。。

2009年03月08日(日) ■

2才の誕生日

友達夫妻の子供さんが2才のお誕生日で、お祝いの食事会に参加してきました。友達や親戚も集まって総勢20人近く、上海料理のお料理も美味しく賑やかで楽しかったです(^^)
しかし、半年前に会った時にはまだまだ赤ちゃんっぽくヨチヨチだったのに、今やパタパタ走りまわり、当たり前ながら広東語は発音もネイティブでペラペラ話すし成長の早さにビックリします。てか、生まれてまだ2年なのに、絶対広東語の発音私より上手い、、くやしい、、、(爆)
お誕生日のケーキがやっぱりというか、香港らしい"ハローキティ"でした(笑)こういうのって絶対サンリオの版権とかとってないよね(^^;)
これからも元気にすくすく育ってください、そして広東語上達の秘訣を私に教えて(笑)

デザイナーの友達が作ったポスター
主役BBはブタさんキャラに、かわゆい♪

2009年03月06日(金) ■

王若琳2009香港演唱會　大人故事書

Joanna Wangの香港コンサート初日に行ってきました。テーマは「大人故事書=Adult Story Book」セカンドアルバムの副題でもありますね。セカンドアルバム、これがまたいいのです!彼女の歌は癒し系で気持ち良くなって寝る前とかに聞くのに適してます。
舞台セットも絵本っぽいつくりで、猫ちゃんなどいてカワユイです♪
絵本(スクリーン)には、それぞれの歌のイメージの挿絵や写真が映し出されます。アメリカ生まれ育ちのJoannaは英語がネイティブ、ということでトークの8割は英語、残りは北京語。客層に外人度が高いなと思ってたけど、歌も8割は英語の歌でした。途中は80年代ヒット特集と言った趣で、マドンナ、オリビア・ニュートンジョン、ビリー・ジョエル、ホール&オーツのヒット曲なども歌ってくれた。
実は正直なところ、去年のラジオ局主催のミニコンサートでの印象がイマイチだったので、今夜もちょっと心配だったのです。でも全然別人のようにノリノリで楽しんで歌っている感じが観客にも伝わってきてとっても良かった!去年はまだデビュー間もなく、マスコミ対応に慣れてなかっただけなのかも。
そして、歌声はさらにパワーアップしている。彼女の歌は癒しの力がマジにあると思うな。とにかく聞いていると気持ちよくて、なんかこうサンタモニカ海岸を散歩しているような気分になれる(イメージです、サンタモニカなんて行ったことないないし・笑)
会場は九龍湾国際展覧中心(HITEC)だったのですが、ここアリーナは平面で、後ろ三分の一だけ段になってます。今回はその段になっているところの4列目だったのだけど全体が見えてよかった(Nさんありがとう!)
前にサンディ・ラムのコンサートで、平面の真ん中へんで段になっていないので前の人が邪魔で全然見えなかったんだけど、それより絶対後ろのほうが良く見えることが分かりました。次回からHITECでは段になっているところ買おうっと!

私の席からは全体が良く見えました

なんかシーツのような衣装!?

絵本に歌のイメージの挿絵が写ります

オリビアの「フィジカル」の時には運動する猫挿絵が(笑)

ちょっとネグリジェのような衣装?

左利きでのギター演奏です

2009年03月04日(水) ■

犬&猫@ラマ島

關楚耀(Kelvin Kwan)と衛詩(Jill)が日本で大麻所持でつかまったニュースが今日の各誌のトップ。しかも東京のドンキホーテーで万引きの疑いで荷物を検査されたら出てきたらしい。アホ丸出し、日本のニュースでも流れてて香港住民として恥ずかしいぞ(><)
日本の方はあまりご存知ないかもですが、二人は2年くらい前にデビューした若手歌手で、ケルビンは譚校長の契仔でもあり校長にはかなり目をかけてもらっていた。
JillはJanice(衛蘭)の双子の妹で、黎明のレコード会社に所属しているので、昨日の芸能ニュースでは譚校長と黎明がそれぞれ釈明会見をしていた。とはいえまだつかまった直後でまだ状況がつかめていないみたいですが。
この二人、噂にはなっていたらしいですが、これで付き合っているのがバレましたな。もっともJillは大麻所持について「彼が持っていたなんて全然知らない」と否認しているらしいので、これで破局でしょうが。
それに、この二人どっちもイマイチパッとしないので、芸人生命もここまでか?このマイナスイメージ払拭はかなり厳しいでしょう。ホンマにアホやなぁ。。
さて、週末に行ったラマ島は犬猫天国!住民と同じくらい犬猫がいるのではないかと思うほどあちこちでノドカに歩いていました。
ちなみに↑写真は野生のバナナの木。バナナの花が咲いて上に青いバナナがなっている!ラマ島の人は熟したら取って食べるんだろうか、、、でも果物屋さんでは普通にバナナ売ってたけどな(笑)

こういうタイプの中型犬がポピュラー

ネコちんも売店商品の上を闊歩

犬同士も知り合いで和気藹々

どの子もとってもおとなしい

飼い主から離れて自由にお散歩の子もいます

このネコうちのサンにちょっと似てる!

↑実家のサンちゃん

2009年03月02日(月) ■

張柏芝沈黙を破る

1年以上前の陳冠希と女性スターとのエッチ写真流出事件で、ずっと沈黙を守ってきた張柏芝が金曜日の夜に有線放送の独占インタビューに答えました。うちは有線放送入ってないので、映像では見てないけど、次の日の各新聞、雑誌は全てトップで取り上げていました。
1年前に写真が出回ったときに、私は最初はソックリさんのAVの類だと思ってたんだけど、どうやら本物らしいと言うことでかなり驚いた。中華圏のみならず、日本や世界中でもニュースになってましたね。
当事者の女性が発言するのは阿嬌が比較的直後に「私は子供でした」と発言した以来ですね。阿嬌は何度か復帰のウワサは流れるが未だに復帰ならず。年末にTVBが放送した阿Saのインタビュー番組に、舞台裏でチラッと写った阿嬌に対してTVBにクレームが何件も来たとか「あんな女はTVに出すな」と。
張柏芝のインタビューの抜粋が"明報周刊"に載っていました。
今回のインタビューはどうしても被害者の女性の為にも立ち上がって発言したくて、夫の謝霆鋒やそれぞれの両親にも相談して、自らテレビ局に持ち込んだそうです。(以下意訳です)
「陳冠希は被害者を守る努力をすると発言しておきながら何も行動していない。"猫哭老鼠假慈悲"(猫が鼠の為に泣くなんて嘘の慈悲だ=気の毒そうな振りをしているだけ)」
「私はずっと自分が刑務所に入っている気分だったけど、彼が裁判所で証言した(カナダの裁判所で事件について女性の名前を言った)のを聞いて、絶対に立ち上がらなければと思った。陳冠希は私達が早く安心できるようにと言っているけど、今日私がここに出てきたのはみんなうんざりしているのよ、私もうんざりしている。私がうんざりしているのはあなたよ、私はずっとあなたが私達を傷つけることにうんざりしているの。一番私達を傷つけているのはあなたなのよ!」
「私はこんなに良い主人を他では見つけられない。事件が発生したとき夫は一切何も聞かなかった、ただ僕がずっとそばにいるからと言ってくれた。義父(謝賢)は報道された最初の日にやって来て、孫の顔を見る振りしながら家族みんなでがんばろうというメッセージをくれた。義母だって何も言わずに焼き物の人形をくれたの、そこには"風雨同路"と書かれていた。」
「私は自分が被害者だとは思っていない、だって間違いを犯したのは本当だから。私は同情してほしいのではない。女性として本当につらいことだけど。私はニュースが流れたときすぐに部屋に入って息子を抱き上げた。足は力が抜け、膝は震えて、ちょっと平衡感覚もおかしくなっていた。私は自分に言い聞かせたの、もし大人が勇気を持って立ち上がらなければ、子供はどうすればいいの?私は自分が気が狂ってしまうと思っていた、でも息子のためにも絶対に立ち上がるのよ。」
「事件が発覚したときちょうど旧正月で、そのときは本当につらかった。友達はみんな何もなかったかのように振舞ってくれたけど、余計につらかった、でもそういう気を遣ってくれる友達がいることもうれしかった。」
「私と夫がタイ旅行に行ったとき、私は息子を抱いていて、とてもたくさんの記者に写真を撮られて、私の心臓はドキドキ鼓動して、飛び出してしまうかと思った。その時は家に帰ってから大泣きしてしまった。ひとりの過ちが家族にまで影響してしまったなんて。」

まぁ、あんな写真が出てしまって気にせずにいられる人なんていないと思うけど、気の強いイメージのあった張柏芝もやはり普通の女性なんだなと、当たり前ながら思いました。そしてニコラスの言動がむちゃ男前やね!ホンマこんないい男いないよ!
ぜひこの事件を乗り越えて、いやこの際肥やしにして一回り大きくなってまた素晴らしい作品で復帰してほしいものです。

2009年03月01日(日) ■

お泊り@ラマ島

張柏芝が1年以上の沈黙を破って写真流出事件について語りましたね。昨日の新聞トップはどこもその記事で、みんなの関心の高さがよく分かります。
そんな騒ぎ(?)のなか、2/29誕生日の友達のお祝いも兼ねて総勢5人(私以外みんな香港人)で土日にラマ島へ遊びに行きました。2/29誕生日って、28日か3/1どっちにお祝い?どっちもOKよ～と本人は言ってた(笑)
友達の親戚がラマ島に別荘を持ってて、そこでお泊りさせてもらう。離島でお泊り初めてだー＼(^^)／
砂浜のBBQ場が近いので、晩ご飯はもちろんBBQ!しかし、この別荘は船着場から徒歩20分くらいのところにあり、BBQ食料や飲み物、炭等を持って歩くのは結構きつかったっす(><)
でもしんどい後は美味しい&楽しいが待ってます。
昨夜は17度くらいで寒いくらいだったので、BBQで火を囲んで、海の音を聞きながら、みんなで他愛もない話をしてお肉とか手羽先とか焼くのは楽しかったです♪
サツマイモ、ジャガイモ、とうもろこしはアルミホイルで包んで火の周りに置いておいて、後で食べました。これもホクホク美味しかった～
誕生日ケーキはBBQの後はおなかいっぱいで食べられないので、次の日の朝ごはんへ。
夜は床にマットレスを敷いて雑魚寝!ちょっと修学旅行みたい(*^^*)
1人が最近彼氏が出来たそうで、枕を並べながら皆で色々質問攻めにして、まるで「星星同學會(TVBの呉君如司会トーク番組)」みたいでした(笑)
しかし、クッションが足りなくて背中や腰が痛くてよく寝られなかった(><)
次の日朝食(というか昼食)後、みんなはハイキングに行くとか相談している。でもみんなより10歳以上年上のおばちゃんは体力が限界だす。。。明日仕事やし家に帰って休ませてくれ～
ということで先においとましました。でも誘ってくれてありがとう～楽しかったわ♪

歩くこと20分くらい、やっと目的の別荘が見えてきた

しかし、まだ階段が待ち受けていた。。

や、やっと着いた、、ぜーぜー

部屋の中です～

ベランダからは海が見える

すぐ近くに砂浜があります

波の音が気持ちいい～

砂浜の端にある公共BBQ場(無料)

いっぱい食べ物があります～

ではBBQ開始!まずは火の通りやすいソーセージなど

床に雑魚寝中(笑)

豊富な朝食!昨日の残りのイモやトウモロコシもあります

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初日