雲間の朝日に想うこと


< 心の年明けに為れるでしょうか >


個と個が、
縒り逢う時。

合一して、
新たな個が生じるのだろうか。



其れとも。

一方の個が、
他方に溶かされ溶け込む様な振る舞いに、
過ぎないのだろうか。








其処には。

何らかの力学が、
作用するのだろうか。















此れ迄の、
其れ其れの個を。

突き合わせ、
摺り合わせ。


何時か、
一つにする為に。






出遅れた正月を祝う。





















 「丸餅は良いとしても。」
 「味噌汁にお餅入れるの?」


 「なん?」
 「文句在ると?」


 「栗金団は?」
 「数の子も食べたいよ。」


 「鰊の昆布巻き。」
 「後は無し。」


















文化も。

習慣も。

好みでさえも。


然程、
符合する訳でも無いのに。








何故に。

其れが、
妙に楽しいのかな





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References
 Jan.01 2019, 「想い描き過ぎた故の夜でしょうか」
 Jan.01 2017, 「返るだけで充分でしょうか」
 Jan.01 2016, 「年を越せたのでしょうか」







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2019年01月02日(水)


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History
2016年01月02日(土) 最後の会話に値しますか
2010年01月02日(土) 電信柱の様な物でしょうか
2006年01月02日(月) 何方が本心に近いのでしょうか
2002年01月02日(水) 会って話をしたら伝わりますか



< 想い描き過ぎた故の夜でしょうか >


自身の立ち位置が、
不安の因だとするのならば。


自ら因って立つ自覚を、
有する事こそ。

何よりの、
原動力と為るのだけれど。




其の、
因って立つ事の難しさが、
自身の不安を、
余計に増し行く現状に。

如何に、
抗えば良いのだろうか。










慌てる必要も、
焦る必要も。

何処にも無いけれど。









何れ程望んでも。

無為から、
抜け出す事の出来ぬ、
其の無様が。


何れ程厳しく、
自身を、
切り刻むかも。





腑に落ちる。





















祝いに備えた酒精で、
箱ごと、
薬を呑み干し。


 「家出したけれど。」
 「行く所が無いんよ。」


錯乱し、
号泣するあの子の姿に。

慌てて寝覚め。









便所に籠もり、
嘔気に喘ぎながら。


 「今年もよろしく。」

 「嫌です。」


俺の問いには即答した、
あの子の。














其の本心は。

単に、
俺への八つ当たりに過ぎない事を、
希う。





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References
 Jan.01 2017, 「返るだけで充分でしょうか」







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>> postscript

何年越しに希った瞬間か。

其の念願の年越しが・・・大喧嘩で始まると。
情けね。


一緒に暮らし始めてもうすぐ一年、
理想と現実とお互いとが、少しずつは解り逢えて居ると良いな。

今年も宜しくお願い申し上げます。


小坊主


2019年01月01日(火)


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History
2017年01月01日(日) 返るだけで充分でしょうか
2016年01月01日(金) 年を越せたのでしょうか
2015年01月01日(木) 諦めた新年なのでしょうか
2014年01月01日(水) 路筋の見付かる旅路でしょうか
2012年01月01日(日) 御目出度くは無い新年でしょうか
2009年01月01日(木) 本当は消したい場所なのでしょうか
2008年01月01日(火) 必要なのは其れだけでしょうか
2007年01月01日(月) 案外近くに居るのでしょうか
2006年01月01日(日) 印象に残る区切りで在りますか
2005年01月01日(土) 本心を探り当てて居るでしょうか
2004年01月01日(木) 腐れた縁に想いを託して良いでしょうか
2003年01月01日(水) 矛盾する想いは願えませんか
2002年01月01日(火) 始まりはいつも俺ですか





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