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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
宝島とシャーロック

1月1日の英国は、「Treasure Island」(宝島)のみならず、20:10からBBCで「SHERLOCK」の続編の放映もあったんですね。
うわ〜、このお正月はブリテン島かアイルランド島に居たかった。

The Guardian紙のHPに、宝島のレビューを探しに行ったら、シャーロックのレビューも見つけてしまいました。
どちらもボロボロねたバレで、とくに宝島は結末に言及してしまっているので、いちおうこの記事の下の方にURLを貼っておきますけれど、リンクはしませんし、読みにいかれることをあまりおすすめはしません。
これを読まずに見たかったです(泣)。

ねたバレなしに、レビューの内容をかいつまんでご紹介すると、どちらも原作をかなり大胆に改変しているのですが、宝島の方はまともに改変しすぎていて、ヒネくれた英国人としてはちょっと文句を言いたいらしい(宝島がハリウッドくさくなってしまった、とお嘆きです)。
対してシャーロックの方はひねり過ぎるほどひねりと毒が効いていて、視聴者も置いていかれそうになる(視聴者もワトソンと一緒に「何がどうなってるんだ?」状態に置かれるらしいです)。
19:00〜宝島、20:10〜シャーロック、と同日放映だったのは、宝島には分が悪かったかな?
でもこのレビューを第三者の目で読んでみると、このハリウッドくささはアメリカではあんまり問題にならないんじゃないか?と思います。
実際のところは自分の目で見てみないと、どうかはわかりませんが、

シャーロックの視聴率は30%だったそうですよ。
あのひねくれた話が30%というところが、英国人はやっぱり英国人だなぁと苦笑する次第。

さぁ、日本での放映はどうなるでしょう?

TV review: Treasure Island; Endeavour
http://www.guardian.co.uk/tv-and-radio/2012/jan/02/treasure-island-endeavour-tv-review

TV review: Sherlock; Hacks
http://www.guardian.co.uk/tv-and-radio/2012/jan/01/tv-review-sherlock-holmes-hacks


2012年01月08日(日)