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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
ラッセル艦長、サプライズ号に帰る

Actor Russell Crowe makes a Surprise visit.
俳優ラッセル・クロウが、サンディエゴ海事博物館のサプライズ号に、サプライズな(予告なし突然の)訪問をしたそうな。

先週の日曜日にはロサンゼルスで、アカデミー賞のプレゼンターを務めていた(と聞きました)ラッセル・クロウですが、8日の水曜日の夜には同じくカリフォルニアのサンディエゴで、彼のバンドのコンサートがあったそうです。

コンサートを控えた8日の午前中、ラッセルはバンド仲間と一緒にふらっと海事博物館を訪れ、いまは博物館に展示されているサプライズ号を再訪。
撮影当時のクルーで、今は博物館の職員になっているAl Solkinがたまたま勤務時間に当たっていたため、慌てて艦長を案内することに。

こりゃきっと、号笛も敬礼もない艦長乗艦だったんでしょうね。
ふつうは艦長用艦載艇が港を離れると、艦の上ではお迎えの準備が始まるんですがね(苦笑)

Al Solkinは、先任衛兵伍長(Master at Arms)役だったので、映画の中でも確認できます。
ネイグルがミスタ・ホラムにぶつかったものの謝らずに通りすぎたのを見たジャックが、「先任衛兵伍長(Master at Arms)!その男を拘束しろ」というようなことを言って、それから副長に「ホラムを部屋に呼べ」と言うシーンを覚えていらっしゃいますか?
あそこで命令を受けてネイグルを引っ立てた、もみあげのちょとゴツい大柄の伍長が、Solkin氏です。

なつかしの艦を見てまわった後、艦長は伍長に「また一緒に仕事をしような」…というようなことを言って帰って行ったそうですが、このセリフをもって「ラッセルは続編を撮影する予定がある」と期待するのは、ちょっと時期尚早でしょう。
でもサンディエゴに来たからには、サプライズ号に会いに来る…というのは、やはりファンとしては嬉しいですね。

この記事はサンディエゴの地方紙から
http://www.signonsandiego.com/news/metro/bell/20060309-9999-7m9bell.html
少々スクロールして「Star Watch」というところをお読みください。

ところで、20世紀FOX社では、トム・ロスマン氏が(M&Cの原作ファンで、映画化に当たっては「You take a command」と提督もどきの芝居がかった態度でピーター・ウィアーを監督に任命した)、Fox Filmed Entertainment社の共同経営者(cochairman)に就任したそうです。
以前から続編については、もし何か動きがあるとしたら、トム・ロスマンの人事異動後だろうと言われて来たので、この就任が果たして吉となるか凶となるか、この先数ヶ月は動きを見守ろうと思っています。
もっともラッセルの仕事は、この先2つについて既に決まっているようですが。


今週の水曜日15日に、またWOWOWで「マスター・アンド・コマンダー」の放映があるようです。
3月15日(水)14:55〜17:15 WOWOW
月末にはスターチャンネルでも放映があるとのこと。Tさん>情報をありがとうございます。

ロード・オブ・ザ・リング「王の帰還」が3月末に地上波初放映になるので、そろそろM&Cも地上波解禁でしょうか?
4月以降は地上波洋画劇場も見張っていた方がいいのかな?と思っています。


2006年03月12日(日)