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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
キャスティング投票

キャスティング投票にご協力ありがとうございました。
前置きも何ですからさっそく結果に参りましょう。
メールは複数の方からいただいたのですが、あまり重複はなく、唯一2人の投票が重なったディロンはジュード・ロウで重複…という結果になりました。
各役者さんのあとに()書きした部分が、投票してくださった方のコメントです。
2行目からは私の付記コメントになります。

まず、今回の映画化キャスト(オーブリー=ラッセル・クロウ、マチュリン=ポール・ベタニー、キリック=ディビット・スレルファル、ボンデン=ビリー・ボイド、プリングス=ジェームズ・ダーシーetc.)を基本としたその他のキャスティング

◇ソフィー・ウィリアムズ:シャーリーズ・セロン
言うまでもなく、昨年のアカデミー女優さんです。

◇ダイアナ・ヴィリャーズ:若い頃のエマニュエル・ベアール(ああいう顔の方が悪いという気がします)
日本では昨年公開された「8人の女たち」「デブラ・ウィンガーを探して」あたりが記憶に新しいかと、 「ミッション・インポッシブル」にも出演していましたが、若い頃というとそのよりも前になるのかしら?

◇ウィリアム・バビントン:若い頃のイアン・ソープ
イアン・ソープって水泳選手のですよね?違っていたらクレームしてくださいね。投票者の方>
バビントン君は先々を考えると大人になってからのキャスティングになるんですが、英国人俳優で探そうとすると意外と難しいんですね。若手でも個性的な人ばかりだから、皆さんアクがありすぎちゃって。

◇サー・ジョセフ・ブレイン:ジェレミー・ブレット
グラナダTVの名作シャーロック・ホームズであまりにも有名…ですが、マチュリン先生と二人でお部屋に籠もって甲虫の標本を作っているところを想像すると…。

◇ジェームズ・ディロン:ジュード・ロウ
このキャストだけは2名の方の投票が重複しました。お一人の方からは「髭のあるジュード・ロウ」というコメントがついておりました。とすると「コールド・マウンテン」のような感じでしょうか?

◇クロンファート:グレッグ・ワイズ
ホーンブロワー第三シリーズのコタール少佐と言えば、海洋ファンには通りが良いかと。

◇ハート提督:シラク大統領
カエルさんお国の国家元首…でよろしいんですよね?


また、ピーター・ウィアー版「M&C」以外のキャスティングについては、このようなご意見をいただきました。

オーブリー:ショーン・ビーン(20キロほどウェイトを増やして)
マチュリン:ジョニー・デップ(10キロほど痩せてもらって)
ソフィー:クリスティナ・リッチ(清楚&若く作ってもらって)
ダイアナ:ナタリー・ポートマン
プリングス:ヨアン・グリフィス
マーチン牧師:ロビン・ウィリアムス


これは、なかなか…面白いかもしれない。
クリスティナ・リッチは、「スリーピー・ホロウ」「耳に残るは君の歌声」が有名ですね。今年の春公開でヨアンが出演していた「ギャザリング」の主演女優さんでもあります。


ジュード・ロウ以外は全て票が割れてしまったので、傾向とか結論とかコメントは出来ないのですが、
ジュードと言えば、先週発売だった「MovieStar」誌に載ってたポール・ベタニーのコメント記を思い出して私は苦笑していました。
その記事によればポールは「ハリウッドが自分を使うのは、ジュード・ロウに似ているけど、そこまでギャラの高くない俳優だから」だと思っているんですね。でも「僕のギャラが上がったらきっと、今度はポール・ベタニーに似ていてもっとギャラの安い俳優を捜すに決まってる」って。
あ〜あ、またもや毒のあるコメントしちゃって…。ま、そういうとことが好きなんだけどね(おいおい)。
でもあぁいう毒のあるハンサムさんに次から次と出てこられても、困るような気がしますけど。

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「今週の映画カレンダー」を見ていたら、土曜日のところに「パン・タデユシュ物語」を見つけました。
11月13日(土)深夜1:10〜3:30 NHK衛星第二放送

これはナポレオン戦争時代のポーランドを舞台にした地味な歴史ドラマです。
公開時、東京では岩波ホール(渋い)だけの単館上映でした。

これを見に行って面白いなと思ったのは、ほらオーブリー&マチュリンやらシャープやらラミジやら英国の歴史小説を読み慣れていると、当然のことながらナポレオン軍は悪者になっちゃうんですよ。
でも、「パン・タデウシュ物語」の場合、というか、強大なロシアの圧制に泣いていたポーランドやバルト三国などの近隣諸国の場合は、ナポレオン軍というのは、圧制からの解放軍なんですよね。
そのあたりの価値観の転換が所詮は第三者、ヨーロッパの住人ではないアジア人の目から見ると、面白いなぁと。
もっとも海洋小説を読んでいても、バルト三国あたりの特殊事情は、ホーンブロワーの「決戦バルト海」やオークショットの「バルト海の猛き艦長」あたりから多少は伺い知ることができるのですが。

地味な映画なので夜中に見たら寝てしまうかもしれませんが、ご興味がおありでしたら録画でもなさってゆっくり鑑賞してみてくださいませ。


2004年11月07日(日)