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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
ハリウッド内部情報(M&C続編の可能性)

オーブリー&マチュリン・シリーズをアメリカで出版しているノートン社の掲示板「パトリック・オブライアン ディスカッション・フォーラム」には全米・全世界から書き込みがありますが、この中には“ハリウッドの業界関係者でM&Cファン”という方の書き込みもみられます。
ただしこの方、業界関係者ではあるらしいのですが、20世紀FOX社の方ではないようです。

8月10日〜11日にかけて、このノートン社の掲示板で「M&C続編の可能性について」書き込みがありましたのでご紹介します。
結論から言うと、続編はすぐには決まらない…ということのようですが。

以下は業界関係者(Max Trainer氏の名で書き込み)の推測です。


映画M&CおよびそのDVDの売り上げは下記の通りである。これは20世紀FOX社に続編を決断させるのに十分な売り上げである。

「マスター・アンド・コマンダー: The Far Side of the World」
 興行収入(全世界)  2億1,000万ドル

 DVD売上(米国)    1億4,000万ドル
 DVDレンタル(米国)  3,000万ドル
 VHSレンタル(米国)  6,400万ドル
  米国以外の国でのDVD売上、レンタル収入は現時点では不明。

ただし、近々に続編制作発表とは行かないであろう。
続編が制作されるか否かは、誰がメガホンをとるか、すなわち監督が決まらない限り進まないものと思われる。
監督選定に1年以上かかる場合もありうる。
現在、FOX社は脚本案を提示して、監督を捜している模様である(訳注:ここの英文はThe studio has commissioned なので、実際にFOX社は動いている模様)。
噂では、最有力候補は映画「トリポリ」のプロジェクトがキャンセルになり、現在は手が空いているリドリー・スコット。

最終的に、この業界関係者の結論は、
「議案は、議員提案箱に入ってるのだから、1〜2年待ってみよう」
ということで、可能性は高いものの早急に結論は出ない…ということのようです。


リドリー・スコット&ラッセル・クロウと言えば、「グラディエーター」ですが、この書き込みのあと展開されたファンの声には、「デュエリスト:決闘者」のような作品を作って欲しい…という要望がありました。これは同じくナポレオン戦争の時代を舞台にした作品です。
リドリー・スコットは「白い嵐」の監督でもありますし、海洋モノのも歴史モノも実績としては十分でしょう。

7月初旬の放映時に見逃した「アクターズ・スタジオ:ラッセル・クロウ自らを語る」のVTRを藤木さんnに貸していただいて、やっと見ることができました。
インタビューを見た印象からですが、ラッセルは「やりがい」で作品を選ぶ役者さんのようですし、彼をその気にさせるのは、チャレンジしがいのある脚本と監督…が不可欠でしょう。FOX社には是非、すばらしい監督を口説いていただきたいものです。

現時点で仮定の話などしたら、鬼に笑われてしまいますが、
「M&C」公開時に、「もしこれをピーター・ウィアーではなくリドリー・スコットが監督していたら、全然違う作品になっただろうね」、という話しをしていた記憶があります。あれは…3月のマクラウスキーさんのバックステージツァー帰りの飲み会だったでしょうか?
あの時の話しでは「きっともっとアクションの派手な作品になっただろう」という結論だったと思いますが、実際にリドリー・スコットの名前が出てくるとはオドロキです。

はてさてどういうことになるのかはわかりませんが、ファンとしてはひたすら、続編の実現を祈るのみです。
 


2004年08月12日(木)