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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
なぜか不遇な映画M&Cを勝手に応援する(HPご紹介)

広告宣伝のあり方が問題となっている「マスター・アンド・コマンダー」、ネット上にはこんな応援ページが出現しました。

なぜか不遇(?)な映画『マスター・アンド・コマンダー』を勝手に応援するページ
この中に一つでも当てはまる方、もちろん2月28日以降に映画館にGO!です。

今回の広告宣伝トラブルで一番問題になっているのは、おそらく「女性への売り込み方」ではないかと思います。…だから思うんですけど、ちょっとターゲットがずれているのよね。「女性一般」にアピールすると「この映画に来そうな女性」からちょっとズレてしまうと思うのだけど。

アピールすべきは「トロイ」と「アレキサンダー」を楽しみに待ってます…とか、海洋冒険小説は知らなくとも歴史小説や塩野七生さんやデュマの三銃士が好きです…とかいう女性で、こういう人たちは結構な数存在するし、実は「ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)」の女性ファン層とかなり重複する。あちらもエピック・ムービー、一大叙事詩ですから。

ではどういうふうに売り込んだら良いのだろう…?と考えていたのですが、昨日すばらしい実例を発見してしまいました。
「CREA」という女性誌の3月号(いま店頭に出ているものです)206ページの「このひとことでイカセテ!シネマ」。
今月のピックアップは「マスター・アンド・コマンダー」、胸にこたえたこの一言は、マチュリンがオーブリーに送る「いくら悲しくても戦死したと思え。辛いことは忘れろ」。
大ねたばれになるので、ここでは何処のシーンかは申しません。CREAには詳しく解説されているので、「絶対に映画を見に行く!」ことを決めている方は、ご覧にならない方が良いかも。

このレビューは最後がこのように結ばれています。「まぁ海洋冒険物語といえば女性はちょっぴり引くかもしれないが、じつはドラマは女性のほうが感動できるかも」
その通りだと思います!!

ライターの金子さんは「Hanako」にも記事を書かれているそうです。この調子で「Hanako」の方もどうぞよろしくお願いいたします。
CREA3月号:女の占い特集(表紙と目次のみ)

LOTR関連の掲示板などで「予告に萎えてM&Cにいかない」という発言を見た…という話しを聞きました。
わかっていたら、私が書き込みに行くのに!…と思うのですが、私もこちらのHPのメンテに忙しく、最近は海洋系以外の掲示板を見ている時間もなくなってしまいました。
そこで、皆様にお願いです。
どこかの掲示板で迷っている人を見かけたら、そこにM&Cの良さを書き込みしてください。
口コミ作戦!がんばりましょう。
一人でも二人でも映画を見てくれる人を増やしていけたらと思います。

さらに地道な作戦パート2。
「YAHOO」映画のトップページで、28日公開映画の期待度ランキング投票が始まりました。今のところダントツ1位の「M&C」ですが、これトップだとYAHOOで特集とかやっていただけるのかしら?
ここに票を増やすのも良いかもしれません。

またYAHOOトップページからリンクにある「第76回アカデミー賞特集」ページでも、各賞予想の投票が始まっています。ここに投票したら…少しは知名度が上がるでしょうか? もっとも作品賞は私もLOTRだと思っているのですが。
でもBAFTAの結果がありますから、監督賞にはM&Cを投票しておこうかと。

さてそのBAFTAですが、翌日の主要新聞や映画専門誌Empireの記事は事実のみを伝えるものが多く、ウィアー監督のコメントなどは掲載されていませんでした。
当日、ウィアー監督は出席できなかったので、ディビット・リーン賞は代わりにポール・ベタニーが受け取ったということです。

授賞式会場の華やかな写真などはこちらに。
イブニングドレスの美女勢揃いで、殿方には目の保養かと。淑女の皆様にはジョニー・デップとジュード・ロウが用意されております…って、ポールはいないの?やっぱり?

この情報日記、記事の数が増えて来たので、テーマ別のインデックスを作成してみました。
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2004年02月17日(火)