雲間の朝日に想うこと


< 連れ添う事は逢わさぬ事でしょうか >


傍に在り続ければ。

例え僅かで在っても、
其の為人が、
自身に沁み込んで来るのだから。



其の、
時間的な長さに応じて。

既視感や、
納得感が、
増えて来る筈なのに。







一年を経て。

いや、
二十年近くを経ても。







未だに、
其れが少しも増える事無く。

互いに、
独立し続けて居る様な錯覚を、
覚えるのは。




果たして、
望ましい事なのだろうか。

其れとも、
何か足りぬ事の暗示だろうか。
















 「今日はアンクロワッサン買いに行くと。」

 「ん?彼処の?」

 「今日は違う方。」

 「何処のだよ。」


幾度もの経験は、
互いの理解を早める事も無く。







 「職場近くに車で売りに来てた所がお店出すんだって。」

 「うむ。付き合ってあげよう。」

 「此のオムライス屋さん。」

 「お腹一杯。量多いのね。」


増えた筈の、
二人だけの世界も。

別段、
二人の繋がりを強める様に作用する其の、
徴候すらもたらさない。
















もしかしたら。







妙な新鮮さと、
長さに応じた違和感とが。

何時も、
何時迄も、
残り続けるのかな。



此の二人には。





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References
 Mar.17 2018, 「一歩目を踏み出せますか」
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」







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2019年06月01日(土)


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History
2013年06月01日(土) 敵視の理由も分かりませんか
2005年06月01日(水) 住めぬ土地が在るのでしょうか
2004年06月01日(火) 許されぬ呼び名でしょうか
2003年06月01日(日) 俺は代理の品なのだろうか
2002年06月01日(土) また逢えますか





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