雲間の朝日に想うこと


< 住めぬ土地が在るのでしょうか >


自身が移り住む、
其の先々では。



気温も、
湿度も、
風も。

森も、
建物も、
田も、
道路も。

雰囲気や、
土地柄も。


確実に、
異なるから。




水の合う地域と、
合わぬ地域が。

必ず在るけれど。












想う相手が、
自身に必要な其の地に、
惑う時。






自身の世界を、
捨て去るべきか。

相手の惑いへ、
蓋を加えるのか。

互いの想いを、
諦めるべきなのか。


其の天秤を傾ける要因は、
果たして、
何者なのだろうか。
















 「其れじゃ。」
 「姫は此処以外には住めないね。」


 「そうね。」
 「でも此処から北は大丈夫だよ?」



互いが、
寄り添い在る為には。

住まう土地に制約が在ると、
姫は言う。















 「小坊主、熱いんだもん。」

 「あのな。」
 「其れで住む場所迄決めるなよ!」








山背吹く、
此の地の梅雨には。

寄り添う体温は、
確かに、
必要不可欠な物だけれど。


2005年06月01日(水)


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2004年06月01日(火) 許されぬ呼び名でしょうか
2003年06月01日(日) 俺は代理の品なのだろうか
2002年06月01日(土) また逢えますか





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小坊主
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