雲間の朝日に想うこと


< 足並みを揃えて祝いませんか >


三百六十余日の、
一つに。

如何程の、
重みを添えるのか。


其れは、
想いの深さを反映する、
確かな指標だけれど。




其処に、
生じた時差は。

想いの差異の、
具現化なのだろうか。










互いが、
互いの内で温めた、
其の風景に。

互いに、
目一杯想い描いた、
其の祝宴に。


想いが、
ささくれ立つ。





















虚の存在を、
軽んじた訳でも無い。

其の想いを、
後回しにした訳でも無い。




強く想い描いた、
其処に。

何故、
齟齬が宿って了うのだろう























 「今日は何の日か分かってるの?」

 「誕生日だろ。」

 「知ってたんだ。」

 「だからこうしてケーキ屋に居るんでしょうが。」

 「何も言わないから。」
 「覚えて無いと思ってた。」

 「何処の家に。」
 「真夜中から子供の誕生会をする馬鹿が居るんだよ。」















月の力に護られる子を、
月光の下で祝う。

幼児が朝目覚めて動き出した、
其の一日を祝う。


どちらも。

目一杯想い描く愛情に、
違い無いのにね。





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References
 Aug.14 2012, 「禁句が幾つ見付かるでしょうか」
 Nov.28 2012, 「一月だけの命でしょうか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」







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2013年08月14日(水)


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History
2012年08月14日(火) 禁句が幾つ見付かるでしょうか
2005年08月14日(日) 命を包み支える帯に成りましたか
2004年08月14日(土) 其の輪に負けぬ関係を築けますか
2003年08月14日(木) 俺は昆虫の様に振舞っていたか
2002年08月14日(水) 使えていますか





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