雲間の朝日に想うこと


< 次は無い湯煙でしょうか >


一瞬だけ。

其処に、
遊び心や香辛料が在れば、
充分で。


決して。

自身を曲げたり、
無理をする必要など、
無いのだけれど。






其の場限りと、
想い極めた刻で在れば。


其処に。

鬼気迫る、
凄みが宿るのだろうか。












自ら、
身体を寄せ。

既に逆上せた顔で、
意固地に身体を振り続ける、
あの子の姿に。


気圧されて。





 「無理するなよ。」

 「嫌。」

 「逆上せるよ。」

 「嫌。」

 「駄目。」

 「嫌。」

 「嫌じゃ無い。」
 「今はお終い。」

 「うん・・・。」
 「そうする・・・。」



無理矢理、
其の動きを制す。



















 「あのさ。」

 「ん?」

 「一緒に入るのも明るいのも自分から迫るのも。」
 「恥ずかしいんじゃ無かったの?」

 「恥ずかしいよ。」
 「恥ずかしいけれど・・・記念。」

 「そっか。」








此の、
想いの源泉が。



期限など意識せずに。


唯、
唯、
想いを重ね逢わせて居る。

其れだけの、
刹那で在って欲しいと。







切に、
切に。

願って終うね。





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References
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」
 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」







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2013年03月02日(土)


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History
2005年03月02日(水) 想いの前に常識は無いのですか
2002年03月02日(土) 貴女の事だけ考えさせてくれませんか
2001年03月02日(金) 画面に匂いでも付いていたか





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