雲間の朝日に想うこと


< 重心に足り得る想いでしょうか >


如何に、
歪な形で在ろうと。

如何に、
異質な集合体で在ろうと。


其の心に、
軸さえ備えて在れば。

決して、
振れる事無く廻るから。








其れが、
是で在ろうと非で在ろうと。

其れが、
真で在ろうと偽であろうと。




芯を、
其処に備え続けて。

想い惑い揺らいだ先に、
変わらずに、
在り続けさえすれば。



其れで、
良いのだろうか。












何が是で、
何が真か。

例え其れが、
刻々と入れ替わったとしても。





 「おいで。」


膝の上に乗せて。

唯、
腕に包み抱く、
其の刹那を。


如何なる時も。

失わず、
備え続けて居る事が。





必要十分な条件なのかも知れない。



















ぐらぐらと。

常に揺らいで歩み来た、
あの子は。




 「小坊主がぐらぐら揺れると。」
 「私は飛んじゃうんだよ。」



若しかしたら。

唯、
軸を欲して来ただけなのかな。




是非など二の次で。





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References
 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
 Sep.20 2012, 「白でも黒でも無い事でしょうか」
 Nov.11 2012, 「受け容れる事は想いでしょうか」
 Nov.25 2012, 「突き詰めて良い想いでしょうか」







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2013年03月09日(土)


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History
2004年03月09日(火) 記念日がそんなに悲しい日でしょうか
2003年03月09日(日) 相手を想うとは何なのだろうか
2001年03月09日(金) 相思相愛だったのか





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