雲間の朝日に想うこと


< 恋の一種でしょうか >


其れは。


個と個の間に、
一つ、
一つ、
言の葉を植え付けて。

互いを、
縒り逢わせる行為に他ならない。





其れ故に。


波と、
波が、
其の周期を重ね。

想いが大きく飛躍するかの様な、
錯覚に、
陥るのだろうか。









単が、
複に成り。

複が、
意味を宿し。

そして、
他に呼応し始め。



想いは、
恋に変わるのかも知れない。



















毎晩の、
唯帰途を知らせる筈の、
電話は。

飽く迄、
此方が発信源なのに。






 「もしもし?」

 「ぱぱ。」

 「うん。」
 「お風呂入る。」

 「ばいばい!」





受け手では無く、
贈り手の此方が。


何故か、
其れを待ち遠しく感じるのだ。
















此れも、
恋の一種なのかな。






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2007年12月27日(木)


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History
2005年12月27日(火) 単なる嫌がらせでしょうか
2004年12月27日(月) 決して忘れぬ雄ですか
2002年12月27日(金) もう一度笑っても良いですか
2001年12月27日(木) 去年と同じ想いでしたか





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