雲間の朝日に想うこと


< 不要の起点だったのでしょうか >


人は時に、
起点を、
或いは終点を、
定めて了う物だけれど。


記した区切りは。

飽く迄、
意識下に記された、
相対点に過ぎないのだ。





一筋の流れは、
絶え間無く存在し。

其処に、
身を委ねて居るだけなのだから。









其れ故に。







初めて逢った、
其の日を。

互いの、
初めの水準点に、
据えて終い勝ちだけれど。




其の、
幾つかの中には。


其の日を、
一つの、
終わりの刹那として捉えるべき刻も、
在るのかも知れない。



















始まりの、
記念の日だと勘違いして居ただけで。

其れは、
卒業式だったのか。


其処で、
始めるのでは無く。

共に、
跳ぶべき時だったのか。













想いを、
委ねる事無く。

或いは、
委ねられる事無く。


個で経つ想いを、
僅かでも、
秘めて居れば。




もう少し、
増しに。

丘の上の人を、
想えた気がするのだ。





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References
 Apr.20 2006, 「新芽は真芽なのでしょうか」
 Mar.10 2006, 「一歩目は何処に在るのでしょうか」







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2007年03月10日(土)


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History
2006年03月10日(金) 一歩目は何処に在るのでしょうか
2003年03月10日(月) 揺らぐのは自分の心が足りないからか
2002年03月10日(日) 話を戻して良いのか
2001年03月10日(土) そんなことがあったのか





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