雲間の朝日に想うこと


< 緩衝材なのでしょうか >


時に、
尖鋭化しては。

互いに、
傷を負わせて終う、
其の想いを。


緩め、
丸め、
温め、
軟化させる術として。




其処に加わる圧力を、
逃がす為の、
緩衝材を。


人は、
築いて終うけれど。







想いを強化する筈の、
其の緩衝材は。



徐々に、
徐々に、
想いを蝕み。


他者への想いを、
育て。


向かうべき方向への、
其の想いを、
鈍化させてしまうのだ。
















何もかもを、
解放し、
ぶつけて。

其処で初めて、
一歩目が始まるのに。




其処を知らぬ者は。

何時の間にか、
新たな緩衝材を用意して終う。





其れが、
自身の想いを育む手段と、
勘違いして。






















緩衝材、
其の物こそが。

破壊の因なのに。






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2006年09月17日(日)


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2005年09月17日(土) 未だに信を置けぬのでしょうか
2004年09月17日(金) 一瞬電気が走るからでしょうか
2002年09月17日(火) 疑問を抱いて良いのか
2001年09月17日(月) 歩みが遅かったのは俺の方か





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