雲間の朝日に想うこと


< 未だに信を置けぬのでしょうか >


恐らくは。

お互いに、
唯、
支えを欲して居るだけなのだ。




自身に、
依存される事無く。

独立した互いが、
自発的に、
想いを注ぎ逢って。



共に、
一つの結晶を育み、
進むのだと。

想って居る筈なのだ。







けれども。




其の、
相手の想いを前提に、
成立する過程に。


お互いが、
危機感を感じ。


互いへの信用を、
疑って了う。














問題が、
浮き彫りに成る時など。

大抵は。



 「子供もう一人作るとか言ったら。」
 「姫はどうする?」



そんな軽い冗談が、
切っ掛けだったりするのかも知れない。














 「嫌よ。」

 「そんな事したら、母親放棄よ!」
 「私は子育て放棄するからね!」

 「ただでさえ育てるの嫌なのに。」










俺が、
どれだけ想いを注ごうと。





一部とは言え、
嫌と、
宣言された事を。

俺は、
姫に強いるのだ。


2005年09月17日(土)


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2004年09月17日(金) 一瞬電気が走るからでしょうか
2002年09月17日(火) 疑問を抱いて良いのか
2001年09月17日(月) 歩みが遅かったのは俺の方か





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